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2020年7月 9日 (木)

アイフォーンのイヤホンジャックに不具合が発生!?

日々の習慣として散歩に必ず携行するiPhone SEとヘッドホンの間につい最近になって不具合が発生しました。音量が急に下がったり、接続が途絶えたりするようになったのです。話は1年以上前に遡(さかのぼ)りますが、愛用していたオーディオテクニカ製の折りたたみ式ヘッドホンが破損したため、急遽(きゅうきょ)再登場することになったこのヘッドホンは30年ほど前にアメリカで購入したソニー製ラジカセに付属していた年代物です。

この古いヘッドホンを問題なく使用して1年以上が経過した最近のことですが、音量が突然低下したり、ラジコの再生が急に停止したり、など不安定な動作が気になり始めました。ヘッドホンのプラグ周辺で外的なストレスによりケーブルが半断線したことを疑いましたが、外力を緩(ゆる)やかに加えて確認するとまったく問題はありません。ヘッドホンのプラグとiPhone SEのイヤホンジャックとの間で接触不良が発生したようです。

先ず、金メッキされたヘッドホンのプラグを布で拭(ふ)いてみましたが、不具合は一向に改善されません。したがい、iPhone SEのイヤホンジャックに汚れが付着したか、あるいは錆(さび)が発生したことを疑いました。とはいっても、イヤホンジャックの内部を清掃するにはiPhone SEのカバーを外す必要があり、素人である筆者が行うと本体にダメージを与えるリスクがあると考えました。接触不良の対策には「接点復活剤」が有効であることはラジオ少年(電子機器オタク)であった筆者には自明のことです。

さっそく、自宅近くのホームセンターへ出かけました。「百均」では扱っていない「接点復活剤」を購入するためです。広い店内を探し回りましたが、一向に見つかりません。新型コロナウィルス禍のため以前より少人数になったと思われるフロアスタッフに助けを求めて見つけることができました。事前に調べておいた接点復活剤候補の一つである呉工業製「コンタクトスプレー」(180ml798円)だけが販売されていましたので、期待した製品より大きかったのですが、迷わず購入しました。『鶏口(けいこう)を割(さ)くに焉(いずく)んぞ牛刀を用(もち)いん』 でしたが・・。

自宅に戻って直ちに接触不良の改善作業に取り掛かりました。スプレー式の「接点復活剤」を綿棒のようなものに吹き付けて、それでiPhone SEのイヤホンジャック内に塗布することを先ず考えました。しかし、不具合を拡散させる恐れが懸念されます。そこでプラグ側に「接点復活剤」を塗布して、それをイヤホンジャックに挿入することで、その接点を回復させることを試みることにしました。

接点を擦(こす)り合せることを意識しながら、プラグを慎重に挿抜(そうばつ)および回転させました。1-2分後には不具合が少し改善されたようです。想像ですが、iPhone SEのイヤホンジャックは金メッキをされていない(?)ことで接触不良が発生したと考えられました。ちなみに、今年の511日に発売されたiPhone SE(新型)にはイヤホンジャックがありませんから同様の不具合は発生しないでしょう。

しかし、翌日の散歩時に不具合が再発。接触不良は完全に治(なお)っていなかったのです。ヘッドホンのプラグに横方向の力を加えると微妙に緩(ゆる)みがあるようです。つまりガタツキが感じられるのです。イヤホンプラグが摩耗(まもう)したのか、あるいはジャック側のバネ圧が弱くなったことが影響しているようです。

念のため、滅多(めった)に使うことがないアイフォーンの純正イヤホンに差し替えてみると、こちらはスムーズに嵌合(かんごう)し、緩(ゆる)みが一切ないのです。さらに、問題のヘッドホンをiPadに接続すると、似た不具合が発生しました。それではとばかりに、手持ちの3極プラグ付きイヤホンで試すと、これも嵌合やステレオ音声の再生に問題はありませんでした。やはり、古いヘッドホンのプラグそのものに問題があるようです。原因の追及は上記のように二転三転しましたが・・。

                           ☆

ここでイヤホンプラグ(オーディオ用プラグ)について調べてみました。正式には「フォーンプラグ(phone plug)」、つまり手動電話交換機のパッチボードに挿入されるパッチケーブルのプラグが名称の由来のようです。プラグの大きさはさまざま(直径:2.5/ 3.5mm/ 4.4mm/ 6.3mm)ですが、一番よく使われているのは直径が3.5㎜のミニプラグです。また、音楽再生用プラグでは電極の数が、2極(モノラル)、3極(ステレオ)、4極(ステレオ+マイク)、5極(ステレオ+マイク+ノイズキャンセリング)などがあり、この違いはプラグの金属部にあるチップとリングの数(合計)で識別できます。

3極は音楽プレーヤー/テレビ/パソコンなどに一般的に使われており、4極はスマホなどに多いプラグですが、ここで厄介(やっかい)なことがあります。それは、2極と3極は世界共通ですが、4極と5極には複数の規格が存在することです。5極は特殊な用途向けであり使用される領域が限られますが、現在スマホなどに使われていてポピュラーな存在である4極プラグ(およびジャック)にはアメリカで制定された”CTIA”EU圏で使用されている”OMTP”の2規格があるのです。いずれも携帯電話向けの規格ですが、プラグの先端にあるステレオ(L+R)用電極(注釈:3極と同じ)以外のマイクとグラウンド(GND)用電極の配置が逆になっています。ちなみに、日本はアメリカと同じ”CTIA”がほとんどです。

4極プラグ(およびジャック)は3極プラグ(およびジャック)のGND電極を後年になって2分割してGNDとマイク用電極を設けたものですから、3極と4極のプラグまたはジャックを混用しても不具合が生じないよう、4極ジャックを取り付けた機器側で対策を講じるのが一般的です。つまり、4極ジャックに3極プラグを挿入してマイク用電極がGNDにショートすることになっても、問題が発生しないようにハードウェア(機器)が設計されていますから、実用上は3極プラグと4極ジャックが何とか接続できるのです。

とは言っても、機器に取り付けられている4極ジャック(CTIA規格)のグラウンド(GND)電極(接点)の位置が、3極プラグとの互換性に影響を与えることがあるようです。(注釈:OMPT規格の4極ジャックは3極プラグとの接続問題がないといわれる) このためか、4極プラグ(ステレオ音声+マイク/リモコン)を3極ジャック(ステレオ音声のみ)に、あるいは3極プラグを4極ジャックに変換するアダプターが販売されています。これらは3極と4極のプラグに互換性を持たせるための商品のようです。

                           ☆

ミニプラグについて理解することができましたが、問題を抱えた古いヘッドホンをそのまま使い続けると心理的なストレスが溜(た)まりそうですから、この問題を解決するために以前から興味を持っていたワイヤレス(Bluetooth)ヘッドホンを購入することにしました。5年以上前からJBL製"Portable Bluetooth"スピーカー"Flip 2"を愛用していてBluetooth接続には馴染みがあります。もうひとつの理由は2016年に発売されたiPhone 7からiPhone製品のイヤフォンジャックが廃止されたことがあります。

あれこれ調べた候補の中からコスパ(費用対効果)が良さそうなSONY製WH-CH 510ワイヤレス・ヘッドホン(3910円)とJBL製TUNE 500BT ワイヤレス・ヘッドホン4,090円+送料)を比較した上で前者を選定し、Amazonに申し込みました。翌日、Amazonから「WH-CH 510ワイヤレス・ヘッドホン」(オンイヤータイプ/折り畳み/通話可能、ベトナム製)が送られてきました。

価格相応にややチープな(安っぽい)外観ですが、音質はiPhone SEの音を聴くために十分満足できる水準(SBC/AAC対応、30mmドライバー)でした。また、ワイヤレス接続(Bluetooth ver.5.0/ A2DP/ AVRCP/ HFP/ HSP/マルチペアリング機能対応)ですからiPhone SE(Bluetooth ver.4.2)との間を繋(つな)ぐケーブルが無く、散歩時にケーブルが歩行の邪魔をすることがなくて好都合であり、一度の充電で最大35時間も動作しますから電池切れを心配する必要はほとんどありません。

注釈:マルチペアリング機能(最大8)で手持ちのiPhone/iPadなどとすべて接続可能、HFP/HSP機能により着信通話が可能、電源のON/OFF(約2秒間長押し)・ペアリング開始/完了(約7秒長押し→青ランプが2回ずつ点滅)・Bluetooth接続/切断(iPhone側で操作)を英語の音声ガイダンスで確認可能

また、ヘッドホン側で簡単な操作を行うことで、ヘッドホンの電源ON/OFFとペアリングに加えて音量の増減操作ができます。また、ラジコなどの音声アプリの動作中やミュージックに入れた音楽の再生中の一時停止・再開、着信した電話への応答・ハンズフリー通話、さらにはSiriの呼び出しもできて便利です。

もうひとつ気づいたことは、iPhone SEのメイン画面右上にはワイヤレス・ヘッドホンと接続されていることを示すヘッドホン型のステータス・アイコンと並んでヘッドホン内蔵電池の残量が縦長のバー長として(アナログ的に)表示されることは安心です。電池がどれだけ減ったかの目安をリアルタイムで知ることができるからです。したがい、散歩時だけではなく、室内においてもiPhone SEで音楽をリラックスして聴くことができるでしょう。注釈:ヘッドホンの充電状態を詳しく知りたい場合はメイン画面を右スワイプしてバッテリー・ウィジェット(説明:情報を視覚的に表示するアプリ)を出すと電池残量がデジタル的に(10%単位で)表示される、電池残量が20%まで下がると"Low battery, please recharge headset"と音声ガイダンスがあり

筆者の満足そうな様子を見た同居者は『外観がボロボロになった古びたヘッドホンを修繕しながら使わないで、もっと早く買えば良かったのよ! もし、もっと高価なヘッドホンが欲しくなったら、その安いのでいいから私に頂戴ね!!』 と筆者の心を見透かします。ちなみに、価格が一桁異なるBOSE製NOISE CANCELLING HEADPHONES 700を視聴してみると音質に明らかな差がありました。以上の顛末(てんまつ)により、古いヘッドホンには緊急時のバックアップ用として再び引き出し内で待機してもらう、あるいは小物金属として廃棄することになりました。◇

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コメント

無駄に()を多用した文章でなんか怖くて気持ち悪いです

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