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2021年5月14日 (金)

ゴルフ履歴についての私的考察

松山秀樹選手が411日に「2021マスターズ(PGAツアー)」で優勝したこともあって若い世代に限らず年配者にもゴルフ熱が復活したようです。古い話になりますが、40年前までの筆者にとってゴルフは敷居が高いスポーツ(高価な娯楽)であり、国内でプレイすることはありませんでしたが、3年前のブログ記事に書きましたように海外出張先での「息抜きゴルフ」として時々プレーするようになりました。ただし、スコアを数えられない程度のものでしたが・・。

40歳代前半になってアメリカに赴任した時、遅まきながら自身用のゴルフクラブセットを購入して本格的にゴルフを始めました。休日出勤はほとんどありませんから、毎週日曜日のラウンドに備えて、土曜日には打ちっぱなしの練習場に通うようになりました。アメリカのゴルフ場はプレーフィーが20ドルから30ドル(当時のレートで約5,000円から7,500円、現在のレートでは約4,000円から約6,000円)と安く、日本よりも経済的な負担が少なかったのです。

なお、筆者が住んだテキサス州ダラス近郊には日本のようにボーリング・カラオケ・パチンコなどの娯楽施設はほとんどなく、ゴルフが唯一と言っても良い娯楽でしたから選択の余地はありませんでした。翌年には家族用のゴルフクラブセットも購入して、毎週開かれる同僚とのゴルフや年に何度か開催される日本人会のゴルフコンペの間に家族ゴルフも楽しみました。

ダラス近郊に住んでいたことから毎年ダラス(説明:正確にはダラス・フォートワース国際空港に近い"City of Irving"/アービング市ラス・コリーナスの"TPC Four Seasons")で開催されるPGAツアーの準メジャー「GTEバイロン・ネルソン・クラッシック」にはギャラリーとして参加しました。テキサス州出身の名ゴルフプレイヤーであるバイロン・ネルソンの名を冠した伝統ある大会です。テレビ中継とは異なり、世界のトッププレイヤーが打つゴルフボールの初速と鋭い球筋には驚かされました。また、速いグリーン上のパットは繊細そのもので、アマチュアのゴルフとは別の競技でした。

「2021マスターズ」で優勝したばかりの松山選手は513日(現地時間)から開催される準メジャー大会の「2021 AT&Tバイロン・ネルソン選手権」(注釈:2015年からスポンサーがAT&Tになったことで名称変更、2018年から会場がダラス中心部から13-14㎞南東にあるトリニティフォレストGCに変更、hpはこちら)と5月20日から開催されるメジャー大会である「全米プロゴルフ選手権」(注釈:サウスカロライナ州で開催)に参加するようです。この2週連続する重要な大会での活躍が期待されます。ちなみに、2002年には丸山茂樹選手が前者で優勝しています。

昔話に戻ります。5年間の赴任期間でそこそこのレベル(注釈:いわゆるボギーマン以上)に達しましたが、帰国してからは「月一ゴルファー」になり、しかも練習量が激減したためゴルフの技量は徐々に低下して、最終的にはスコアが100を前後するまでに低下しました。それでも健康の維持と会社の仲間との親睦を考えて20年以上続けてきました。

しかし、2年前に気管支喘息で緊急入院したことで事態は急変。その前の年の年末、体力に自信が無くなりラウンドする頻度が下がったためゴルフ会員権を放棄(返上)したこともあり、退院後はゴルフを休止しました。そして、ほぼ毎週通っていた「打ちっぱなしのゴルフ練習場」での練習も止めています。

それに代えて朝方のウォーキングを始めました。ゴルフのような高揚感はありませんが、季節の変化とウォーキングするルートの花々の変化を楽しむようになりました。歩いた歩数もウォーキングの励みになります。ゴルフについてはテレビの中継を観ることもめっきり減りました。

体力と気力が衰えた筆者はゴルフを再開する気持はもうありません。40年以上にわたるゴルフ歴は静かに幕を閉じたのです。20数年前にアメリカの通いなれたゴルフ場で出したベストスコアの「ハーフ36(パープレイ)」と「1ラウンド73(1オーバーパー)」をゴルフの思い出にしたいと思います。なお、筆者の経験から思うことは月並みですが、『ゴルフは体力と気力(メンタル)の強さが結果を左右するスポーツである』 ということです。

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