県立座間谷戸山公園を散策する（その６）

「シラカシ観察林」に続く散策路は左へ大きくカーブします。右下に写る大きな石は休憩用の椅子だったと思います。



大木の切り株に説明文が貼り付けてあります。『「ナラ枯れ」の原因となるカシナガの穿孔（せんこう）を確認しました。今後、害虫防除等の処置を行います。（中略）「ナラ枯れ」とはカシノナガキ（クイム）シが媒介する「ナラ菌」によって、ナラ類、シイ、カシ類に起こる伝染病です。公園管理事務所』 と書かれています。その上に置かれた大豆が気になります。



裁断された大木（丸太）が積んであります。



「南西16」のサインポスト



同行者は日差しがある散策路を迷うことなく進んで行きます。



左手に階段が現れました。「南西13」のサインポスト脇にあった上り階段の続きのようです。



それとは別の階段がありました。立て看板にあるように「三峰神社」の参道です。



拝殿には昨年奉納された干支（えと）の「辛丑（かのとうし）」の絵があります。「辛」は痛みを伴う幕引きであり、「丑」は新たな息吹と希望です。つまり、これらが互いに鬩（せめ）ぎ合う年だったと言えそうです。なお、今年（令和4年）の干支は「壬寅（みずのえとら）」。「壬」は植物の内部に種子が生まれた状態を表し、「寅」は春が来て草木が生じる状態を表します。つまり、いずれも成長の気配を宿していると言えそうです。



『星の谷の三峰神社の由来（縁起）』には『埼玉県の三峰神社の末社ではないか』 と書かれています。



「三峰神社」から退出します。



階段の脇にある「外周一周コース ⑤ポスト」には『起点から1,540m、終点まで1,370m』 とあります。



同じく「南西18」サインポスト



「日本の文化の源・シイ・カシ林」の説明看板にはどんぐりの種類とどんぐりを食べる動物たち、「星の谷街道」などが図解されています。



突然開けた場所に出ると、「巡礼街道と星の谷道」の標柱がありました。先ほどの説明看板にあった名前ですが詳細は不明。なお、ここは「南口広場」です。




「南口広場」は右手方向に長く続いています。



「外周一周コース」は右にカーブしながら続きます。




「外周路一周コース ⑥ポスト」は「起点から1,740、終点まで1,170ｍ」とあります。「南入口・シラカシ観察林」から「昆虫の森」へ向かう途中、「野鳥の原っぱ・里山体験館」を通る散策路が合流しました。ただし、「野鳥の原っぱ」は木立の先にあるようで確認することができません。



気が付くと、同行者はどんどん先へ進んで行きます。



（続く）