秋の県立東高根森林公園を散策する(その3)
公園内の案内図によれば、ここは「古代芝生広場」の東端であり、このまま散策路を進むと「古代芝生広場」を一周して公園の「北口」へと遠回りをすることになりそうです。そこで、案内図に示されたルートを利用して「シラカシ林」を横切り、「湿性植物園」(湿生花園ゾーン)へ向かうことにしました。
木製の通路に入りました。
すぐ先では急傾斜地に設置された木製階段が折れ曲がって続いています。
急傾斜の「シラカシ林」を眺めていると平衡感覚を失いそうです。
木製階段はさらに下方へと続いています。
『シラカシ林と雑木林は、どう違う?』 の説明看板がありました。興味深い内容です。
木漏れ日があり読みにくいのですが、簡略化した主旨は下記の通りです。
【遥か昔の風景】 関東地方の丘陵地のほとんどは、シラカシなどの常緑広葉樹で覆われていました
【多くの地域からシラカシが消えた理由】 気候に恵まれていたため多くの人が住むようになり、シラカシ林のほとんどは田畑や居住地として切り開かれ、薪や炭の原木や生活用材を得るために雑木林につくりかえられました
【像木材などの今後】 雑木林は「自然林」ではありませんが、人が作った「ふるさとの林」です
【この公園に残った理由】 このあたりでは近世まで車や船、道具の用材を得るためシラカシが植栽され、手厚く保護されてきました
【シラカシの今後】 ほとんどが消滅した今、シラカシの自然林は「幻の森」といわれるほど貴重な林です。手をつけずに守り続けることが大切です
「湿性植物園」(湿生花園ゾーン)に出ました。案内パネルによると「ミズ(水)カンナ」「キキョウ(桔梗)」「ノカンゾウ(野萱草)」など様々な花が見られるようです。

このエリアでは両側に遊歩道が設置されています。
「シュウメイキク(秋明菊)」は秋の花ですが・・。
2本の遊歩道はところどころで行き来することができます。
傾斜地に若竹が伸びていました。季節外れでしたので一枚だけ撮影。
二本の遊歩道の間に育つ湿性植物
「アサマフウロ(浅間風露)」とは聞きなれません。後で調べてみました。名前は長野県浅間山麓に多い大型の風露草であることによるとのこと。「ゲンノショウコ(現証拠)」の別称でした。
先行する同行者
「ナガバオモダカ(長葉沢潟)」
様々な植物が覆い茂っています。
東屋があります。ラベルの表示は読み取れません。なお、公園の詳しい地図で確認すると撮影した東屋は「3号休憩舎」で、「湿性花園ゾーン」を挟んだ反対側の遊歩道を少し北方向へ向かったところに「2号休憩舎」が設置されていることが分かりました。
(続く)
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