くら寿司で開催されている「極上かにづくしフェア」を楽しむ!
極暑の日が続いているため外出するのは気が進みませんが、気分転換を兼ねて近くの店舗へ出かけました。もちろん、混雑を考えて席予約を忘れません。今回選んだのは「極上かにづくしフェア」を開催している「くら寿司」、半年ぶりの利用です。
ネット経由で席の予定をしている場合は、無人の受付端末(次の写真)の下段タッチパネルでオレンジ色の『携帯などで受付済みの方「チェックイン」』 にタッチして、次画面に予約番号を入力するだけで「席番号」を印字した紙が出てきました。なお、最初の外面の上部には『ただいま満席です。』 の表示がありました。
ちなみに、上の写真は店を出る時に撮影したため、席待ちをする人たちが写っています。夏休みに入ったところですから、家族連れの客が多いようです。
「席番号32」の席が店舗内のどの位置にあるを探すのもちょっとした楽しみです。今回は入口に近いカウンター席に接するボックス席でした。
着席するや否や筆者は心づもりしていた「超かにづくし」(1,490円)と「かに二種にぎり」(345円)をタッチパネルで選択。これらを食べながら次のメニューを選ぶことにしたのです。
「かに二種にぎり」が先に直行レーンで運ばれて来ました。「本ズワイガニ」と「たらばがに かに身」の組み合わせです。注釈:8月7日までの期間限定メニュー
続いてメイン・メニュー(?)の「超かにづくし」も到着。注釈:8月7日までの期間限定メニュー
上の写真に写る説明カードで読み取れるとは思いますが、念のために内容を説明します。左上から時計回りで、「たらばがに みそ和え軍艦」「生ズワイガニ かに身」「たらばがに かに身」「本ズワイガニ開き(二貫)」「本ズワイガニ」「生ズワイガニ」と多彩です。「紅ズワイガニ」は?
筆者は店内のPOPで一押しの「ふり塩熟成まぐろ」(115円)を追加。
美味しかったのですが、食べ終わってから『塩は自分で小袋から振りかける』 手はずになっていたことに気づきました。〈追記 2024/8/29〉これは筆者の思い込みであり、ふり塩は事前にキッチンで行われているようです。
続いて、筆者が初めて食べる「とろにしん」(115円)も。期間限定(7月5日~、無くなり次第終了)
見た目とは違うさっぱりした美味しさでした。
同行者は「まぐろユッケ」(115円)と「カンジャンケジャン」(250円)を選びました。後者は名前に惹(ひ)かれたそうです。
「カンジャンケジャン」は名前の通り韓国風の創作メニューです。本ズワイカニとトビコ(トビウオ/飛魚の卵)が使われています。なお、韓国語で「ケ」はイカ、「ケジャン」は「ワタリガニ」を調味料に付けた料理のこと。その中で醤油ベースのものを「カンジャンケジャン」と呼ぶそうです。注釈:ネット情報の受け売り
筆者は「奥尻淡雪サーモン」(240円)を追加。「奥尻淡雪」とありますから、北海道・奥尻島の養殖サーモン「淡雪」のようです。
同行者は口直しなのか「いか」(115円)を回転レーンから手に取りました。 注釈:「くら寿司」のメニューには「真いか(スルメイカ)」「やりいか」「松イカ(スルメイカまたは輸入品の冷凍イカ)」の3種類(いずれも115円)があります。筆者の直観では「やりいか」?
同行者がデザートに選んだのは「京わらびもち」(130円)。
筆者の希望を入れて餡(あん)無しの方にしたのですが・・。なんと『美味しくない!』とのコメント。もちろん、「わらび」擬(もど)きであり、価格を考えれば・・。
それはとにかく、二人とも「くら寿司」のメニューに大満足です。
こちらはタッチパネルから注文したメニューの一覧です。ただし、回転レーンから直接選んだメニューは含まれていません。
タッチパネルで会計を選択すると料金が表示されました。11品で計3,145円です。
料金は無人会計機を使って行いました。筆者はQRコードのPayPayです。
手順は簡単です。まず、座席表のQRコードを矢印の場所で読み込ませると支払い方法を選ぶ画面が出ます。その中からQR決済(PayPay)を選び、スマホのPayPay支払い画面を翳(かざ)せば領収書が出力され、手続きは完了です。
以前のブログ記事でも紹介しましたように、タッチパネルで注文を入力し、無人会計機で支払うだけの「無人注文会計システム」です。つまり、店内では店員さんの手を煩(わずら)わすことなく注文と会計ができます。もし、トラブルなどがなければ店内で店員さんと対面で接触することはないのです。無人注文・会計システムなど、「くら寿司」など回転寿司業界におけるコストカット努力(省力化によるメニーの価格維持)に筆者は敬服します。
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ここで余談です。最近、スーパーマーケットやコンビニでの「無人レジ(あるいはセルフレジ)」が話題になっています。それも、以前の好意的な意見(例、店員さんと対面しなくて良い、購入した商品を知られたくないなど)が一転して、無人会計の不便さや非効率さに不満が集まるようになったようです。商品に貼られたバーコードのスキャンが漏れた(失敗した)などにより面倒なこと(トラブル)になることもあるそうです。
顧客の恣意(しい)的な希望を取り入れること、およびレジ係の人数を減らしたい店側の狙(ねら)いから「無人レジ」が採用されられたのですが、成功した事例はあまり聞きません。店舗(企業)と顧客の関係性が上手い形で無人レジに反映されていないのです。
10年以上前からIC タグ(RFタグ/電子タグ)やバーコードを利用する、あるいは画像認識で商品を認識するなど様々な「自動料金読取システム」が提案されましたが、ICタグ(注釈:tag/商品などの札)を追加するコストアップ(説明:安価な紙製のバーコードより電子部品であるICタグはかなり高価)や画像認識システムの操作性が悪いことがネックとなって普及ペースは遅いようでです。
無人レジの極端な形態は「小形無人店舗」です。コスト(人件費)を掛けずに上手く機能している店舗がある一方、商品の万引きや売上金(現金)の窃盗などのトラブルが絶えない店舗もあるようです。監視カメラも不正防止対策として万能ではないとのこと。会計方法は電子決済だけにして、店舗に現金を置かないことで少しは改善できるかもしれません。
ところで、筆者が気に入っているスーパーマーケットでの会計方法は有人レジと無人レジの良さを組み合わせた「セミセルフレジ」です。商品のバーコードスキャンは手慣れた店員さんにお願いして、QRコード決済以外の支払い(会計)作業は顧客が行う方法です。筆者はQRコード決済を利用していますら、すべてレジ係の店員さんにお任せですが・・。
クレジットカードあるいは現金を選んだ顧客は専用端末で顧客が対応します。現金の場合は釣銭が支払い用の機械から自動的にで出てきますから、レジ係の負担は大幅に軽減されることが最大の省力化と言えるでしょう。
店員さんは支払いを顧客に任せて次の顧客が持ち込んた買い物カゴ内の商品をスキャンし始めることができます。もし、支払いに手間どう顧客がいれば、レジ係が顧客を支援するサービス係を呼びます。筆者が見る限りでこのシステムは上手く運用されているようです。◇
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