Windows 10へのサポートが1年後に終了! 早急に対応する必要があります!!
2015年にリリースされたマイクロソフト社のOS、"Windows 10"が10年を迎える2025年10月14日をもってサポートが終了されます。無料のセキュリティアップデートと品質改善プログラムの提供がこの日をもって中止されるのです。
これまで何の問題もなく利用してきた"Windows 10"が来秋には使用できなくなるのです。10年に一度の大きな課題と言えます。これまで"Windows 98"、"Windows XP"、"Windows 7"、Windows 8"、そして"Windows 10"へと様々な"Windws OS"を遍歴してきた筆者にも新たな対応を迫られる日が近づいたのです。注釈:"Windows 98"以前は"macOS"を使用
対応策としては"Windows 11"へアップデートする、あるいは他のOS(LinuxあるいはmacOSなど)に変更することが考えられます。
前者はマイクロソフト社から対応手順が示されていますが、後者はより広範な変更作業が必要になると考えられます。したがい、多くのユーザーは"Windows 11"へのアップデートを選ぶことが現実的でしょう。
ここで"Windows 11"へのアップグレードには現有パソコンが"Windows 11"(Version 23H2)のシステム要件を満たしていることを確認する必要があります。なお、その要件はマイクロソフト社の関連ページで説明されています。
Windows 11 の仕様とシステム要件 | Microsoft
また、現有パソコンが"Windows 10"のバージョン2004以降を実行している必要があり、これを確認するには「PC正常性チェックアプリ」を使用することで可能です。
もし満たしていない場合は最新のパソコンへの買替が必要となります。
マイクロソフト社はインターネットに接続しているPCの状況を適宜確認して、"Windows 11"へのアップデートが可能かどうかを判別して、問題がない場合はPC上にその旨を表示してくれます。
したがい、多くの"Windows 10"ユーザーは上記した「システム要件の確認」を行うことなく、スクリーン右下に表示されたアップデート・マーク『”Windows 11(Version 23H2)の準備が完了しました』 をクリックして指示に従うだけで”Windows 11”へのアップデートが行われます。
筆者の場合は『準備が完了しました』 の状態ですから、PCにインストールしたアプリおよびプリンターなどの端末の条件を確認した上で、『"Windows 11"へのアップグレード』 を実行する予定です。「善(ぜん)は急(いそ)げ」あるいは「慌(あわ)てる〇〇は貰(もら)いが少ない」のいずれが良いのでしょうか。どうも、筆者は後者派のようですが・・。◇
〈追記 2024.10.14〉 Windows 11 バージョン24H2のトラブル
2024年10月1日にリリース(update)されたWindows 11 バージョン24H2は、バージョン23H2からおよそ1年ぶりの大規模アップデートでしたが、様々な不具合があることが確認されたため、アップデート(更新)を中止するよう推奨(10月7日)されています。なお、報告された主な不具合は以下の通りです。
・特定のデバイスで指紋センサーに問題が発生する
・一部の壁紙カスタマイズアプリケーションが正しく起動もしくは機能しない可能性がある
・Intel@Smart Sound Technology(Intel@SST)用ドライバーの互換性に関する問題
・更新プログラムをインストールできない問題
・パソコンのパフォーマンスが低下する可能性、など
つまり、Windows 10からWindows 11への移行、およびWindows 11 23H2からWindows 11 24H2へのアップデートをする人はもう少し様子を見守る必要がありそうです。◇
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