岐阜県と愛知県の史跡を巡るドライブ旅(最終回) 帰路は岡崎ICから東名川崎ICまで
午後4時30分ころ、岡崎ICから東名高速道路に入り、音羽蒲郡ICと豊川ICを経て三ケ日JCTで新東名高速道路(連絡路、片側2車線)に逸(そ)れました。通行する車はほとんどいません。
新東名高速道路の富幕山(とんまくやま)トンネルに入ります。ここでは最高速度が80㎞/hに制限されています。
いなさJCTで新東名高速道路の本線(上り線)に入りました。こちらも走行する車はごく僅(わず)かです。
前方に見えるのは都田川(みやこだがわ)橋。PC2径間連続エクストラドーズド橋(橋長268m、支間長133mx2)。中央に高さ56.4mの橋脚3本の上に繋(つな)がる主塔が3基並ぶとともに、それらに挟(はさ)まれた橋桁(はしげた)と斜材(ケーブル)で上下線(各3車線)を支えています。景観を重視したスマートなデザインです。
新東名高速道路(上り線)は浜松SA方面へ向かって一直線に伸びています。
浜松SAに近づきましたが、今回は通過します。駐車場の混雑を避けるためです。
その代わりとして次の遠州森町PAに立ち寄りました。しかし、ここの駐車場もほぼ満車状態でした。唯一『混雑』と表示された一番奥のエリアで何とか空きスペースを見つけることができました
西方が夕焼け空になりました。
20分余りにわたって休憩と買い物をした後、おもむろに出発しました。ほどなく、路肩で電光式標識に『走行注意』と点灯する業務用車両(高速道路パトロールカー)が停まっているのが確認できました。この先に何かあるのでしょうか?
筆者の懸念(けねん)は杞憂(きゆう)に終わりました。
あっと言う間に日が暮れて暗くなりました。前方の電光表示板に混雑状況が表示されています。なお、夜間で照度不足のためこれ以降の写真(画面)がブレていることをご容赦(ようしゃ)ください。
トンネルに入ります。この先にある2か所のPAに混雑はなさそうです。
さらにトンネルが続きますが、前方に車が少ないことで一定速度で走行することができます。
対向車線からの光が眩(まぶ)しい理由は何でしょうか?
少しづつ車の数が増え始めたようです。とは言っても、路肩の案内標識は正常走行ができていることを示しています。
第一走行車線に車が並び始めました。「新富士IC」から下道へ出る車でしょう。
突然、雨が降り始めてフロントグラス(正式名称:フロント・ウインドシールド・ガラス)を濡らし始めました。ちょうど、左前方に「駿河湾沼津SA」が見え始めた頃です。なお、「駿河湾沼津SA」も「浜松SA」と同じ理由で通過します。
先を走る車の速度が低下して、車間距離も短くなりました。
ここは東名高速道路と交わる「御殿場JCT」です。戯言(ざれごと)ですが、『いつの日にか右車線に入りたい!』 ものです。しかし、早くても4-5年先でしょう。
東名高速道路に入ったところで渋滞の最後尾に付(つ)きました
案内標識版には、この先にある「足柄SA」と「鮎沢PA」の駐車場には空きがありますが、「中井PA」の駐車場はやや混雑していると表示されています。それよりも、この渋滞はどこまで続いているのでしょうか? なお、筆者は渋滞発生時に第1走行車線を走行することにしています。
渋滞の理由は「足柄SA」に入る車の列が本線まで伸びていたことと、そのすぐ先で二輪車による小さな事故があったことによるものでした。
「鮎沢PA」の手前で先を走る車の車速が上がって渋滞が解消し始めたようですから、追い越し車線へ移って走行しました。なお、案内標識には「御殿場IC」付近に加えて、「厚木IC-横浜町田IC間」で渋滞が発生していることが表示されています。
高速道路パトロールカーの電光表示板には『右へ・・』 の表示があります。前方で事故が発生しているのでしょうか? 安全のため時速60㎞ほどで走行します。
路肩に事故車が停まっているようでした。
「圏央道」と交差する「海老名JCT」が近づきました。先ほどの表示情報から判断して、ノロノロ運転は「横浜町田IC」を過ぎるまで続いていそうです。
やはり、「海老名JCT-横浜町田IC間」はずっと渋滞していましたが、これは交通集中によるいつもの自然渋滞でした。なお、「岡崎IC」を午後4時30分ころに入って「御殿場IC」(距離:201.9km)を午後7時15分ころに通過(所要時間2時間45分、通常は約2時間)、さらに2時間弱が経過した午後9時過ぎには自宅へ帰り着くことができました。ちなみに、御殿場ICから東名川崎ICまでの距離は76.1㎞(通常の所要時間は50分ほど)ですから、この日は自然渋滞のため2倍以上の時間が必要となりました。
2日間の楽しいドライブ旅でした!(終)
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