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2024年11月

2024年11月30日 (土)

県立三ツ池公園で秋を楽しむ!(その2)

「下の池」の東側にある遊歩道を北方向へ進みます。

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三ツ池送信所」が近づきました。

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葉が茶色くなった木がありました。なお、奥にある白い建物は公園の北部エリアにあるスポーツ施設(テニスコートと軟式野球場)の更衣室です。

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振り返って見た「テニスコート」(公園の北部エリア)と「三ツ池送信所」です。

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T字路に案内看板があります。

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公園内にある78種類の桜と1,600本の場所が表示されています。

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池の端を巡るコースはT字路を左手に折れて続きますが、次の写真に写る幅の狭い道(説明:斜め方向に伸びる坂道)は公園の外周付近を巡る道のようです。

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「下の池」越しに正門方向を望みました。

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こちらは右手にある「中の池」方向

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いこいの広場」に差し掛かりました。

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桜の老木が根本付近で伐採されています。

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「下の池」と「中の池」の間を仕切る堤防(写真右端)

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案内看板には左手方向(中の池周辺)に「里の広場」「花の広場」「ロングすべり台」があると表示されています。

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中の池」に出ました。

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ここでも鴨が群れをなして泳いでいます。

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白くなったススキの穂が秋を感じさせます。

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路面に「400M」の表示がありました。公園内を走るジョッガー向けの距離表示のようです。ネット検索で調べると、「コリア庭園」の前辺りにあるスタート・ポイントからの距離で、3つの池の周りを巡るコースは全長約1.4㎞とのこと。なお、公園の外周付近を巡るコースは約1.9㎞の距離があるそうです。注釈:スタート・ポイントからテニスコートの先にあるT字路までは共用ルート

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池の向こう側にも鴨を見つけました。

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白い鳥も混じっています。アヒルでしょうか? ネット検索して、「アルビノオオバン」(注釈:全身が黒いオオバンの突然変異種)と呼ばれる渡り鳥が候補に浮かびました。

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(続く)

2024年11月29日 (金)

県立三ツ池公園で秋を楽しむ!(その1)

久しぶりに県立三ツ池公園を訪れました。川崎市を南北に貫く尻手黒川道路(県道14号他)の末吉橋交差点を右折して末吉橋を渡り、横浜市環状2号に入りました。末吉橋は架け替え工事が進行中であり、同時に道路の拡幅工事も進行中のようです。

末吉橋から約800m西進した三池公園北門入口交差点を左折して幅の狭い路地に入りました。折れ曲がった道を約200m進むと、右手に「北門駐車場」(普通車91台)がありましたが、満車と大きく表示され、係員が通過するよう誘導しています。

公園の境界に沿ってさらに200mほど南方向へ進むと、右手に「正門駐車場」がありました。しかし、こちらも満車であり、しかも入場待ちの車が列をなして車道まで続いています。右折して車列に割り込むわけには行きませんから、少し先へ進んだところでUターンして、車列の最後尾に並びました。ゲートまで並んでいる車は7-8台ですから、10分くらいで入場できると筆者は予想しましたが、午後1時半ですから退出する車は『意外なほど』(正しくは『当然のこと』 として)少ないのです。

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この日(11月24日)は日曜日ですから、駐車場は有料(料金510円、後払い)です。

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筆者が予想した倍の時間(20分)が経過して、やっと駐車場に入ることができました。次の写真は入口ゲート付近です。

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駐車場は4列(普通車55台)ありますが、すべて車で一杯です。

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駐車場の左手にある正門を経由しないで、駐車場奥の通路から公園内へ入りました。4年半前に訪れて以来ですが、「三ツ池公園」の案内図を見ると、大きく変わっていないようです。

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ただ、前回は季節が春であり桜の花に溢(あふ)れていましたが、今回は色づいた木々の葉が異なる印象を与えます。

最初のエリアである「芝生広場」ではシートを敷いて座る家族連れやテントを架設する人がいます。

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右手の建物は「パークセンター」

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ネットで囲まれたエリアがありました。そこには「芝生養生中」の案内パネルが・・。

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キッチンカーが並んでいます。

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前方の木立の先に赤と白に塗り分けたタワ―「テレビ神奈川の三ツ池公園送信所」があり、右手には古い建物があります。

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後者は幅の広い石段の先にある「コリア庭園」です。

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池の端に出ました。「三ツ池公園」の名前通り、三つの池(下の池、中の池、上の池)が並んでいますから、それらの外周を巡るコースを散策することにします。もちろん、反時計回りです。なお、「県立三ツ池公園」の西方約1㎞には「二つ池公園」とよばれる溜池緑地があります。

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ススキが密生しています。

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こちらは遊歩道の反対側(右側)の木立です。

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池を見晴らせる場所に出ました。「下の池」です。

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鴨が泳いでいました。

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(続く)

2024年11月25日 (月)

新百合ヶ丘・湯葉料理と懐石料理の店 梅の花で旧友との会食を楽しむ!

今年も仕事関係の旧友たちと会食する日がやって来ました。ここ数年(2018年から)は幹事さんの好みで新百合ヶ丘駅前のホテルモリノにある湯葉料理と懐石料理の店「梅の花」が会場に選ばれています。ちなみに、「梅の花」は世田谷区成城、新百合ヶ丘、横浜青葉台、町田に店舗があるようです。つまり、青葉台以外は小田急の沿線にあるようです。

なお、新百合ヶ丘駅周辺については昨年の関連ブログ記事を参照してください。

川崎市北部において賑やかな新百合ヶ丘駅の到着しました。この日の会場である「梅の花 新百合ヶ丘」はモリノホテルが入る商業施設「新百合ヶ丘OPA」の7階、モリノホテルのカウンターの先にあります。

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ペデストリアンデッキに上がると、新百合ヶ丘駅のコンコース前に出ました。

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右手方向へ少し先へ進むと、「ホテルモリノ/新百合ヶ丘」の控えめな案内看板(写真右上)があります。

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その案内看板にしたがって60mほど歩くと「お客様入口」がありました。

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エレベーターで7階へ上がると、

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フロントの前に細長いロビーがあります。中庭から柔らかい日差しが入っています。

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細長いロビーを抜けて左へ折れたところに「梅の花」があります。

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細長い廊下を抜けます。店内は昨年から大きな変化はないようです。

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今回集まったメンバーは8人と少人数でしたので、昨年より小ぶりの部屋が用意されていました。

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昨年の会に出席した数人のメンバーは、体調が優れないことや急用など、様々な理由で参加出来なかったようです。

歓談するうちに料理が配膳され始めました。用意されたメニューは昨年とは異なる「秋の特別ランチ」です。

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まず、「胡麻豆腐」と「とろ湯葉 焼き茄子添え」

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続いて「秋の豆腐サラダ」と「茶碗蒸し 菊花あん掛け」(注釈:写真撮影を失念)

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「甘鯛の湯葉巻き天婦羅」と「生麩田楽」(ピスタチオ味噌・鶏そぼろ味噌)

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「はかた地どりとキノコの鍋」

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「湯葉吸物」「舞茸とごぼうの炊き込み御飯」「香の物」、そして「豆腐レアチーズケーキ いちじくソース」と続きました。

これらの料理を味わいながら、旧友たちの思い出話や近況報告、病気の経験談などは尽きることがなく、予定された2時間いっぱい旧友との会食を楽しみました。なお、この日の会費は料理と飲み物(ほぼビール)で6,000円。

建物の外に出ると雨が降り始めていました。

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実は、新百合ヶ丘に来たついでに立ち寄りたい場所があったのです。

                            ☆

それは11月15日に開店した「ヤオコー新百合ヶ丘店」。

ちなみに、「ヤオコー」は埼玉県越谷市に本社を置く大手スーパーチェーンで、埼玉県内を中心にヤオコー、エイヴイ(店舗名はエイビイ)、フーコット合わせて199店舗を展開しています。134年前の明治23年に青果商「八百幸」として創業して現在に至っているそうです。最近は、都内西部から川崎市と横浜市の北部エリア(注釈:ほぼ小田急沿線)にて店舗展開を進めていますが、筆者宅の近くにはまだ出店していません。

筆者が「ヤオコー」に関心を持つ理由がありました。それは、筆者が良く聴く「TBSラジオ【ジェーン・スー 生活は踊る】の企画《第5回スーパー総選挙》」において、このヤオコーが第1位に選ばれたのです。この結果は9月27日の放送で発表されましたが、味と価格のバランスが評価されたそうです。

そして、第2位は、筆者も通う、ディスカウントスーパーマーケットの「オーケー」

3位は「スーパーベルクス」

4位はスーパーマーケットの「ライフ」

5位は同じく「ロピア」

筆者自身の眼で「ヤオコー」の店舗を確認するため、立ち寄りたかったのですが、生憎の雨模様で断念することにしました。

なお、タイムリーな紹介記事がありますので、そちらを参照してください。◇

2024年11月18日 (月)

日本料理の木曽路で晩秋の料理を楽しむ!

11月7日に「木枯(こが)らし一号」が吹いたと気象庁から発表されました。冬の到来は間近です。冬と言えば鍋物、鍋物と言えば「すき焼き」が思い浮かぶ筆者はその翌週に日本料理の「木曽路」へ出かけました。最近の「木曽路」は混雑することが多いため予約することは不可欠です。

午前1130分少し前に到着した「木曽路」の駐車場はほぼ満車状態です。受付で名前を告げると席に案内されました。

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予約席は半数近くが埋まっています。なお、二人連れですから窓際の席が向いています。

メニューを眺めていた同行者は 『私、「黒毛和牛ステーキ御膳【和牛霜降肉】」(4,180円)が良いわ!』 と言います。よく食べる「刺身定食」(1,980円)にも心を惹(ひ)かれたようですが、やはり「黒毛和牛サイコロステーキ」の名前は無敵でした。それに同行者が好きな「天麩羅(てんぷら)」と「お造り(刺身)」も付いている豪華なメニューなのです。いつも以上に同行者の心が躍(おど)っていることが筆者に伝わります。

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筆者は心積もりしていた「すきやき定食 和牛特選霜降り肉」(3,080円)を注文しました。今年3月に食べたメニューです。

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開放的で大きなガラス窓を通して街路樹が目の前に見え、枝の先端に色づいた葉が確認できました。

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同行者が選んだ「黒毛和牛ステーキ御膳【和牛霜降肉】」が配膳されました。

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サイコロステーキが美味しそうです。

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筆者の「すきやき定食 和牛特選霜降り肉」もテーブル上に並びました。

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二人とも肉尽くしになりました。店員さんが固形燃料に点火してくれた容器上でサイコロステーキとカボチャなどが温まったところで、同行者から 『サイコロステーキを一口どうぞ!』 と優(やさ)しい言葉がありました。先に食べるのはどうかなとは思いましたが、好意に甘えることにしました。

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サイコロステーキを口に入れた筆者は予期しない違和感を感じました。肉が硬(かた)くて嚙(か)み切るのが大変なのです。その旨を控(ひか)え目に伝えると同行者もサイコロステーキを口に入れました。『本当に硬いわ!』 と言った後に、『もう一ランク上のメニューにするべきだったのかしら・・』 と、先ほどまでの「有頂天」から「意気消沈」へ変わりました。火を通し過ぎたのか、筋切りがされていなかったのか・・。

筆者は「すきやき」を味わうことにしました。こちらは薄切りの霜降り肉が柔らかく、期待通りの美味しさです。同行者にお裾分(すそわ)けすると満足そうに食べています。久しぶりの「すきやき」を残さず食べ切ることができました。ただし、ご飯は少し残してしまいましたが。

同行者も食べ切りました。いつもはご飯を辞退するところをこの日はステーキに期待して「十穀米」を注文していたのですが、頑張(がんば)り切ったようです。なお、デザートはプレーンな味のシャーベット。

良い食材を使う木曽路にしては珍しい出来事で、同行者には残念でした。なお、料金はわが家のランチとしてかなり高額な7,260円。◇

2024年11月14日 (木)

東高根森林公園を散策(最終回)見晴台から南口へ

見晴台から見た眼下の東屋と東方向へ伸びる遊歩道

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右手にある階段を下ります。

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同行者は次の下り階段に差し掛かっています。

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下り階段は東屋へ向かっています。

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東屋を通り抜けました。

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階段のステップにはこんな装飾が施してあります。

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同行者の歩くペースが速くなったようです。

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遊歩道の表面は湿っているように感じます。

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よく見ると苔(こけ)が生えていました。

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案内地図看板で現在地を確認すると、「あきくさ広場」を抜けて潺(せせらぎ)に沿う遊歩道は「湿性植物園」に入る分岐点へ向かっていました。

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遊歩道沿いの樹木に烏枕(からすまくら、注釈:正式名称は烏瓜)の赤い実がなっています。秋を代表する実の一つです。

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もう一つの代表格は何と言っても「柿」でしょう。

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不思議な樹木を見かけました。

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幹や枝から緑色の若葉が伸びています。

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遊歩道の分岐点にある池の畔(ほとり)に出ました。

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同行者はと見ると、「南口」へ向かい快調に歩いています。いつものことですが、帰路はハイペースなのです。

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左手の木々はすっかり葉を落としています。

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「南口」の手前に動物の像が並んでいます。「出会いの広場」です。

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見上げると、薄曇りの空から太陽の光が漏れています。

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平日は駐車場が無料です。

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この日は来園者が少ない「東高根森林公園」の「湿性植物園」と「見晴台」を経由するコースを散策することができました。なお、滞在時間は約1時間15分、歩数は約4,300歩。次回は「古代植物園」と「ピクニック広場」を巡るルートを散策したいと思います。◇

2024年11月13日 (水)

東高根森林公園を散策(その3)湿性植物園のE(梅林)ゾーンから古代芝生広場、そして見晴台へ

『ここで見られる野鳥たち』 として「ジョウビタキ」「ルリビタキ」「カワセミ」「コゲラ」「アオゲラ」が紹介されています。写真家が好む「カワセミ」以外は知らない鳥たちです。

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圧縮した写真では文字が読み取れないと思いますから、長くなりますが各々の説明文を以下に列記します。

ジョウビタキ(スズメ目 ツグミ科): 体長は13センチほど。日本では冬鳥として見られる。胸から腹、尾にかけてはオスメスともオレンジ色をしている。人里や都市部の後縁などでも見られ、身近な冬鳥のひとつ。ヒサカキなど実をつけた木によく止まっている。

ルリビタキ(スズメ目 スズメ科): 夏は本州、四国の亜高山帯で繁殖し、冬は標高の低い場所へ下りる。全長14センチ。尾羽の羽毛は青で、対側面はオレンジ色、腹は白。森林に生息し、群れは作らず単独で生活する。雑食で、昆虫、果実を食べる。樹上に枯葉や苔でお椀状の巣を作る。

カワセミ(ブッポウソウ目 カワセミ科): コバルト色の背と橙(だいだい)色の下面を持った、くちばしの大きな美しい小さな鳥。メスは下くちばしが赤い。川面を「チィー」とか「ツチーイ」という鋭い声を出して飛ぶことが多い。雛の「ジャジャジャ」と聞かれる声がせみの声に似ているので、本種の名前が付けられたという。

コゲラ(キツツキ目 キツツキ科): 黒と白の模様をしたキツツキ類。幹の下の方から上の方へ、幹から枝先へと順序良く移動しながら餌を探す。主に昆虫類を餌とし樹皮の下から虫を探して食べる。秋冬には単独または4~5羽でシジュウカラ類の群れやメジロなどとともに行動することが多い。繁殖期以外もよく鳴き、一年中鳴き声が聞かれる。

アオゲラ(キツツキ目 キツツキ科): 全長30センチほど。背が緑色がかった褐色で、頬と後頭部に入る赤色が特徴。オスは、後頭部の赤色部分が頭頂部まで続くことで判別できる。低山や亜高山帯にかけての森林に生息する。地鳴きは「キョッキョッ」「ケレケレ」など。繁殖期には、ドラミングも行う。

両側を天然記念物の「シラカシ林」に挟まれた広場に出ました。ここが「梅林」のようですが、期待したほどの本数がなく・・。

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ちなみに、「シラカシ」はブナ科コナラ属の常緑高木で、カシ類の一種です。関東地方以西の本州・四国・九州などの山地に自生しているそうです。なお、都道府県で天然記念物に指定されているのは全国で12か所ありますが、内2か所は神奈川県の公園(ここ県立東高根森林公園と大和市の泉の森公園)です。

筆者がテーブルのあるベンチで休憩していると、同行者が広場内で拾ってきたドングリ(注釈:シラカシのドングリと思われる)をテーブル上に置きました。『帽子はここに被(かぶ)っているのね!』 と得意そうです。筆者は『お椀の位置が逆なんだけど・・』 と心の中で呟(つぶや)きました。

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木道の脇に案内看板が立てられています。そこには『この先 枯損木伐採工事のため歩道幅員減少となります。』とあります。

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確かに歩道の幅員が狭くなっていました。かなり本格的な工事のようです。

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ここは「クヌギ・コナラ林」です。

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傾斜が急になるとともに、前方に「九十九(つづら)折れ」が近づきました。

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左手に工事現場がありました。遠方の崖には大きな切り株があり、手前には伐採された大木が輪切り状態になっています。

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「九十九折れ」を上がり切った場所から来し方を振り返りました。

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すぐ先に変わったものを見つけました。「サイドテーブル」が付いたベンチです。これは手荷物を持つ来園者に優しい配慮と言えます。

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「子供広場」に出ました。一段高くなった場所に「北口」があるはずです。

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案内標識にしたがって左手へ進むと、遊歩道が狭くなりました。しかも、大きな木と石垣に挟まれています。実は両側に民家エリアがあるのです。

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「古代芝生広場(2023年10月18日のブログ記事)」の北端に出ました。

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案内地図上で赤く示された「現在地」はいくつものルートが分岐しています。

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筆者は右手に『古代植物園について』 の立派な説明パネルを見つけました。この説明文はなんとか読めると思いますから引用は避けます。要点は縄文時代から平安時代の衣、食、住にかかわってきた主な植物を見ることができる植物園とのこと。

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「古代植物園」内にまだ入ったことがない筆者が興味深げに眺(なが)めていると、『ルートはそっちじゃないわよ!』 と同行者の声が・・。

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遊歩道を「古代芝生広場」沿いに少し進んだところで奇妙なものを見つけました。「東」の文字が地上のタイル面に埋められています。

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円形状をしたロータリーの四方に方向が示されているのです。ここで筆者は違和感を覚えました。「東」の文字がロータリーの中心部を向いているの。人がロータリーの外側を向いて立った時に読み易い方が良いと思うのですが・・。

そんな筆者の思案などに無頓着(むとんちゃく)な同行者は、先へ進んで行ったようで、その姿が見えません。次の写真は「パーゴラ広場」へと続く遊歩道です。

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やっと見つけました。

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ここは「見晴台」です。ここにも「パーゴラ」(2023年10月18日のブログ記事)がありました。

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(続く)

2024年11月12日 (火)

東高根森林公園を散策(その2)湿性植物園のC/D(湿性樹林/湿性野草)ゾーン

左手のやや低い場所には並行する木道が見えます。

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前日の雨の所為(せい)か、泥濘(ぬかるみ)がありました。歩く速さが鈍(にぶ)った同行者が何か不満らしい言葉を発しています・・。

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鉄製の柵が左手に現れました。ここは公園の敷地外なのでしょうか?

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その先は足を踏み入れない方が良いと判断した筆者は同行者に声を掛けて引き返すことにしました。後で地図アプリで確認すると、やはり隣接する住宅地へ伸びる小径でした。

木道へ戻ったことで同行者の足取りが軽くなって再び先行します。カルガモがいる池はこちら側にも続いているようです。

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木道の左手にある敷地には輪切りにされた太い木材が置かれています。「ナラ枯れ」など、病害虫に侵されて伐採された樹木かも知れません。

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薄紫の花を見つけました。「ジャコウソウ」のパネルがあります。

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調べると、日本固有の山野草で、長い筒状の花が段になって数輪ずつ咲き、大きなガクは開花後も長く残るので、ドライフラワーとしても利用できるとのこと。

木道の先に竹林が見えてきました。

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木道が緩(ゆる)やかにカーブする場所にあるこの池にもカルガモががいます。

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野草の「オオハナワラビ(大花蕨」の開花時期は9月から10月とあります。

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気がつくと竹林が目の前に聳(そび)えていました。

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「モウソウチク(孟宗竹)」の名前の由来が説明されています。筆者は『禅僧の道元が中国杭州から孟宗竹を持ち帰えって長岡京市の寺に植えた』 ことは知っていましたが、名前の由来は初めて知りました。「イネ科」の植物であることも。

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「サラシナショウマ(晒菜升麻)」はキンポウゲ科の植物で花期(開花時期)は8月から10月と説明されています。難しい名前から想像できるように根茎には解熱・鎮痛・抗炎症などの薬功があるそうです。

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「ムクノキ(椋木)」は甘酸っぱい果実を実らせることから、ムクドリ(椋鳥)などが集まるそうです。また、成長が早く大木になるようです。

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現在地は曲がり角付近の「湿性樹林」エリアです。同行者は「古代芝生広場」に興味があるようです。

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木道は緩(ゆる)やかな上り坂になりました。左手には潺(せせらぎ)があります。

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(続く)

2024年11月11日 (月)

東高根森林公園を散策(その1)南口から湿性植物園のA/B(稲作田/湿性花園)ゾーンへ

久しぶりに「県立東高根森林公園」へ出かけました。花が多いシーズンではありませんが、紅葉が始まっていることを期待したのです。到着した公園の駐車場は意外なことにほぼ満車状態でしたが、何とか空きスペースを見つけることができました。

直後に近隣の幼稚園バスが空車状態で入って来ました。公園を見学する園児を迎えに来たのでしょう。これに合わせるように園内から園児の列が駐車場に入って来ました。公園で一杯遊んだのか、園児たちは所定の場所に座ると、先生の話を大人しく聞いています。

筆者がこの公園を訪れるのはちょうど1年ぶり(注釈:2023年は10月中旬11月下旬に訪れています)ですから、念のため「公園の総合案内図」を確認しました。追加して整備されたエリアはあるのかも知れませんが、遊歩道は以前のままのようです。前回と前々回は園内一周コースの途中で引き返しましたから、今回は園内を一周することを心積もりしています。なお、右下が出発地の「南口」。

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爽(さわ)やかな秋日和(あきびより)、実際は薄曇りですが、平日のためか園内に人影は少ないようです。「南口の駐車場」はほぼ満車状態でしたが・・。

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例によって、同行者はマイペースで先行します。

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筆者は「キバナコスモス」を写真撮影。花期は6月から10月と長いのですが、もう11月に入っています。写真の右下に写る案内看板には『イソギクを育てています』 とあります。調べて見ると、「イソギク」はキク属の多年草植物(海浜植物)でした。

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「南口花壇」は花期が終わったのか寂(さみ)しい状態です。

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「ケヤキ広場」が近づきました。

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右手の花壇に鳥(カモメ?)のモニュメントがあります。

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全国都市緑化 かわさきフェア 県立東高根森林公園』のパネルがありますから記念のモニュメントのようです。これも調べてみました。秋(2024年10月19日~11月17日)と春(2025年3月22日~4月13日)に川崎市を代表する3つの総合公園(富士見公園、等々力緑地、生田緑地)をコア会場として開催される都市緑化フェアでした。工場地帯のイメージが今も強く残る川崎市が「都市緑化」による市の魅力を発信していこうという催し物のようです。

「ケヤキ広場」に出ました。中央に聳(そび)える高いケヤキの木は葉が色付き始めています。

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右手に流れる潺(せせらぎ)は爽(さわ)やかな印象を与えてくれます。そこで見つけた石橋のような橋(コンクリート製)を渡って対岸の小径を歩くことにしました。

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前方には色づき始めた楓(かえで)がありました。

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池と東屋

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刈り取られた稲が稲架(はさ)に架けられています。昔ながらの自然乾燥法(稲架掛け)です。

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ここで「湿性植物園」に入ります。

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AからEまで5つのゾーン(A:稲作田、B:湿性花園、C:湿性樹林、D:湿性野草、E:梅林)があるようです。

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「湿性植物園」の中を木道が前方へ伸びています。

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ここの池には「カルガモ」が泳いでいます。

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石の上に載(の)っているカルガモは親ガモでしょうか?

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対岸に渡る板橋があります。渡って見ることにしました。

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こちらは砂利道です。

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(続く)

2024年11月 7日 (木)

洋菓子店の"Bear Bear"と丸亀製麺川崎子母口店

台風21号の余波による荒天が過ぎ去った日曜日(11/3)は快適な晴天です。この急変により、10月一杯まで続いた残暑もすっかり秋の涼しさに変わりました。

つい先日(10/26)のことです。筆者が毎週観ているテレビ東京の町ブラ番組「もやもやサマーズ2」の「元住吉編」では、横に居た同居者が突然言いました。『日曜日にこの店へ行ってみたい!』 と。この店とは洋菓子店の“Bear Bear"でした。一週間後に声を掛けるとすっかり忘れていましたが、思い出した後は行く気満々で、さっそく出かけることにしました。

事前にネット検索で調べると、シフォンケーキとクッキーの洋菓子店"Bear Bear"の所在地は川崎市中原区下小田中3-12-6で、東急東横線元住吉駅(川崎市中原区木月1-36-1)から約1.5kmと離れています。(注釈:最寄駅はJR南武線武蔵中原駅で約700mの距離) テレビの街紹介番組では距離感と位置関係に無頓着のようなのです。

電車では大変そうですから、車で洋菓子店"Bear Bear"(営業時間:午前11-午後6時)へ向かいました。尻手黒川道路(川崎市都市計・4・9・4・9号尻手黒川線)を川崎駅方面(南東方向)へ進み、スーパーの「ライフ子母口店」が左手にある下母口旭田交差点を左折しました。さらに信号がある「マルエツ前の交差点」を右折して入ったのは、古い建物が徐々に建て替えられつつある住宅地エリアです。

セブンイレブン下小田中店を目印に東進し、その脇にある交差点から北方へ100m余り進んだ右手に目的地へ向かう路地を見つけました。地図を参照しないと辿(たど)り着くことが困難な場所です。

路地の入口に"Bear Bear"の小さな看板を見つけた同行者はテンションが上がったようです。

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そして、看板の下にこんなビラも発見。「バースデーケーキ」の案内です。

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同行者は迷わず右手の路地に入って行きますから、筆者はそれに従いました。

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50mほど先の左手に"Bear Bear"の店舗がありました。白い建物の手前にはテーブルとイスが置かれた茶色いテラス(イートイン・スペース)があります。「モヤモヤサマーズ2 元住吉編」の撮影にも使われた場所です。

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同行者はその先にある店舗の入口を入って行きました。右上に「シフォンケーキとクッキーの店 Bear Bear」と表記された看板があります。

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階段がある入口の左脇には時計台を模した小屋があります。開店時間の午前11時少し前を指していますが数分遅れているのです。

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そして右脇には綺麗(きれい)にトリミングされた「クマのトピアリー」が客を出迎えています。

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思ったより狭い店内で右側には陳列棚があります。テレビ番組ではそれを感じさせないように上手く撮影していたのですが・・。

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棚の最上部にクマの縫ぐるみを見つけました。クマさん達が店名の由来なのでしょう。

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そして何枚かある色紙の中に「モヤモヤさまぁ~ず2」のサイン色紙(2024年10月3日付け)も発見。色紙から見て、以前から人気店として知られていたようです。

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ここからは同行に品選びを任せて店の隅に控えていました。意外なほど来店客が絶えないのです。なお、次の写真は正面の展示棚と会計コーナーを撮影。

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展示棚の左手にはお人形さんたちが飾られています。

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同行者は2種類あるシホンケーキのどちらにするかを迷っているようで、筆者に見せて意見を求めます。一つ目はクマの顔を形どったシルク・プレーン(液体シルク入り)で、

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もう一種類は大きなバウムクーヘンにも似た円柱形で、外側に焼き印が押されています。

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心優しい筆者はクマの顔を食べるのは忍びないため、後者を勧めました。シルク・プレーンではなかった?

なお、シフォンケーキとは卵白を泡立てて作るケーキで、小麦粉・砂糖・卵黄を加えて焼き上げる、ふわふわの食感と奥深い味わいが魅力です。シフォン用の丸い焼き機は中央に煙突のような筒があるため、バウムクーヘンのような形をしています。筆者が子供の頃に母親が焼いてくれたカステラも同じような容器をで焼いたことで、シフォンケーキと同じ形をしていました・・。

買い物を終えた同行者にレシートを見せてもらいました。見ても内容はチンプンカンプンですが・・。

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"Bear Bear"の店舗を出ると、自転車(ママチャリ)が何台も停まっていました。なお、「モヤモヤサマーズ2 元住吉編」では奥の方から手前に向かって元住吉駅付近に居た出演者3名が歩いて来ました。しかし、この道は東方の武蔵小杉駅方面に続いており、元住吉駅から迷路のような道を折れ曲がりながら辿(たど)り着くのは困難(注釈:スマホの地図アプリを利用すれば可能)です。テレビのバラエティ番組ですから、厳密さよりも視聴者に分かりやすさが優先されるのでしょう。

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余談です。川崎市の中央部にある中原区は多摩丘陵の南端に位置する北部の4区(多摩区、麻生区、宮前区、高津区)で一般的な電動アシスト自転車とは異なり、平坦な地形で便利な普通の自転車(ママチャリ)を利用する人が多いのです。これは川崎市南部の幸区と川崎区、さらには東京23区の中で南端の大田区(蒲田駅周辺)などでも見られる現象です。また、中原区の名称は東京都港区虎ノ門から川崎市中原区(小杉御殿があった)を貫いて厚木市の中原御殿に至る江戸時代の中原街道によるようです。

満足そうな同行者と車に戻り、近くにある「丸亀製麺川崎子母口(しぼくち)店」に立ち寄ることにしました。4年前に一度だけ利用したことがある店舗です。

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筆者は今回も「釜揚げうどん(並)」(340円)と「野菜かき揚げ」(180円)と決めていますが、同行者は何を選ぶのでしょうか?

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開放的な厨房兼受付カウンター

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同行者が選んだのは11月中旬~下旬までの期間限定メニュー「旨辛肉盛りまぜ玉うどん(並)」(790円)でした。ごはん(小)が付いていることは予想外(初めて)だと同行者は困惑していました。辛い味だから? 筆者も味見をさせてもらいましたが、それほど辛くはありませんでした。同行者は具材とうどんの味に満足そうです。

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筆者は心積もりの「釜揚げ(並)」(340円)と「野菜かき揚げ」(180円)です。なお、「ごぼう天」(110円)と「さつまいも天」(150円)は同行者の希望によるものです。残念なことは筆者の好きな「かしわ天」(注釈:鶏天、190円)を失念していたことです。なお、二人分の料金は〆て1,570円。

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筆者は「釜揚げ(並)」を美味しく食べ切りましたが、「野菜かき揚げ」の半分は同行者のドギーボックスに入れてもらうことに・・。穏やかで充実した日曜日になりました。◇

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