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2024年11月 7日 (木)

洋菓子店の"Bear Bear"と丸亀製麺川崎子母口店

台風21号の余波による荒天が過ぎ去った日曜日(11/3)は快適な晴天です。この急変により、10月一杯まで続いた残暑もすっかり秋の涼しさに変わりました。

つい先日(10/26)のことです。筆者が毎週観ているテレビ東京の町ブラ番組「もやもやサマーズ2」の「元住吉編」では、横に居た同居者が突然言いました。『日曜日にこの店へ行ってみたい!』 と。この店とは洋菓子店の“Bear Bear"でした。一週間後に声を掛けるとすっかり忘れていましたが、思い出した後は行く気満々で、さっそく出かけることにしました。

事前にネット検索で調べると、シフォンケーキとクッキーの洋菓子店"Bear Bear"の所在地は川崎市中原区下小田中3-12-6で、東急東横線元住吉駅(川崎市中原区木月1-36-1)から約1.5kmと離れています。(注釈:最寄駅はJR南武線武蔵中原駅で約700mの距離) テレビの街紹介番組では距離感と位置関係に無頓着のようなのです。

電車では大変そうですから、車で洋菓子店"Bear Bear"(営業時間:午前11-午後6時)へ向かいました。尻手黒川道路(川崎市都市計・4・9・4・9号尻手黒川線)を川崎駅方面(南東方向)へ進み、スーパーの「ライフ子母口店」が左手にある下母口旭田交差点を左折しました。さらに信号がある「マルエツ前の交差点」を右折して入ったのは、古い建物が徐々に建て替えられつつある住宅地エリアです。

セブンイレブン下小田中店を目印に東進し、その脇にある交差点から北方へ100m余り進んだ右手に目的地へ向かう路地を見つけました。地図を参照しないと辿(たど)り着くことが困難な場所です。

路地の入口に"Bear Bear"の小さな看板を見つけた同行者はテンションが上がったようです。

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そして、看板の下にこんなビラも発見。「バースデーケーキ」の案内です。

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同行者は迷わず右手の路地に入って行きますから、筆者はそれに従いました。

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50mほど先の左手に"Bear Bear"の店舗がありました。白い建物の手前にはテーブルとイスが置かれた茶色いテラス(イートイン・スペース)があります。「モヤモヤサマーズ2 元住吉編」の撮影にも使われた場所です。

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同行者はその先にある店舗の入口を入って行きました。右上に「シフォンケーキとクッキーの店 Bear Bear」と表記された看板があります。

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階段がある入口の左脇には時計台を模した小屋があります。開店時間の午前11時少し前を指していますが数分遅れているのです。

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そして右脇には綺麗(きれい)にトリミングされた「クマのトピアリー」が客を出迎えています。

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思ったより狭い店内で右側には陳列棚があります。テレビ番組ではそれを感じさせないように上手く撮影していたのですが・・。

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棚の最上部にクマの縫ぐるみを見つけました。クマさん達が店名の由来なのでしょう。

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そして何枚かある色紙の中に「モヤモヤさまぁ~ず2」のサイン色紙(2024年10月3日付け)も発見。色紙から見て、以前から人気店として知られていたようです。

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ここからは同行に品選びを任せて店の隅に控えていました。意外なほど来店客が絶えないのです。なお、次の写真は正面の展示棚と会計コーナーを撮影。

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展示棚の左手にはお人形さんたちが飾られています。

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同行者は2種類あるシホンケーキのどちらにするかを迷っているようで、筆者に見せて意見を求めます。一つ目はクマの顔を形どったシルク・プレーン(液体シルク入り)で、

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もう一種類は大きなバウムクーヘンにも似た円柱形で、外側に焼き印が押されています。

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心優しい筆者はクマの顔を食べるのは忍びないため、後者を勧めました。シルク・プレーンではなかった?

なお、シフォンケーキとは卵白を泡立てて作るケーキで、小麦粉・砂糖・卵黄を加えて焼き上げる、ふわふわの食感と奥深い味わいが魅力です。シフォン用の丸い焼き機は中央に煙突のような筒があるため、バウムクーヘンのような形をしています。筆者が子供の頃に母親が焼いてくれたカステラも同じような容器をで焼いたことで、シフォンケーキと同じ形をしていました・・。

買い物を終えた同行者にレシートを見せてもらいました。見ても内容はチンプンカンプンですが・・。

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"Bear Bear"の店舗を出ると、自転車(ママチャリ)が何台も停まっていました。なお、「モヤモヤサマーズ2 元住吉編」では奥の方から手前に向かって元住吉駅付近に居た出演者3名が歩いて来ました。しかし、この道は東方の武蔵小杉駅方面に続いており、元住吉駅から迷路のような道を折れ曲がりながら辿(たど)り着くのは困難(注釈:スマホの地図アプリを利用すれば可能)です。テレビのバラエティ番組ですから、厳密さよりも視聴者に分かりやすさが優先されるのでしょう。

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余談です。川崎市の中央部にある中原区は多摩丘陵の南端に位置する北部の4区(多摩区、麻生区、宮前区、高津区)で一般的な電動アシスト自転車とは異なり、平坦な地形で便利な普通の自転車(ママチャリ)を利用する人が多いのです。これは川崎市南部の幸区と川崎区、さらには東京23区の中で南端の大田区(蒲田駅周辺)などでも見られる現象です。また、中原区の名称は東京都港区虎ノ門から川崎市中原区(小杉御殿があった)を貫いて厚木市の中原御殿に至る江戸時代の中原街道によるようです。

満足そうな同行者と車に戻り、近くにある「丸亀製麺川崎子母口(しぼくち)店」に立ち寄ることにしました。4年前に一度だけ利用したことがある店舗です。

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筆者は今回も「釜揚げうどん(並)」(340円)と「野菜かき揚げ」(180円)と決めていますが、同行者は何を選ぶのでしょうか?

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開放的な厨房兼受付カウンター

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同行者が選んだのは11月中旬~下旬までの期間限定メニュー「旨辛肉盛りまぜ玉うどん(並)」(790円)でした。ごはん(小)が付いていることは予想外(初めて)だと同行者は困惑していました。辛い味だから? 筆者も味見をさせてもらいましたが、それほど辛くはありませんでした。同行者は具材とうどんの味に満足そうです。

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筆者は心積もりの「釜揚げ(並)」(340円)と「野菜かき揚げ」(180円)です。なお、「ごぼう天」(110円)と「さつまいも天」(150円)は同行者の希望によるものです。残念なことは筆者の好きな「かしわ天」(注釈:鶏天、190円)を失念していたことです。なお、二人分の料金は〆て1,570円。

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筆者は「釜揚げ(並)」を美味しく食べ切りましたが、「野菜かき揚げ」の半分は同行者のドギーボックスに入れてもらうことに・・。穏やかで充実した日曜日になりました。◇

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