子供の日には東高根森林公園を散策(その8) 古代植物園から九十九折れへ
これも「万葉集」にある「大伴旅人(おおとものたびと)」が「勿忘草/忘れな草」(万葉呼名:わすれ草)を詠(よ)んだ和歌です。なお、写真ではハレーションのため読み取れない部分がありましたので、"AI"を使って復元しました。
『わすれ草 わが紐(ひも)に付く 香具山(かぐやま)の 故(ふ、注:古に同じ)りにし里を 忘れむがため』(意味:忘れ草を私の紐(ひも)に付けています。香具山(かぐやま)のあの懐(なつ)かしい古里(ふるさと)を忘れられるように) これを意訳すると、『大宰府(だざいふ)の長官として福岡県に赴任していた「大伴旅人」が香具山のある明日香(あすか、注:奈良の京)が懐かしくてたまらないので、その辛(つら)さを忘れられるという忘れな草を紐(ひも)につけてみたのだ』 でしょう。
なお、写真の右端に写るのは「河辺東人(かわべのあずまひと)」による「ヤマザクラ」(万葉呼名:山の櫻)の和歌『春雨のしくしく降るに高圓(まど)の山の桜はいかにあるらむ 』です。意味は『春雨がしきりに降るにつけても、高円山の櫻はどうなっているのだろう』 です。なお、高円山(たかまどやま)は奈良市にある標高432mの山。
その後(右)に見えるのは桜の大木のようです。

「案内地図」を確認すると、「古代植物園」の南端付近まで進んでいました。
「案合標識」を見ると、「古代植物園」と「市立東高根森林公園」「ピクニック広場」の3方向を示しています。なお、「市立東高根森林公園」は隣接する川崎市の公園で、「スケボー・コース」や「サッカーグラウンド」などがあるようです。そして、「ピクニック広場」は前回(今年1月)に訪れています。
道なりに進むと、「パーゴラ広場」と「古代芝生広場」への分岐点に差し掛かりました。なお、「パーゴラ」(説明:イタリア語の"pergola/ぺルゴラ)"が語源)は藤棚(ふじだな)のように格子状(こうしじょう)の屋根とそれを支える柱(構造物)の名前です。
ここも直進します。
左手に木製の階段が現れました。前回、「ピクニック広場」へ向かう途中で上がった階段です。なお、右下に休憩所が見えます。
階段を下りてから右手へ進みました。つまり、前回と同じルートを逆向きに進んでいます。なお、案内標識にある「あきくさ広場」は「見晴台」の下に位置する「東屋」(あずまや、四阿/しあ・あずまや ともいう)がある広場です。
「案内地図」の中央付近に「あきくさ広場」の名前があります。
遊歩道の左側には転落防止用のフェンスが続き、坂道となって緩(ゆる)やかに下って行きます。
右手の草むらにある「5号休憩舎」の案内看板に気づきました。先ほど通過した「木製階段」の下にあった「休憩舎」を指(さ)しているようです。なお、描かれた地図を確認すると、この公園には12か所の休憩舎があるようです。
左手にある「展望台」には前方の景観を楽しむ人たちがいます。
目の前で咲いている赤い花は「ツツジ(躑躅)」でしょう。
「展望台」から続く急傾斜の下には「東屋」が見えました。ここが「あきくさ広場」でしょう。
緩(ゆる)やかな下り坂の「遊歩道」は右カーブして先へと続いています。
その先は「九十九折れ」になっていました。
今回は下りですから楽ちん(説明:「楽である」の俗語表現)です!(続く)
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