川崎市緑化センターを訪れる!(その9) 西園を散策① ハギのトンネルからナチュラルガーデンへ
「フラワーロード」を西方へ進むと、「小さな広場」に出ました。「クライミング サンパラソル(CLIMBING Sun Parasol)」(キョウチクトウ科マンデビラ属)は、「サントリーフラワーズ」が展開する豪華(ごうか)に咲く「マンデビラ(つる性植物)」の品種です。なお、開花時期は4月~10月、「花径」は大輪系10~11㎝とのこと。
特徴は、圧倒的な生育(せいいく)スピードでつるを伸ばし、初夏から晩秋まで鮮(あざ)やかな大輪や中輪の花を咲かせ豪華(ごうか)なことです。「支柱仕立て(説明:つる性や草丈(くさたけ)が高くなる植物の茎(くき)支柱に結びつけ、形を整えながら育てる栽培(さいばい)方法)や「グリーンカーテン」(説明:つる性植物7をネットに這(は)わせて作る自然の遮光(しゃこう)に最適です。
「小さな広場」の右手奥に「フォトスポット」の「立て看板」がありました。「花壇」の中には「白いフレーム(枠組み)」と「木製のベンチ」が置かれています。
「中央門」に出ました。その先に見えるのは「二か領用水」に架かる「緑の吊橋(つりはし)」のようです。
「緑の吊橋」には、「傾斜張橋」のように「橋柱(はしばしら)」から斜めに張った「ロープ」で「橋桁(はしげた)」を支(ささ)えています。といっても、この橋では申し訳程度ですが・・。筆者の「想(おも)い」を知らない「同行者」は、『一休さんの有名なエピソードなど気に架けず』、橋の中央を悠然(ゆうぜん)と渡っています。
「二ヶ領用水」の「桜並木」を横切り、
「二ヶ領用水」の上流方向と、
下流方向も眺(なが)めて、
「緑の吊橋」を渡り切りました。「西園」では保育園児がいっぱい遊んでいるようです。
そして、「二ヶ領用水」の反対側にもある「桜並木」も見ながら「西園」へ入りました。
「西園」に入るや否(いな)や、右手へ伸びる「遊歩道」を進みました。「この先のルート」を考えてのことです。
その前に、気になることを確かめたくなり、「遊歩道」から右手へ逸(そ)れると、やっぱり「水道橋」がありました。先ほど「緑の吊橋」から上流方向を見た時に閃(ひら)いたのです。どうも、「西園」から反対側の「桜並木」の下を通って「東園」へと水が流れているようです。その目的を知りたくなりましたが、それはまた別の機会に譲(ゆず)るとして、予定した「ルート」へ戻(もど)りました。
前方に見えてきたのは「はぎのトンネル」です。「パンフレット」の地図で知った知識がなければ「バラのトンネル」と思ったことでしょう。
両側に生えている植物が「はぎ(萩)」なのでしょう。
「トンネル」を抜けて振り返ると、「はぎのトンネル」と書かれた看板がありました。「はぎ(萩)」(マメ科ハギ属)は、「秋の七草」の一つとして古くから日本人に親(した)しまれて来ました。初秋から「赤紫」や「白」の小さな可愛(かわい)らしい花を咲かせます。「万葉集」でも最も多く詠(よ)まれるなど、日本の秋を代表する「花木(かぼく)」です。
「アジサイの青い花」が咲いています。恐(おそ)らく、「土壌(どじょう)」が酸性(pH5.0~5.5)で、「アルミニウム」を根から吸収させているのでしょう。つまり、「リン酸分」の少ない肥料を選び、「水きれ」をさせないように育てることで、鮮(あざ)やかな「青色」を引き出すことができるようです。
「バイオネスト(堆肥(たいひ)置き場)」の「説明看板」には、『緑化センターで剪定(せんてい)した枝でバイオネストを作りました。落ち葉や切り取った草花などを入れて自然の力で分解。資源を循環(じゅんかん)利用します。(以下略)』 と写真入りで説明してあります。
「遊歩道」の反対側にある「アジサイ」は「青い花」と「白い花」を咲かせています。
このエリアは様々な植物の苗(なえ)を育てる苗畑(なえはた)として利用されているようです。
「遊歩道」を覆(おお)うように「藤棚(ふじだな)」が設置されています。
『ナチュラルガーデンへようこそ』 と題して、『ハーブガーデン、草花のガーデン、ブルーベリー畑、菜園などが広がり、さまざまな植物に触れながらゆったりとした時間をお楽しみいただけます。』 と書かれています。なおは、「苗畑」はその一部です。
左手のエリアには、小さく区画(くかく)された花壇(かだん)と「東屋(あずまや)」(説明:屋根と柱だけで壁がほとんどない小さな建屋のこと、京都から見て東方に位置する地域(東国/関東地方)で使われていた「田舎風の粗末(そまつ)な家」が語源とされる)がありました。
敷地の「西端」に近く、「ナチュラルガーデン」の北エリアには、濃紺(のうこん)色に塗(ぬ)られた「開放的な東屋(あずまや)」があり、同じ色の「テーブルとイスのセット」が置かれています。なお、「パンフレット」にある地図では、このエリアを「ナチュラルガーデン」と呼んでいました。
「東屋」の近くまで行くと、すぐ脇にある幹がゴツゴツした「大木」がが気になりました。『「ナンキンハゼ(南京櫨 )」(トウダイグサ科ナンキンハゼ属の落葉高木)は、中国原産で、庭木、公園・街路樹・器具材に使われる。開花期は6~7月』 と、木の幹(みき)に取り付けられた「パネル」に説明されていました。その名はこの木から蠟(ろう)を採取できることに由来します。
なお、葉・樹液・果実・種子など全体に毒性成分が含まれている「有毒植物」でした。クワバラクワバラ!
参考情報です。「トウダイグサ(灯台草)科」は真正双子葉類(説明:発芽時に2枚の子葉(しよう)を持つ双子葉類の中で、同じ祖先をを持つことが証明された植物を指(さ)し、草も木も含まれる約300属7,500種以上があるそうです。なお、かつてはユズリハ科やツゲ科など多くの種が含められていましたが、これらは後に別の科に分けられたとのこと。(続く)
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