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2026年7月 4日 (土)

ユリ園を観に東高根森林公園へ!(その5) 湿性植物園③

「木道」が分岐する場所に出ましたので、筆者は「右手」(注釈:写真の手前)へ折れました。「同行者」は「分岐点」付近で何かに目が留(と)めたようです。

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「ジロボウエンゴサク(次郎坊延胡索)」(ケシ科、開花時期:4月~5月)でした。花期はとうに終わっています。なお、花色は紅紫色~青紫色で、地下の塊茎(かいけい、意味:茎が太くなっりデンプンなどを蓄えて塊(いも)になった部分)は鎮痛(ちんつう)の薬草になるとのこと。

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寄(よ)り道はここまでにして、「木道」を先へ進むと「湿性樹木ゾーン」へ入りました。

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「ジャコウソウ(麝香草)」(シソ科の小低木、花期:8月~9月、花色:赤紫色~淡紅色)は「ハーブ」として有名な「タイム」の仲間で、踏(ふ)むと良い香りがすることから「グランドカバー」(説明:庭や駐車場の地面を覆(おお)う植物)としても人気があるそうです。

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なお、難しい漢字の「麝(じゃ)」は「麝香鹿(じゃこうじか)」やその雄(おす)から分泌(ぶんぴ)される高級香料である「麝香(じゃこう)」を意味します。

そして、「鰐(がく)」(説明:花びらを包んで支える器官)は、鐘形(かねがた)で、「花冠」(かかん、説明:花びらの全体)は筒部(つつぶ)が長く、上唇(じょうしん、唇の上部)は短く、下唇(かしん)は3裂(さんれつ、意味:植物の器官が2つの切れ込みによって3つの部分に分かれていること)するそうです。

「オオハンゲ(大半夏)」(サトイモ科の多年草、開花時期:5月~7月)は緑色や紫色の筒状(つつじょう)の「仏炎苞(ぶつえんほう)」(説明:花序(花の集まり)を包むように変化した大きな葉(苞)のこと)をつけ、先端が糸状に長く伸びるユニークな花を咲かせるそうです。なお、散った花びらと思われるものが葉の上に確認できます。

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「ギボウシ(擬宝珠)」(キジカクシ科リュウゼツラン亜科ギボウシ属の総称、山間の湿地などに自生する多年草、花期:7月~8月)は、食用となり、花が美しく、日陰でも良く育つそうです。「ギボウシ」の「若いつぼみ」が橋の欄干(らんかん)にある「擬宝珠(ぎぼし、ぎぼうしゅ)」に似(に)ていることから名付けられたとのこと。

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なお、「擬宝珠」は、橋の欄干(らんかん)や神社・寺院の手すり・階段の柱の上に設(もう)けられている「タマネギ」のょうな形をした伝統的な装飾(そうしょく)のことを呼びますが、その由来は、仏教の「宝珠(ほうじゅ)」(説明:仏の願いを叶(かな)える珠(たま))を模(も)したとする説や、「ネギのつぼみ」に形が似(に)ているや、葱(ねぎ)の臭(にお)いが魔除(まよ)けになるという説があるそうです。

「ハンノキ(榛の木、榛、赤楊)」(カバノキ科ハンノキ属の落葉高木)は、水辺を好み、低地の湿地や水田の畔(あぜ)などに見られます。畔の説明:水田に水を張るため、または区画を分けるために土を盛り上げた場所のことで、農作業の際の通路としても利用される

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高く見上げた視線(しせん)を戻(もど)すと、「ハンノキ」の周辺に咲いている「白い花」に気付(きづ)きました。

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しかし、よく見ると「ハンゲショウ(半化粧)」でした。お粗末(おそまつ)の一席!

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「木道」の反対側にある「植え込み」に「黄色い小さな花」が咲いています。花をよく確認すると、「湿性植物園①」で紹介した「キツリフネ(黄釣船)」でした。

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「池の畔(ほとり)」に出ました。「澄(す)んだ水辺(みずべ)」に「水草」が茂(しげ)っています。

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橋となって池を渡る「木道」を進むと、右前方に「竹林(ちくりん)」が見えてみました。

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「カラーコーン」に『脇見注意』 の表示がに貼り付(はりつ)けてありました。確かに、足元が滑(すべ)りやすく・・。

雨に打たれた「竹林」は活き活き(いきいき)としているようです。

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「竹林」の手前に「オオハナワラビ(大花蕨)」(ハナヤスリ科ハナワラビ属、冬緑性)の名札を確認することができます。「冬緑性シダ植物」で、東北地方中部以南~九州の林内(りんない、意味:林の中)に生(は)えるそうです。

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「竹林」を振り返って見ました。

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「ウグイスカグラ(鶯神楽)」(スイカズラ科)は、淡(あわ)いピンクの可憐(かれん)な花と透明感のある赤い実が魅力の落葉低木です。白っぽい美しい幹肌(きはだ)から「ミニ盆栽(ぼんさい)」や「小品盆栽(しょうひんぼんさい)」として非常に人気の高い樹種(じゅしゅ)です。別名は「ウグイスノキ(鶯の木)」。「鶯」の鳴く時期と関係し、「神楽」は「鶯隠(うぐいすがく)れ」が変化したの説があるそうです。

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「現在地」は、地図の左下に位置する「湿性野草ゾーン」です。

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「エノキ(榎)」(バラ目アサ科エノキ属の落葉高木)は、別名が「ナガバエノキ」「マルバエノキ」。「落葉広葉樹」の高木で最大で「樹高」が25m、「胸高直径(きょうこうちょっけい)」が2m程度に達する。「樹冠(じゅかん)」(説明:樹木の上部で枝や葉が密集して茂っている部分全体を指(さ)す)は広葉樹らしい丸みを帯(お)びたものです。なお、この形状は「樹種」や「環境」に影響されるとのこと。

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「木道」は左方向へ折れ曲がって続いています。

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「同行者」はかなり先行(せんこう)しています。

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「大きな立て看板」には「自然観察広場」「春に咲く野草」「春に産卵するチョウ」と題して、「草花」と「蝶(ちょう)」について写真を使った説明が掲載(けいさい)してあります。

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「小川」の幅が広くなり、「小さな池」のようになった場所がありました。

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水が透き通(すきとお)っているため、底に緑色の「水草(みずくさ)」あるいは「藻(も)」が繁殖(はんしょく)している様子を観察することができます。

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「湿性野草ゾーン」の「説明パネル」には、『ここで見られる野鳥たち』 と題して、「ジョウビタキ」(スズメ目ツグミ科)、「ルリビタキ」(スズメ目スズメ科)、「カワセミ」(ブッポウソウ目カワセミ科)、「コゲラ(小啄木鳥)」(キツツキ目キツツキ科)、「アオゲラ(緑啄木鳥)」(キツツキ目キツツキ科)が写真入りで説明されています。

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その左端には、「湿性野草ゾーン」の説明として、『このゾーンは、湿地や水辺を好む草花が四季折々に多く見られるゾーンです。湿性花園ゾーンと比べると花が小さかったり、目立たない花をつけるものが多いのですが、よく見るとエンコウソウ、キツリフネ、ツリフネソウなどが変わった形や色をした葉や花をつけているのに気づくと思います。』 とあります。

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「木道」は「雑木林」の中を緩(ゆる)やかに左へカーブして続いています。

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(続く)

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