ユリ園を観に東高根森林公園へ!(その3) 湿性植物園①
先ほどまで「ユリ園」の前に居た同行者の姿が見当たりません。そこで、「遊歩道」の反対側に拡(ひろ)がる「ケヤキ広場」を探すことにしました。
「太陽電池式の時計」が設置された「ケヤキ広場」の南端エリア、そしてその奥(東側)に流れる潺(せせらぎ)沿い(対岸)に続く「未舗装の遊歩道」にも人影はありません。
それどころか、「ケヤキ広場」の中央付近に聳(そび)える「ケヤキ」の周辺にも・・。
やはり、「舗装された遊歩道」を先へと行ったのかも知れなません。「遊歩道」へ戻ると、この区間でも「カラーコーン」と「ロープ」によって左半分が「通行規制」されています。
そして、ずっと先(生垣の横)にいる「同行者」の姿(注釈:上の写真に小さく写っている)を発見しました!
「同行者」が居た場所の右手には「県立東高根森林公園」の「モニュメント」が設置されており、その後方には「東屋(あずまや)」が見えます。
「遊歩道」から少し離れているため、「半円形をしたモニュメント」(上の写真)に描(えが)かれたデザインを判別(はんべつ)することは困難ですが、両側から寄り添(そ)う「2本の若木」の間に「日本の都市公園100選 東高根森林公園」と刻(きざ)まれた「レリーフ 」が嵌め込(はめこ)まれています。
そして、「同行者」とともに「池の畔(ほとり)」へ出ました。先ほど眺(なが)めた「潺(せせらぎ)」の源(みなもと)となる池です。なお、そこには「その主(ぬし)」と思われる「カルガモ」が一羽で泳いでいます。
5月上旬のブログ記事でも説明しましたが、「カルガモ」は留鳥(りゅうちょう)であり、季節による移動(渡り)を行わず、一年中同じ地域に生息(せいそく)する鳥なのです。
人の姿にも慣(な)れていて、こちらへ近づいてきました。
目を転じると、池の中ほどにある「岩を組み合わせて作られた小島」と「色付く紅葉(もみじ)」は「盆栽(ぼんさい)」のように見えます。
「遊歩道」を挟(はさ)んで「池」の反対側にある「イロハモミジ」(カエデ科)の大木です。
「説明パネル」には、『最もよくみる品種で、モミジの名所・京都の高雄(たかお)の名をつけて別名をタカオモミジともいいます。秋に美しく紅葉するカエデの仲間の代表格。』 とあります。
「池」の端には「木の板」を複雑に組み合わせた「板橋(いたばし)」があります。これを渡って「東屋(あずまや)」の脇(わき)を抜けるのが、これから向かう「湿性(しっせい)植物園」へ至(いた)る「近道」ですが、雨に濡(ぬ)れていて滑(すべ)りやすいため、「板橋」を渡るのは止(や)めました。
一方、「遊歩道」を直進すると「飛び石」を渡らなければなりません。しかし、こちらの方がやや安全かも知れません。
そして、「木道」へ出るためには雨にたっぷりと濡(ぬ)れた「木製階段」を上ることになります。
何ごとも無く「木道」へ入ると、すぐ先にある「湿性植物園」(注釈:稲作田ゾーン・湿性花園ゾーン・湿性樹林ゾーン・湿性野草ゾーン・梅林ザゾーンで構成される)の南端にある「稲作田ゾーン」の手前にある『田んぼで遊ぼ』 と題した「ポスター」が目に留(と)まりました。「言葉遊び」が人を惹(ひ)きつけます。
『1年間、みんなでお米づくりをして美味しいおもちをつくりましょう!』 と続きます。『活動中!満員御礼!』 と「朱色の地(しゅいろのじ)」で強調されています。参加費(5,000円)を支払い、親子で参加する「イベント」(田植えと稲刈り、5月/6月/7月/10月/11月/12月の各1日、午前20組/午後20組、申込日3月16日(月)~4月15日)のようです。
実は、5月5日(日)に訪れた時、「稲作田ゾーン(田んぼ)」には雑草が生い茂(おいしげ)っていました。そのため、『今年は人手不足で休耕田(きゅうこうでん)になったのか?』 と心配しましたが、これは筆者の「早とちり」(勘違い)でした。
「水稲(すいとう)の小さな苗(なえ)」が育っています。その条(じょう、意味:苗の列)や株間(かぶかん)がバラバラ(意味:揃(そろ)っていない)であることから、『誰が田植えをしたのか?』 の答えは明らかでしょう。「ご愛嬌(ごあいきょう)」なのです。
「木道」の右手には「名札」(草花の名前が書かれパネル)が多数設置してありますが、「ミズアオイ(水葵)」(ミズアオイ科の一年生水生植物、開花時期:5月~6月、花の形状:6弁花(説明:花びらが6枚ある花)、花色:青紫色)だけは、花が萎(しぼ)んだ状態(注釈:開花時期が8月~10月頃とされるものもあるようです)ですが、少しだけ残っています。
葉の形が「双葉葵(ふたばあおい)」(説明:美しいハート形)に似(に)ていることから「水葵」と呼ばれるそうです。なお、徳川家の家紋である「三つ葉葵」は「双葉葵」を3つ組み合わせたデザインですから、ややこしい!(意味:厄介(やっかい)である、説明:関西地方で赤ん坊のことを「ややこ」と呼ぶことが語源、大人(おとな)しいの対義語)
その他の植物は花が咲いていませんので、写真の掲載を省略して、名前だけをリストアップします。
「ヒガンバナ(彼岸花)」(ヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草、開花時期:9月、花色:紅色)、「二ホンスイセン(日本水仙)」(ヒガンバナ科スイセン属の多年草、開花時期:12月~4月、花色:白色)、「シラン(紫蘭)」(ラン科シラン属の宿根草、開花時期:4月~5月、花色:薄紫)
同行者が「黄色い花」を見つけました。気に入ったようです。人にその名前を訊(き)いたところ、「キツリフネ(黄釣船)」(キツリフネ科キツリフネ属の一年草、花期:6月~9月、花色:黄色)と教えられたそうです。注記:詳細情報は筆者が追記
筆者には初めて聞く名前です。細い花柄(はなえ)の先に「黄色い花」を下げるため、花が横向きに咲いているように見えます。なお、花言葉は「私に触らないで」「安楽」「期待」「心を休める」「じれったい」と多様です。注釈:「私に~」は種子がはじけることから
同行者が『カタツムリ(蝸牛)!』 と叫(さけ)びました。振り返ると、「説明用パネル」の上で「デンデンムシ」(別名)がゆっくり動いています。
なお、この別名は『子どもたちが殻(から)に閉じこもった虫に向かって「出ろ、出ろ」と呼び掛けて囃(はや)し立てた言葉(出ん出ん虫)が変化したという説が有力だそうです。また、カタツムリは「かたつぶり」(説明:形(かた)+つぶり(丸いもの))という古い言葉が変化したという説が有力とのこ。
「まいまい」は関東地方の方言で、貝の殻(から)が渦(うず)を巻いている様子(ようす)の「巻き巻き」から名付けられたそうです。
筆者がそんなことを考えている間に、同行者は「木道」をさらに先へと進んでいました。何かを見つめているようです。
追いついた筆者は、「シダ類」の葉が生き生きとしている様子に惹(ひ)きつけられました。

またしても、同行者はさらに先へと進み、「木道」が交差する場所に近づいています。
「木道」の右手には草に埋(う)もれて、「ホオズキ(酸漿)」(ナス科、開花時期:8月~9月、花色:薄いクリーム色または白色で中心部が黄色)、「フクジュソウ(福寿壮草)」(キンポウゲ科、開花時期:3月~4月、花色:黄色のほかにオレンジ色やクリーム色など)、「ハナショウブ(花菖蒲)」(アヤメ科、開花時期:5月下旬~6月中旬、花色:紫色のほかに白色・ピンク色・青色・黄色・絞りなど)などの「名札」を見かけました。(続く)
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