グルメ・クッキング

2018年1月 4日 (木)

「川崎大師」への参拝に始まるわが家の年末年始

毎年参拝することを恒例としている「川崎大師 平間寺(へいけんじ)」へ年末の12月29日に出掛けました。いつも通りに、「大師公園」の駐車場に車を停めて、まだ参拝者はまばらな表茶道を歩きました。ちなみに、仕事の都合などで参加できないメンバーが二人いたため、今回の総勢は11名です。
 
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大山門にはすでに21mもある注連縄(しめなわ、注、前垂注連)が取り付けられたところで、高さ1.7m&30kgの玉飾りを中央に設置するための足場などの準備が進められているようです。ちなみに、寺院である「川崎大師」には三が日(初詣)だけで、およそ300万人の参拝が見込まれているそうです。
 
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注連縄は神様をまつるための神聖な場所を表していて、神様の領域と現世の領域を隔てる結界(注、不浄の物が入らないようにする役割)であり、伊勢神宮を除く出雲大社などの神社では一年中飾られていますが、真言宗の寺である「川崎大師」にはなぜか年末年始にだけ取り付けられます。呪術などを使う「密教」の流れを汲む真言宗だからでしょう。東京都中野区の「新井薬師」や千葉県成田市の「成田山新勝寺」でも年末年始に、形は異なりますが、注連縄が飾られるそうです。

 

大山門を潜ると、大本堂が正面に現れました。
 
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前年に授けられた護摩札(ごまふだ)を「納札殿」にお返ししたあとは「お水屋」(手水舎)へ
 
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午前11時30分の「お護摩」を申し込み、「献香所」に線香を備えます。写真に写るのはオチビちゃんとチビエちゃん。
 
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10分前までに本堂へ入るように言われています。
 
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25分ほどのお護摩のあと、新しい護摩札を頂きました。

 

午前12時直前になっていましたから、さっそく山門前にあるいつもの蕎麦屋「はやま」へ向かいました。年末年始など混雑する時は事前に食券を買う必要がありますが、食券売り場には10数人が列を作っています。一階席はほぼ満員のため、2階席(小上がり)に案内されました。
 
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オチビちゃん・コチビちゃん・同行者・叔父ちゃんの4人は「せいろそば(2枚)」(1400円)、
 
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二人のお母さんは赤ちゃんと一緒に「花巻うどん」(680円)、
 
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チビスケくん・チビエちゃんが「力うどん」(900円)、そのお母さんは「なめこそば」(900円)、
 
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お父さんは「鍋焼うどん」(1400円)、
 
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そして私は定番の「鴨南そば」(1120円)
 
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メンバー全員は蕎麦やうどんを平らげて満足そうです。なかでも中学生になったオチビちゃんは「せいろそば」をコチビちゃんと同行者からもらって4枚も食べきりました。

 

お腹を満たしたあとは、子供たちが楽しみにしている「大師公園」でのお遊びです。2時過ぎまで遊具やサッカーボールで遊んだことで、全員が大満足したようです。
 
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大晦日(おおみそか)から3が日は例年通りに自宅で過ごしました。夕方から飲み始めたため、NHK総合テレビで「紅白歌合戦」の放送がスタートして1時間を過ぎたころには睡魔に襲われてしまいました。続きはビデを録画で見ることに・・。元旦の午後に再生して見ると、知らない出場者が多かったものの、例年以上にバランスが良い構成でした。なかでも、出場が取りざたされていた桑田佳祐さんと安室奈美恵さんのそれぞれが登場するコーナーがあり、しかも私の好きなX-JAPANも出演しました。

 

半年前に頸椎(けいつい)の手術をしたYOSHIKIさんは、首に負担が掛かるドラム演奏ができないとして、ピアノで伴奏するEndless RainをToshIさんが静かに歌いました。一曲目が終わると、なんと舞台の前方にドラムスのセットがせり上がってきたのです。YOSHIKIさんはその前に座って両腕を交差させてXの文字を表現(Xポーズ)しました。私は演奏できないという意味かと一瞬思いましたが、スティックを握ってドラムをたたき始めました。曲はもちろんX-JAPANの代表曲である「紅(くれない)」です。私はサービス精神に溢れる演出を楽しみながら「紅」を思い入れをもって聞きました。紅白歌合戦では前年に続く「紅」の披露です。

 

元旦は寝坊しましたが、お雑煮を食べ終えた午前8時30分にはTBSテレビで「全日本実業団対抗駅伝競走大会」が始まりました。午前9時15分にスタートした第1区は下馬評にある旭化成・ホンダ・トヨタ自動車は出遅れて住友電工がトップで第2区の走者に襷(たすき)を渡しました。第2区では9位の旭化成がトップに、10位のトヨタ自動車が3位に躍り出ました。第3区では2位以下に変動がありましたが、第4区では下馬評通りに旭化成・ホンダ・トヨタ自動車の順番となり、最終の第7区でもその順番は変わらず、旭化成の強さが目立った大会になりました。ちなみに、第4位はトヨタ自動車九州、第5位は富士通、第6位はDeNA(注、旧エスビー食品の監督と選手が移籍)、第7位はコニカミノルタ、と順当な結果だったと思います。

 

元旦の夜(午後7時から)はNHK-Eテレ「ウィンフィル・ニューイヤー・コンサート2018」がオーストリアのウィーンからライブ中継されました。指揮者はウィーン・フィルから名誉団員の称号を得た数少ない指揮者の一人であるイタリアのリッカルド・ムーティ氏。ちなみに、「ニューイヤーコンサート」への登場は5回目とのこと。2004年以来、14年振りです。演奏された曲目は次の通り。

 

ヨハン・シュトラウス作曲 : 喜歌劇「ジプシー男爵」から「入場行進曲」

ヨーゼフ・シュトラウス作曲 : ワルツ「ウィーンのフレスコ画」

ヨハン・シュトラウス作曲 : フランス風ポルカ「花嫁探し」

ヨハン・シュトラウス作曲 : ポルカ・シュネル「浮き立つ心」

ヨハン・シュトラウス(父)作曲 : マリアのワルツ

ヨハン・シュトラウス(父)作曲 : ウィリアム・テル・ギャロップ

フランツ・フォン・スッペ作曲 : 喜歌劇「ボッカッチョ」序曲

ヨハン・シュトラウス作曲 : ワルツ「ミルテの花」

アルフォンス・チブルカ作曲 : ステファニー・ガヴォット

ヨハン・シュトラウス作曲 : ワルツ「ウィーンの森の物語」

ヨハン・シュトラウス作曲 : 祝典行進曲

ヨハン・シュトラウス作曲 : ポルカ・マズルカ「都会と田舎」

ヨハン・シュトラウス作曲 : 「仮面舞踏会」のカドリーユ

ヨハン・シュトラウス作曲 : ワルツ「南国のばら」

ヨーゼフ・シュトラウス作曲 : ポルカ・シュネル「短い言づて」
 

そして、アンコール曲は「雷鳴と電光ポルカop.324」に加えて、もちろん、「美しく青きドナウ」と「ラデツキー行進曲」の2曲も。リッカルド・ムーティ氏と一体になったウィーン・フィルの演奏を聴きながら、ウィーンの景色と建物、およびバレリーナの踊りをたっぷり楽しむ3時間になりました。
   

1月2日は午前8時から日本テレビで「箱根駅伝」(往路)のライブ中継です。下馬評では青山学院・東洋大学・東海大学・早稲田大学などが上がっていましたが、往路は1区で抜け出した東洋大学が安定に襷(たすき)をつなぎ、2位の青山学院大学(36秒差)と3位の早稲田大学(1分56秒差)の追従を許さず、トップで芦ノ湖のゴールでテープを切って往路優勝。

 

復路の6区では青山学院大学が見事な山下りでトップに立ち、7区でも区間新を記録し、8区は区間賞、9区は東洋大学と早稲田大学に追い上げられましたが、10区でもアンカーが安定した走りを見せたことで、トップで大手町のゴールに飛び込みました。2位東洋大学(4分52秒差)、3位早稲田大学(11分29秒差)、4位日本体育大学(11分48秒差)、5位東海大学(12分29秒)、6位法政大学(12分41秒差)、7位城西大学(14分33秒差)でした。

2017年12月30日 (土)

岡山県津山市から大阪を経て自宅へ

「津山観光センター」の駐車場から国道53号(出雲街道)に出て、中国自動車道の津山ICを目指しました。
 
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津山IC」の料金ゲートを入り、
 
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大阪方面へ向かいます。
 
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『鳥取県には給油所がありません』 と表示されています。
 
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鳥取自動車道と分岐する「佐用JCT」を通過
 
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加西SA
 
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加西IC
 
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舞鶴若狭自動車道と分岐する「吉川JCT」を通過
 
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電光掲示板には『西宮北-宝塚 渋滞8km』 と表示されています。
 
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『宝塚まで渋滞10km25分』
 
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今度は『渋滞7km 中国宝塚-中国吹田 渋滞8km』と
 
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午後7時20分ころ、大阪のオチビちゃん・コチビちゃん宅に到着。大阪を出発地・到着地とした今回の『山陰・山陽の城を巡るドライブ旅』における走行距離1146.9km、平均燃費24.2kmでした。
 
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翌朝、オチビちゃん・コチビちゃん宅を出発して、走り馴れた新名神高速道路・伊勢湾岸自動車道・新東名高速道路を順調に走行、浜松SAに立ち寄って昼食をとることにしました。
 
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同行者と私は石松の「浜松餃子」(600円)と
 
 
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鶏三和の「名古屋コーチン親子丼」(1167円)を注文して二人でシェア
 
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同行者はデザートのつもりなのかPecolita(ペコリータ)で「ソフトクリーム」を買い求めています。1か月半前(8月上旬)に「富士山麓牛乳ソフト・コーン」(380円)と「サバサンド」(500円)を購入した店です。
 
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新清水PAが近づくと、
 
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前方に富士山が大きくなりました。
 
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午後3時半過ぎに帰宅した時までの総走行距離は2048.1km、平均燃費が24.6kmでした。
 
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台風18号が西日本を直撃したため、スケジュールを一日短縮することになり、山口県と広島県の城に立ち寄れなかったことだけが心残りです。(終)

2017年12月21日 (木)

岐阜市の金華山・美江寺神社・伊奈波神社・善光寺を巡る

「岐阜大仏」に参拝したあと、岐阜市の主な神社仏閣を巡ることにしました。国道256号(長良橋通り)を北上して「岐阜公園」前を通過して長良川に架かる「長良橋」を渡り、長良川の右岸(北側)に出ました。長良丘1交差点を左折して、長良川の堤防沿いの県道163号を西進し、金華橋北交差点を左折して長良川に架かる「金華橋」に入りました。金華山とその山頂にある「岐阜城」を望むスポットにひとつです。
 
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「金華山」(標高約338m、注、三角点は約329m)に山頂には「岐阜城の天守閣」(左)と、「岐阜地方気象台金華山分室」(中)、「展望台」と「ぎふ金華山ロープウェーの山頂駅」(右)が確認できます。
 
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ちなみに、私が一番好きなスポットは長良川の上流側、「鵜飼い大橋」付近から長良川越しに見る「金華山」と「岐阜城」です。

 

平和通に入って南下すると、「美江寺」の脇を通過しました。天台宗の寺院で、山号は「大日山」、院号は「観昌院」、通称は「美江寺観音」と呼ばれているようです。ちなみに、美濃三十三観音霊場第十八番札所。岐阜観音札所第三番札所。東海白寿三十三観音第三十一番札所。奈良時代の作とされる重要文化財の「乾漆十一面観音立像」があるとのこと。
 
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伊賀国名張郡の伊賀寺の十一面観音を美濃国に移したのが寺の起源で、この十一面観音を本尊として、養老3年(719年)に美濃国の美江寺村(現瑞穂市美江寺)に美江寺が養老7年(723年)に創建されたと伝えられるそうです。室町時代には土岐氏の帰依を受け、永正3年(1506年)、土岐成頼が伽藍を修造し、天文8年(1549年)に斎藤道三が稲葉山城を築城した時、稲葉山城の南西に位置し、裏鬼門を守護するために現在地に移転させたとされます。注、織田信長が移転させたという説もある

 

裁判所前交差点を左折して県道152号に入り、今小町交差点を左折、国道256号を北上した矢島町1交差点を右折、市道を東進すると行き当りに「伊奈波神社」がありました。金華山の山麓に向かって参道が右斜め方向に続いています。この三連休(11月3日-5日)は「七五三参り」のピークかもしれません。
 
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プチ薀蓄(うんちく)です。「七五三」は、子供の成長を祝い、これからの健康を願う日本の伝統的な行事で、本来は旧暦(現在は新暦)の11月15日に行われる行事です。しかし、最近では日にちにこだわらず、10月中旬~11月下旬の縁起の良い日(大安、先勝)や家族の都合のよい休日にお祝いをする家庭が増えているようです。年齢も本来は、数え年の3歳で「髪置きの儀(かみおきのぎ)」、同じく5歳で「袴儀(はかまぎ)」、同じく7歳には女の子が成人と同じ丸帯(まるおび)をつけ始める「帯解きの儀」を祝っていましたが、現在は満年齢にしたがうことが一般的です。また、関西地方などでは、男の子は3歳と5歳、女の子は3歳と7歳と、それぞれ2回祝うのが普通(注、最近は男女とも3回とする家族もある)ですが、「七五三」の風習が武家を中心に始まった関東地方では3歳のお祝いは女の子だけがするようです。ちなみに、今年はチビエちゃんが7歳のお祝いをしました。

 

この神社を訪れた目的は参道脇にある「岐阜・伊奈波 善光寺」です。
 
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「岐阜・伊奈波 善光寺」真言宗醍醐派の寺院で、山号は愛護山、本尊は善光寺如来(注、信州善光寺の本尊の分身)。この地に「善光寺」が創建された背景は、戦国時代に織田信長が甲州を征伐した後、甲斐の武田信玄が信濃善光寺から善光寺如来様を持出して甲府に新善光寺に祀ったものを、信長が天正10年(1582年)に岐阜城下の伊奈波神社の近くに移されたことによるそうです。その後、徳川家康により遠江国の鴨長寺へ、さらに慶長2年(1597年)、豊臣秀吉により京都の方広寺の本尊にされ、翌慶長3年(1598年)、信濃国に戻されました。信長の嫡孫織田秀信は、稲葉善光寺堂を建立し、善光寺如来様の分身を祀ったのが、現在の「岐阜・伊奈波 善光寺」(旧善光寺安乗院)の始まりとのこと。

 

その左手には真新しい「弘法堂」があります。
 
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美濃国三宮である「稲奈波神社」の参道を上がりました。正面にあるのが「大鳥居」です。
 
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坂道の参道を上がった「参集殿」と「社務所」(左手前)の前には「七五三」の受付所(テント張り)があります。そして、右端に写る朱色の鳥居が並んでいるのは「楓稲荷神社」、右手前にあるのは「神輿庫」。
 
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「二の鳥居」と「神橋」の先には「楼門」があり、その奥には「神門」、「拝殿」、「本殿」が直線的に並んでいることが「伊奈波神社」のhpで確認できます。
 
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「伊奈波神社」は、垂仁天皇の第一皇子(第12代景行天皇の同母兄)で、この地の開拓神である五十瓊敷入彦命(いにしきいりひこのみこと)を主祭神とし、妃の淳熨斗媛命(ぬのしひめのみこと)、母の日葉酢媛命(ひばすひめのみこと)、外祖父の彦多都彦命(ひこたつひこのみこと)、臣下の物部十千根命(もののべのとちねのみこと)を配祀する。これらの神を伊奈波大神と総称する。ちなみに、記紀に伝わる五十瓊敷入彦命が朝廷の命により奥州を平定しましたが、五十瓊敷入彦命の成功を妬んだ陸奥守豊益の讒言(ざんげん、注、目上の人に悪く言うこと)により朝敵とされ、現在の伊奈波神社の地で討たれたと伝えられます。

 

振り返って見た参道
 
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つかの間の再会のあと、オチビちゃん・コチビちゃん一家に別れを告げて、帰路に着きました。三連休の最終日であり、東海北陸自動車道から名神高速道路に入る一宮JCT付近で渋滞が発生しているとの情報がありますので、東海北陸自動車道には入らず、一般国道(国道248号、国道156号、国道22号)で名神高速道路の「一宮IC」を目指しました。

 

名神高速道路の一宮ICに入るところには一宮JCT付近の渋滞がほぼ解消しており、順調に小牧JCTで東名高速道路に入り、名古屋ICを過ぎた「上郷SA」で遅い夕食を摂(と)りました。「単品天丼(小)」(450円)と「「まぜ味噌きしめん」(980円)を同行者とシェアすることに。いずれも名古屋らしいグルメです。
 
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豊田JCTで入った新東名高速道路での走行はほぼ順調でしたが、御殿場JCTで合流した東名高速道路では海老名SAを先頭に10数kmの渋滞が発生していました。今回は駿河湾沼津SAで時間調整をしなかったため厚木ICの手前から渋滞に巻き込まれましたが、海老名SAの先、「大和トン年」や「横浜町田IC」を通過する時は通常のスムーズな走行に戻り、午後11時過ぎには帰宅することができました。
 
投稿を小休止した後は、山陰・山陽の城廻りの最後となる岡山県津山市の「津山城」を紹介します。(終)

2017年12月19日 (火)

懐石創作和食の「後藤家」と日本三大大仏「岐阜大仏」(前編) 

翌日は岐阜県岐阜市を訪れました。北陸から東海地方を旅行中である大阪のオチビちゃん・コチビちゃんの家族と合流するためです。昼食は岐阜市の繁華街である柳ケ瀬に近い美園町にある懐石創作和食の「後藤家」で食べることにしました。若宮町通りに面した場所にあります。
 
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ちなみに、裏手には駐車場(20台強)とジェラートとケーキの「後藤家ドルチェラコント」があります。
 
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店内は、大きな円卓(13席)を取り囲むよう配置された小上がりの座席(40席)、2階には個室(座敷またはテーブル席)、3回には大広間があり、計185席もあるそうです。

 

選んだメニューの「後藤膳」(2920円)は、「自家製豆腐」、「和え物」、「お造り」(2種)、「焼き魚」など12品の小鉢と、
 
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「秋の味覚小鍋仕立て(つみれ団子と彩り木ノ子)」、「海老と野菜の天婦羅」(抹茶塩)、そして、「御飯」、「茶碗蒸し」、「香の物」などと多彩な内容で、季節感に溢(あふ)れています。注、季節により内容と価格が変化
 
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そして、お好みのデザート(私はバニラ・アイスクリームを選択)が続きました。
 
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昼食後は全員で「後藤家ドルチェラコント」へ移動。色とりどりのジェラートとパフェを楽しみ始めましたが、昼食でお腹がいっぱいになっただけでなく、白を基調とした店のインテリアに落ち着かなさを感じた私は、オチビちゃん・コチビちゃん・同行者が選んだジェラートやアイスクリームを味見させてもらうだけにしました。ジェラートは、アイスクリームよりも乳脂肪分が少なくさっぱりしていますが、逆に味に濃(こ)くが感じられます。ちなみに、イートイン・コーナー(10席ほど)があり、寒風に震えながら食べる必要はありません。

 

皆の様子を見ていると、注文方法がユニークでした。まず、最初に4種類あるサイズから好みのサイズを選んで会計を済ませた後、20種類あるジェラート(2色・3色・7色)を選ぶので、ショーケースの前に人だかりが出来るには  などのアイスクリーム屋と同じです。また、店内には乳製品や卵を使わないジェラートを指定できることも案内パネルに説明されていました。

 

オチビちゃん・コチビちゃんの一家の所用に付き合う同行者を残して、私だけで金華山に近い大仏町にある金鳳山正法寺(きんぽうざんしょうほうじ)を訪れました。日本三大大仏の一つとされる「岐阜大仏」に参拝するためです。ちなみに、日本三大大仏としては、奈良・東大寺の「奈良の大仏」と鎌倉・高徳院の「鎌倉大仏」の2つが定説ですが、3つ目がこの金鳳山正法寺の「岐阜大仏」あるいは富山県高岡市・大仏寺の「高岡大仏」を呼ぶとされます。
 
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「岐阜大仏」は元禄5年(1692年)に創建された黄檗宗(おうばくしゅう、注、禅宗の一宗派)金鳳山正法寺(注、京都宇治黄檗山万福寺の末寺)にある籠(かご)大仏で、岐阜県の重要文化財に指定されています。第11代惟中和尚は、歴代の大地震および大飢饉の災霊の祈願をたて、奈良東大寺大仏の聖徳を敬って大釈迦如来像の建立をはかり、第十二代肯宗和尚は師の志をよく継ぎ、約38年の歳月を費やして天保3年(1832年)に開眼供養(かいげんくよう)が行われたと伝えられます。
 
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大仏は、体内の骨格を周囲1.8mのイチョウを真柱として木材で組み、竹材を編んで外形を作り、その上に粘土を塗り、各地で集められた一切経、阿弥陀経、法華経、観音経等の経典が書かれた美濃和紙を貼り付け、さらに漆(うるし)と金箔(きんぱく)を重ねて仕上げてあります。このことから、別名を「籠大仏(かごだいぶつ)」というそうです。ちなみに、像高13.63m、顔の長さ3.63m、目の長さ0.66m、耳の長さ2.12m、口幅0.70m、鼻の高さ0.36mで、日本で最大の乾漆仏です。注、「奈良の大仏」は像高14.98m、「鎌倉大仏」は像高11.39m、「高岡大仏」は像高7.43m
 

境内にあるこの「多宝塔」は、『徳川時代の中期のころの作とされるもので、当初は伊奈波山(稲葉山)に中腹伊奈波神社境内に奉安されてありましたが、明治10年神仏混淆(しんぶつこんこう)禁止令が発布された時に正法寺に移されたもの』 と説明されています。
 
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「大仏殿」(岐阜市重要文化財)の正面に出ました。黄檗宗らしい中国風の特徴のある造りです。
 
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拝観料(大人200円)を納めて小さな入口を入ると、正面に優しい表情で耳たぶの大きな「岐阜大仏」がありました。印相は転法輪印(てんぽうりんいん)で、右手は親指と中指を結ぶ説法印という印相で、お釈迦様が説法をした時のポーズを表現しています。
 
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そして、左手は自分側に向けて、自分への説法でもあることを示していました。
   
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胎内(たいない)には薬師如来坐像(岐阜県指定重要文化財)が祀られているそうです。
 
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大仏のお前立ちとして安置されているのが、平安時代後期の製作と推定される阿弥陀如来像(岐阜県指定重要文化財)。 この阿弥陀如来像 は、一木造彫眼の総金色像で、上品上生印[じょうぼんじょうしょういん]を結んで、二重の蓮華座(れんげざ)に結跏趺坐(けっかふざ)しています。
 
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見上げると、「岐阜大仏」の上部は吹き抜けになっていました。
 
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「岐阜大仏」の左右前方にある仏像
   
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(続く)

2017年11月17日 (金)

津和野町の温泉宿「わた屋」に泊まる

にわか雨が小降りになったところで、この日に宿泊する温泉宿「わた屋」へ向かいました。津和野で唯一、天然温泉がある宿泊施設であり、しかも津和野の見どころである「殿町通り」に近いことが魅力です。県道13号で津和野大橋を渡った交差点を直進して、町道(高岡通り)を約250m進んだ右手にありました。エントランス付近は茶色い瓦を載せた和風建築で、その奥にある宿泊棟は鉄筋コンクリート製のようです。
 
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午後45分ころにチェックインすると、14年前にリニューアルされた宿泊棟へ案内されました。畳敷きの廊下は心地よい感触です。
 
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3階にある客室はさすがに古さを感じさせますが、和洋室形式で十分な広さがあります。
 
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午後5時、最上階(5階)にある浴室へ向かいました。泉質はナトリウム塩化物・炭酸水素塩泉、湧出口泉温16.2度。
 
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まず、「たたみ風呂(岩風呂) さらの湯」で身体を温めたあとは、
 
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脱衣所の先にある「展望露天風呂 さらの湯」は、期待した通り、開放感に溢(あふ)れています。
 
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午後6時になるのを待って2階にある食事処へ向かいました。
 
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夕食は「少なめプラン」を選びました。まず、食前酒の「リンゴ酒」、前菜の「旬菜盛合わせ」、刺身は「旬の活魚」
 
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「朴葉(ほおば)味噌焼き」
 
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「鮎塩焼き」
 
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「茶碗蒸し」
 
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「野菜の炊き合せ
 
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「季節の天ぷら」
 
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「蕗(ふき)ご飯」、「香物(三種盛)」、「赤出汁」
 
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「季節のスイーツ」
 
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それぞれの料理は確かに量が少な目ですが、品数が12点と多いため、食べ応えがありました。

 

自室へ戻る途中、ロビーの近くで見かけた「足湯」
 
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早めに就寝したことで、翌朝は午前6時に起床。「殿町」の散策に出かけました。(注、次回の記事で紹介)

 

午前7時少し前、朝の散策から戻って1階のロビーへ入りました。玄関口にある和ダンスと着物、大きな掛け時計などが津和野らしさを演出しています。
 
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午前7時には1階のテーブル席で朝食です。
 
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朝食も品数が多く、写真を撮影したあと、「出汁巻き玉子」と「葉物野菜の炊き合せ」が配膳されました。
 
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前日の夕食とこの日の朝食は、いずれも細やかな心遣いがあり、美味しく食べることができました。(続く)

2017年11月 5日 (日)

島根県浜田市で昼食

「石見銀山公園」の駐車場を出発し、銀山川沿いの市道から県道31号(銀山街道)に出て、新大森トンネル(長さ703m)を抜け、銀の積出港のひとつであった「鞆ケ浦(ともがうら) 」がある仁摩町(にまちょう)方面へ走りました。
 
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山陰道の「仁摩・石見銀山IC」に入り、「五丁ランプ橋」を通過します。橋は右半分だけが完成しているだけで、対面通行になっています。注、ランプ橋は高低差の ある場所を連結する道路
 
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「湯迫(よさこ)トンネル」(長さ570m)に入ります。
 
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「仁摩・石見銀山IC」から「石見福光IC」までの区間が部分開通する「山陰道」(無料区間)から国道9号に出ます。
 
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国道9号を15kmほど走って江津(ごうつ)市に入ると「山陰道」と「浜田道」の名前が案内標識にありました。
 
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江津(えづ)バイパスの「江津トンネル」(長さ432m)を通過して、有料区間である「山陰道」の江津IC-浜田JCT-「浜田自動車道」の浜田ICを利用して浜田市へ向かうことにしました。
 
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江津IC」に入ります。
 
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すぐ先にある「江津料金所
 
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浜田JCT」では「浜田道」(注、中国横断道広島浜田線との重複区間)方面へ
 
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「山陰道」(浜田道路、無料区間)で浜田港ICへ向かいます。
 
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「浜田港IC」を出ます。注、交通量が少ないためか簡易Tボーン型が採用されている
 
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県道339号・県道34号・国道9号・県道241号を経て、ほぼ予定通りの午前11時45分、浜田魚港にある「浜田市公設水産物仲買売場」に到着しました。注、浜田漁港は重要湾港である浜田港の東側にある漁港
 
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目当ての「めし処 ぐっさん」を探すと、2階の右端に見つかりましたが、「臨時休業」の張り紙が目に入りました。
 
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右手に回って屋外階段で2階に上がると、「心を込めた準備中」下げ札とともに、張り紙がありました。『営業再開のお知らせ 色々とご迷惑をおかけしました。この度、9月25日(月)より営業を再開いたいと思います。宜しくお願い致します。 めし処 ぐっさん』 と書かれていました。休業している理由は示されていません。注、この日は9月20日(水)
 
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建物の脇で待っていた同行者は「水産物仲買売場」の関係者と思われる人から話を聞いてくれていました。「めし処 ぐっさん」のご主人が怪我をしたための休業とのこと。

 

それではと、代案に考えていたレストランへ向かうことにしました。同じ浜田港の「しまねお魚センター」にある「レストラン蟹匠(かにしょう)」です。
 
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店内から浜田港の先にある原井地区と瀬戸ケ島地区を接続する「浜田マリン大橋」(1999年開通)を望むことができます。全長615m、橋梁部310m)、主塔高い89m(海面高92m)の斜張橋で、国内の漁港施設の斜張橋としては最も長いそうです。ちなみに、「しまねお魚センター」を出発し、「浜田マリン大橋」を経由して「浜田漁港」を一周して「しまねお魚センター」に戻るする「活気みなぎる浜田漁港を巡るみち」(延長5km)は「美しい日本の歩きたくなる道500選」の一つに選定されているようです。
 
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入口のガラス戸と店内の掲示板には、「本日の刺身定食」は「カンパチ、マグロ、真鯛、真鯵(まあじ)、ウニ、マフグの6種盛り、「本日のおすすめ」は「のどぐろ刺身」(1620円)とありますが、蟹好きの同行者は「蟹ちらし寿司定食」(2268円)を、私は心積もりしていた浜田名産の「のどぐろ煮付け(1994円)を注文しました。
 
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いずれも期待通りの美味しさでした。同行者は1階の売店で土産物を買うことは忘れません。
 
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(続く)

2017年10月18日 (水)

「稲佐の浜」から「出雲日御碕灯台」へ(後編)

灯台の近くから見る日御碕は福井県の東尋坊(とうじんぼう)に似た景観です。

 
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記念撮影をする観光客たち
 
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「鳥見台」まではわずか500mですが、「出雲大社」の境内を歩き回ったことで両足の痛みが強まりましたから断念することにして、「日御碕灯台」の敷地内へ向かうことにしました。
 
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出雲日御碕灯台」の敷地に入ります。参観時間は9:00~16:30とあります。
 
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左手にある「灯台資料展示室」は閉まっているようです。
 
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間近で見上げてみました。外壁は八束郡森山(現松江市美保関町)で切り出された硬質の凝灰質砂岩(ぎょうかいしつさがん)を使用した美しい石造りですが、内壁はレンガ造りとのこと。
 
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「近代化産業遺産」(登録有形文化財)に指定されている「出雲日御碕灯台」は上部デッキまで上がれますが、かなり急な螺旋階段(163段)は痛む足には大きな負担ですから、参観することを断念しました。ちなみに、世界の歴史的灯台100選にも選ばれています。
 
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思いきり近づいて頂部を見上げるアングルで撮影
 
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日時計を見かけました。しかし、「出雲日御碕灯台」のイメージに似せた台座があるだけで、上部には何もありません。
 
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案内板には、『初点灯以来、時刻をしるための大切な施設として設置されていましたが、当台の微塵化に伴い昭和49年(1974年)3月に役割を終え廃止されましたが、平成15年(2003年)に灯台設置100周年を迎えるにあたり、日時計を復元した。』 ことが説明されています。計測部(指針と文字盤)は破損して撤去されたのかもしれません。
 
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駐車場の反対側に出ました。予約した時間(午後4時30分)にはまだ30分ほど早いのですが、食事処「ぐるめ幸洋」(注、ネット上の名称は幸洋丸)に入りました。オフシーズンのようで、店内に先客はありません。予約する必要はなかったのかもしれません。昼食に当初予定していた出雲そばではなくビーフシチューを食べたため、夕食は二人でシェアあることにして、心積もりしていた海鮮丼の2品から「古事記丼」(1300円)を選び、軽いメニューとして薦められた「出雲そば」(750円)と「焼きイカ」(600円)から後者も注文しました。

 

付けだしは「ヒラマサの肝(きも)」。思ったほど癖がなく、酒の肴(さかな)に向く味でした。
 
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先に配膳された「焼きイカ」は想像とは違うもので、しかもボリュームがないのです。店員さんは地元でシロイカと呼ばれる剣先イカでした。
 
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店員さんによると、「古事記丼」は近くの漁港に水揚げされたマンサクの漬(づ)け・サワラ・タイ・カジキ・ウニ・ヒラマサ・イカ・サザエ・ワカメがトッピングされた海鮮丼で、吸い物・小鉢・漬物が付いています。名前の由来は、1300年前から出雲で食されていたとされるサザエ・ワカメ、大社特産の海産物を使う海鮮丼で、日御碕の5店舗で提供するご当地メニューとのこと。注、島根半島はリアス式海岸で良い漁場に恵まれている
 
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食事を終えた同行者は大好きなソフトクリーム(350円)を見つけて満足そう。午後4時半ころ、この日の宿泊地がある大社町杵築(きづき)南へ向かいました。(続く)

2017年10月 7日 (土)

安来市古川町の「足立美術館」(後編)

その右隣には「生の掛軸(かけじく)」があり、滝を中心とした庭園絵画を楽しむことができます。
 
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本館から出た茶室「寿楽庵」の脇にある「女と猫とヴィオロン弾き」(富田賢二、1970年作)がありました。 注、ヴィオロン(仏語)はバイオリンのなかでもっとも音色が高い楽器のこと
   

この場所からは、ガラス越しではなく、「白砂青松庭(はくさせいしょうてい)」を鑑賞することができます。ちなみに、この庭は横山大観の名作「白砂青松」のもつ雰囲気を日本庭園で表現したものだそうです。白砂の上に点在する大小の松が見どころ。滝と川を中心として、右側は黒松(男松)を使った男性的な庭園で、左側は対照的に赤松(女松)を使った情勢的な庭園となっているとのこと。池の中の黒っぽい佐治石。手前の青石(踏み石)、奥には薄茶色の雪見灯籠(とうろう)と白い春日灯籠(奥)も。
 
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滝の付近をズームアップ
 
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「白砂青松庭」の左エリアには茶室「寿楽庵」があります。
 
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本館の2階に上がって「大展示室」と「横山大観特別展示室」で開催(8月31日~11月30日)されている秋季特別展「制定80年記念文化勲章受章の作家たち」、および「小展示室」で開催されている「四季の日本画Ⅲ 秋を愉しむ」を約40分かけ見て回りました。

 

1階に下りました。予定外でしたが、午前11時にオープンしたばかりの喫茶室「大観」に入りました。先ほど鑑賞した「池庭」を見渡すことができることが最大の魅力です。
 
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同行者は「笹巻きおこわ 3種」(1200円)とドリンクセット(コーヒー、400円)を選びました。
 
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うなぎ・島根和牛・赤貝をそれぞれトッピングした「おこわ」は、具材に合わせて味付けしてあり、様々な味と食感を楽しむことができるものです。女性客に人気があるメニューなのでしょう。
 
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そして、私は数量限定の「特性ビーフシチュー」(1500円)です。
 
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野菜サラダの小皿付きで、パンまたはライスを選ぶことができます。野菜をじっくり煮込んでデミグラスソースと赤ワインをたっぷり入れたと思われるスープは濃(こ)くがあり、適度に柔らかいビーフは口に入れると柔らかく解(ほぐ)れて、一体化したスープとビーフの味が口の中に広がりました。クリームシチューとは異なり、具材であるビーフを楽しむための本格的なシチューです。付け合せのパンは柔らかすぎて食感が物足りませんが、プレーンな味ですから、スープを味わうには十分です。私は期待以上の料理に大満足。味見をした同行者も気に入ったようで、フロアスタッフを質問攻めにし始めました。『限定数量はどれくらい?(答:平日5人前、休日は10人前程度)、調理に時間が掛かることが数量限定の理由かの確認など。』

 

「童画展示室」の脇から長い通路を抜けて、正面玄関のある「陶芸館」に入りました。地元、安来市が生んだ陶芸家・河井寬次郎と、料理人であり陶芸家としても知られる北大路魯山人。「陶芸館」では、この二巨匠の作品を季節ごとに展示替えをしながら、それぞれ約50点順次公開しています。

 

1階の「河井寬次郎室」から2階の「北大路魯山人室」へ向かう途中に見た正面玄関わきの「歓迎の庭」
 
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地下通路を通って「新館」へ移動。そこでは院展の「足立美術鑑賞」を受賞した若手作家の作品などを展示する「現代日本画名品選Ⅱ」(平成29年7月13日~平成29年10月11日)が開催されていました。

 

「新館」を出て、そのエントランス付近を撮影
 
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「正面玄関」(左)と「新館」(右)の間を通る道路には両側に車止めが並んでおり、その先で県道45号に行き当ります。「足立美術館」に到着する時に前方に見える「歓迎 さぎの湯温泉」の看板下を通過しました。
   
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「月山富田城跡」(その1)で紹介したように、国民保養温泉地に指定されている鷺(さぎ)の湯温泉地区は「月山(がっさん)県立自然公園案内図」の3地域のひとつです。安来市観光協会のhpによれば、その昔、白鷺がこの湯で脚の傷を癒した伝説の残るかけ流しの温泉。古くは戦国時代の尼子氏をはじめ、歴代藩主の御殿湯として栄えたことでも知られているとのこと。

 

参考情報です。「足立美術館」に隣接して創業100年を迎える温泉旅館の「さぎの湯荘」、「竹養(ちくよう)」「安来苑」の3軒が立ち並び、飯梨川の対岸には「夢ランドしらさぎ」があるようですから、時間に余裕がある方は「鷺の湯温泉」に宿泊すると、ゆっくり「足立美術館」を鑑賞することができます。ちなみに、「さぎの湯荘」では午前8時半から入館できる特典付きの宿泊プランがあるようです。

 

今回のドライブ旅で宿願であった足立美術館への訪問がやっと叶(かな)いました。わずか2時間半の滞在でしたが、十分満足できる体験になりました。実は昨秋、鳥取県鳥取市から島根県松江市までドライブした時、時間が許せば立ち寄るつもりでいましたが、記事の中で簡単に紹介するだけに留め、米子中ICからを松江東ICまで山陰道を直行しています。

 

駐車場へ向かう通路脇にあるショップ街
 
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駐車場の全景
 
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南隣にある「安来節演芸館」では生の安来節(唄と踊り、大人600円、4回/日)を楽しむことができますが、時間の制約があるため外観を眺(なが)めるだけにして、正午過ぎには次の目的地である「古代出雲王陵の丘」へ向かうことにします。
 
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(続く)

2017年9月24日 (日)

山陰と山陽の城を巡るドライブ旅 島根県安来市へ(前編)

当ブログでは近畿地方の城巡り(伏見城跡淀城跡勝竜寺城大阪城坂本城跡彦根城安土城跡長浜城跡園部城跡小谷城跡舞鶴城跡亀山城跡福知山城竹田城跡)に続いて山陰と山陽(中国地方)の姫路城鳥取城跡米子城跡松江城岡山城を紹介しましたが、今回はさらに西進して、「天空の城」とも呼ばれる島根県安来市の「月山富田(がっさんとだ)城跡」、島根県津和野町(つわのちょう)の「津和野三本松城跡」と岡山県高梁(たかはし)市の備中(びっちゅう)松山城跡の3か所巡(めぐ)ることにしました。しかし、それだけでは同行者のご機嫌を損(そこ)ねそうですから、島根県安来市の「足立美術館」、同出雲市の「出雲大社」、同大田市の世界遺産「石見銀山」、そして岡山県津山市の名城「津山城跡」にも立ち寄る予定です。
 
                           ☆

   

ハツ半(午前3時)を少し回った午前3時半近くにオチビちゃん・コチビちゃん宅を出発しました。まだ暗い名神高速道路から中国自動車道に入り、午前4時15分ころ、西宮名塩SAに立ち寄って早い朝食を摂ることにしました。
 
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営業中のフードコートに入って選んだメニューは「名塩(なじお)ラーメン味噌)」(700円)と「温泉卵」(50円)です。人気がある名塩コロッケから期待した神戸南京町皇蘭監修の名塩ラーメンは、中太のややちぢれ麺でしっかりとコシがあり、バラ塩チャーシューが2枚、モヤシ、ネギ、名塩ラーメンと表記された海苔がトッピングされています。いずれも食感が良いですが、残念なことに温(ぬる)めのスープは平凡な味に感じられました。無難にうどんを選べば良かったのかもしれません。
 
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さらに80kmほど西進し、兵庫県宍粟(しそう)市にある揖保川(いぼかわ)PAに立ち寄るころには東の空が明るくなり始めました。
 
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それとともに霧が出始めました。宍粟市(しそうし)と佐用町(さようちょう)の間にある西下野トンネル(長さ698m)付近
 
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 トンネルを抜けると、霧はさらに濃くなりました。
 
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佐用JCTを通過します。前回はここで鳥取自動車道に入って鳥取市へ向かいました。
 
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佐用JCTから50kmあまり先の落合JCTで米子自動車道に入りました。まず、大内原トンネル、
 
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次いで湯原ICを通過しますが、相変わらず霧が立ち込めています。
 
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標高400m地点を通過するころには霧が少し薄れてきたようです。
 
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玉田山トンネル(長さ1630m)を通過します。
 
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トンネルを抜けると、そこには青空が広がっていました。山を越えると天候が大きく変わるのです。
 
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標高500m地点を通過
 
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前方に大山(だいせん、標高1729m)が見えてきました。右手前は岡山県(真庭市)と鳥取県(倉吉市)の県境にある上蒜山(かみひるぜん、別名:大蒜山、標高1202m)と中蒜山(標高1123m)のようです。岡山県側は蒜山(ひるぜん)高原と呼ばれる西日本を代表するリゾート地があります。
 
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余談です。山の読み方は「やま」「さん」「ざん」「せん」「ぜん」と多様です。ちなみに、「やま」は和語、「さん」は漢音、「せん」は呉音です。私は中国山地、特に鳥取・岡山県境部に「せん」と「ぜん」が多いことに興味を持っていました。(注、前者は鳥取県の「大山」を筆頭に約70か所、後者は「蒜山」の1つだけ) 読み方の由来については定説がなく、あくまでも私の推測ですが、「せん」が「呉音」(例、須弥山、しゅみせん)であることから朝鮮半島からの渡来人と深い関係があると考えられます。後に隋と唐との交流で漢音が伝えられた後にも読み方が変わらなかったのは、古代出雲国(島根県西部の出雲市と同東部の安来市に存在)の影響があるのかもしれません。(続く)

2017年9月23日 (土)

京都のラーメン店「一蘭」(再訪)

先月初旬に訪れたばかりですが、所用でオチビちゃん・コチビちゃん宅へ車で向かいました。自宅を出たのは前回より少し早い丑の刻(午前2時)です。東名高速道路・新東名高速道路・伊勢湾岸自動車道・東名阪自動車道・新名神高速道路を通るルートはいつも通りですから、説明を省略して、走行結果だけを披露することにします。途中で長い休憩を取ったため走行時間は約7時間半、走行距離450.9km、平均燃費26.3km/ℓでした。
 
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オチビちゃんとコチビちゃんの家族と過ごした数日間の行動は省略しますが、所用を終えた後、全員で「天然とんこつラーメン専門店 一蘭(いちらん)」(京都八幡店)へ出掛けました。私だけではなく、オチビちゃんも大好きなラーメン店(本社:福岡県福岡市)です。午後1時半を過ぎていましたが、席を待つ10数名の客の列が店の外まで伸びていました。
 
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ラーメンのメニューはとんこつラーメン(790円)のみで、好みに応じて替え玉・半熟塩ゆでたまご・追加ねぎ・追加チャーシューなどのトッピングを加えたり、ごはんと組み合わせることができることは、いずれも以前とまったく同じです。頑(かたく)なにポリシーを守っているのです。
 
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カウンター席の空き具合が表示されるのも変わっていません。混雑しているためか、店内で待つ間に店員がオーダーシートを配布してくれました。客の好みを記入する選択式の用紙です。さらにカウンター席の空き具合を確認して大人数の我われを適宜案内してくれました。注、空いている場合は席を自由に選ぶことができる
 
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前方の暖簾(のれん)と隣席との間にある仕切りによって店員や他の客の目を気にならない「味集中カウンター」も顕在です。
 
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食券に加えて、味の濃さ・にんにくとねぎの量、チャーシューと秘伝のたれの有無、緬のかたさを指定した用紙置いて店員を待ちます。
 
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数分後にラーメンが配膳されました。私にはやや少なめの細緬の量がちょうど良いのです。細麺と薄切りチャーシューはとんこつスープに沈んでいますが、赤い秘伝のたれのが中央にあり、日の丸弁当のようにも見えます。
 
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この日も美味しく完食することができました。ただし、癖がなくマイルドなとんこつスープは味わう程度にして、飲みきることは断念。
 
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4年前の記事の繰り返しになりますので、店内の説明とラーメンの感想はあえて簡略にしました。□ 

より以前の記事一覧

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