グルメ・クッキング

2020年3月 4日 (水)

NHKスペシャル「食の起源(第5集/最終回) ~人類の果てなき欲望!?~」を観る

10日ほど前のことになりますが、NHK総合テレビで223日に放送された番組「食の起源 第5集 美食」を観ましたので、その概要を紹介します。当ブログでは同番組の『第3集「脂」 発見!人類を救う"命のアブラ"』 を紹介しています。

番組の冒頭、人類が"美食モンスター"になった理由は人類だけが手に入れた3つの特殊能力が関係しているとしました。その1つ目は「苦味」を感じる味覚力であるといいます。つまり、人間の遺伝子にその能力が組み込まれているというのです。苦味遺伝子は人類と同じ祖先を持つ猿も備えているものがいることを実験で確認しました。植物が無闇に食べられないように苦味成分を作り出しましたが、およそ6万年前に寒冷化により食料危機が発生し、人類は生きるために苦味のある植物でさえ食べるようになります。その経験を通じて苦味のある植物が身体に良いとの記憶が脳に刻み込まれたのです。「苦味」(高度な味覚)を「美食の妙薬」にしてしまったのです。

2つ目は「嗅覚」です。それには人類の頭の形が変わったことによると言うのです。恐竜時代の2億年前、鼻面の長い夜行性の小動物であった人類の祖先は鋭敏な嗅覚を頼りに生きていました。巨大隕石の落下により恐竜が滅びると人類の祖先は昼行性になり、目を使って活動するようになると、長い鼻は不要となり、鼻と口が一体化して鼻は短くなりました。そして、口で食べた食物の匂いを鼻で感じられるようになったのです。つまり、美味しさを嗅覚で感じるようになったのです。200万年前、人類は火を使って調理するようになると、嗅覚が脳を刺激して美味しさを感じさせるようになったのです。

3つ目は「他者情報」です。苦味が嫌いなチンパンジーと苦にしなチンパンジーを使った実験では明らかな行動差がありましたが、苦いリンゴを与え続けると苦手なチンパンジーも食べるようになりました。仲間が美味しそうに食べる様子を見て食べてみようと思うようになったのです。人類は前頭葉を大きくして仲間との共感能力を強めたのです。共感中枢が刺激されると記憶も書き換えられたのです。皆んなで食べ物の美味しさを共有すること(共感の記憶)に喜びを見出したのです。

最後にこれらの能力を生かして健康と美味しさを両立させようとする取り組みがフィンランドで行われていることを紹介して番組は終わりました。

NHKらしく丁寧に制作された分かりやすい内容に大いに納得。興味深く、かつ有意義な「食の起源」シリーズです。なお、3月28日午後7時30分からBS4Kにて「第5集」(73分特別版)が放送されるようです。


〈参考情報〉 第4集 「酒」〜飲みたくなるのは"進化の宿命"!?〜 (出典:NHKのhp

第4回のテーマは「酒」。適度な飲酒は体に良いかと思いきや、最新研究では『飲酒量が増えるほど死亡リスクが上がる』という衝撃のデータも。確かにアルコールは様々な病気を招き、脳をマヒさせる「毒」でもある。それを知りながら、なぜ人類はこれほど酒を愛飲するようになったのか?謎の真相を探ると、祖先にとって“酒の起源”はなんと『生きるために欠かせない“栄養食”』だったことが判明。それが思わぬ展開で「酔うための酒」へと大転換していったのだ。しかも日本人は超意外な理由で「酒に弱くなる進化」を遂げていた!?お酒に強い人も弱い人もビックリの「酒の知られざる真実」に迫る。

楽しく酔ってストレスを解消するのに愛飲されている「酒」。でもアルコールは、飲み過ぎると命を落としたり、ガンなどの怖い病気を招いたりもする怖いもの。そんな危ういものが、なぜこれほど人間社会に広まったのか?じつは最新研究で、『酒の“究極の起源”は命をつなぐ“栄養食”』だったという意外な事実が見えてきた。それがなぜ酔うための飲み物になったのか?さらに「酒に弱い人」が存在する理由にも、祖先の驚きのドラマがあった!◇

2020年2月29日 (土)

日本橋の神社を巡る(付録) 八重洲の信州そば処「そじ坊」

「福徳神社」から1ブロック(500m)先の中央通りに出ました。ここから日本橋と日本橋交差点を経由して八重洲にある目的地まで(800m弱)歩くつもりでいましたが、八重洲へ到着する予定の午後5時が迫っていましたから、”YUITO ANNEX"にあるA6出入口から入った三越前駅で東京メトロ銀座線に乗りました。

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一駅先の日本橋駅まではわずか600m/2分。日本橋駅で下車してB3出入口から地上に出て、丸善日本橋店の角を右折した「さくら通り」を西方へ歩きました。

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ちなみに、中央通りの向かい側は日本橋高島屋S.C.です。

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さくら通り」は名前が表すように約150本のソメイヨシノを見ることができる桜の名所です。

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八重洲に立ち寄った理由は八重洲の画廊で開催されている絵画と写真のアート展を観るためでした。昨年に続いて今年も友人に招待されたのです。絵画と写真を中心に様々なアート作品(約60点)が出展される催(もよお)しです。友人は今年も風景写真の「お花見」と「花筏(はないかだ)」の2作品を出展していました。桜の名所である目黒川で満開を過ぎ始めた桜の花と花筏はないかだ)を俯瞰(ふかんした作品です。

私も旅先でコンパクト・ディジカメを使って大量の写真を撮影しますが、アート展に出展される写真作品はスナップ写真とは異なる芸術作品なのです。例外なく高級な一眼レフカメラまたはミラーレスカメラで撮影されていると思われます。

目的とするところは異なりますが、写真撮影の参考になることが多いため、今回も楽しみにして展示会場である日本橋の画廊を訪れました。およそ60点の作品はほとんどが風景を捉(とら)えたもの(絵画には一部人物像もある)です。写真作品は額装(額縁に収納)とパネル加工(木製パネル化)の2種類がありました。あくまでも門外漢の私見ですが、額装の場合はフレームの印象に左右されることがありますが、パネル加工された作品は写真としての臨場感を出しやすい展示方法であり、またアマチュア写真家の作品をありのままに展示するのに向いていると思います。

1時間ほど画廊に滞在すると閉館時間の午後6時になりました。友人と共にギャラリーを後にして八重洲地下街へ向かいました。飲みながら話の続きをすることになったのです。

友人が心積りした日本酒の酒場は満席であり、すぐ近くの信州そば処「そじ坊(SOJIBO)(八重洲北口店)を覗(のぞ)くと、幸運にも2人掛けのテーブル席が空いていました。「グルメ杵屋(きねや)レストラン」が大阪と東京を中心に96店舗を展開する信州蕎麦と日本酒を売りにする居酒屋です。

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生ビールで乾杯した後はお通しに箸(はし)をつけながら、

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友人とメニューを眺(なが)めて、酒の肴(さかな)として「いかの一夜干し」と「焼き鳥(モモと手羽)」を注文することにしました。

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友人は飲酒を控えているとのこと。そこで私は途中からそば焼酎(蕎麦湯で割る焼酎)と「ハイボール」に変更。後付けの理屈ですが、『ビールはホップに含まれるキサントフモールが抗脂肪肝に、そば焼酎は蕎麦のルチンが含まれていて血管の老化予防に効果がある』 とされることを聞いていたからなのです。

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締(し)めは信州そば(ハーフ)です。

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いずれも軽いメニューであり、料金は2人分の合計が約4500円と極めてリーズナブルでした。私は「小網神社」(銭洗い弁天)で清めたばかりの500円玉を早速支払いに使いました。これで今年の金運が良くなることは間違いありません!

話に花が咲いたことで気がつけば何と3時間余りが経過。八重洲地下街を歩いて向かった東京駅から電車に乗って帰宅しました。ちなみに、この日の総歩数は約9800歩です。◇

2020年2月24日 (月)

トラットリア"TAVOLA"(たまプラーザテラス店)

春一番が吹いた三連休の初日(222日)にチビスケくんとチビエちゃんのお父さんからメールが届きました。『急に2か国/3週間の海外出張が入ったことで小学3年生のチビエちゃんを1日だけ預かって欲しい』 との内容です。翌日の午前11時半ころにチビエちゃんを車で迎えに行き、成田空港へ向かうお父さんをついでに「たまプラーザ駅」まで送ることになりました。成田空港行きのリムジンバスが出る場所です。ちなみに、5年生のチビスケくんとそのお母さんの二人はすでにサッカーの練習試合へ出かけてしまったそうです。

たまプラーザ駅へお父さんを送りに来たついでに、ここでチビエちゃん・同行者・私の三人で昼食を採ることにして、「ゲートプラザ」(写真正面)の3階にあるレストラン街"Sky Court"へ向かいました。

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ラーメン(博多 一風堂)とイタリアン(ターヴォラ)のどちらにするかを迷ったチビエちゃんのお呪(まじな)いによる決断にしたがってトラットリア「ターヴォラ 」(TAVOLA)に入ることにしました。イタリア語で「(食事用の)テーブル」、つまり「食卓」を意味する店名で、「ターヴォラ」の「タ」と「ラ」を強調して発音するようです。

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入口の右手にある立て看板「冬の期間限定メニュー」には「パルマ産プロシュートの自家製ジェノベーゼピッツア」およびパスタの「薫高い黒トリュフのクリームソース」と「濃厚なうにのクリームソース」が表示されています。ちなみに、プロシュートは燻製(くんせい)しない豚肉の生ハムであり、ジェノベーゼはハーブであるバジルの葉・松の実・ニンニクなどとオリーブオイルを混ぜて作る緑色のソースのことですが、日本ではパスタ料理のことを指すことが多いようです。

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同じく左手の立て看板 “ANTIPAST” (注釈:イタリア語の意味は食事の前、つまりコース料理で最初に出される料理を指す)には、「牛肉の煮込み」「前菜盛り合わせ」「グリルチキン」「ミートソースのラザニア」などが紹介してあります。

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96席あるという店内はほぼ満席状態で、空席を整えるまで2-3分待って四人架けのテーブル席に案内されました。同行者は「たまプラーザ」の休日としては珍しく空(す)いていると言います。よく来るというチビエちゃんも同意見でした。やはり、新型コロナウィルスの影響でしょう。

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まず、飲み物の選択です。チビエちゃんは迷わず「コーラ」(500円)を選びました。珍しいと思って理由を聞くと、『いつもはお父さんとお母さんからダメと言われるから今日はこれにした!』 と正直な答えが返って来ました。『クラスでコーラを飲まない子は2-3人しかいないよ!!』 とも。

同行者は各種野菜が入った「コールドプレスジュース(オレンジ)」(550円)、私は初挑戦となる「グァバ」(550円)にしました。注釈:コールドプレスジュースとは 野菜や果物を「低温低圧圧縮方式」という製法で搾(しぼ)り出したジュース 

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「ジンジャエール」好きの私が今回選んだ「グァバ」は、想像していたお茶ではなくマイルドなジュースで、思いの外美味しくて気に入りました。『飲まず嫌い』 だったようです。帰宅後にネット検索で調べてみました。「グァバ」は奄美(あまみ)大島や沖縄などで栽培されているパパイヤやマンゴーと並ぶトロピカルフルーツ。味はいちごや桃のようなさっぱりとした風味で、そのまま食べるだけでなく、ジュースやジャムなどに加工してもとても美味しい果物であるそうです。また、グァバは栄養価が高いことでも知られているとのこと。また、私が名前だけを聞き知っていた「グァバ茶」はグァバの葉を使うお茶で、血糖値の急激な上昇を抑える効能があるそうです。

料理については「季節鮮魚のカルパッチョサラダ」(780円)、「水牛モッツァレラチーズのマルゲリータ」(1380円)、「7種野菜と帆立のペペロンチーノ(1380円)の3品が選ばれました。

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最初の料理は同行者が選んだ「季節鮮魚のカルパッチョサラダ」(780円)。オリーブ・オイルがたっぷり掛けられていて私には美味しかったのですが、チビエちゃんと同行者は口を揃(そろ)えて塩(しょ)っぱいと言います。ソースの味が合わなかったのでしょう。ちなみに、イタリアのカルパッチョは薄切りした生の牛ヒレ肉を主に使いますが、日本では安価で日本人の舌に合う生魚(刺身)で代用されることが多いようです。また、日本発祥(1950年ころ)であるこの「刺身のカルパッチョ」はイタリアに逆輸入されて、現在は寿司と共に人気料理になっているそうです。

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次いでピザが配膳されました。TAVOLA(ターヴォラ)自慢の「ナポリピッツァ」は『厳選した小麦粉を24時間熟成させた生地を本場ナポリで特注した薪窯(まきがま)で焼き上げた本場の味』 と紹介されていますから大いに期待できます。

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チビエちゃんは自らが選んだ「水牛モッツァレラチーズのマルゲリータ」(1380円)の一切れを取り分け皿に移して食べ始めました。「モッツァレラチーズ」はモチモチした食感で味に癖(くせ)がありませんから子供も食べ易(やす)いようで、チビエちゃんは何切れも食べ続けています。注釈:マルゲリータは、トマトソースの赤、モッツァレラチーズの白、そしてバジルの緑をイタリア国旗に見立てたピザで、その名前はイタリア王妃に由来する

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続いて「7種野菜と帆立のペペロンチーノ」(1380円)が配膳されました。これは二人の女性とシェアすることを考えた「カルボナーラ」好きである私の選択です。

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生地が厚いナポリ風のピザでお腹が膨(ふく)れたはずのチビエちゃんは、取り分けた「季節鮮魚のカルパッチョサラダ」をまだ残したまま、コーラを飲みながら相変わらずピザを食べ続けています。

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慣れない食べ物に警戒心が強いチビエちゃんは「季節鮮魚のカルパッチョサラダ」に入っている鱸(すずき)、勘八(かんぱち)、あるいは鱈(たら)と思われる「白身魚の刺身」とスライスした「帆立の貝柱」を食べるかどうか迷っているようです。

チビエちゃんの希望で唐辛子を抜いてもらった「ペペロンチーノ」はさっぱりした味付けのパスタで食べ易く美味しいものでした。注釈:ペペロンチーノの正式名はアーリオ・オリオ・ペペロンチーノで、アーリオはニンニク、オリオはオリーブオイル、ペペロンチーノは唐辛子を意味する

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美味しいランチに満足したあとは、わが家に来た時に「おやつ」として食べるお菓子を買うことになりました。チビエちゃんは通い慣(な)れた店に案内するというのです。1階に下りて、テラスを左回りのルート(Pocket Court経由)で向かったのは「だがし 夢や」でした。"Festival Court"の近くですから、右回りのルートが近道のはずですが・・。

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その店には昔風の駄菓子(だがし)や玩具(おもちゃ)が所狭(ところせま)しと並べてありました。親子連れが店内にひしめく中、チビエちゃんと同行者はあれこれ物色し始めました。小さな買い物籠(かご)に入れた駄菓子をカウンターに持って行く様子から慣れていることが分かります。

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わが家に着いたチビエちゃんは「夢や」で買った駄菓子の一つである「つかめる! ふしぎ玉」を作り始めました。カラフルな袋には『ぷるぷる実験!』 『5分待つとつかめる玉が・・・?!』 『はじけてジューシー!』 『ぶどう味&ソーダ味』 と表示されています。色の付いた液体をスプーンで掬(すく)って色の異なる液体に入れるのですが、混ざりあうことはなく、カラフルなゼリーのようなものが出来上がりました。

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午後3時過ぎにはお父さんから私にメール入り、無事に成田空港へ到着したことが伝えられました。すると、チビエちゃんは持参したタブレットでお父さんとメールのやり取りを始めました。

午後5時少し前、サッカーの練習試合から帰ってきたチビスケくんとお母さんがチビエちゃんを迎えに来てくれました。皆(みんな)で軽い夕食を食べた後、午後6時半過ぎに3人は彼らの自宅へ向かうことに。特別なことはこれと言ってありませんでしたが、楽しい一日が過ぎて行きました。何故か私の好きな小椋佳さんと井上陽水さんが作詞・作曲した「白い一日」(注釈:倍賞千恵子さんの歌唱もあります)の詞とメロディが私の頭の中に流れました。チビスケくん、明日のサッカー試合でも好プレーを期待しています。◇

2020年2月20日 (木)

ケンタッキーのランチメニューを初体験する

当ブログ「旅行大好き、飛行機も!」の投稿記事数が今回で1263件となり、前身ブログである「温泉大好き、ドライブも!」の投稿記事数に並びました。つまり、両ブログを合わせると、2526件になったのです。2005年10月6日にスタートしてから連日のようにブログ記事を書き続けて約14年半、パソコンの動作不良やHDDのクラッシュにもめげず、ここまでよく続けてきたものだと自ら驚いています。それはさて置き、本題に入ります。

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ケンタッキー・フライドチキンが新しいランチメニューを出したと聞いて近くの店に出かけました。同社が経営方針を変更して新メニューを増やしていることに興味を持ったのです。これまでは、アメリカに住んでいた時を含めて、わが家ではほとんど利用したことがありませんでした。それはフライドチキンがクリスマスの時だけ食べるものであるとの思い込みがあったためです。同社のCMの影響でしょう。

  
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一週間前の2月13日(木)、夜10時から放送された「カンブリア宮殿」では「フライドチキン」で知られるケンタッキーが、「コンビニ」や「からあげ専門店」などが台頭する「チキン戦争」が原因で、ここ数年は低迷。新商品の投入などに失敗した後、経営方針を原点回帰させたことにより既存店の「売上高」と「客数」を10%近く伸ばして業績を改善し、今再ブレークしていることを社長へのインタビューを交えて伝えました。

先行販売された「500円ランチ」の「ランチS」に続き、昨年の111日に発売された「Wランチ」(500円)はワンコインで気軽に食べられることと定番サラダの「コールスロー」が付いていることで人気を集めているそうです。セット内容は、オリジナルチキン 1ピース、コールスローS 1個、ビスケット1個、ドリンクS 1個。フライドチキンの塩気とビスケットの甘さを交互に楽しめることで人気がある「ランチS」に入っていた「フレンチフライS」を「コールスローS」に変えただけですが、印象は大きく違います。罪悪感なく食べられる組み合わせになったためでしょうか。ちなみに、「Wランチ」は111日から1219日までの期間限定メニューのようです。

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蘊蓄(うんちく)です。ビスケットと言えば小麦粉を主材料とした生地を2度焼いた硬(かた)いイギリスのお菓子をイメージしますが、アメリカではこれをクッキーと呼ぶのです。そして、アメリカでビスケットといえば、生地(きじ)にショートニングやラードを加え、重曹(じゅうそう)とベーキングパウダーで膨(ふく)らませた、外側はサクサクで内側はふっくらとした食感のあるパン(ケーキ)のことを差します。

また、「フライドチキン 」はスコットランドの伝統料理がルーツで、それがアメリカに渡って現在の形(ファストフードであり家庭料理ではない)になったとされます。ハーブやスパイス、あるいはシーズニングパウダーなど洋風の調味料で味付けをした小麦粉の衣(ころも)を塗(まぶ)して骨付き肉を油で揚げたものを指します。私が好きな「鶏の唐揚げ」は骨無しの鶏肉自体に和風の味付けをして小麦粉などを塗(まぶ)して油で揚げますから、揚げる前の下拵(したごしら)えが異なります。このため、フライドチキンは衣の味付けが濃くなりがちですから、鶏の唐揚げが大好きな私はフライドチキンがやや苦手なのです。

余談です。昨年のアカデミー賞において3部門(作品賞・助演男優賞・脚本賞)で受賞した映画「グリーンブック」で、主演であるイタリア系の粗野なお抱え運転手と雇用主である助演の黒人天才ピアニスト(俳優のマハーシャラ・アリが好演)が、ニューヨークを出発して中西部から南部にかけて旅したコンサートツアーに出かけます。その途中、ケンタッキーに入った二人が「ケンタッキーフライド・チキン」を車内で食べるシーンが面白かったことを思い出しました。粗野な運転手は運転しながら「フライドチキン」を貪(むさぼ)り、雇い主の教養ある黒人ピアニストに食べるように強く勧めます。二人の会話は対照的(水と油)。『生まれてから「フライドチキン」を食べたことがない。それに、お皿とフォークもない。』 と断る黒人ピアニストに強要し、無理やり手づかみで「フライドチキン」を食べさせたのです。そして、それまでは関係(会話)がギクシャクしていた二人でしたが、やっと心が通い合うようになったシーンです。

閑話休題。念のためカウンターで確認すると「Wランチ」の販売は終了していましたから、「ランチS」(500円)と「コールスローM」(260円)、そして同居者がCMを見て興味を示した「 和風チキンカツサンドセット」(700円)をまとめてテイクアウトすることにしました。「コールスロー」を加えた理由は販売が終了した「Wランチ」を再現するためです。ただし、「Wランチ」に付いていたという「コールスローS」(230円)よりも「コールスローM」の方がお得用であることからあえて後者を選びました。

昼食まで待ちきれなかった同居者が「和風チキンカツサンド」と「ビスケット」の半分ずつを「アイスコーヒー」を飲みながら先に食べてしまい、それらの残り分と「オリジナルチキン」、および「コールスロー」が私の食卓にセットされていました。遅ればせながら記念撮影をしたあと、残り物(?)を食べることにしました。

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私の好きな「ジンジャエール」を飲みながら食べた「和風チキンカツサンド」はさっぱりした味付けで、思いのほか美味しいものでした。私の感想に対して同居者は、『でしょ! 美味しかったわ!!』 と満足そう。次いで「ビスケット」を口に入れると、朝食などで食べるパンの類(たぐい)ですから、ほとんど味を感じません。そこで、添付されていた「ハニー・メイプル」を少量だけ載(の)せてみると、ちょうど良い味になりました。つまり、トーストと同じです。

メインである「オリジナルチキン」は、冷めていたこともあって印象の薄いもので、私の思い込み(イメージ)を覆(くつがえ)すには至りませんでした。そして、後先になりましたが、評判が良いとされる「コールスロー」を添付された小さなフォークで食べましたが、単体では私の好みではありませんでした。「オリジナルチキン」と「コールスロー」を交互に食べるべきでした!?◇

2020年2月14日 (金)

バレンタインデーのプレゼント

日頃、辛(つら)いことや苦しいことが多いであろう男性も2月14日のバレンタインデーだけは少し心躍ることがあるかもしれません。バレンタインデー”Valentine's Day”は、異性にだけではなく、親しい人やお世話になった人にグリーティング・カードや本、あるいは花束などを贈る西洋(キリスト教)の風習ですが、日本ではなぜか女性から男性へチョコレートを贈る形に変わりました。神戸のモロゾフや東京の森永製菓などがチョコレートの販売促進を狙って仕掛け、1970年代後半に定着したとされます。従来の本命チョコと義理チョコの棲(す)み分けから、最近は友チョコや自分(自己)チョコに変わりつつあるようです。

ご多分に漏れず、わが家の同居者も趣味のサークル仲間たちへ送るチョコレートを今年も準備していましたが、今回は珍しいチョコレートを選んだようです。鹿児島県北部の伊佐市にある株式会社甲斐商店が製造販売する「伊佐美(いさみ)」という焼酎(しょうちゅう)をゼリーに閉じ込めたチョコレートです。黒麹(くろこうじ)と良質のさつまいもを原料とする焼酎はコク(濃厚なうまみ)があり、まろやかな味わい、のど越しの良さに特徴があるそうです。つまり、「伊佐美チョコ」はブランデー・ボンボンやウイスキー・ボンボンの日本版といったところ。

同居者は私にも気を使ってくれたようで、お昼過ぎに「伊佐美チョコ」をひと箱くれました。お裾分(すそわ)けですから化粧袋には入っていません。それでも有り難くいただきました。
 
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箱を開けると3個の丸いチョコレートが現れました。
 
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一つ取り出してみると、思いのほかフワフワで柔らかいのです。
 
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附属する小さなプラスチック製のナイフで切ってみると、ガナッシュ・チョコレートの中から柔らかくゼリー状になった焼酎が覗(のぞ)きました。注釈:ガナッシュは溶かしたチョコレートに生クリームを加えたもので、柔らかい生チョコレートのこと
 
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その一切れを口に入れると、チョコレートの風味のあとに、焼酎の香りが伝わってきます。甘さが強いため私には1個で十分でした。そして、『幻の焼酎といわれる「伊佐美」をロックあるいはお湯割りで飲みたいな!』 と心の中で呟(つぶや)きましたが、口を突いて出てきたのは『美味しいね! ありがとう!!』 の言葉でした。感謝の気持ちはいつでも大事なのです。

なお、アマゾン楽天市場で「伊佐美の焼酎チョコ」を見つけました。□


〈追記 2020.2.15> バレンタインの風習が変わる?
バレンタインデーの夕刻、帰宅した同居者が嬉(うれ)しそうに小箱を私に見せました。何かと思えば、モロゾフの「プレミアム・チョコレート・セレクション」でした。上質なチョコレートの詰め合わせ(11個入り)で、バレンタインデー仕様かもしれません。注釈:プレーンチョコは2段重ね、16種類の中から10種類が選ばれている
 
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仲間のひとりから、『お世話になりました』 の言葉とともにプレゼントされたそうです。女性にチョコレートを贈ることも一般的になったのでしょうか。いずれにしても嬉(うれ)しいことに違いありません。美味しそうに食べ始めました。私にも勧めてくれましたが、既にアルコールが入っていたため、『後で!』 と遠慮。無粋(ぶすい)なことを控(ひか)えたのです。

2月14日の午後11時からテレビ東京で放送された経済ニュース番組の”WBS”でもテーマのひとつとして「バレンタインデー」が取り上げられました。今年はチョコレートではなく花を贈る人が増えたことにハイライトが当てられました。年齢を重ねた男性が花束を買い求めながら、感謝の気持ちで奥さんへプレゼントするのだと異口同音に答えていました。50年の時を経て、バレンタインデーの風習が変わりつつあることを知りました。

2020年2月 5日 (水)

胃カメラの再検査を終えて丸亀製麺で季節限定の「鴨ネギうどん」を味わう

一昨年の月に胃の不調から受けた胃カメラ検査(上部消化管検査)で慢性胃炎と診断されたことと、その原因であるピロリ菌の除菌に成功したことは先の記事で紹介しています。

それから一年半以上が経過しましたから、その後の胃の状態を確認するため、胃カメラ検査を再度受けることにしました。可能性は低いものの、ピロリ菌が復活していないか、あるいは胃壁に異常が発生していないかを確認するためです。ちなみに、前回の検診では小さなポリープが2つあることが指摘されています。

胃カメラ検査そのものについては上記の記事で紹介していますので、本稿では今回の検査結果だけを書くことにします。

担当医師からは『若干の胃炎と食道との境界(噴門)付近に発赤(はっせき)した部位が見られたのでその組織片を採取した。前回確認された2つのポリープは消えていた。ピロリ菌を除菌したことによると考えられる』 と告げられました。組織検査の結果は2週間後に出るそうです。

なお、ピロリ菌に侵されて菲薄化(ひはくか、意味:胃の上皮組織が薄くなること)あるいは腸上皮化生(ちょうじょうかせい、意味:上皮組織が変質して小腸や大腸の腸壁のようになること)した胃壁は回復力が低下しているシニアの場合は発症前の綺麗な状態に戻ることは期待できないそうです。ちなみに、慢性胃炎が萎縮性胃炎へと進行した場合は胃潰瘍や胃癌(いがん)を発症する可能性が高まるようです。

今回は病理検査が加わったことで診療費は前回よりも7割ほと高額になりました。このため目出度(めでた)さも中の上くらいですが、少しは嬉(うれ)しい気持ちになって帰宅することに。喉に軽い麻酔を受けましたが、70歳以上である私は麻酔注射を免除されましたから運転しても良いのですが、当初の予定通り同行者に運転代行を頼みました。そして、その日は看護師さんから説明された注意事項に従って飲食と入浴の内容を控え目にして自宅にて過ごしました。

具体的には、『検査が終了して1時間が経過した時に少量の水を飲んで咽()せないことを確認してから飲み物を開始する』『食べ物は検査が終了してから2時間後から開始する』『脂濃いもの・辛いもの・酒類・コーヒーなどの刺激物を避け、消化の良いものを選ぶこと』『当日は運動・入浴を避けて、短時間のシャワーに留める』の4項目です。

なお、当然のこととして事前の説明にはありませんでしたが、検査の前日は飲酒すると胃壁に悪い影響を与えて出血などの重大な結果を引き起こす可能性があり、また鎮痛剤との相乗効果も懸念されるそうです。説明があった事後の飲酒は前日の飲酒よりもリスクが高いとのこと。老婆心ながら胃カメラ検査を受ける予定のある方へ!

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幸いにも「胃カメラ検査」の副作用はまったくなく、胃腸の活動が正常に戻った翌日の午前11時過ぎ、近くの「丸亀製麺」の店に出かけました。1月28日から季節限定で私の好きな鴨肉をトッピングしたメニューが提供されていることを知ったからなのです。

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うどんと組み合わせる「親子丼」と「牛丼」のポップがありました。この組み合わせは、「ラーメン・ライス」ならぬ、「うどん・丼」と呼ぶのでしょうか?
  
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17時(午後5時)からは肉量を選べる「肉まつり」が開催されるようです。肉好きには天国でしょう。
  
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お目当ての鴨肉メニューには「鴨すき焼きうどん」(並サイズ:税込720円)と「鴨ねぎうどん」並サイズ:税込690円)の2種類があり少し迷いましたが、後者を選びました。年末に参拝することを恒例にしている川崎大師の山門前にある蕎麦処「はやま」で必ず食べる定番の「鴨南蛮そば」と食べ比べたくなったのです。うどんを茹(ゆ)でる係の女性に注文を伝えました。
  
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一方、同行者は黄身がトッピングされた「明太釜玉うどん」(並サイズ:税込440円)と「牛すき釜玉うどん」(並サイズ:税込690円)、そして牛肉がトッピングされた「肉うどん」(並サイズ:税込590円)の3種類で迷い、結局は黄身と牛肉の両方がトッピングされた「牛すき釜玉うどん」を選び、好きな「雪国まいたけ天」(税込140円)を加えました。

「鴨ねぎうどん」は見た目に「鴨南蛮そば」と同じですが、うどん屋とそば屋では出汁(だし)の味付けが大きく異なりました。うどん屋である「丸亀製麺」の出汁は「はやま」と同様に濃(こ)くがありますが、麺の太さが異なるためやや甘辛い味付けになっていました。
  
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同行者の様子を見ると、「好き焼き」のような牛肉と黄身が載った「釜玉うどん」ではなく、出汁が入った「ぶっかけうどんうどん」を選びたかったようです。『牛肉と黄身がトッピングされた「ぶっかけうどん」はないのかしら?』と言います。後知恵ですが、「肉ぶっかけうどん」または「肉うどん」に「生玉子」を加えるか、あるいは「牛すき釜玉うどん」に少量の「出汁醤油」の代わりに「出汁サーバー」をたっぷりと使えば良かったと思うのですが・・・。
  
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同行者は『次回は「月見わかめうどん」(並サイズ:税込440円)にするわ!』と呟(つぶや)いています。久しぶりに丸亀製麺のうどんを食べて満足した二人は混雑し始めたの店を出ました。□

2020年1月31日 (金)

木曽路で季節メニューを楽しむ

日本料理の「木曽路」へ出かけました。前回(12月初旬)は期間限定(20191231日まで)の「かに御膳」を食べましたが、年が明けて新しいメニューが提供されていることを知り、同行者を誘って1月下旬に再訪したのです。

同行者は、今回もお気に入りの「和牛ひつまぶし」にするのかと思いましたが、期間限定(2020227日まで)の昼御膳「木曽」(1500+税)を選びました。「鯛茶漬け」の文字に惹()かれたようです。
  
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一方、私は「季節のおすすめ料理メニュー」(2020224日まで)から「季節の握り寿司盛り合わせ」(1800+)および「木曽路の国産とらふぐメニュー」(2020331日まで)から「てっさ(ハーフ)」(2000+税)の2品に決めました。いずれもメニューのネット検索で心積りしていたものなのです。ちなみに、同じ「季節のおすすめ料理メニュー」にある「ふぐ御膳」は、前回食べた「かに御膳」が蟹尽(かにづ)くしであったように河豚(ふぐくしの料理であり、しかも品数が多くて食べ切る自信がありません。
  
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10分ほどで昼御膳の「木曽」が配膳されました。天ぷら・お造り・玉蒟蒻(たまこんにゃく)の味噌田楽 (みそでんがく)などが少量ずつ小鉢に入った女性好みの料理です。
  
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こちらは木曽路定番の「茶碗蒸し」と海老・里芋・厚揚げを小鉢に盛った「盛込み」。余談になりますが、「盛込み」は大皿や大鉢に数人分の食材を盛り合わせたもの(例、出前用寿司桶に入った寿司など)を意味するはずですから、これは「混ぜ盛り」と言うべきでしょう。語感から選ばれた言葉かも知れません。
  
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「鯛茶漬け」はご飯の上に鯛の刺身を載せ、3種類の薬味を添えて、出汁(だし)を掛ければ出来上がりです。
  
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続いて「てっさ(ハーフ)」も配膳されました。ハーフを選んだ理由は珍しい食材は味わってみるだけで良いと思ったのです。同行者と分け合って多彩な薬味とともに食べましたが、ちょうど良い量でした。
  
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「季節の握り寿司盛り合わせ」は横長の大皿にトロ握りやウニの軍艦巻きなどが「流し盛り」されていて、見た目にも美味しそうです。
  
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マグロは赤身が好きな私ですが、6種類の寿司を季節感とともに味わって食べました。ちなみに、以前食べたマグロの握り寿司と同じ盛り方です。
  
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同行者の昼御膳「木曽」から天ぷら・玉蒟蒻の田楽・鯛茶漬けをお裾分けしてもらいましたので、気がつけば満腹になっていました。同行者がデザートの「葛餅(くずもち)」を食べ終わるのを待って、
  
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今回も料理に満足して「木曽路」の店を出ました。なお、「カニフェア」は2020227日まで開催されていますから、その期間中に「木曽路」を利用する機会があれば、次回は「ずわい蟹握り寿司」を食べてみたいと思います。□

2020年1月24日 (金)

ブロンコビリーでウルグアイ産サーロインステーキを食べる

所用を済ませた平日の昼近く(午前11時20分ころ)、川崎市高津区にあるステーキハウス「ブロンコビリー高津久末店」へ向かいました。
  
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昨秋(10月15日)、テレビ東京の情報番組「カンブリア宮殿」で1983年(昭和53年)創業の「ブロンコビリー(注釈:東海地方と関東地方に136店舗を展開)が取り上げられた時、2019年5月27日から全店舗でウルグアイ産牛肉を使ったメニューの販売を始めたことがトピックとして紹介されました。

炭火で焼いた「俵型ハンバーグ」、一手間かけた「食べ放題のサラダバー」、そして釜戸炊きの「魚沼産コシヒカリ」が人気のステーキ店チェーン「ブロンコビリー」(本社名古屋市)は売上高が3年連続で過去最高を記録。しかも外食産業では利益率日本一との説明もありました。

この情報に触発され、苦戦中と伝えられる「いきなり!ステーキ」との対比に興味を持って、再訪することにしたのです。この店舗が5年前(2014年12月)「かっぱ寿司」の跡地にオープンしたころ2度ほど利用したことがありましたが、2度目に注文した「サイコロステーキ」が口に合わなかったため、それ以来足が遠のいていました。ちなみに、現在のメニューに「サイコロステーキ」は見当たりません。
  
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同行者はビーフ100%の「炭焼粗挽きビーフハンバーグ(210g、サラダバー+ランチスープ+大かまどごはん付き)」(1210円)と好きな「和風おろし」(176円)を、私はウルグアイ産の「超厚切り熟成サーロインステーキ(150g単品)」(1628円)を注文しました。
  
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サラダバーが付いている同行者は配膳されたスープとともに皿に盛り付けた野菜サラダを食べ始めました。例によって写真撮影を失念しましたので、サラダバーの写真で代えることにします。
  
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同行者はサラダバーから野菜サラダに続いて美味しそうなものを運んできました。
  
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待つこと10分ほどで「炭焼き粗挽きビーフハンバーグ」と「超厚・熟成サーロインステーキ」が同時に配膳されました。
  
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前者は店のホールスタッフが縦長方向にふたつに切って熱い鉄板の余熱で加熱してくれ、また両メニューとも好みで肉に付け加える岩塩を鉄板の端に置いてくれました。そして、『ソースは後でステーキに掛けるから』とテーブルに置いたままにしてもらいました。

私は先ずは、焼いた牛肉をそのまま食べ、次いで塩を加え、その後にソースを掛けることで、櫃(ひつ)まぶしと同様、3通りの味で食べることにしたのです。冷たいソースを最初に掛けてしまうと、ソースの味が勝ってしまうことと、牛肉が冷えてしまいます。
  
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厚切りされたウルグアイ産の牛肉(150g)は見た目には小さく、ナイフを入れるとアメリカ産の牛肉のように手応えがあります。そのままフォークで口に運ぶと、しっかりとした噛み応えがあります。アメリカに住んでいた時によく食べたステーキを思い出しました。私は「いきなり!ステーキで食べた「US産アンガスサーロインステーキ」の方が、やや薄めにカットされているため食べ易いと感じます。次回は「炭焼きやわらかランチステーキ」あるいは「炭焼きスライスビーフランチ」にしたいと思いました。 

同行者が辛抱強く加熱したハンバーグを一口だけ味見をさせてもらうと、柔らかくて程よい味付けでした。この店ではこれまでもハンバーグだけを食べてきた同行者は満足そうです。なお、素早く加熱して食べたい場合にはキッチンのオーブンで対応してくれるようです。

こちらは同行者のデザート
  
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ちょうど1時間後、満腹になった同行者と私は会計(総計3014)を済ませて店をでました。

会計では現金に加えて主要なクレジットカード(除くJCBカード)も受け付けてくれますが、 ”PayPay”などのキャッシュレス決済には対応していないようです。

最後にウルグアイ産牛肉繋がりでペッパーフードサービスが展開する「いきなり!ステーキ」の最新情報を紹介しましょう。この1年間、苦戦が伝えられる「いきなり!ステーキ」ではメニューの多様化に取り組んでいるようで、1月20日から北海道・東北エリアの限定店舗と都内一部の店舗でウルグアイ産牛肉を使った「サーロインステーキ」と「リブロースステーキ」の提供を開始しました。

背景には2019年9月にウルグアイ産牛肉の輸入が19年ぶりに解禁(注釈:2000年に口蹄疫が発生したため輸入禁止となっていた)されたことがあります。牧草で飼育されたウルグアイ産牛肉はさっぱりした赤身が特徴で、穀物を飼料とするため脂質が多いアメリカ産牛肉とは味が異なると言われます。また、高い関税率にもかかわらず価格競争力が高いとされます。

ウルグアイ産牛肉と同様に牧草を飼料とするオーストラリア産牛肉は「オージービーフ」と呼ばれて日本で人気がありますが、カナダ産牛肉やニュージーランド産牛肉とともにTPP11(新環太平洋連携協定、2018年12月30日発効)の低い関税率が適用されることで価格競争力を高めています。

一方、アメリカはTPPの交渉から離脱しましたが日米FTAが今年初めに発効したことで牛肉の関税がTPP並みの水準に抑えられました。この背景にはシェアトップの座をオーストラリア産牛肉から奪い返す狙いがあるようです。ちなみに、豪と米に続くシェア3位はカナダ、4位メキシコ、5位ニュージーランドで、ウルグアイ産はまだシェア争いに参加するまでには至っていません。□

2020年1月 1日 (水)

「孤独のグルメ2019 大晦日・弾丸出張SP」を観る

テレビ東京で午後4時から放送された「大晦日恒例年忘れ日本の歌 本当に聞きたい名曲!"一挙100曲6時間"」BGMとして年末のあれこれを片付けたあとは、大晦日の定番になりつつあるテレビ東京の「孤独のグルメ」のスペシャル番組を観ました。俳優の松重豊さんが主演する人気グルメ番組です。10月4日から12月20日まで「シーズン8」(12話)が放送され、12月31日の午後10時からは「孤独のグルメ2019大晦日スペシャル 成田〜福岡〜釜山〜弾丸出張編」が放送されたのです。それぞれのロケ地ではゲストとして安藤サクラさん、宇梶剛士さん、六平直政さんが登場しました。
 

実は、放送が始まるのを待ちきれずにテレビ東京のhpにアクセスすると、ドラマの展開は次のように紹介されていました。『今年も年末まで働き詰めの五郎。大晦日は出張先の福岡でのんびりするはずが、商談相手の都合でスケジュールが1日前倒しに。さらに…トラブルが発生!大晦日に高速船のビートルで韓国・釜山へ行くハメに…。しかし、どんな緊急事態が発生しようと、腹は減る。忙しい中でも美味しい料理を堪能することを忘れない五郎は、福岡、釜山それぞれの街で、どんな絶品ご当地グルメと出会うのか。そして無事トラブルを解決し、“食べ納めの一品”を満喫することはできるのか。』 と。
 

連続ドラマ(シーズン8最終話)から繋(つな)がる今回の「大晦日スペシャル」の粗筋(あらすじ)もテレビ東京のhpに紹介されていました。『12月30日。海外出張を終えた井之頭五郎(松重豊)は成田空港近くの中華・定食屋の「栗原軒」へ。店の娘さん(安藤サクラ)が運ぶ鶏にんにく定食や、定番ラーチャンセットに心奪われる中、五郎が選んだ定食は…。期待通りの食堂の味に癒されたのも束の間、翌日会うはずの福岡の商談相手・高橋正則(宇梶剛士)から「今日来て欲しい」と連絡があり、急遽(きゅうきょ)福岡へ。一瞬愕然(がくぜん)となるが、用意した商品を褒(ほめ)められ、安堵した矢先…思わぬトラブルに巻き込まれ、翌朝釜山(プサン)へ行く事態に!失意の中歩いていると、生簀(いけす)がある居酒屋を見つけ店中へ。そこには大将(六平直政)の雰囲気とかけ離れたワインセラーがあり…』 と。
 

この十分すぎる情報のおかげで、メモを取ることなく、番組を観ることに集中できました。スペイン出張から帰国した主人公の井の頭は成田で入った定食屋で「豚朝鮮焼定食」を堪能しますが、店を出たところで福岡の顧客から呼び出しを受けて飛行機で福岡へ向かいます。仕事は無事に終わってほっとしたところで、とんだトラブルに遭遇し、急遽韓国の釜山へ行くことになります。
 

大晦日に釜山へ行くことで腹を決めた主人公の井の頭は急に腹が減り、生簀(いけす)とワインセラーがある居酒屋「活海酒(かつかいしゅ)」に入ります。「本皮剥(ほんかわはぎ)の刺身」「同じく煮付け」「同じく味噌汁」「豚足(とんそく)の唐揚げ」、加えて店の大将がフレンチ出身と聞いて「ウニたっぷりクリームパスタ」を追加注文。主人公の井の頭は気持ち良い食べ方ですべてを完食。飛行機のチケットが取れなかったため、主人公は福岡から翌朝の高速船「ビートル」で釜山へ向かいました。
 

紹介された店主の所用が終わるのを待つ間、腹が減った主人公はあてもなく歩き回り、「タコ」の看板がある海鮮鍋の店を見つけました。言葉は通じないためジェスチャーで「ナッコプセ」(タコ・エビ・ホルモンの鍋)とライスを注文。韓国料理に付き物のキムチやナムルなどのおかずを食べながら主人公の井の頭は鍋に火が通るのを待ちます。店主が出来上がったことを確認してから、やおら主人公の井の頭は食べ始めます。甘辛い味付けである鍋の具材をご飯とともに半分ほど味わったあと、お決まりの丼物に変身させて2度味わうのは主人公の常道です。
 

目玉焼きはセルフサービスで作ることを知った主人公は席の近くにある調理器具で目玉焼きを作ることになります。そして、〆にはうどんを追加注文。(注釈:うどんは中国語であり、韓国でもほぼ同じ発音である) 赤く甘辛いスープとうどんの組み合わせは焼うどん風であると思いご満悦の主人公。例によって、主人公は自己流の食べ方を交(まじ)えて韓国料理を十分に楽しみました。そして、店を出たところで鯛焼き(実は鯉焼き)を見つけてデザート代わりに頬張(ほおば)ります。仕事は無事に済んで「釜山弾丸ミッション」は完了。福岡に戻った主人公は屋台の「トンコツラーメン」(替え玉を追加)と「おでん」を食べながら大晦日を過ごします。この2-3年は出張先で大晦日を過ごすことが恒例になりつつあることに主人公が思いを馳(は)せたところで番組が終わりました。
 
「孤独のグルメ2019 大晦日・弾丸出張SP」を堪能したあとは、午後11時30分から同じテレビ東京で「ジルベスターコンサート」(25周年、渋谷の文化村オーチャードホールからの中継)ですが、この番組を録画しておいて、午後11時45分からはNHK総合テレビで「ゆく年くる年」にチャンネルを変えました。やはり大晦日には名刹(めいさつ)の「除夜の鐘」を聞くことが最高の楽しみなのです。
 

「ゆく年くる年」の中継は奈良市の薬師寺の夜景と写経シーンから始まりました。次いで千葉県成田市の成田山新勝寺、渋谷スクランブルスクエアの屋上(新国立競技場の遠景)、福岡県の太宰府天満宮と坂下八幡宮、千葉県館山市にある被災した布良崎神社、山口県下関市の夜景と光明寺(韓国寺)、成田山新勝寺に戻って本堂の不動明王と歌舞伎俳優の市川海老蔵さんの睨(にら)み、京都市の知恩院の鐘の音を聞きながら午前0時(新年)を迎えました。全国各地の新年紹介では北海道上富良野町の太鼓や大の字を描く篝火(かがりび)、福岡の坂本天満宮、徳島県の山崎忌部神社、名古屋市の東別院(プロジェクションマッピングによるデジタル掛軸と初鐘)。最後は東京オリンピックに因んだ亀戸香取神社(東京オリンピックの祈願とスポーツ灯籠)および福島県の相馬太田神社(復興を願う聖火リレーと螺貝)から大晦日の風景が中継されました。
 

「ゆく年くる年」の後は「ジルベスターコンサート」に戻って残りの30分間クラシック音楽を楽しみました。ハイライトの一つであるベートーベンの第九交響曲の第四楽章「歓喜の歌」に間に合いました。演奏に聴き入るうちにグラスが進み、最終曲の「美しく青きドナウ」(山田和樹と沖澤のどかの2人が指揮)の演奏をもって午前0時45分に番組が終わったところで就寝することにしました。□

2019年12月31日 (火)

年末の川崎大師参拝

1230日に川崎大師を参拝しました。自宅から車で向かう途中、一部で年末の渋滞がありましたが、予定した午前11時に川崎大師の駐車場(大師公園内)に到着。現地集合することにしていた他の車2台もほぼ同時に到着していました。今回参加する9人が揃(そろ)って駐車場から徒歩で参道に入りました。
 
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山門を潜って境内に入り、
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右手にある御手洗へ向かいます。

 
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昨年頂いた護摩(ごま)札をお返しして、午前11時半の護摩(ごま)修行を申込みました。
 
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本堂の前にある「献香所」に線香を供えます。
 
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「献香所」から振り返って見た「山門」
 
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護摩修行を受ける参拝者で溢(あふ)れる本堂に入って手前角に全員で座ることができました。写真は本堂の外から参拝する人たちです。
 
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定刻に始まった護摩祈祷は僧侶の読経(どきょう)の後、今年も無事に年末を迎えられたことに感謝しながら、大師様のご宝号である
『南無大師遍照金剛』(なむだいしへんじょうこんごう)を繰り返し唱えました。本堂内の仏像を巡ったあと、護摩札を頂きました。護摩修行は約30分で終了。
  
護摩修行の後は本堂脇にある御守授与所で「学業成就の御守り」と「きんらも袋」(300+300円)を頂きました。今回は参加できなかった大阪に住むオチビちゃんに代わってお願いしたものです。
 
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正午を過ぎたばかりでしたから、山門前の蕎麦屋「はやま」は約20分待ちでしたが、段取りよく階の小上がりに案内されました。階の会計で注文した蕎麦が配膳されるまで、生後8か月の赤ちゃんは離乳食と昨年解禁になった液体ミルクを食べさせてもらいます。

配膳されたのは、「天せいろ」(1400円)が2人
 
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次いで、「なめこ蕎麦」(900円)が3人
 
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子供たちが選んだ「力うどん」(900円)が2人


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恒例の「鴨南蛮そば」(1120円)は私の選択です。嬉(うれ)しさのあまり、ピンボケ写真になってしまいました。
 
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配膳されてから30分弱で全員が食べ終わり、店を出て参道へ向かいました。「はやま」の目の前にある住吉商店で葛餅(くずもち)を求めました。3枚入り(1100円)は5-6名用とのこと。
  
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参道の中程に今年(2019年)の月26日にオープンしたスイーツ店の「ごま福堂川崎大師店」を見つけて立ち寄りました。
 
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同行者が選んだのは、金ゴマをトッピングした豆乳本練り黒ごまと、
 
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黒ごまカリントウと、
 
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黒ごまクルミなどです。
  
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駐車場に戻ると、雨が降りやんだ「大師公園」には人影がありませんでした。自宅に戻る途中、自宅近くの寺に立ち寄ってメンバー全員で私の両親の墓にお参りすることで、恒例の年末行事を無事に終えることができました。□  

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