パソコン・インターネット

2016年7月26日 (火)

iPhoneにまつわる近況二題 : 純正充電用コードのトラブルと「ポケモンGO」デビュー

予定外の投稿ですが、昨秋、機種変更で手に入れた”iPhone 6s”が気にいっている同居者からの頼みごとについての顛末(てんまつ)を二題紹介します。

 

                          ☆

 

一つ目の課題は充電時間が長くなったというものでした。lightning コネクタの差し込み(接続)が甘いのではないかと思いながら確認すると、同コネクタに接続されているコードが伸びて、コネクタに近い部分で断線に近い状態にあるようです。充電しながらiPhone 6sを使用することが多い同居者はコネクタ付近のコードにダメージを常に与えていたと思われます。
 
2016_07200061
 
事実、同居者が以前使用していた”iPhone 4s”のコードでも似たトラブルが発生しています。iPhoneの純正充電コードは1年間の保証を受けられますが、無償で交換してもらうためには次の条件を満たす必要があるようです。

 

Phoneが製品保証期間内である ⇒ OK

・ 壊れた純正充電ケーブルが手元にある ⇒ OK

・ その充電ケーブルに外傷がなく、中の配線がちぎれていない ⇒ NG

 

同居者の場合は3つ目の条件を満たしていない可能性が高く、無償で交換してもらうことは難しそうです。

 

前回のトラブル時には断線まで至りませんでした、外皮のビニールの端が見えるほどずれていました。初期のころから、iPhoneの純正充電コードは細くてスマートでしたが、接続したままでiPhoneを使用するとコネクタに近い部分のコードに強いストレスがかかり、ついには断線にいたる脆弱性(ぜいじゃくせい)を有していることは、今回が2回目のトラブルであることからも分かります。

 

そこで、充電用に購入しておいた非純正のコードに取り替えることにしました。こちらは見るからに丈夫にできているようです。コードの外皮径が大きい(太い)ことと、lightning コネクタの挿抜時(そうばつじ)に持つ部分(プラスチック製)のサイズがかなり大きいのです。iPhone用ケースを使用している場合は、その穴が純正用コネクターに合わせて設計されているようですから、製品によってはコネクタの接続が十分ではないこともあるかもしれません。
 
2016_07200057

 
今後も同じトラブルに遭遇しないとも限りませんから、純正充電コードの補強法を調べてみました。前回のトラブルではiPhone 4s用純正コードに粘着テープを巻きつける方法をとりましたが、継時変化でテープの粘着力が弱まる問題がありました。見栄えと強度を考えると、熱収縮チューブである「スミチューブ」が最適と思われます。それ以外にもネット上に対応策がいくつか紹介されていました。

 

その一つがボールペンの芯(しん)を保持する小さなバネを使う方法です。バネの内径が純正コードとほぼ同じ(わずかに大きい)ことで容易にはめられるはずです。そこで、ものは試しとやってみましたが、意外に難しいのです。バネが思ったよりも硬(かた)いことと、コネクタに近い部分は保護用チューブが被(かぶ)せられていて太くなっていますから、コードに巻きつけるにはコツが必要でした。あれこれ試した結果、なんとか思った通りに仕上げることができました。
 
2016_07200055
 
機会があれば「スミチューブ」も試してみたいと思います。

 

余談ですが、旅行先にデジカメとiPhone 5を持ち歩く私は車の中でも充電する手段を確保しています。センターコンソールボックス内にあるシガライター用コネクタに自動車用バッテリー(12V)をUSB(5V)に変換するシガライターソケットを装着し、巻き取り型(リール付き)コードを接続しています。コードのもう一方の端にはマイクロUSBコネクタがついています。これはデジカメと接続するためです。
 
2016_0725iphone0004 
2016_0725iphone0002
 
 

一方、iPhoneについては、専用の充電用コードを別に用意するのではなく、マイクロUSBコネクタをlightning connectorに変換するアダプタで対応しています。すべてがコンパクトであり(かさばらず)、コードの取り回しが運転の邪魔になることはありません。以前、アマチュア無線の機器を車内に設置していた時は車内に引き回した各種コードを配線止め金具を使って固定し、運転の邪魔にならないよう細心の注意を払いました。けっして見栄えは良くなく、あくまでも機能と安全を重視したものでした。

 

                          ☆

 

二つ目の課題は今ブームとなっているスマホ用ゲーム「ポケモンGO 」です。7月22日午前10時ころ、日本でも同アプリがリリースされ、午前中からテレビのワイドショー/ニュースショー番組は「ポケモンGO 」の話題で持ちきりでした。翌23日の夜になって同居者が突然、『「ポケモンGO」をやりたいから”iPhone 6s”にダウンロードしてよ!』 と言い出したのです。古典的なゲーム「ソリテリア」が大好きであることは知っていましたが・・・。

 

アプリをダウンロードして”iPhone 6s”に不都合が生じるといけませんので、私の”iPhone 5”で試してみることにしました。"App store"のランキング(無料)1位にランクされていますから、"App store"内を探す必要はありませんでした。そして、他のアプリと同様、ダウンロードは簡単でした。「ポケモンGO 」を使うためには利用者を登録する必要がありました。グーグルのアカウントまたはポケモンのアカウントのいずれかを選ぶことができます。私はグーグルのG-mailを利用つもりはありませんから、後者を取得することにしました。

 

しかし、ここで問題が発生しました。多くの利用希望者によるアクセスが集中したため、登録を受け付けるサーバーにアクセスできないのです。何度試みても、『待機するように』 とのメッセージが表示される状況は変わりません。翌朝になるのを待って(満を持して)アクセスするとすぐ受け付けてくれました。国籍と生年月日およびメールアドレスなどの情報を入力すると、利用者を認証するために電子メールが送られてきました。

 

認証(メールの所定場所をクリック)が完了すると「ポケモンGO 」アプリへのアクセスが可能になりました。先に入力した情報を再入力すると「ポケモンGO」をスタートすることができました。まず、利用者のニックネーム(英数字のみ)を決めるように求められました。利用者が多いうえ、重複が許されないため、自分の希望する複数の案はいずれも受け付けてくれません。珍しいニックネームを選んだことでなんとか受付けてくれました。
 
2016_0725iphone0022 
2016_0725iphone0014   
2016_0725iphone0015 
2016_0725iphone0011   
2016_0725iphone0013
   

登録手順と操作方法を理解しましたので、次は同行者の”iPhone 6s”にも問題なくダ利用者登録ができました。可愛いニックネームにこだわる同居者の場合は、数種類試しましたが、いずれも拒否されました。私の場合よりもユニークなニックネームを申し込んで受け入れられました。「ポケモンGO」の画面に地図が表示されると、室内でもターゲットのポケモンが見つかりました。導入部で利用者がまごつかないための配慮かもしれません。
   
2016_0725iphone0021 
2016_0725iphone0018   
2016_0725iphone0020
 
自宅近くを出歩いてモンスターをいくつも捕まえ、モンスターボールをゲットしていると、あっという間にトレーナーレベルが「2」にアップ。翌日(25日)にはさらに行動範囲を広げてポケモンを捕まえ、ポケストップにも立ち寄ってフォトディスクを回転させることでポケモンの玉子を入手しているとトレーナーレベルが「5」に達しました。
 
2016_0725iphone0023
 
一方、同居者は、行動範囲が狭いにもかかわらず、トレーニングレベル「4」を獲得してがんばっています。
 
2016_0725iphone0024
   
私は
「ピカチュウ」をまだ捕獲できていませんが、これで「ポケモンジム」でバトルすることができるようになりました。次ぎの2枚の写真はトレーニングレベル「1」の段階で「ポケモンジム」へアクセスして拒絶されたシーンです。ちなみに、「ポケモンGO」は電気を大量に消費しますから、iPhoneの本体があつくなるとともに、バッテリーの消費が甚大ですから、バックアップ(充電)用バッテリーの携行が不可決でしょう。  また、アプリがフリーズした時には、アプリをいったん削除し、再インストールすれば解決できます。もちろん、最新のデータはサーバに保存されていますから、それまでのデータを引き継いでプレイすることができます。
 
2016_0725iphone0017 
2016_0725iphone0016
 
バトルゲームに移行するようですから、私は2日間で「ポケモンGO 」を卒業することにしました。一方、同居者はその日のうちに
トレーニングレベル「5」に達し、さらなる高みを目指してやる気満々のようです。「ポケモンGO」 恐るべし!!
 
[追記] (2016/7/31) 夏休みを利用して大阪からオチビちゃんとコチビちゃんが遊びに来てくれました。二人もポケモンGOで遊んでいましたが、京浜地区ではポケモンが多いと喜んでいます。二人につられて一時復学した私はレベル「9」に、同居者はレベル「8」へとレベルアップ。レベルはどこまで上げられるのでしょうか? ちなみに、最高レベルは「40」との噂があるようです。
(2016/8/9) コツコツとポケモンを捕獲したことで、レベル「11」になんとか到達しました。

2015年11月23日 (月)

”Windows 10”について今思うこと

”Windows 10”が7月29日にリリースされて約4ヶ月が経過しました。”Windows 7”や”Windows 8/8.1”を使用している場合は1年間限定ですが無償で”Windows 10にアップグレードできますから、すでにアップグレードした方も多いかもしれません。10月時点の調査では”Windows 10”のシェアが約8%になったようで、爆発的な人気とは言えませんが、まずまずの普及速度ということができるかもしれません。

 

しかし、”Windows 7”のシェアはまだ50%を超えており、”Windows 8/8.1”は約15%ですから、1年後(2016年7月)までにどれだけの”Windows 7”と”Windows 8/8.1”を”Windows 10”へ移行させることができるかは未知数です。というのは、評判が芳(かんば)しくない”Windows 8/8.1”のユーザーは積極的に(喜んでor止むに止まれず)”Windows 10”へ移行すると思われますが、”Windows 7”のユーザーの方は現状におおむね満足している(企業ユーザーはOSの移行にともなって発生するアプリケーションや周辺機器のコストを重視している)ようで、しばらくは「様子見」(ようすみ)をする状況にあると思われます。事実、”Windows 7”を使っている私も「様子見」をしているのです。

 

何を「様子見」しているかと言えば、まずOSとしての「”Windows 10”の安定性」が担保されるのを待つことですが、もう一つはアップグレードした際に従来の資産との互換性がどこまで保証されるかです。つまり、アプリケーション・ソフトウエアとその関連データが”Windows 10”の環境下でも正常に利用できるかどうかとことです。もっとも、このリスクは時間とともに減少すると期待されます。そして、もう一つ重要な判断基準があります。これは、「様子見」というよりも、私のパソコンとそれに接続されている周辺機器(プリンターとスキャナー)の制約条件です。

 

”Windows 7”が発売された直後に購入した私のパソコンは”Windows 10”を利用するには性能が十分かどうかは微妙なのです。公式に発表されている”Windows 7”と”Windows 10”のシステム要件はまったく同じなのですが、同等のレスポンスが得られると保障されているわけではありません。"PC のチェック" 機能を使って事前にチェックする手段があるようですが、実際にアップグレードしてみないと問題の有無は分からないと思います。それよりも私にとって重要なことは既存の端末装置が”Windows 10”で使えるかということです。つまり、周辺機器のメーカーが”Windows 10”用の ドライバーをサポートしているかどうかなのです。

 

私が使っているプリンターとスキャナーは”Windows 7"の2つ前の”Windows XP”の時代に購入した年代ものであり、”Windows 7”パソコンではドライバーを変更しましたが、残念ながら今回の”Windows 10”ではサポート対象外なのです。つまり、”Windows 10”へ無償でアップグレードできてもプリンターとスキャナーを買い換えなければならなくなるのです。何ら不具合のない完動品をOS変更のために買い換えることは、”Windows 7”から”Windows 10”へアップグレードした時のメリット(セキュリティー向上、新機能、将来の無償アップグレード)を考慮しても、とても割に合わないのです。

 

以上の状況を考えると、私が”Windows 10”へアップグレードする良いタイミングは、”Windows 7”のサポートが打ち切られる約4年後(*)、現有パソコンが故障した時、あるいはプリンターとスキャナーが故障した時、の中で一番早いものでしょう。パソコンそのものが故障すれば、躊躇(ちゅうちょ)するまでもなく”Windows 10”を搭載した新しいパソコンを購入せざるを得ません。それ以外の場合にあっても難しい判断は必要ありません。

*注; 発売後最低5年間サポートされるメインストリームサポートは2015年1月13日に終了済、現在行われているセキュリティアップデートに限定する延長サポートは2020年1月14日に終了予定

 

枝葉ですが、”Windows 7”のメインストリームサポートが終了する数が月前に”Windows XP”パソコンから”Windows 7”パソコンへデータを移行させた時に経験したことです。その際、必要・不可欠であったメールアカウントの設定やブラウザの設定などの操作はかなり煩雑(はんざつ)でした。ですから、よほどのことがない限り最新OSへの変更は気が進みません。

 

いずれにせよ、私の場合は慌(あわ)てて”Windows 10”へアップグレードする必要はなく、『何かトラブルが発生した時になってから対応すれば良い』というのが現状における私の結論です。

2015年9月14日 (月)

カセットテープ音源のデジタル化

Dscf5464引き出しの奥から懐かしいカセットテープが3本出てきました。古いものは40年以上、新しいものでも20年近くが経過している骨董品です。わが家ではビデオテープやアナログレコード(EP盤)のデジタル化は完了しているはずでしたが・・・。ちなみに、アナログレコードのLP盤は現在もレコードプレーヤーで再生して聞いて楽しんでいますからデジタル化は無用です。

 

アナログ音源のデジタル化はパソコンを使えば容易に行うことができます。音声入力端子を使えばWindows OSに標準装備されている(アクセサリーファイルに入っている)サウンドレコーダー・ソフトを使えば簡単にできるのです。ただし、簡単なソフトであるため音量の調整は目分量(手さぐり)で行う必要があり、しかも録音後の編集もできませんから、かなり苦労したことを覚えています。ちなみに、パソコンによってはマイクとラインの切り替え設定をする必要がある場合があります。

Dscf5466大量にアナログ/デジタル変換作業をした経験がありますから、3巻のカセットテープくらいは「お茶の子さいさい」です。さっそく、同居者のラジカセ(25年ほど前にアメリカで購入したソニー製)を借りてカセットテープの録音状態を確認しようとしましたが、カセットテープを入れて"PLAY"(再生)ボタンを押しても反応がないのです。テープを入れ替えてもリールが回転しません。カセットテープレコーダー部の駆動系がいつの間にか故障していたようです。ラジカセが駄目ならソニー製カセット・ウオークマン(お気に入りのカセットケースサイズ)とアイワ製小型カセットレテープレコーダーがあるはずでしたが・・。

 

ここでやっと思い出しました。ラジカセがあれば必要ないと判断して、他の電子機器(CDウォークマン、ポータブルMDプレーヤー、古い携帯電話など)と一緒にかなり前に廃却していたのです。

Dscf5468後悔しても始まりませんから対応策を考えることに。今さら普通のカセットテープレコーダーを購入するのも気が進みませんから、USB端子付き(アナログ/デジタル変換機能付き)のカセットテープレコーダーを購入することにしました。価格が一番安いものは3,000円以下ですが、長年愛用している太陽電池付きテスター(PS-8)と同じサンワ製の「カセットテープ MP3変換プレーヤー 400-MEDI002」(3,480円)をAmazonで購入しました。

 

Amazonから送られてきたのは例によって大きなダンボール箱ですが、その中から出てきたのは手のひらに載せることことができる小さなボール紙の箱でした。その中には、本体・USBコード・ソフトウェアが入った小さなディスク、そして簡単な説明書が入っています。まず、説明書に一通り目を通したあと、パソコンに専用ソフトをインストールして必要な設定を行い、本体とパソコンをUSBコード(Type A/Mini-Bコネクター)で接続すれば準備完了です。あとは、カセットテープをセットして本体のプレーボタンを押し、パソコン上の操作画面にある録音ボタンをクリックすれば、カセットテープの再生とアナログ音のデジタル化が始まります。

Dscf5473もう少し詳しく説明します。本体にはオートリバース機能がありますから、カセットテープを裏返す必要がないのは便利です。また、パソコン画面上で事前に行う設定は、言語の選択、録音ファイル形式(mp3/WMA/WAV)の選択、無音レベルの調整、ファイルの記録先(ファイル)の指定、ファイル番号とトラック番号などです。私はWindows PCで使いやすいWAV形式および記録先としてiTunes Mediaを選びました。音量調整を手探りで行わなければならないサウンドレコーダー・ソフトに比べると、本ソフトはカセットテープを再生して、波形の振幅と左右のバランスを確認しながら行えますのでとても便利です。
 
Dscf5477唯一、戸惑ったことは録音/停止/消音/一時休止のボタンを押したあと、どのボタンが押されているかが表示されない(色の変化などがない)ことです。しかし、不親切だと思いながら操作していて気づきました。カーソルを各ボタンの上に移動する、と押した牡丹だけは変化がありませんが、他のボタンは緑色の縁取りが現れた、操作可能であることを示してくれるのです。私は押した牡丹をカラー表示するべきだと思うのですが・・。
 

 

さらに重箱の隅を突くようなコメントをもう一つ。入力がない(無音)時にモーターが発する雑音と思われる周期的なクリック音が出ることも気になりました。しかし、カセットテープのヒスノイズ(磁気テープに固有な雑音)より低レベルですから、実害はないと思います。もう1点、専用ソフトウェアには編集機能は含まれていませんので、他のフリー・ソフトウェアで編集を行いました。

 

Dscf5480不要部分のカット(トリミング)、圧縮(データレートの低減、サンプリングレートの変更))、エフェクト(フェードイン/フェードアウト/最適レベルに正規化/ノイズやヒスを削除/ピッチ変更/ボイスチェンジ/クリーンアップ)など、かなり複雑なことができる優(すぐ)れものです。特に、ノイズ削減は効果絶大で、処理の前後を比較すると、その効果は歴然です。また、編集したあとでも、元に戻す機能があってとても便利なのです。  

 

今回はパソコン内にファイルとして保存する目的のため、WAVデータの圧縮はしていませんので60分当り、400~580Mでした。したがって、60分のファイルはそのままCD一枚に収まりますが、90分のファイルは軽く圧縮すれば同様にCDにコピーすることができます。また、スマートフォンなどの端末に入れるにはmp3形式に変換すればよいでしょう。参考として、3つのファイルの冒頭部分を添付します。(注; ココログの制約条件である最大1MBに収めるためサンプリングレートを大幅に低減してデータを圧縮してあります。 
 
<添付音声ファイル> THE ROYAL WEDDING正信偈(しょうしんげ)結婚式
 

 

注)「正信偈」は親鸞聖人が書かれた教えである「教行信証」をコンパクト(840字)にまとめた念仏で、浄土真宗では阿弥陀如来の徳を讃(たた)える七五調の詩(うた)「和賛(わさん)」とともに最も多く唱えられますが、いずれもほんらい厳密に言えばお経ではありません。ちなみに、浄土真宗の重要なお経ば、阿弥陀仏のことを集中的に説いた浄土三部経である「大無量寿経(だいむりょうじゅきょう)」「観無量寿経(かんむりょうじゅきょう)」「阿弥陀経(あみだきょう)」の三つを指すようです。

 

以上の評価結果をまとめると、今回購入した「カセットテープ MP3変換プレーヤー」は安価ですが、期待した通りの実力を備える優(すぐ)れた製品でした。

2015年7月29日 (水)

SNSの功罪とリスク対策

ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS、コミュニティ型公開・閲覧サービス)が2000年代前半に日本で登場したことにより、個人が情報を発信・受信することがきわめて容易になりました。それまでの経緯とその後の変化を簡単に振り返ってみましょう。20年ほど前に誰もがインターネットを利用できるようになってから、インタラクティブ(相互方向性)に情報のやり取りが可能になりました。ホームページから始まり、電子掲示板で会話するサービスが加わり、ブログ(英名:Weblog)と呼ばれるネットワーク上の日記として情報を次々と投稿・掲載するサービスが誕生しました。それに続いて、相手をある程度限定できるSNSが爆発的に普及し、現在は6割程度の人がブログを、8割以上の人がSNSを利用していると言われます。

 

スマホが急増したことがSNSの普及を加速したことは間違いないでしょう。そして、SNSによって疎遠(そえん)になっていた旧友と連絡が取れたり、自分が企画したブランへの賛同者を募(つの)ったりと、従来はほとんど不可能であった不特定多数へのアクセスが日常的に行えるようになりました。また送る内容も単純なテキストだけでなく、写真や動画、位置情報なども含めて情報発信できるようになり、それに対して不特定の人がリアクションを即座に返すことも可能になりました。

 

国内のSNSとしては、FacebookmixiTwitterLINEなど多彩なサービスがあり、スマホのユーザーでひとつも利用していない人はほとんどいないでしょう。しかし、かく言う私はSNSよりも10年前に始めたブログ・サービスを主に利用しています。実は、TwitterLINEのアカウントは持っていますが、前者はブログとの連携目的だけに留め、後者は休止中です。この理由は後で述べたいと思います。

 

このように便利なSNSには影の部分(リスク)も存在することを理解しておく必要があるでしょう。影とは何でしょうか。その一番目に挙げられることは利用者の匿名性(とくめいせい、身元を明かさないこと)です。この特性により、配慮に欠けた一方的な書き込みや罵倒(ばとう)・侮辱(ぶじょく)する言葉を使って特定の人物やグループを攻撃する事例は後を絶ちません。意図的にデマ流すことはもっての外(ほか)ですが、根拠がはっきりしない情報を拡散させる行為も慎(つつし)むべきです。

 

二つ目は、リアルタイム(即時)性が高く、かつ保存性も高いという性質です。これらは便利な特性ですが、時には悪く働くことがあるのです。一時的な思い込みや感情に基づいた書き込みであっても、一度文字にしてしまうと会話以上に確たる存在(言霊、ことだま)となり、時間が経過してもそのままネットワーク上に残り、取り消すことは事実上不可能なのです。つまり、やり直しはできないということです。その書き込みを不快に思った人はたとえそれが誤解であったとしても過激な反応し、同調者が登場すると波紋が急速に広がるトラブルがしばしば起きています。

 

三つ目はSNS依存症。テレビゲームやスマホゲームと同様、SNSに嵌(はま)ると、片時もSNSから離れられなくなる強迫神経症を罹患(りかん)する恐れがあることです。最初の2つの陰とは違ってSNSだけに固有の問題というわけではありませんから、ここでは詳しく説明しません。

 

これら3つのリスク(負の側面)が存在するため、SNSにおいては他のメディアと同様に(あるいはそれ以上に)メディア・リテラシー(使う上に必要とされる能力)が必要です。SNSでは、例え特定の相手に向けて発信したメッセージであっても、「すべての人に見られている」「自分が言われて嫌なことは発信しない」「自分あるいは他人の個人情報は書かない」、この3つを認識して守ることが最低限の必要条件です。

 

これらに加え、人の感情についても十分留意する必要があるでしょう。人は他人が自分よりも恵まれている、あるいは優れていることを知らされると、妬(ねた)み嫉(そね)み、つまり嫉妬(しっと)の感情が生まれやすいからです。この視点から、ブログやFacebookなどのプロフィールを実際の自分よりよく見せて書くのは「百害あって一利なし」です。そして、記事(または本文)を書く時にも、自慢話は極力控(ひか)えるべきだと私は考えます。

 

次いで、自らリスクを生じさせないようにすることも重要です。例えば、リアルタイム性が高いTwitterでは自分の居場所を特定できる情報や近い将来の行動予定を呟(つぶや)かないことです。他人についても同様に書くことは慎むべきでしょう。意外に気づかないリスクが写真に記録されている位置情報(Exif情報に含まれる)です。これを事前に削除しておかないと、自宅や勤務先などの場所や自らの行動パターンが第三者によって特定されてしまいます。そして、自分自身や家族、友人、あるいは見知らぬ人が写り込んだ写真(顔や特徴がよく分かるもの)も大きなリスク要因になります。

 

さて、ここから本記事のポイントです。SNSは電話による会話や電子メールとは本質的に異なるものであることを理解する必要があります。SNSは一人対一人(あるいは一人対特定の少数)のコミュニケーション(会話)ではなく、NNのプレゼンテーション(情報発信)であり、アバター(自分の分身)が不特定多数の人に向けて情報発信するメディアなのです。ですから、予期しない反応が返ってくることも想定しておかなければなりません。つまり、事前に内容を十分吟味してからネットに上げるべきなのです。

 

Facebook(2014年11月現在で国内に2400万ユーザー)やLINE(2014年7月現在で国内に5400万ユーザー)を使う必要性をまったく感じない私はブログを使った1対N型の情報発信(国内に約2000万のユーザーがいるTwitterを併用)と電子メール、身近な相手とは携帯電話の11型のSMS(ショートメールサービス)を使い分けています。つまり、情報発信と会話(コミュニケーション)を明確に分けているのです。これによって、便利な情報発信ツールであるSNSはあくまでもその手段であると位置づけ、SNSを使うこと自体を目的化させないようにしています。

 

依存症に陥(おちい)る人の多くはSNSを通じて他人と繋(つな)がっている安心感、あるいはフォロアー数や他者からもらう「いいね!」(Like)の件数の多さでもって自己満足しているようです。また、LINEの「既読通知機能」も依存症を誘発するトリガーになる可能性があると思われます。インターネットが普及し始めた頃には電子メールが相手に届かないことがよくあったため、「既読通知」の機能は有用でしたが、現在はその恐れはほぼ無くなりましたから、受信者に返信を催促(さいそく)していると受け取られる「既読通知」は使わないことにすれば人間関係を損なうリスクを減らせるでしょう。

 

最後に、SNSのリスクから自分を守る技術的な手法に触れたいと思います。私はスパムメールに対する受信拒否およびブログの胡散臭(うさんくさ)いビューアーやビジネス関係者からのコメントに対するアクセス拒否も適宜設定して、リスクを生じさせないよう注意しています。そして、SNSの使用は極力控(ひか)えています。すなわち、上述したように、ネットワーク上では自らを不必要に他人の目に晒(さら)さないようにしているのです。あえて詳細を説明しませんが、私はiPadを使って複数のiPhoneによる通信をすべてモニター(一方向の情報共有)できるようにしています。もし、第三者にこれを悪用されると大変危険な機能ですが・・。

 

つまり、各個人が確実に識別されるリアル空間(現実の世界)と情報主体のバーチャル空間(匿名性を持つネットの世界)の間に適度な大きさの結界(けっかい)を設けて両者を混同させないことが、SNSを便利なツールとして使いながらリスクを減らす有効な防衛策である考えています。本記事が少しでも参考になれば幸いです。

2014年4月 2日 (水)

パソコンの終焉期は到来するのか?

一週間後の4月9日にWindows XPのサポート(セキュリティ・パッチの無償提供)が終了します。つまり、4月9日以降はOSWindows XPを利用するパソコンは使えないのです。もし使い続ければ、ブレーキの調子が悪い車に乗るようなもので、いつ事故を起こしても(に遭っても)おかしくない状態に陥る危険性があるのです。あるいは、窓に鍵を掛けない無用心な家のようなものだと言うべきかもしれません。具体的には、自分のパソコンがウイルスに感染したり、ハッキングされたりして、予期しないトラブル(あるいは損害)が発生する可能性が高くなるのです。

個人だけではなく企業も現在使用しているWindows XPからそれより新しいWindows OS(主にWindows 7)への切り替えを進めているようです。保守期間が一番長く残る最新OSWindows 8/8.1は、企業のITシステムの大幅な変更あるいは社員教育が必要になるため、限られた企業だけが採用しているとも言われます。その理由はWindows 8/8.1に対応するアプリケーション・ソフトがまだ多くないこと、Windows 8/8.1の特徴が企業にとって必須ではないこと、何よりユーザビリティ(操作感)がWindows XPと大きく違うためにその習熟と再教育に時間が掛かることが挙げられるようです。逆に、Windows 7は、リリースから数年が経過したことで対応するアプリケーションが多く、OSとしての安定度が高く、操作感もWindows XPに近いのです。

マイクロソフト社がiPadなど、タブレット端末の急増に押されてWindows 8/8.1を一昨年と昨年に相次いでリリースしたことは、利用者にとって親切とは言えない(メリットが少ない)と思います。当然のことですが、マイクロソフト社はWindows 7をWindows 8.1に切り換えることを推奨していますが、Windows 8/8.1のシェアが期待通りに伸びないためのセールストークであることが透けて見えます。ちなみに、今年1月現在の世界OS市場のシェア(米分析会社Net Applicationsの調査)は、Windows 8/8.1(合計10.58%)、首位のWindows 747.49%)、Windows XP29.23%)、Mac OS X 10.93.2%)、その他(合計9.5%)と顧客の評価を如実(にょじつ)に物語っています。

何事に対しても用心深い私は、メインのパソコンをWindows XPを搭載したものからWindows 7を搭載したものに移行する作業を半年前から続けてきました。実質的には昨年末にその作業をほぼ完了していましたが、年が明けてからは使い慣れたWindows XPパソコンとサブのWindows 7パソコンを半々の割合で使って来ました。しかし、期限切れが近づいても、課題であったサブ用パソコンの選定作業は3月までずれ込んでしまったのです。

そして、サブ機として私が選んだのは、パソコンではなくタブレットであるApple社のiPad AirWiFiモデル、32GB)でした。Windows 8.1がまず下馬評から外れ、iPad Airが対抗馬のiPad miniを第4コーナーで追い抜いたのです。最大の理由はiPad(またはiPad mini)が欲しかったことと、マイクロソフト社の最新OSであるWindows 8.1に興味が持てないことでした。以前の記事に書きましたが、Windows XPをピークにマイクロソフト社製のOSは魅力と完成度が低下したように思います。そして、パソコンの致命的な欠点である起動時間は、初期のものに比べれば少しは短くなりましたが、現在でも1分強も掛かるのです。

パソコン以外に(カップ麺を除けば)このような商品は見当たりません。現在の自動車はエンジンを温めること(暖気運転)なく発進できますし、エアコンもほぼ準備時間なしで暖房できる製品が最近発売されました。ラジオやテレビ、そして反応が遅い代名詞に使われた蛍光灯ですらほぼ瞬時に点灯するようになっています。一方、パソコンを直ちに使えるようにするには、常時電源を入れておくか、スリープ(スタンバイ)あるいは休止状態(主としてノートパソコン用でスリープとシャットダウンの中間)にするしかありません。

前者は電気の無駄使いであるだけでなく、ハードディスクの寿命を縮める可能性もあります。後者(スリープ)はメモリーなどへの負担が高まったり、データを失ったりする可能性があり、CPU用ファンが停止あるいは減速してCPUの温度が上昇して悪影響を及ぼす恐れがあります。つまり、パソコンを使わない場合、原則はシャットダウンすべきで、短時間使わない場合にのみスリープあるいは休止状態を利用すべきなのです。

起動時間の長さ以上に私が煩(わずら)わされたものがソフトウエアです。OSとアプリケーション・ソフトとの互換性は、無用とも思われる出費を強いられた上に、バージョンアップの作業が必要になったことは数えきれません。加えて、OSとアプリケーション・ソフトのいずれが原因か分からないトラブル(フリーズなど)もしばしは経験しました。私が特に不条理だと思うことは、OSのバージョンアップが有償であることと、サポート期限があることです。まさに、ボッタクリ商法ではないでしょうか。

2014_0402ipadair0009愚痴(ぐち)はさておき、購入したiPad Airは画面が9.7インチと通常のノートパソコンより二回り小さいのですが、高精細のレティーナ(Retina)・ディスプレイですから、手に取って操作する状態ではほぼ不都合はありません。起動時間もA7チップを使うiPad Airは完全な休止状態(アップルのマークが出た状態)から約20秒、WiFi経由ではWEBへのアクセスは2-3秒、YouTubeビデオも3-4秒と十分速いレスポンスです。このように速い理由はOSの違いに加えて、内臓する記憶媒体がパソコンのようにハードディスクではなくフラッシュメモリーであることによります。


2014_0402ipadair0010音声もiPad Airの下端にスピーカが2つ設置されていて、ステレオに対応できるだけでなく、通常のノートパソコンよりもハイファイ(高音質)で、しかもボリュームを最大にしても音割れを起こすこともありません。タッチ式のソフトウェアキーボードはiPhone 5よりはるかに大きくて操作しやすいことも優れた点です。長文の文字入力を頻繁(ひんぱん)に行う人は、キーボード付きの充電ドック、あるいはBluetoothインターフェースのキーボード(いずれも数千円)を購入すると便利かもしれません。しかし、それではMacBook Airを買うのと同じになってしまいますから、筋が悪い考えでしょう。


2014_0402ipadair0005外付けキーボードやさらに良い音質で聞くための外部スピーカー(例えばBose社のBluetoothスピーカー)や外付けHDDWiFiインターフェイス)は今後の楽しい悩みとして、私がまず購入したアクセサリーは充電用ドックスタンドです。あれこれ吟味した結果、昨年11月に発売されたBelkin社製の充電用ドックスタンド(Belkin Express Dock for iPad)を選びました。Lightning端子とUSBのコードが付属していて、iPad AirはもちろんiPad miniiPhone 5/5Sにも使えます。これにiPad Airに付属していたApple 12W USB電源アダプターを接続すればよいのです。この電源アダプター(出力5V/2.5A)はダウンワード・コンパチビリティ(1Aと充電電流が少ないiPad miniiPhone 5/5Sにも使用可)があるのです。


2014_0402ipadair0001主として自宅内で使用するiPad Airは家庭内のLANに接続されたFONルーターとWiFi接続(MyPlaceで約10Mbps)していますが、旅行などで外出した時にはiPhone 5のテザリング機能でWiFi接続することができます。iPhone 5LTE回線を利用しますから接続スピードはわが家での実験では4Mbps弱と減少(iPhone 5単体では10-15Mbps、いずれでもYouTubeビデオは再生可)し、3G回線ではスピードはさらに下がると思われますが、不便は感じることはないでしょう。

iPadに代表されるタブレット端末は、ソフトウェアキーボードを利用しますが、クリック感がなく誤操作しやすいことから使いづらいと感じる人も多いようです。しかし、実用化されつつある音声認識技術を利用したサービスで文字を入力する「音声検索」アプリケーション(iPhone/iPadの”Sii”日本語入力機能、NTTドコモの「しゃべってコンシェル」、Googleの音声検索、ジャストシステムズ社の音声認識ソフト「ドラゴンスピーチ11J」など)を使用すればこの弱点は今でも解決できると思われます。

つい最近、マイクロソフト社がiPadでマイクロソフト・オフィスのWord/Excel/PowerPointのファイルを読むことができる” Microsoft Office for iPad”を無償で提供すると3月28日に発表しました。まずは米国においてだけですが、一年前にiPhone向けに” Microsoft Office Mobile”をリリースしたことに続く朗報です。この無償アプリでは文書の作成や編集はできませんが、マイクロソフトのOffice 365月極利用プランに加入すれば文書を作成・編集することができるようです。また、同時に” Microsoft Office Mobile”はOffice 365に加入していなくてもMicrosoftアカウントのみで編集も可能になったようです。垣根が徐々に低くなったことで、Windows OSの呪縛(じゅばく)から解き放たれる時期はそれほど遠くないかもしれません。

2014年3月 2日 (日)

アイフォーンのセキュリティ不具合と仮死状態になったWindowsパソコンへの対応

アップル社のOSiOS 7.0.4OS X 10.9.1)に深刻なセキュリティ不具合があることが噂されていましたが、2月21日にアップデート版iOS7.0.6がまずリリースされました。このアップデートによりSSL(Secure Sockets Layer) 接続時の検証に関する問題が修正されるとの説明がついています。SSLによる通信の暗号化とサーバ認証により、高い安全性を確保する機能にバグがあったのです。旅行に出かけていた時でしたが、さっそくiPhone5iPhone4Sのアップデートを行いました。ただし、iOS7がサポートしないiPhone3GSは同様の修正が行われたiOS6.1.6にアップデート。これで一件落着ですが、このような深刻なセキュリティ不具合にもかかわらず、通常のアップデートと同じ告知であることは不親切だと思います。ちなみに、Macパソコン用OS X 10.9.1についてもアップデート版が近々リリースされると思われまので、それまでは信頼できないネットワークには接続しないよう十分注意する必要があります。

次はWindowsパソコンです。旅行に出かける直前の2月下旬、我が家のWindows 7パソコンが突然起動できなくなってしまいました。電源を入れるとメーカーのロゴが表示されたあと、Windowsの起動(ブート)プロセスに入ったところでストップしてしまうのです。数年前、別のパソコンのWindows OSトラブルに「システムの復元」で対処したことはありましたが、今回は全く別のトラブルのようです。3年前までは3台のWindowsパソコンと1台のMacパソコンを使っていましたが、2011年にWindows2000パソコンを、2012年にiMac廃却(メーカーに返送)したため、現在はメイン機であるWindows XPパソコンとサブ機であるこのWindows 7パソコンの2台しかありません。しかも、Windows XPパソコンは今年の4月9日までしか使用できませんから、わが家のパソコンが全滅になる恐れがあるのです。

内臓されたツールを利用してスタートアップ修復を試みましたが一向に改善する様子がありません。次いで、ハードウェアに問題があるかどうかも確認しました。メモリ、ハードディスク、CD/DVDドライブ、キーボード、マウスなどです。いずれも問題がありませんでしたが、マウスだけは正常に動作しないのです。マウスを交換しても改善しませんから、USBインターフェースの不具合のようです。事実、マウスを他のUSB端子に接続すると正常に動作するのです。これがWindowsの起動を妨げているのかもしれません。ここまで調べたところでギブアップ、近くの家電量販店へそのパソコンを持ち込んで診断を依頼しました。修理カウンターでは「マザーボードを交換することになると4-5万円かかる」と告げられました。

1週間の旅行から戻るとメーカーによる診断結果がわが家に電話で連絡されました。申告した症状はメーカーですべて確認されましたが、ハードウェアには全く問題がなく、ソフトウェアの不具合(Windows OSが壊れている)であり、OSを再インストールするか、OSをリカバリーすることで解決できるとのことなどです。Windows(OS)のディスクはパソコンに付属していませんから、Cドライブにあるすべてのデータとアプリケーションソフトが消去されることを覚悟してOSをリカバリーすることに決め、取扱説明書の関連項目を参照しながら慎重に操作しました。2時間弱でリカバリー作業そのものは完了しましたが、続いてMicrosoft Office 2010のインストール、メールソフトOutlookの設定とメールアドレスのインポートも行う必要があります。エクスポートしておいたメールアドレス・データのインポートがなぜかうまくできないため、データを1件ずつコピペすることになってしまたことと、他にいくつものアプリケーションソフトをインストール作業を含め、都合3時間ほどの大作業になってしまいました。それでもメーカーには無償で診断してもらい、家電量販店からも手数料を請求されませんでしたから、結果として無償でパソコンをオーバーホールできたことになります。ものは考えようであることを再確認する好例になりました。

2017年9月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
無料ブログはココログ