心と体

2020年3月17日 (火)

体調の変化を確認する!

2年近く前の「白内障の手術」(20184月)と「ピロリ菌の除菌」、半年前の「気管支喘息の発作による入院」(20198月)、3か月前の「血管運動性鼻炎」(201912月)と体調不良が続きました。それらのアフターケアとして、眼科には3か月毎に検査通院し、内科には定期的な気管支喘息の診察時に吸入薬を処方してもらっていますが、いずれも症状は安定しています。また、ピロリ菌の除菌後は胃の調子も良好ですがかねて予定していた通り「胃カメラ(再検査)」(20202月)を受けました。前回の検査から1年半が経過していますから胃壁の状態を確認するために受けた検査です。

検査直後に担当医師の所見を聞きましたが、内科担当医師からは検査時に採取れた食道下部(赤化部)の検査結果を含めた診断を聞きました。『胃壁は一部炎症が認められるが異常は確認されない。食道下部の赤化は胃の噴門(ふんもん)が緩(ゆる)んでいるため胃液が逆流して食道の組織が変質・変形したものであり、採取した組織片に異常は無かった』 とのことでした。そして、この日に受けた血液検査の結果もほぼ正常値で、現在服用中である高尿酸値症治療薬と胆汁分泌促進薬に追加すべき薬は必要ありません。これで一安心です!

そこで、半年近く服用を休止している高血圧の症状変化を相談しました。昨秋は安定していた血圧が冬の寒さの影響なのか徐々に高くなっていたのです。担当医師と話し合った結果、血圧降下薬の服用を再開することになりました。以前処方されていた薬よりも弱い「アジルバ錠20㎎」をしばらく服用して経過を見ることになったのです。服用して10日ほど経った現在、血圧は正常値に近づいています。また、発疹(はっしん)・湿疹(しっしん)・痒(かゆ)みなどの副作用は出ていません。これで動脈硬化が進行するリスクは低くなり、体調についての心配ごとはすべてなくなりました。血圧が下がったことにはウオーキングを再開した効用もあるのかもしれません。

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突然の降雪に驚かされた先週末、昨年4月に生まれた赤ちゃんがわが家に遊びに来てくれました。昨年の12月下旬に川崎大師に参拝した時以来、3か月ぶりの対面です。体重が10kgほどになった赤ちゃんを持ち上げるとズッシリと重さを感じました。人見知りをしない赤ちゃんですが、見慣れない私の顔には怪訝(けげん)な表情のまま。同居者にはすっかり打ち解けた様子で、対応力の差をまざまざと見せつけられました。同居者は子供を惹(ひ)きつける天才なのです。2時間ほど滞在した後、雪が降りしきる中を赤ちゃんの家族全員は車で帰って行きました。

                            ☆

巣篭(すご)もり生活」を続ける私は相変わらずWOWOWで放送された映画を楽しんでいます。今回鑑賞したのは3月2日に放送された60年以上前のモノクロ映画「ローマの休日」(1953年公開)です。アカデミー賞の監督賞を3度受賞したウィリアム・ワイラーが製作と監督を担当し、主演した新人のオードリー・ヘプバーン(当時24歳)がこの作品でアカデミー賞の主演女優賞を獲得しました。この映画を成功させた立役者(共演者)は長身でイケメン俳優のグレゴリー・ペック(当時37歳)。ちなみに、南部における酷(ひど)い人種差別を扱った社会派映画「アラバマ物語」(1962年公開)でアカデミー賞やゴールデングローブ賞の主演男優賞を受賞することになる演技派俳優なのです。

私にとっては高校生になった時に観た2つの映画におけるグレゴリーのクールな演技が強く印象に残っています。第二次世界大戦終盤に連合軍の部隊がナチス・ドイツ軍の高性能要塞砲が設置されるナバロン島の要塞(ようさい)を奇襲して爆破するスリリングな戦闘を描いたフィクション映画「ナバロンの要塞」(1961年公開、原題:The Guns of Navarone)とアメリカの西部における1800年代前半から同後半までの西部開拓時代(50年間)を描いた「西部開拓史」(1962年公開、全5話中の第2話「平原」にグレゴリーが出演)です。そして、「ナバロンの要塞」で流れたミッチ・ミラー合唱団の歌声と「西部開拓史」の挿入歌であるイングランド民謡「牧場の我が家」(Greensleeves)もよく覚えています。

「ローマの休日」のストーリーは以下の通りです。ヨーロッパの古い歴史と伝統を持つ某国の王女アンは、ヨーロッパ各国を表敬訪問中、最後の滞在国であるイタリアのローマで、過密なスケジュールと自由のない日々への不満から滞在する城を抜け出しますが、街中でアメリカ人新聞記者のジョー・ブラッドレーと偶然に出会い、二人は「ローマの休日」を楽しみます。

「トレビの泉」近くの美容院で髪の毛を短くカットしたり、スペイン広場でジェラートを食べたり。そこで再開(実は王女と知った新聞記者が探していた)した2人はスクーターの「ベスパ」に乗ってローマ市内を廻り、真実の口を訪れた時にはジョーが腕を噛まれる真似をしたり、サンタンジェロ城前のテヴェレ川でのダンスパーティーにも参加、二人は男女として次第に親しくなって行きました。

そして、ラストシーンで二人は王女と新聞記者の立場を貫きながら、視線を交わすだけで楽しかった「ローマの休日」を確認し合います。間違いなく名作中の名作といえる映画です。◇

2020年2月22日 (土)

日本がさらに貧乏になる!?

2月20()に政府から発表された「月の月例経済報告」は 『緩やかに回復している』 と1月における基本認識(基調判断)を維持しました。しかし、20191012月期の実質国内総生産(GDP)成長率は年率6.3%減の大幅なマイナス成長であり、貿易統計が13121億円の赤字、機械受注(船舶・電力を除く民需)がマイナス5.2%(見込み)となり、設備投資と住宅投資も落ち込んで、民間需要が総崩れ状態。このためか、テレビ東京の経済ニュース番組"WBS"では上記の基本認識が前回の報告書では冒頭(P.1)に書かれていたものが、今回の報告書では中程の目立たない場所(P.13)へ移されていることを伝えました。政府としても、冒頭に書くことが憚(はばか)られたのでしょう。

この点を質問された担当大臣は 『この基調判断が冒頭にあると理解しにくいと感じる人が多いだろう。ただし、増税によって落ち込んだ消費は回復の兆(きざ)しがある』 と答えたのは印象的です。つまり、この基本認識 『経済は常に回復基調である』 を維持した背景には安倍政権がその屋台骨と喧伝(けんでん)して来た経済政策の成果を自ら否定したくない思惑があるのでしょう。また、先日成立した19年度補正予算に盛り込まれた経済対策は景気の維持が主目的でした。つまり、第二次安倍政権の唯一の目玉政策と言っても良い経済成長の旗印を下ろす訳には行かないのです。また、近年はスキャンダル塗(まみ)れであることも無関係ではないと考えられます。

なお、内閣府のhpに掲載されている「月例報告(令和2年2月)」では冒頭に同様の基調判断が書かれています。マスコミ向けに配布した資料だけを変更(編集)したのかもしれません。

GDPが急激した理由は何でしょうか。最初に思い浮かぶのは米中経済戦争の影響でしょう。米国のトランプ大統領は2019629日、大阪市で中国の習近平国家主席と会談し、第4弾の対中関税を当面見送ることにしたが、これはあくまでも「一時休戦」でしかありません。中国による知的財産権侵害を理由に追加関税の第弾として20187月に340億ドル(関税率25%)、同8月には第160億ドル(25 %)、そして同9月には第弾の2000億ドル/22兆円(10%➡︎25%)と金額だけでなく課税対象を矢継ぎ早に拡大し、一方の中国も報復関税をアメリカ製品に課すという、エンドレスのチキンレースに陥(おちい)ったことに危機感を募(つの)らせた両国が話し合う機会を模索していたようです。

上記の米中貿易戦争は当事国だけではなく、両国が最重要な貿易相手である日本も輸出分野において大きな影響を受けることになりました。17か月前に始まり、15か月前から7か月前までピークを迎えた米中経済戦争の影響はボディブローのように日本経済に悪環境を及ぼしたことは確かですが、米中経済戦争が一時休戦になった後にGDPが急に大きく落ち込んだ主原因だと説明することにはやや無理があります。

実はGDPを急減させるトリガーを引いたものが他にあるのです。それは昨秋の消費増税。上記した最悪の環境においても政府は、既定方針だとして、2019101日に消費税を8%から10%へアップさせました。その理由として社会福祉の充実に税収増額の大半を充当することを隠れ蓑(みの)としたのです。

過去を振り返ると、消費税(3%)が導入された1989年とそれを5%にアップした1997年でいずれも消費の落ち込みがありましたが、消費税が8%になった2014年においては消費額が4.6%減となり(GDP7.2%減と急降下し)、前年比でマイナスとなった月が13か月継続した経験を生かす(または反省する)ことがなく、昨秋に消費増税を強行したことが今回のGDP大幅減に繋(つな)がったことは明らかでしょう。それは個人消費が今回の増税時における落ち込み(マイナス5.1%)から未だに回復していないことで裏付けられています。

つまり、消費税率を上げても目論み通りには税収が増えないのです。GDPを回復させるには消費税率を元に戻すか、軽減税率の範囲を拡大することが必要でしょう。税収増を訴求する財務省の意向に沿った政策を推し進めるだけでは日本が負のスパイラル(増税➡消費減/設備投資減➡GDP減➡増税)に陥り、益々貧乏な国に成り下がることは明らかです。関心がある方は関連する3年半前の経済を展望する記事を参照してください。

そして、今年1月に健在化した新型コロナウィルスによる人的被害が経済活動に大きな影響を与え始めており、202013月期のGDPがどれだけ減少するかを想像するだけで恐ろしくなります。それにも拘(かかわ)らず政府はまだ 『緩やかに回復している』 との看板を下ろしていないばかりか、「今回の基調判断」は国民の目を現実から逸(そ)らさせようとしているとしか受け取れません。国会では20年度の経済成長率を実質1.4%とする政府見通しをもとに編成された20年度の予算が審議中ですが、このような現状認識では心許(こころもと)ない限りです。

ちなみに、2月21日には円相場(円/ドルのレート)が112円台と円安(円の下落)が急速に進行しました。安全通貨とされる円が、世界経済のリスク要因となった新型コロナウィルスの感染拡大によって、安全資産と看做(みな)されなくなったのです。

最後に、新型コロナウィルス繋(つな)がりですが、日本政府による新型コロナウィルへの対応と対策、および情報公開は、迅速さと徹底に甘さがあるようです。横浜港に寄港したクルーズ船には海外の乗客が多いことで、海外メディア(特にアメリカ)は日本政府の対応(下船前の隔離・検査方法と2週間後に陰性と判断された乗客を下船させて自由に帰宅させたこと)を痛烈に批判しています。事実、陰性と確認されてチャーター機で帰国した約160人のオーストラリア人の中から2人の感染が確認されたそうです。

ちなみに、アメリカとカナダでは陰性と判断されてチャーター機で帰国したクルーズ客船の乗客であっても例外なく本国の施設内に2週間隔離されています。この影響でしょうか、当初日本政府の対応を支持していた米政府は最近日本への渡航を注意する(控える)よう自国民に注意を喚起しています。そして2月21日現在、日本への渡航抑制をした国が9か国に上りました。その内、患者数が200人以上と中国に次いで2番目に多い韓国(注釈:日本は97人)については政治的な背景(思惑)があると思われるます。

疾病対策センター(CDC、1946年に設立された約1万5千人の組織)があるアメリカとは異なり、大量の乗客を隔離する施設がなく、かつ検査および治療をする医療施設と医療従事者が限られている日本の状況(注釈:神奈川県と東京都の医療施設に加えて遠隔地である愛知県と福島県の医療施設がクルーズ客船の患者を受け入れた)において、日本政府は新型コロナウイルスの問題をどのように終息させるつもりなのでしょうか。日本には危機管理の専門組織と活動予算がないため、今回のような危機に際して専門的な知見と組織力を持たない旧来の組織・人員が手探り(部外者である専門家の意見に耳を貸さない)状態であるため、専門的な知見が不足して迅速かつ的確な対応が十分できていない問題が露呈(ろてい)しました。ぜひとも、この教訓を今後に生かしてもらいたいと思います。

一昨年来、多発している様々な不祥事や問題について安部首相は 『丁寧(ていねい)に』 と 『真摯(しんし)に』 の言葉をお念仏のように唱えていますが、その通り実行されたと思う事例を私は一件も知りません。その安部首相が今回の危機管理における情報開示と危機対応においてリーダーシップを発揮することが期待出来るのでしょうか? 厚労省による 『症状のある人は関連センターに相談すること』 、 『大規模イベント(催し物や集会)の主催者は開催の必要性を改めて検討すること』  および 『出来るだけ人混みを避ける』 の対策(強制ではなく呼びかけ)だけで大丈夫でしょうか? ◇


〈追記 224日〉 新型コロナウィルス情報のアップデート

2月23日、安倍首相は首相官邸で開催した新型コロナウィルス感染症対策本部の会合で国民や企業に対する情報提供・感染拡大防止策・医療提供対策などについての基本方針の取りまとめを加藤厚労相に指示。これを受けた加藤厚労相は、24日に開催する専門家会議の議論を踏まえ、25日の対策本部会合で基本方針を決定する考えを示しました。

国内外から厳しい指摘や非難報道があったことと、クルーズ船から下りた陰性判定者の中から陽性判定者や発症者が複数確認され、それに加えて下船者の中に未判定者が23名もいたことが発覚したことで、遅巻きながら日本政府は基本方針を策定することにしたと思われます。国内で発症者が確認されてから1か月以上(国内で135名の感染者を確認)、発症者が確認されて 23日に横浜港に寄港したクルーズ船で船内隔離策がとられて2週間以上が経過して(感染者は約700人、最終数値は未確定)、日本政府の基本方針がやっと策定されることになったのです。

ちなみに、韓国では初期の楽観的な状況認識から中国人の受け入れ方針が曖昧(あいまい)であり、またキリスト教系新興宗教団体における感染の爆発的な拡大により223日現在の感染者数が602人に達し、韓国政府は新型ウイルス感染の危機レベルを最高である「深刻」に引き上げました。

これらの状況を踏まえてアメリカは222日に日本と韓国への渡航警戒レベルを1段階引き上げてレベル2の「注意を強化」に変更しました。

2020年2月 5日 (水)

胃カメラの再検査を終えて丸亀製麺で季節限定の「鴨ネギうどん」を味わう

一昨年の月に胃の不調から受けた胃カメラ検査(上部消化管検査)で慢性胃炎と診断されたことと、その原因であるピロリ菌の除菌に成功したことは先の記事で紹介しています。

それから一年半以上が経過しましたから、その後の胃の状態を確認するため、胃カメラ検査を再度受けることにしました。可能性は低いものの、ピロリ菌が復活していないか、あるいは胃壁に異常が発生していないかを確認するためです。ちなみに、前回の検診では小さなポリープが2つあることが指摘されています。

胃カメラ検査そのものについては上記の記事で紹介していますので、本稿では今回の検査結果だけを書くことにします。

担当医師からは『若干の胃炎と食道との境界(噴門)付近に発赤(はっせき)した部位が見られたのでその組織片を採取した。前回確認された2つのポリープは消えていた。ピロリ菌を除菌したことによると考えられる』 と告げられました。組織検査の結果は2週間後に出るそうです。

なお、ピロリ菌に侵されて菲薄化(ひはくか、意味:胃の上皮組織が薄くなること)あるいは腸上皮化生(ちょうじょうかせい、意味:上皮組織が変質して小腸や大腸の腸壁のようになること)した胃壁は回復力が低下しているシニアの場合は発症前の綺麗な状態に戻ることは期待できないそうです。ちなみに、慢性胃炎が萎縮性胃炎へと進行した場合は胃潰瘍や胃癌(いがん)を発症する可能性が高まるようです。

今回は病理検査が加わったことで診療費は前回よりも7割ほと高額になりました。このため目出度(めでた)さも中の上くらいですが、少しは嬉(うれ)しい気持ちになって帰宅することに。喉に軽い麻酔を受けましたが、70歳以上である私は麻酔注射を免除されましたから運転しても良いのですが、当初の予定通り同行者に運転代行を頼みました。そして、その日は看護師さんから説明された注意事項に従って飲食と入浴の内容を控え目にして自宅にて過ごしました。

具体的には、『検査が終了して1時間が経過した時に少量の水を飲んで咽()せないことを確認してから飲み物を開始する』『食べ物は検査が終了してから2時間後から開始する』『脂濃いもの・辛いもの・酒類・コーヒーなどの刺激物を避け、消化の良いものを選ぶこと』『当日は運動・入浴を避けて、短時間のシャワーに留める』の4項目です。

なお、当然のこととして事前の説明にはありませんでしたが、検査の前日は飲酒すると胃壁に悪い影響を与えて出血などの重大な結果を引き起こす可能性があり、また鎮痛剤との相乗効果も懸念されるそうです。説明があった事後の飲酒は前日の飲酒よりもリスクが高いとのこと。老婆心ながら胃カメラ検査を受ける予定のある方へ!

                         ☆

幸いにも「胃カメラ検査」の副作用はまったくなく、胃腸の活動が正常に戻った翌日の午前11時過ぎ、近くの「丸亀製麺」の店に出かけました。1月28日から季節限定で私の好きな鴨肉をトッピングしたメニューが提供されていることを知ったからなのです。

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うどんと組み合わせる「親子丼」と「牛丼」のポップがありました。この組み合わせは、「ラーメン・ライス」ならぬ、「うどん・丼」と呼ぶのでしょうか?
  
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17時(午後5時)からは肉量を選べる「肉まつり」が開催されるようです。肉好きには天国でしょう。
  
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お目当ての鴨肉メニューには「鴨すき焼きうどん」(並サイズ:税込720円)と「鴨ねぎうどん」並サイズ:税込690円)の2種類があり少し迷いましたが、後者を選びました。年末に参拝することを恒例にしている川崎大師の山門前にある蕎麦処「はやま」で必ず食べる定番の「鴨南蛮そば」と食べ比べたくなったのです。うどんを茹(ゆ)でる係の女性に注文を伝えました。
  
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一方、同行者は黄身がトッピングされた「明太釜玉うどん」(並サイズ:税込440円)と「牛すき釜玉うどん」(並サイズ:税込690円)、そして牛肉がトッピングされた「肉うどん」(並サイズ:税込590円)の3種類で迷い、結局は黄身と牛肉の両方がトッピングされた「牛すき釜玉うどん」を選び、好きな「雪国まいたけ天」(税込140円)を加えました。

「鴨ねぎうどん」は見た目に「鴨南蛮そば」と同じですが、うどん屋とそば屋では出汁(だし)の味付けが大きく異なりました。うどん屋である「丸亀製麺」の出汁は「はやま」と同様に濃(こ)くがありますが、麺の太さが異なるためやや甘辛い味付けになっていました。
  
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同行者の様子を見ると、「好き焼き」のような牛肉と黄身が載った「釜玉うどん」ではなく、出汁が入った「ぶっかけうどんうどん」を選びたかったようです。『牛肉と黄身がトッピングされた「ぶっかけうどん」はないのかしら?』と言います。後知恵ですが、「肉ぶっかけうどん」または「肉うどん」に「生玉子」を加えるか、あるいは「牛すき釜玉うどん」に少量の「出汁醤油」の代わりに「出汁サーバー」をたっぷりと使えば良かったと思うのですが・・・。
  
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同行者は『次回は「月見わかめうどん」(並サイズ:税込440円)にするわ!』と呟(つぶや)いています。久しぶりに丸亀製麺のうどんを食べて満足した二人は混雑し始めたの店を出ました。□

2019年12月15日 (日)

血管運動性鼻炎とは何か?

私が医師から告げられた「血管運動性鼻炎」は聞きなれない病名ですが、よく知られている「アレルギー性鼻炎」と似た体の反応によって引き起こされる疾患で、その症状としてクシャミや粘性の低い無色透明な鼻水が続くことが両鼻炎に共通します。注釈:医学界の正式名称である「血管運動性鼻炎」は俗称で「寒暖差アレルギー」と呼ばれることがある
 

一方、ウイルスや細菌によって引き起こされる風邪などの鼻水は一般的に黄色掛かっており、断続的に出ることが特徴です。また、鼻の奥にある副鼻腔(ふくびくう)の粘膜に炎症が起きて副鼻腔内に鼻水や膿(うみ)が溜まる疾病は「副鼻腔炎」と呼ばれます。ちなみに、「副鼻腔炎」は俗称の「蓄膿症(ちくのうしょう)」で通常呼ばれていました。
 

本稿は、付け焼き刃ですが、「血管運動性鼻炎」を中心に、私が調べたことを紹介したいと思います。上記したように症状が似ている「アレルギー性鼻炎」と「血管運動性鼻炎」とはその原因に大きな違いあります。前者が外的な要因(アレルゲン)が原因で発症するのに対して、後者は自律神経の不調など主に内的な要因によって引き起こされるのです。
 

つまり、前者はアレルギー検査によって原因(アレルゲン/抗原)を特定することができますが、後者はその検査では原因を見つけることが出来ません。アレルギー検査でアレルゲンが見つからないという事実と、症状が発生しやすい時間帯あるいは周囲の環境(温度の変化や低い湿度)についての問診結果の両方を判断材料として医師が「血管運動性鼻炎」であると診断するようです。
 

『自律神経の不調など内的な要因によって「血管運動性鼻炎」が引き起こされる』 と上述しましたが、実は発症する原因やメカニズムはまだ明らかになっておらず、「鼻の自律神経」の働きが温度の急変(多くは低下時)・低湿度・飲酒・精神的ストレスなどによる刺激によって異常になることで鼻粘膜の血管を膨張させ、かつ炎症を引き起こします。その結果、鼻水が出続けたり、鼻詰まりを引き起こしたりするという、発症後のプロセスだけが分かっている段階のようです。
 

つまり、原因がはっきりしている「アレルギー性鼻炎」の場合は、症状を抑える前に、その原因であるアレルゲン(抗原)を取り除くことが必要になります。一方、アレルゲンが存在しない「血管運動性鼻炎」では最初から対症療法を受けることになります。治療には「アレルギー性鼻炎」と同様、炎症を抑える服用薬(抗ヒスタミン薬)や抗ヒスタミン剤を含む点鼻薬が使われます。服用薬は即効性(翌日に効能が現れる)がありますが、眠くなることがあるため通常は就寝時に服用します。一方、点鼻薬は遅効性(1週間程度)ですが、鼻詰まりの解消には速やかな効果があります。
 

私の場合は初回に服用薬「ザイザル 5mg 」(11)1週間分と点鼻薬 「アラミスト 27.5 μg」(11回各2噴射、計56噴霧用)を1本(2週間分)処方されました。指示された通りに服用・噴霧した効果、2-3日後には改善効果が出始めて、1週間後にはほぼ正常に戻りました。今後は症状が治まった後においても医師の指示に従って点鼻薬を使用することになると思います。なお、市販の点鼻薬は長期間使用すると鼻の粘膜に異常を来たすことがあるそうですから、医師に処方してもらった点鼻薬を指示通りに使用するのが良いでしょう。
  

最後に所感です。あれこれ調べてみて、私が罹患(りかん)した「気管支喘息」と「血管運動性鼻炎」には多くの共通点があることに気づきました。また、喘息と鼻炎の原因にはアレルギー性と非アレルギー性があり、いずれにおいても症状が良く似ているのです。素人の考えですが気管支と鼻腔はいずれも呼吸器官であり、似た粘膜に覆(おお)われていますから、当然のことだと言えるのかも知れません。
 

また、アレルギー性体質は遺伝するといわれていますが、個別のアレルギー症は必ずしも遺伝するとは限らないようです。ですから、親と同じアレルギー症になることを心配するのではなく、発生したアレルギー症に対応する適切な治療を専門医によってタイムリーに受けることが必要だと思います。これは、この2年間に受けた治療から得た経験と反省から導き出した教訓です。□
 
<追記>(2019年12月19日午後4時11分) 「耳鼻咽喉科を再受診」
2週間後に病院を訪れました。症状が収まったことを告げると、担当医師は鼻腔の目視検査を行い、鼻の粘膜が正常に戻っていると診断してくれました。今後、もし「血管運動性鼻炎」を再発した時には、飲み薬か点鼻薬を適宜使うようにとのこと。前回処方してもらった薬を使い切っている私は点鼻薬だけを「お守り代わり」として処方してもらいました。辛(つら)かった鼻炎の症状が治まったことで、清々しい気分で新年を迎えられそうです。

2019年12月 5日 (木)

処方薬をゼロベースで総点検してもらう!

2か月強前のブログ記事「その薬を飲む必要はありますか?」の続編です。先述しましたように、この数年で処方された薬が積もり積もって約10種類へと増え、しかも毎朝必ず気管支喘息の吸入薬「レルベア」を吸引する生活が始まりましたので、長い付き合いの内科医師に生活習慣病と老化現象によって現れた諸症状、具体的には高血圧症、高尿酸値症、高中性脂肪症(高脂血症)、肝機能障害、膵臓(すいぞう)機能障害など自覚がないものばかりに優先順位を付けてもらい、高優先度の症状に対応する薬だけを処方してもらうことになりました。不要不急な薬はできるだけ飲まない方が良いとの考えを持つ医師であることを知ったことで私からお願いしました。しかも、他の医院で処方された薬が多く含まれていたたため、現在の私に必要かつ不可欠な薬をゼロベースで見直してもらうことにしたのです。
 

先ず、最近処方してもらった気管支喘息の発症を抑える薬である「レルベア」以外の処方薬の服用を1か月間中止したうえで、血圧の変動範囲(説明:自宅での測定結果についての問診、最高血圧は時に高くなるものの130前後でほぼ安定していた)と血液検査・尿検査を受けました。その結果、やや高いのは中性脂肪(上限値が150のところ171)と尿酸(上限値が8.0のところ9.0)、またやや低いのは赤血球数(下限値が400のところ396)であり、まずますの結果でした。しかし、深酒を再開したため肝機能の数値が大幅に悪化していたため、さらに2か月後に血液検査(再検査)と腹部エコー検査を受けることになりました。このため、都合3か月の経過観察になった経緯を先のブログ記事で紹介しました。
 

今回は再検査の結果です。飲酒量を少し控えたことで肝機能に付いての数値(AST/ALT/γ-GTP)はすべて正常値に戻りました。腹部エコーの結果は肝臓自身には特に異常がないものの、胆嚢(たんのう)に多数の胆石が認められました。実は、胆石の存在は20年ほど前から毎年の定期健診で指摘されてきたことですが、痛みを感じたことが一度もなかったため、長期の経過観察(説明:時々エコー検査を受けてきた)になっていたものです。3か月間に及ぶ処方薬の服用休止と2回の検査結果を踏まえて、当面服用する薬は尿酸値を抑える「フェブリック錠」と胆石を溶かしたり胆汁の流れを良くしたりする「ウルソデオキシコール錠」の2種類とし、その他の薬は当面服用をしないことが決まりました。
 

また、私の気管支喘息をフォローしてくれる別の内科医師に依頼して受けたアレルギーの存在を調べる血液検査の結果も出ました。昨年の7月にも一般的なアレルギー要因(6種類)についてはすべて陰性でしたが、今回の血液検査でもアレルギー体質の傾向(説明:好酸球と非特異的IgEの数値が高い)は見られたものの、10種類のアレルゲン(説明:昨年の6種類に加えて真菌群のアルテルナリア・アスペルギルスおよび昆虫類のゴキブリ・ガ)はすべて陰性でした。しかし、入院中に治(おさ)まっていた鼻水(説明:鼻炎によると思われる)が最近出始めていますので、近いうちに耳鼻咽喉科を受診しようと思います。
 
                               ☆
 

<余談> 「私にとっての良薬とは」
 

○子供の頃に飲まされた虫下しの苦い味を覚えています
○厳しい上司の言葉も苦い味がしました

○口に苦味を感じさせない強力な鎮痛剤の「モルヒネ」

   <説明>20歳代の中ごろ、内臓疾患から腹膜炎を発症して緊急入院した病院のベッドで 
             手術時の麻酔が切れた時の痛みに耐えかねていた夜、看護婦さんから(医師の
             処方で)投与してもらいました。
その直後の状態は言葉では表現しがたいもので、

             死ぬほど酷(ひど)かった苦痛とは無縁の世界に入り込んだようでした。

             『宙に舞い上がる高揚感に抱かれていた』 と感じられたのです。
            
しかし、2時間ほどが経(た)つと耐えられない苦痛が再び戻って来たのです。
           
強請(ねだ)る私に対して、まさに天使に見えていた若くて綺麗な看護婦さんは、
             
『習慣にならないために少なくとも4時間のインターバルが必要です』 と鬼のよう
            に(冷たく)告げたのでした。
私には残りの2時間が無限の長さに感じられて・・。
○2年半におよぶリハビリで心身とも完全復活

   <説明>緊急手術の2年後には、激務が続いたためか、消化器疾患が悪化して胃の切除
             を受け、実家で半年間の静養することにするも回復途上であったため、会社から
            さらに 2年間のリハビリ期間(外部研究機関への出向)を与えられて
心身ともに
            完全復活を果たす。

○20数年にわたるストレスの自己管理

   <説明>毎年5-10回の海外出張をする生活になった私は出張時に精神安定剤代わり
             であるウォークマン(ソニー製)を携行して、機内で好きな音楽曲を聴き、出張先
             では
週末にホテルのプールで日光浴とスイミングを行い、そして酒を楽しむこと
             でストレスを解消。

○現役を退いたあとは健康維持に励む
   <説明>
食生活の自己管理(実際は同居者の配慮)とともに軽い運動・国内外旅行・
             ゴルフ・カラオを継続して生活のペース(変化とリズム)を守る。
○この数年は老化と生活習慣病のため処方薬の種類が急増
   <説明>体調を改善する食生活と飲酒行動を見直すとともに、次第に増加した
処方薬
             をゼロベースで見直し中。
 
過去半世紀余りの年月において「良薬」と考えられるものを時系列でリストアップしてみると、「私の人生における好不調の波」には体調を維持改善するための薬あるいはその代替品(行動)が存在したことが今になって分かりました。最後に月並みな結論ですが、現在は「バランスのとれた食生活」「日常的な軽い運動」「習慣化したストレス解消行動」と「節度ある飲酒」の4つが『私にとっての良薬』 と言えるようです。
 
 
<追記>(2019年12月5日午後3時18分) 「耳鼻咽喉科を受診」
アレルギーがないにも拘わらず鼻炎による鼻水が続いているため、耳鼻咽喉科を受診しました。問診で病歴と関連する症状を説明すると、担当医師は鼻腔内と喉を目視検査してくれました。結論は原因がはっきりしていない「血管運動性鼻炎」の可能性が高いので、アレルギー性鼻炎と同じ薬で対症療法するしかないとのこと。そこで、処方されたのはアレルギー性疾患の治療薬である「ザイザル錠5㎎」と鼻炎の症状を抑える「アラミスト点鼻薬」でした。1年前に同じ病院の内科で処方されたものと同じ・または同種の薬でした。前者は翌日から、後者は1週間後に効果が出始めるようです。この対症療法しかないようですから、長い付き合いになるのかもしれません。

2019年9月25日 (水)

その薬を飲む必要はありますか? 健康維持のためゼロベースで管理する!

思いもよらなかった気管支喘息の激しい発作に見舞われたものの、大学病院の救急センターでの応急措置と6日間の入院治療を経て、日常生活に支障がない水準まで快復することができたことを8月下旬のブログ記事「唐突ですが、緊急入院しました!」で紹介しましたが、今回の記事はその後日談です。退院して体調が落ち着くといろいろなことが気になり始めました。その一つが服用している薬の種類の多さです。というのも、毎年受けている健康診断とそのフォローアップである精密検査ほとんどが内科関連)を受けた複数の病院で処方された薬が積もり積もって10種類ほどに増えました。種類の多さに加えて、各々の薬を1日1回、または1日3日、指定された通りに服用することが精神的に大きな負担になっていたのです。
 

多種類の薬が体へ与える負担を考慮して内科関連の薬をゼロベースで見直す必要があるとの思いに至り、長年お世話になっている内科医師と相談することにしました。唯一の例外はつい最近になって処方された気管支喘息用の吸入薬「レルベア」です。今回見直すことにした薬のほとんどは老化現象と生活習慣病について処方されたものです。分かりやすいように病名または疾病名を列挙すると、高血圧症、高尿酸値症、高中性脂肪症(高脂血症)、肝機能障害、膵臓(すいぞう)機能障害など。
 

担当医師と相談した結果、緊急性の無いそれらの薬の服用をすべて休止して、ある期間が経過した後の血液尿検査の結果と担当医師の診察により、治療の必要性が高いものについてだけ適切な薬を処方してもらうことになりました。また、自宅では血圧を毎日計測してその変化を確認することにしました。
 

一か月後に血液尿検査を受けると、思わぬこと(実は予感していたこと)でしたが、唯一肝機能の低下が際立っていました。実は、退院後に体調が安定したことに安心して深酒を再開していたのです。その背景は、今年行った断酒(2か月間とか月間の計2回)で肝機能がいずれもほぼ正常値へと回復したことに気を良くしていたことでした。しかし、わずか1か月の深酒でこの年間続いた危険水準へと逆戻りしたことが数値で示されてしまったのです。
 

担当医師からは、肝機能の低下(悪化)を引き起こしている飲酒量を減らすようにと指示され、肝臓および胆嚢(たんのう)の胆石の状態などを調べる腹部超音波(エコー)検査を受けることでした。そして、薬の処方は次回(2か月後)の血液検査の状況で判断されることになりました。つまり、計3か月間の経過観察になってしまいました。その結果は後日紹介したいと思います。
 

参考情報です。次の写真は気管支喘息の状況を確認することができる血中酸素濃度を測定することができるパルスオキシメーターです。入院中に看護師さんが使用していたものの類似品をアマゾンで購入しました。小型ですから、外出時にもお守り代わりに携行しています。ちなみに、上段の数値「87」は脈拍数(毎分)を、下段の「98」は血中酸素濃度(%)を示しています。(注釈:血中酸素濃度の正常値は96-99%) このパルスオキシメーターは脈拍数も計測できるため、入院患者だけではなく、アスリートにも重宝されている優れものとのこと。
 
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気管支喘息の症状が安定化した1か月後に「肺機能検査」を受けたところ、「肺気量・残気量」と「強制呼出曲線・フローボリューム」のいずれも正常(ただし肺疾患との境界領域)と判断されて一安心でしたが、補足事項として『フローの低下があり、一部でフローの低下がみられる』 との指摘がありました。つまり、「末梢気道障害」(末梢気道の炎症性変化)の疑いがあるというのです。「慢性閉塞性肺疾患」(COPD)の代表格である「肺気腫」(肺胞の仕切り壁が壊れて機能が低下する疾患)や「肺血管の異常」とは別にCOPDの早期異常を引き起こす要因となる可能性があるそうです。一時的(可逆的)に気道閉塞する「気管支喘息」とは症状が異なりますが、非可逆的(次第)に症状が進行する「末梢気道障害」には共通する要因(気管・気道の炎症)があるのかもしれません。注釈:末梢気道は直径2mm以下の小気管支と細気管支を指し、気道の導管部である気管・気管支・細気管支の末端部として肺胞につながっている□

2019年9月 4日 (水)

退院後の体調から気管支喘息の原因を考える

大学病院に緊急入院して気管支喘息の治療を受けると、まさに日を追って症状が改善されました。具体的には、救急センターへ搬入されてから酸素吸入を常時受けたことにより、呼吸困難な症状はほとんど現れなくなり、咳の発生も急減しました。そして、もう一つ、あれほど酷かった鼻水がほとんど出なくなったのです。水のように透明で粘性のない鼻水が出続ける時に感じる鬱陶しさと、それに伴うように頻発する咳は言葉では表現できないほど肉体的かつ精神的に大きな負担でした。
 
そんな苦しい状態が魔法に掛けられたように胡散霧消したのです。温度と湿度が耐えず調整され、毎日のように清掃されるクリーンな病室は気管支喘息には良い影響があるように思われました。というのは昨年10月に駆け込んだ近所の開業医によって気管支喘息と診断されて以来、気管支喘息がさまざまな要因によって引き起こされるアレルギー症状がトリガーになることを関連資料で読み知っていたからでした。花粉、ハウスダスト、住宅内の化学物質、温度の急変など、さまざまなものがあるようです。花粉ひとつを取っても、杉・檜・ブタクサなど四季の移り変わりにしたがってアレルギーを引き起こす要因(アレルゲン)があります。
 
アレルギーの有無については、喘息の初期症状であった激しい咳が現れた昨年7月に病院でアレルギー検査(血液検査)をしてもらい、スギ・ヒノキ・カモガヤ・ブタクサの花粉・ハウスダスト・ダニなど一般的な6種類についてはアレルゲンが見つかりませんでした。ただし、温度の急変に敏感であるとの自覚症状がその時からありました。また、就寝時と起床時に緒症状が多く現れることから自律神経の不調も原因である可能性があるのかもしれません。
 
救急センターでの応急処置と入院後の治療によって気管支喘息の症状が治まり精神的に落ち着きを取り戻したことで、退院後に気管支喘息の症状が再発しないかどうか気になり始めました。つまり、生活環境が元に戻ることで、アレルギー反応が再び起こるのではないかとの危惧です。このように体力の衰えと再発への心配があったため、退院後は一切外出しないで自宅で療養するつもりで静かな生活を送りました。また、酷暑のピークは過ぎたものの猛暑は続いていますから、熱中症を避けるためエアコンは一日中付けたままにして、水分補給を十分するように努めました。
 
その効果があったのか、初日は鼻水の兆候はまったく見られず、気管支喘息の兆候(咳と呼吸困難)も一切ありませんでした。また、一週間ぶりの軽い入浴も心地良いものでした。そして、一番気になっていた就寝時の呼吸に乱れはまったく感じられず、心穏やかに眠りにつくことができました。大袈裟ではなく、生き返った心地です。
 
退院2日後も何事もなく過ぎ、3日後と4日後になっても体調に異変はまったくありません。そして、早朝の最低気温が25度を下回った5日後には以前から予定されていた所用があったため、退院後において始めて外出しました。徒歩にはまだ自信がありませんから、同居者が運転する車に乗せてもらいました。30分ほどで所用が無事に終わった後も同じ車に乗せてもらって帰宅。このような状況下、一週間ほどで日々の生活サイクルがほぼ正常に戻りました。この状況から見て、花粉やハウスダスト(埃・カビ・ダニなど微生物の死骸など)が原因である可能性は低くなったようです。
 
9日後の月曜日(9月2日)に大学病院の外来を受診しました。担当医師の予約が取ることができた最も早いタイミングです。担当医師の問診では気管支喘息にかかわる諸症状がほぼ無いことを説明するなかで、唯一喉に軽い違和感があり、声が少し枯れていることを伝えました。聴診器を背中に当てた検診では呼吸時の異音もなかったそうです。一か月後にもう一回だけ外来に来るようにとの指示があり、それまでに必要な吸入薬は効果がやや弱い(ステロイドの量が半分の)「レルベア100」(30回分)を処方されました。症状の改善具合と喉への影響が考慮されたと思われます。
 
当面は発作を起こさない体調を維持することに専念することにして、最大の関心事であった気管支喘息の原因については次回の外来診察時に担当医に尋ねてみたいと思います。
 
結言。昨年来徐々に悪化していた気管支喘息の症状が6日間の入院治療によって劇的に改善されましたが、それに加えて全身の体調を整える効果もありました。食欲不振だけではなく、時々発生した下肢の浮腫(むく)みも解消したのです。今回の緊急事態を契機に、生活習慣をさらに見直して体調と体力を改善して行こうと改めて心に固く誓いました。

2019年8月30日 (金)

無事に退院しました

第5日目(8月23日)も同様の入院生活が始まりました。朝の検査と治療が終わった午前8時30分ころ、担当医師の指示で常時行われていた酸素吸入が終了。事後(終了して1-2分後)の測定値は98%と正常。加えて、退院時期が今日決めることになりました。
  
シャワーが許可されたことで、さっそく午前10時からほぼ1週間ぶりのシャワー浴を楽しみました。
 
そして、担当医から翌日(8月24日)午前10時の退院許可が下りたことが看護師から伝えられました。
 
この日もこれまでと同じ検査と治療が続きます。
 
午後10時消灯、就寝。入院生活に慣れて快適に感じ始めていたこともあり、翌日にはいよいよ退院すると考えると、少し心残りを感じながら眠りにつきました。
  
 
6日目(8月24日)、いよいよ入院最終日が訪れました。
 
午前9時30分ころ、同居者が病室へ来てくれて身の回り品をまとめてくれる間に私は院内で着用していたパジャマを着替えを済ませました。時間を持て余した午前10時ころ、看護師が病室に来てくれて退院手続きが始まりました。
 
①自宅で服用する薬を受領: プレドニン5mg(4錠、1日分)、ステロイド吸引剤(30回分)
②退院後の案内(通院など)
③会計手続き: 外来棟の1階にある退院手続きカウンターで待つこと15分ほど、準備されていた書類(入院手続きと退院手続き)に署名し、入院料金を横に設置されている端末で清算(現金またはクレジットカード)するまでの手順が数分で完了しました。入院時に腕に取り付けてもらったIDリストバンドを外してもらったことで晴れて自由の身になりました。同居者の運転する車でお昼ころ帰宅しました。
 
  
最後に気管支喘息についての参考情報です。事前に予備知識を持っていませんでしたが、喘息発作は致死率が非常に高いのです。適切な救急処置を受けないと、人に1人が1時間以内に死亡し、3人に1人で3時間以内に死亡しているとのデータがあるそうです。
 
これは急性腹膜炎による死亡率に近いレベルと言えるかもしれません。ちなみに、私自身も20歳代の中頃に消化官の穿孔(せんこう)による急性腹膜炎を罹患(りかん)し、救急車で搬送された病院で緊急手術を受けた経験があります。今になって考えると、今回の気管支喘息の発作による緊急入院は正にその時と同じ清明のの危機に瀕していたようです。
 
つまり、私の人生で生死を分ける度目の危機においても、救急車と病院の救急センターにより命が救われたと言っても過言ではないでしょう。半世紀近く前に七転八倒する苦しさを味わった時のことを思い出しながら、症状が治まった今、2度目の幸運に心から感謝しています。

2019年8月28日 (水)

判で押したような入院生活

3日目(8月21日)も午前6時起床。この日の朝は前日午後の土砂降りの天気とは打って変わった晴天でした。外界の影響を受けない病室ですが、大きな窓から見える景色、中でも刻々と変化する空模様が入院者に刺激を与えてくれる存在なのです。
 
午前6時45分、検温、血圧測定、気管支喘息用点滴剤リンデロン+生塩の水蒸気(スチーム)吸入などのプロセスで3日目が始まりました。
 
午前8時40分ころ、大勢の医師と看護師が来室。何かと思えば教授回診でした。体調についての質問と聴診器による呼吸音を確認をした後、「もうすぐですね」の言葉を残して退室しました。どんな意味だったのでしょうか。気になります。
 
その後は病室の簡易清掃が始まり、ホットタオルのサービスも。タオルは1枚だけで良いというと、「まだシャワーはできませんが・・」との言葉が。退院はまだ先のことなのかな。
 
午前10時に検温、血圧測定、気管支喘息用点滴剤リンデロン+生塩の吸入の後、酸素吸入を3リットルから2リットルへ減少されました。
 
空には雲が増えて曇天になりました。天気予報によれば午後から天気が崩れるかもしれません。
 
午前10時15分から気管支喘息用点滴剤リンデロン2mg/0.5mLと生理食塩水生塩)「ヒカリ」(100ml)の点滴(約1時間半強)、指先に装着する小型のパルスオキシメーターによる血中酸素飽和度を測定値(97%、正常値:96-999%)して酸素吸入量を減少させた後の確認です。注釈:脈拍数と脈拍の強さを測定して波形も測定可能
 
点滴が終わった午前12時過ぎに昼食が配膳されました。
 
午後2時20分ころ、検温(平温)、血圧測定(上下とも通常より10強だけ低い)、血中酸素飽和度の測定を実施(98%)。いずれも正常で安定しています。
 
看護師さんの勧めで、それまでの車椅子に代わり、酸素ボンベを乗せた歩行補助具を押して自力で病室外へ移動できるようになりました。
 
午後5時45分ころ、10分間の気管支喘息用点滴剤リンデロンチーム+生塩の吸入が始まりました。ホースを軽く咥(くわ)えて、口から直接スチームを吸引するような指導されました。最初は噎(む)せたためスチーム量を抑えましたが、段々慣れて適量でも問題なく行えるようになりました。
 
午後6時を少し回った時に夕食が配膳されました。今回も完食。
 
午後9時から10分間の気管支喘息用点滴剤リンデロンのスチーム吸入を行い、午後10時に消灯。
 
 
翌日(4日目)もまったく同じスケジュールで治療が行われましたが、症状の改善にともなって内容に変化がありましたので、治療内容の経過を振り返ってみます。
 
①ステロイド剤の点滴(1日1回)
   初日➡4日目まで
   プレドニン5mg(4錠)を服用
   5日目➡7日目
 
②素吸入(終日)
   初日3➡3日2➡4日1
 
③リンデロン+生食の蒸気吸入
   注釈;気管支へ直接働きかける効率的な治療法で重要
   初日➡1日4回継続中
 
④テロイドの吸入(1日1回)
   3日目➡使用期限なし
 
なお、常用薬は従来通り服用中。
 
(続く)

2019年8月26日 (月)

入院生活が始まりました!!

夜遅く入院した翌朝は午前6時の起床案内ではじまりました。4時間ほどしか寝ていないため、眠気が残るだけではなく身体全体がどんよりと重いのです。病室での朝礼代わりである、検温、血圧測定、簡単な問診、尿採取、薬剤入り水蒸気の吸入などの処置で淡々と進行しました。
 

トイレに行く時は酸素吸入と血中酸素濃度測定用のセンサーとその本体を付けたまま、車椅子に乗って移動する必要がありますから看護師さんがアテンドしてくれます。正に重病人の様な扱いです。午前8時に朝食がベッドに配膳されました。前日の午後2時頃に遅い朝食!を食べてから約18時間振りの食事です。軽めの病院食であることもあって完食することができました。
 

午前9時ころ、ホットタオルのサービスがありました。身体を自分で拭くためで、レストランで提供されるお絞りのように巻かれた通常よりも大きめのタオルが2枚のセットでした。前夜の入院時に行われなかった身長と体重の測定がナースセンター脇で行われました。
 

病室へ戻ると、気管拡張剤リンデロン2mg/0.5mL(抗炎症作用がある副腎皮質ホルモン) と生理食塩水を混合させたもので発生させた水蒸気を10分間吸入し、ステロイド剤と生理食塩水(生塩)100mℓの点滴(約1時間半)が続きました。なお、終了時には点滴剤の凝固を防ぐために生理食塩水を注射器でチューブから追加されました。これらの処置から推し量ると、緊急入院した時の私はかなりの重症患者だったと思われます。
 

午前12時半過ぎ、昼食を摂っているところへ呼吸器担当の医師が2人連れで病室に来訪し、これまでの症状と治療内容について一通りの説明と問診が行われました。その結果、自宅近くの内科医の診断通りに気管支喘息であると思われることと、症状を和らげる薬剤の投与に加えて、症状を抑える治療が必要と考えられるとの治療方針の説明がありました。順調に回復すれば一週間で退院できるかもしれないとのこと。思ったよりも長期戦になりそうです。
 

およそ1時間半後、2人の医師が再び病室を訪れて、私が現在の主流である気管支喘息用の吸入器を使用する意思があるかどうかを確認されました。これまで服用してきた気管支喘息の症状を緩和する薬(気管支収縮抑制剤と痰を切れやすくする薬)の服用は不要になるとのこと。(注釈:炎症を抑制してアレルギー反応を抑えるステロイドと痰の排出を促す作用がある薬剤を使用する1990年頃に始まった治療法で、それまでは主に気管支の収縮抑制剤のみを使用していた)
 

私がその治療方法(注釈;これまで通院していた医院の治療方針とは異なる)に同意したことで、その使用方法と吸入後の嗽(うがい)の仕方を指導してくれました。それに続いて呼吸器科の教授も来室して状況確認をしてくれました。入院した大学病院の組織立った治療方法には安心感がありました。
 

ちなみに、吸入する薬は専用容器に入ったレルベア200エリプタ30吸入用(30日分)です。簡単なカウンターが付いていることで使用した回数(残回数)が表示されます。
 

吸入する効用としては、吸入ステロイド剤とβ2刺激薬の粉末を患部である気管支に吹き付けることで効率的に炎症を抑え、かつ気管支を拡張することで、咳や息苦しさなどを改善することとのこと。気管支喘息は高血圧と糖尿病と同様、完治困難な疾病ですから、症状が無くても毎日発作を予防する治療薬(吸入剤)使用することが不可欠です。つまり、吸入剤はずっと付き合って行くことになる友になったのです。午後3時半ころ、指に付けていた血中酸素濃度センサーは症状が安定したことで外されました。
 

午後5時45分ころ、10分間の気管支喘息用点滴剤リンデロンチームと生塩の吸入が始まりました。
 

午後6時に夕食

午後8時に10分間の気管支喘息用点滴剤リンデロンチームと生塩の吸入。

午後10時に消灯。

 

午後12時ころ就寝。
 

ここで気分転換を兼ねて、入院に際して必須であるお薬手帳、診察券、健康保険証の他に必要なものを列挙しながら、入院生活のポイントを思い付くまま列挙しましょう。一昨年の大腸ポリープ切除手術(5日間)と昨年の白内障手術(両眼、8日間)のために入院した時の経験に基づいています。

 
①院内着はレンタルで借りられますが、普段着慣れたパジャマが楽です。洗濯は日常生活と、同様、家人に頼む必要がありますが。下着とタオルも同様。

②院内履き用上履き滑りにくい布製のスリッパ、スリップオンサンダルなど)

③暇な時間の潰し方は、長時間に亘って沈思黙考できる方以外はラジオとテレビが相応しいでしょうか。(理由:私のような凡人は無為な時間があると碌な事を考え勝ちです) 一方、時間を潰し安い読書は病室内が乱雑になることと、安静にできない(疲れやすい)ので適していないでしょう。テレビは病室に設置されたもの(有料)を利用。ラジオはスマホのラジコアプリがタイムフリー視聴機能もあって便利。

④病室に冷蔵庫(有料)がある場合:アイスノンなどの氷枕を持参すると病室が合わない時にも快適に過ごすことができます。ただし、レンタルできる病院もあります。

⑤時計:病室にはつうじ時計がありませんから、腕時計やスマホの時計機能が便利。自宅で愛用する目覚まし時計は不向きなことも。

⑥洗面具、歯磨きセット、カップ、電動髭剃りなどは旅行セットで可。ティッシュボックスも。

⑦レジ袋:病室付近に準備されている場合も

⑧院内コンビニの利用(翌日配達):テレビを端末として商品を注文できる病院もあります。

⑨食事の選択:オプションがある場合は同上の方法で可能な病院もあります。(リストバンドのバーコードをリーダーで読み取ることで患者を確認)

⑩入院生活の記録:適宜スマホにメモを記入

⑪各種充電器、イヤホンまたはヘッドフォン、筆記用具
 
(続く)

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