大腸ポリープの切除は3回目!
昨年末に大腸ポリープを3つ切除しましたが、1月の受診で担当医に勧められて3か月半後の4月上旬に残るポリープも切除することになりました。なお、10年目前にも数日間入院して同じ手術を受けていますから、この10年間で都合3回目と言うことになります。
事前の準備は先の関連ブログ記事に詳説しましたので、ここでは簡単に列記することに留めます。
〇前日は消化の良い食材を中心とする食事を摂る(午後8時以降の飲食は厳禁)
〇粉状の下剤(ニフレック)を2リットルの水にしっかり溶かして冷蔵庫内で保管(下剤の味を和らげる効果あり)
〇午後9時に液体の下剤(ピコスルファートナトリウム)をコップ一杯の水に溶かして摂取
〇翌日は午前5時に錠剤(ガスコン)を5錠摂取
〇前夜準備した下剤(ニフレック)を摂取。最初はコップ一杯を15分かけてゆっくり飲み、後は10分でコップ一杯のペースで飲む
〇程なく便意を催したので時刻と便の色(4段階)を報告書に記入。10回ほどで薄黄色で透明(混ざり物が無い状態)になる
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午前9時過ぎに同行者が運転する車で病院へ向かいました。指定された午前10時の30分ほど前に到着し、指定された大腸カメラの受付へ向かいました。再診受付券を正面入口脇で取得する必要がありましたが失念したため、受付で発行していただきました。
受付で渡された注意事項を書いたパンフレットを読んでいると筆者の番号が呼ばれました。対話コーナーで看護師さんから当日の注意事項の説明(内容はパンフレットと同じ)と体調と摂取中の薬の確認が行われました。提出した「お薬手帳」の内容との照合確認もありました。
更衣室で手術着に着替えて控室(手術エリアのロビー)で待ちました。
案内された通り約20分後に筆者の番号が呼ばれ、時間潰しにと所持していたスマホを更衣室のロッカーに収納。指定された番号の手術室へ入りました。
名前と生年月日(本人)確認の後、心電図と血中酸素濃度測定器の接続、点滴および鎮痛用麻酔剤投与が行われました。ここまでの所要時間は20-30分。大腸カメラによる大腸ポリープの切除が始まりました。前回に比べて時間が長く、鈍痛が波状的に感じられました。約1時間後に手術が終了。
休養エリアへ移動して1時間の休養プロセスがありました。何事も無く1時間が経過したところで、看護師さんの指示に従って身体を動かしました。しかし、筆者がまだ十分覚醒していないと判断されたようで、さらに30分の休養を指示されて休憩用ソファへ移動。慣れたとは言え、大変な手術でした。
午後1時30分頃に手術が完了したことで1階の会計コーナーへ移動。受付番号を受け取ってから15分ほどで会計を完了。迎えに来てくれた同居者の車で無事に帰宅しました。切除した大腸ポリープの精密検査結果は2週間後に担当医師から聞かせてもらう予定です。
2-3年に一度は大腸内視鏡の検査を受けることで大腸癌の早期発見につなげることは有意義だと思います。そして、その検査に先立ち大量の下剤で腸壁を洗浄をすることは腸内環境を整える上で有益(?)かもしれません。
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病院から「術後の注意事項」が示されています。その「注意指示」とは、『出血などの事態に備えて、一週間は出張・旅行・飲酒・運動は厳禁』 の4項目です。旅行や運動を一週間控えることは容易ですが、晩酌を欠かさない筆者には一週間の禁酒は厳しい条件です。
そこで、妙案を思いつきました。「ノンアルコール飲料」(すなわち、アルコール 0%の飲み物)です! 今回はこれまで飲んだことのない多様な「ノンアルコール飲料」を試し始めています。◇
[2025年4月25日 追記] 切除した大腸ポリープはいずれも良性
上記の手術を受けた2週間後に切除したポリープの精密検査結果を担当医から聞きました。今回切除した7つのポリープは大きさが3-7㎜で、いずれも良性とのこと。また、今回も切除しきれなかった良性のポリープが多数あるとも。このため、1年後には再度ポリープの切除手術を行うことを勧められました。筆者に依存はありませんから、その方向で今後の受診予約を入れました。大腸ポリープとは長い付き合いになりそうです!
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