携帯・デジカメ

2016年7月26日 (火)

iPhoneにまつわる近況二題 : 純正充電用コードのトラブルと「ポケモンGO」デビュー

予定外の投稿ですが、昨秋、機種変更で手に入れた”iPhone 6s”が気にいっている同居者からの頼みごとについての顛末(てんまつ)を二題紹介します。

 

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一つ目の課題は充電時間が長くなったというものでした。lightning コネクタの差し込み(接続)が甘いのではないかと思いながら確認すると、同コネクタに接続されているコードが伸びて、コネクタに近い部分で断線に近い状態にあるようです。充電しながらiPhone 6sを使用することが多い同居者はコネクタ付近のコードにダメージを常に与えていたと思われます。
 
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事実、同居者が以前使用していた”iPhone 4s”のコードでも似たトラブルが発生しています。iPhoneの純正充電コードは1年間の保証を受けられますが、無償で交換してもらうためには次の条件を満たす必要があるようです。

 

Phoneが製品保証期間内である ⇒ OK

・ 壊れた純正充電ケーブルが手元にある ⇒ OK

・ その充電ケーブルに外傷がなく、中の配線がちぎれていない ⇒ NG

 

同居者の場合は3つ目の条件を満たしていない可能性が高く、無償で交換してもらうことは難しそうです。

 

前回のトラブル時には断線まで至りませんでした、外皮のビニールの端が見えるほどずれていました。初期のころから、iPhoneの純正充電コードは細くてスマートでしたが、接続したままでiPhoneを使用するとコネクタに近い部分のコードに強いストレスがかかり、ついには断線にいたる脆弱性(ぜいじゃくせい)を有していることは、今回が2回目のトラブルであることからも分かります。

 

そこで、充電用に購入しておいた非純正のコードに取り替えることにしました。こちらは見るからに丈夫にできているようです。コードの外皮径が大きい(太い)ことと、lightning コネクタの挿抜時(そうばつじ)に持つ部分(プラスチック製)のサイズがかなり大きいのです。iPhone用ケースを使用している場合は、その穴が純正用コネクターに合わせて設計されているようですから、製品によってはコネクタの接続が十分ではないこともあるかもしれません。
 
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今後も同じトラブルに遭遇しないとも限りませんから、純正充電コードの補強法を調べてみました。前回のトラブルではiPhone 4s用純正コードに粘着テープを巻きつける方法をとりましたが、継時変化でテープの粘着力が弱まる問題がありました。見栄えと強度を考えると、熱収縮チューブである「スミチューブ」が最適と思われます。それ以外にもネット上に対応策がいくつか紹介されていました。

 

その一つがボールペンの芯(しん)を保持する小さなバネを使う方法です。バネの内径が純正コードとほぼ同じ(わずかに大きい)ことで容易にはめられるはずです。そこで、ものは試しとやってみましたが、意外に難しいのです。バネが思ったよりも硬(かた)いことと、コネクタに近い部分は保護用チューブが被(かぶ)せられていて太くなっていますから、コードに巻きつけるにはコツが必要でした。あれこれ試した結果、なんとか思った通りに仕上げることができました。
 
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機会があれば「スミチューブ」も試してみたいと思います。

 

余談ですが、旅行先にデジカメとiPhone 5を持ち歩く私は車の中でも充電する手段を確保しています。センターコンソールボックス内にあるシガライター用コネクタに自動車用バッテリー(12V)をUSB(5V)に変換するシガライターソケットを装着し、巻き取り型(リール付き)コードを接続しています。コードのもう一方の端にはマイクロUSBコネクタがついています。これはデジカメと接続するためです。
 
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一方、iPhoneについては、専用の充電用コードを別に用意するのではなく、マイクロUSBコネクタをlightning connectorに変換するアダプタで対応しています。すべてがコンパクトであり(かさばらず)、コードの取り回しが運転の邪魔になることはありません。以前、アマチュア無線の機器を車内に設置していた時は車内に引き回した各種コードを配線止め金具を使って固定し、運転の邪魔にならないよう細心の注意を払いました。けっして見栄えは良くなく、あくまでも機能と安全を重視したものでした。

 

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二つ目の課題は今ブームとなっているスマホ用ゲーム「ポケモンGO 」です。7月22日午前10時ころ、日本でも同アプリがリリースされ、午前中からテレビのワイドショー/ニュースショー番組は「ポケモンGO 」の話題で持ちきりでした。翌23日の夜になって同居者が突然、『「ポケモンGO」をやりたいから”iPhone 6s”にダウンロードしてよ!』 と言い出したのです。古典的なゲーム「ソリテリア」が大好きであることは知っていましたが・・・。

 

アプリをダウンロードして”iPhone 6s”に不都合が生じるといけませんので、私の”iPhone 5”で試してみることにしました。"App store"のランキング(無料)1位にランクされていますから、"App store"内を探す必要はありませんでした。そして、他のアプリと同様、ダウンロードは簡単でした。「ポケモンGO 」を使うためには利用者を登録する必要がありました。グーグルのアカウントまたはポケモンのアカウントのいずれかを選ぶことができます。私はグーグルのG-mailを利用つもりはありませんから、後者を取得することにしました。

 

しかし、ここで問題が発生しました。多くの利用希望者によるアクセスが集中したため、登録を受け付けるサーバーにアクセスできないのです。何度試みても、『待機するように』 とのメッセージが表示される状況は変わりません。翌朝になるのを待って(満を持して)アクセスするとすぐ受け付けてくれました。国籍と生年月日およびメールアドレスなどの情報を入力すると、利用者を認証するために電子メールが送られてきました。

 

認証(メールの所定場所をクリック)が完了すると「ポケモンGO 」アプリへのアクセスが可能になりました。先に入力した情報を再入力すると「ポケモンGO」をスタートすることができました。まず、利用者のニックネーム(英数字のみ)を決めるように求められました。利用者が多いうえ、重複が許されないため、自分の希望する複数の案はいずれも受け付けてくれません。珍しいニックネームを選んだことでなんとか受付けてくれました。
 
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登録手順と操作方法を理解しましたので、次は同行者の”iPhone 6s”にも問題なくダ利用者登録ができました。可愛いニックネームにこだわる同居者の場合は、数種類試しましたが、いずれも拒否されました。私の場合よりもユニークなニックネームを申し込んで受け入れられました。「ポケモンGO」の画面に地図が表示されると、室内でもターゲットのポケモンが見つかりました。導入部で利用者がまごつかないための配慮かもしれません。
   
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自宅近くを出歩いてモンスターをいくつも捕まえ、モンスターボールをゲットしていると、あっという間にトレーナーレベルが「2」にアップ。翌日(25日)にはさらに行動範囲を広げてポケモンを捕まえ、ポケストップにも立ち寄ってフォトディスクを回転させることでポケモンの玉子を入手しているとトレーナーレベルが「5」に達しました。
 
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一方、同居者は、行動範囲が狭いにもかかわらず、トレーニングレベル「4」を獲得してがんばっています。
 
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私は
「ピカチュウ」をまだ捕獲できていませんが、これで「ポケモンジム」でバトルすることができるようになりました。次ぎの2枚の写真はトレーニングレベル「1」の段階で「ポケモンジム」へアクセスして拒絶されたシーンです。ちなみに、「ポケモンGO」は電気を大量に消費しますから、iPhoneの本体があつくなるとともに、バッテリーの消費が甚大ですから、バックアップ(充電)用バッテリーの携行が不可決でしょう。  また、アプリがフリーズした時には、アプリをいったん削除し、再インストールすれば解決できます。もちろん、最新のデータはサーバに保存されていますから、それまでのデータを引き継いでプレイすることができます。
 
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バトルゲームに移行するようですから、私は2日間で「ポケモンGO 」を卒業することにしました。一方、同居者はその日のうちに
トレーニングレベル「5」に達し、さらなる高みを目指してやる気満々のようです。「ポケモンGO」 恐るべし!!
 
[追記] (2016/7/31) 夏休みを利用して大阪からオチビちゃんとコチビちゃんが遊びに来てくれました。二人もポケモンGOで遊んでいましたが、京浜地区ではポケモンが多いと喜んでいます。二人につられて一時復学した私はレベル「9」に、同居者はレベル「8」へとレベルアップ。レベルはどこまで上げられるのでしょうか? ちなみに、最高レベルは「40」との噂があるようです。
(2016/8/9) コツコツとポケモンを捕獲したことで、レベル「11」になんとか到達しました。

2015年7月29日 (水)

SNSの功罪とリスク対策

ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS、コミュニティ型公開・閲覧サービス)が2000年代前半に日本で登場したことにより、個人が情報を発信・受信することがきわめて容易になりました。それまでの経緯とその後の変化を簡単に振り返ってみましょう。20年ほど前に誰もがインターネットを利用できるようになってから、インタラクティブ(相互方向性)に情報のやり取りが可能になりました。ホームページから始まり、電子掲示板で会話するサービスが加わり、ブログ(英名:Weblog)と呼ばれるネットワーク上の日記として情報を次々と投稿・掲載するサービスが誕生しました。それに続いて、相手をある程度限定できるSNSが爆発的に普及し、現在は6割程度の人がブログを、8割以上の人がSNSを利用していると言われます。

 

スマホが急増したことがSNSの普及を加速したことは間違いないでしょう。そして、SNSによって疎遠(そえん)になっていた旧友と連絡が取れたり、自分が企画したブランへの賛同者を募(つの)ったりと、従来はほとんど不可能であった不特定多数へのアクセスが日常的に行えるようになりました。また送る内容も単純なテキストだけでなく、写真や動画、位置情報なども含めて情報発信できるようになり、それに対して不特定の人がリアクションを即座に返すことも可能になりました。

 

国内のSNSとしては、FacebookmixiTwitterLINEなど多彩なサービスがあり、スマホのユーザーでひとつも利用していない人はほとんどいないでしょう。しかし、かく言う私はSNSよりも10年前に始めたブログ・サービスを主に利用しています。実は、TwitterLINEのアカウントは持っていますが、前者はブログとの連携目的だけに留め、後者は休止中です。この理由は後で述べたいと思います。

 

このように便利なSNSには影の部分(リスク)も存在することを理解しておく必要があるでしょう。影とは何でしょうか。その一番目に挙げられることは利用者の匿名性(とくめいせい、身元を明かさないこと)です。この特性により、配慮に欠けた一方的な書き込みや罵倒(ばとう)・侮辱(ぶじょく)する言葉を使って特定の人物やグループを攻撃する事例は後を絶ちません。意図的にデマ流すことはもっての外(ほか)ですが、根拠がはっきりしない情報を拡散させる行為も慎(つつし)むべきです。

 

二つ目は、リアルタイム(即時)性が高く、かつ保存性も高いという性質です。これらは便利な特性ですが、時には悪く働くことがあるのです。一時的な思い込みや感情に基づいた書き込みであっても、一度文字にしてしまうと会話以上に確たる存在(言霊、ことだま)となり、時間が経過してもそのままネットワーク上に残り、取り消すことは事実上不可能なのです。つまり、やり直しはできないということです。その書き込みを不快に思った人はたとえそれが誤解であったとしても過激な反応し、同調者が登場すると波紋が急速に広がるトラブルがしばしば起きています。

 

三つ目はSNS依存症。テレビゲームやスマホゲームと同様、SNSに嵌(はま)ると、片時もSNSから離れられなくなる強迫神経症を罹患(りかん)する恐れがあることです。最初の2つの陰とは違ってSNSだけに固有の問題というわけではありませんから、ここでは詳しく説明しません。

 

これら3つのリスク(負の側面)が存在するため、SNSにおいては他のメディアと同様に(あるいはそれ以上に)メディア・リテラシー(使う上に必要とされる能力)が必要です。SNSでは、例え特定の相手に向けて発信したメッセージであっても、「すべての人に見られている」「自分が言われて嫌なことは発信しない」「自分あるいは他人の個人情報は書かない」、この3つを認識して守ることが最低限の必要条件です。

 

これらに加え、人の感情についても十分留意する必要があるでしょう。人は他人が自分よりも恵まれている、あるいは優れていることを知らされると、妬(ねた)み嫉(そね)み、つまり嫉妬(しっと)の感情が生まれやすいからです。この視点から、ブログやFacebookなどのプロフィールを実際の自分よりよく見せて書くのは「百害あって一利なし」です。そして、記事(または本文)を書く時にも、自慢話は極力控(ひか)えるべきだと私は考えます。

 

次いで、自らリスクを生じさせないようにすることも重要です。例えば、リアルタイム性が高いTwitterでは自分の居場所を特定できる情報や近い将来の行動予定を呟(つぶや)かないことです。他人についても同様に書くことは慎むべきでしょう。意外に気づかないリスクが写真に記録されている位置情報(Exif情報に含まれる)です。これを事前に削除しておかないと、自宅や勤務先などの場所や自らの行動パターンが第三者によって特定されてしまいます。そして、自分自身や家族、友人、あるいは見知らぬ人が写り込んだ写真(顔や特徴がよく分かるもの)も大きなリスク要因になります。

 

さて、ここから本記事のポイントです。SNSは電話による会話や電子メールとは本質的に異なるものであることを理解する必要があります。SNSは一人対一人(あるいは一人対特定の少数)のコミュニケーション(会話)ではなく、NNのプレゼンテーション(情報発信)であり、アバター(自分の分身)が不特定多数の人に向けて情報発信するメディアなのです。ですから、予期しない反応が返ってくることも想定しておかなければなりません。つまり、事前に内容を十分吟味してからネットに上げるべきなのです。

 

Facebook(2014年11月現在で国内に2400万ユーザー)やLINE(2014年7月現在で国内に5400万ユーザー)を使う必要性をまったく感じない私はブログを使った1対N型の情報発信(国内に約2000万のユーザーがいるTwitterを併用)と電子メール、身近な相手とは携帯電話の11型のSMS(ショートメールサービス)を使い分けています。つまり、情報発信と会話(コミュニケーション)を明確に分けているのです。これによって、便利な情報発信ツールであるSNSはあくまでもその手段であると位置づけ、SNSを使うこと自体を目的化させないようにしています。

 

依存症に陥(おちい)る人の多くはSNSを通じて他人と繋(つな)がっている安心感、あるいはフォロアー数や他者からもらう「いいね!」(Like)の件数の多さでもって自己満足しているようです。また、LINEの「既読通知機能」も依存症を誘発するトリガーになる可能性があると思われます。インターネットが普及し始めた頃には電子メールが相手に届かないことがよくあったため、「既読通知」の機能は有用でしたが、現在はその恐れはほぼ無くなりましたから、受信者に返信を催促(さいそく)していると受け取られる「既読通知」は使わないことにすれば人間関係を損なうリスクを減らせるでしょう。

 

最後に、SNSのリスクから自分を守る技術的な手法に触れたいと思います。私はスパムメールに対する受信拒否およびブログの胡散臭(うさんくさ)いビューアーやビジネス関係者からのコメントに対するアクセス拒否も適宜設定して、リスクを生じさせないよう注意しています。そして、SNSの使用は極力控(ひか)えています。すなわち、上述したように、ネットワーク上では自らを不必要に他人の目に晒(さら)さないようにしているのです。あえて詳細を説明しませんが、私はiPadを使って複数のiPhoneによる通信をすべてモニター(一方向の情報共有)できるようにしています。もし、第三者にこれを悪用されると大変危険な機能ですが・・。

 

つまり、各個人が確実に識別されるリアル空間(現実の世界)と情報主体のバーチャル空間(匿名性を持つネットの世界)の間に適度な大きさの結界(けっかい)を設けて両者を混同させないことが、SNSを便利なツールとして使いながらリスクを減らす有効な防衛策である考えています。本記事が少しでも参考になれば幸いです。

2015年7月24日 (金)

デジカメ考

信州のドライブ旅から戻った私は破損したデジカメを近くの家電量販店へ持ち込みました。修理できるかどうかを確認するためです。しかし、保証期間が過ぎたデジカメの修理は意外にも高額な料金が掛かることを思い知らされました。何と、修理内容に依らず料金が15000円! メーカーの定額修理料金約13000円(部品代+技術料+税金)に家電量販店の手数料が加わるのです。その金額では新品を購入した時の価格の約7割にもなってしまい、購入してから3年が経過したデジカメの修理費としては高すぎるように思われます。

 

どうするか少し迷いましたが、新しいデジカメに買い換えることをその場で決断し、ただちに購入候補をいくつかリストアップしました。私の主な用途はスナップ写真ですから、一眼レフやミラーレス一眼レフは対象外。当然の帰結としてデジカメが選択する対象ですが、各メーカーから数え切れないほどの製品が販売されています。個別のデジカメを比較し始めると思考が発散して絞り込めません。私の決め方は今回も用途(目的)に合わせて必要な機能と性能に優先順位を付ける手法です。

 

1999年に最初のデジカメを購入してから都合(つごう)3台を使ってきました。1台あたり平均して5年強の間隔で買い替えたことになります。過去16年間にデジカメの性能が大幅に向上したことは間違いありませんが、それでも私には小さな不満点がまだ存在しています。それは、オートフォーカスの応答速度、バッテリー容量の少なさ(つまり撮影できる枚数の制限)、光量が不足する時(夜間あるいは屋内での撮影時)の画質、などの基本性能に関する不満です。

 

1番目の不満点(ピン合わせのト問題)は撮影時に2ステップ(焦点合わせ→撮影)でシャッターを切ればかなり改善されますが、これではシャッターチャンスを逃す恐れがあります。つまり、電源を入れてからの立ち上がり(起動時間)と同様、オートフォーカスの応答速度は速ければ速いほど使い勝手が良いのです。2番目のバッテリー容量問題は電力消費が大きい液晶モニターを細目(こまめ)に消せば良いのですが、これも現実には面倒なことです。しかも、これまで使用してきた3台のデジカメはいずれもバッテリーを充電するためにACアダプタが必要でした。そこで、予備のバッテリーを常に携行していました。

 

3番目はフラッシュを使用できない環境(意外に多い)で撮影する時の性能です。それ以外の条件としては、前回購入する時に重視した望遠機能(光学式20倍)を使うことは意外に少なかったことから、今回は必須条件から外しました。それに代わる条件として、従来重視していなかったデジカメの外観を付け加えました。持っていて楽しくなるような魅力的なデザインはやはり重要です。また、価格は安いに越(こ)したことはありませんが、少しばかりの価格差には拘(こだわ)らないことにしました。 

 

そして選んだデジカメがフジフイルム社製のFUJIFILM XQ2です。何といっても小型軽量(バッテリーなどを含み約206gとデジカメでもトップクラス)が最大の特徴。使い始めてからまだ日が浅く、細かい点(暗所撮影など)を評価するには時期尚早(じきしょうそう)ですが、今のところ気に入っています。オートフォーカスの応答速度の良さ(カタログ値:0.06秒)、USBインターフェース(スマホ充電用電池や自動車のシガライターに接続したアダプター)で充電できること、明るいレンズ(F1.8)と小型で高性能のフラッシュ、そしてレトロ風の控えめな外観など、魅力満載のデジカメは私の期待した通りのものでした。 

 

最後に付け加えたいことが「カスタマー・エクスペリエンス」(顧客体験)です。ガートナー社の定義によると、それは「顧客の期待どおりの、または期待を超える顧客対応(顧客との交流や対話)を設計・提供することにより、顧客の満足度、ロイヤルティ、支持を向上させる取り組み」とされます。平たく言えば、「メーカーに対する信頼感と親しみ・製品への馴染(なじ)み」でしょう。

 

インフラ産業の世界では何十年も前から「カスタマー・エクスペリエンス」をコスト低減につながる要因と考える企業が多く存在しました。つまり、製品購入時の価格(初期コスト)と運用コストに加え、「カスタマー・エクスペリエンス」を総合評価(導入から廃却までのライフサイクルコスト評価)に入れる企業が海外には多く存在したことを私自身の経験を通して知っています。最初のデジカメから4代目まですべて同じメーカーの製品であったのは偶然ではありません。実は、デジカメに限らず、私はあらゆる製品の評価基準としてこの考えを活用しているのです。

2014年3月 2日 (日)

アイフォーンのセキュリティ不具合と仮死状態になったWindowsパソコンへの対応

アップル社のOSiOS 7.0.4OS X 10.9.1)に深刻なセキュリティ不具合があることが噂されていましたが、2月21日にアップデート版iOS7.0.6がまずリリースされました。このアップデートによりSSL(Secure Sockets Layer) 接続時の検証に関する問題が修正されるとの説明がついています。SSLによる通信の暗号化とサーバ認証により、高い安全性を確保する機能にバグがあったのです。旅行に出かけていた時でしたが、さっそくiPhone5iPhone4Sのアップデートを行いました。ただし、iOS7がサポートしないiPhone3GSは同様の修正が行われたiOS6.1.6にアップデート。これで一件落着ですが、このような深刻なセキュリティ不具合にもかかわらず、通常のアップデートと同じ告知であることは不親切だと思います。ちなみに、Macパソコン用OS X 10.9.1についてもアップデート版が近々リリースされると思われまので、それまでは信頼できないネットワークには接続しないよう十分注意する必要があります。

次はWindowsパソコンです。旅行に出かける直前の2月下旬、我が家のWindows 7パソコンが突然起動できなくなってしまいました。電源を入れるとメーカーのロゴが表示されたあと、Windowsの起動(ブート)プロセスに入ったところでストップしてしまうのです。数年前、別のパソコンのWindows OSトラブルに「システムの復元」で対処したことはありましたが、今回は全く別のトラブルのようです。3年前までは3台のWindowsパソコンと1台のMacパソコンを使っていましたが、2011年にWindows2000パソコンを、2012年にiMac廃却(メーカーに返送)したため、現在はメイン機であるWindows XPパソコンとサブ機であるこのWindows 7パソコンの2台しかありません。しかも、Windows XPパソコンは今年の4月9日までしか使用できませんから、わが家のパソコンが全滅になる恐れがあるのです。

内臓されたツールを利用してスタートアップ修復を試みましたが一向に改善する様子がありません。次いで、ハードウェアに問題があるかどうかも確認しました。メモリ、ハードディスク、CD/DVDドライブ、キーボード、マウスなどです。いずれも問題がありませんでしたが、マウスだけは正常に動作しないのです。マウスを交換しても改善しませんから、USBインターフェースの不具合のようです。事実、マウスを他のUSB端子に接続すると正常に動作するのです。これがWindowsの起動を妨げているのかもしれません。ここまで調べたところでギブアップ、近くの家電量販店へそのパソコンを持ち込んで診断を依頼しました。修理カウンターでは「マザーボードを交換することになると4-5万円かかる」と告げられました。

1週間の旅行から戻るとメーカーによる診断結果がわが家に電話で連絡されました。申告した症状はメーカーですべて確認されましたが、ハードウェアには全く問題がなく、ソフトウェアの不具合(Windows OSが壊れている)であり、OSを再インストールするか、OSをリカバリーすることで解決できるとのことなどです。Windows(OS)のディスクはパソコンに付属していませんから、Cドライブにあるすべてのデータとアプリケーションソフトが消去されることを覚悟してOSをリカバリーすることに決め、取扱説明書の関連項目を参照しながら慎重に操作しました。2時間弱でリカバリー作業そのものは完了しましたが、続いてMicrosoft Office 2010のインストール、メールソフトOutlookの設定とメールアドレスのインポートも行う必要があります。エクスポートしておいたメールアドレス・データのインポートがなぜかうまくできないため、データを1件ずつコピペすることになってしまたことと、他にいくつものアプリケーションソフトをインストール作業を含め、都合3時間ほどの大作業になってしまいました。それでもメーカーには無償で診断してもらい、家電量販店からも手数料を請求されませんでしたから、結果として無償でパソコンをオーバーホールできたことになります。ものは考えようであることを再確認する好例になりました。

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