携帯・デジカメ

2022年8月15日 (月)

iPhone SE 2にもケースが付きました!

筆者のiPhone SE 3に覆面のようなケースを付けたことを先日のブログ記事で紹介しましたが、そのケースを見た同居者が『私のiPhoneにも欲しい!』 と言います。同居者の友人たちがスマホ用のケースを使っていることで自分も欲しかったようです。

同居者の希望を訊(き)くと手帳型で白色あるいは緑色のケースが欲しいとのこと。さっそくAmazonの通販サイトで調べました。手帳型ケースにも様々な製品があることが分かりましたが、最終的には同居者本人の意向に従って決めました。

"Lsscase"というブランドの製品です。白色であることが決め手になりました。友人たちのカラフルなケースとの違いを意識したようです。Amazonから翌日に配送されました。イメージした通りの製品だったとのこと。

ケースの外側は人工皮革で肌触りが良いものです。また、ケースを閉じた状態でも上部の4つの穴を通して通話音声を聞くことができて便利です。

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裏側を見るとカバーにカメラレンズ用の穴が開いており、ケースはレンズの保護役を兼ねています。また、中央付近に縦の折り目が入っています。注釈:写真では良く見えませんが

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ケースを開くと、右側にiPhone SE 2を収納する場所(注釈:黒色のソフトTPUケースは柔軟性に優れている)があり、左側にはカード類を入れることができます。iPhone SE 2を簡単に着脱でききるのは便利です。また、iPhone SE 2と同サイズのiPhone SE 3やiPhone 7/8にも対応しています。

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表カバーには磁石が内蔵されているようで、閉じる時には表カバーがiPhone SE 2に気持ちよく貼り付きます。ほど良い強さでカバーの開閉が心地よいのは優れています。つまり、手帳式ケースによくあるベルト式の固定方法ではないことが良いと思います。そして、カード収納部は3つのスリットがありますがカードを入れるには余裕が・・・。

裏カバーの折り目にそって折り曲げるとケースがiPhone SE 2の横置きスタンドに早変わりしました。YouTubeなどのビデオをよく見る同居者には嬉(うれ)しい機能です。テレビの大画面で観るYouTubeとはまた異なる楽しみ方のようです。

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気付きにくいのですが、iPhone SE 2収納部の横側(右下)に2つの穴がありました。これを利用すればストラップが付けられるようです。

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何はともあれ、本人が気に入ってくれたことで今回も「一件落着」です。◇

2022年8月 1日 (月)

iPhone SE 3に専用カバーを被せました!(奮闘記)

今年3月、iPhone SE(第3世代)が新発売されると同時に購入してから快適に使ってきました。その機能・外観・性能のいずれにも満足しています。あえて不満と言えば背面の豪華さを演出するためガラスコーティングされていて滑りやすいのです。

左手で持っている時には手にフィトして滑ることはありませんが、胸のポケットに入れていると態勢によって滑り落ちることがあるのです。そして、とうとう背面のガラスコーティングに小さな傷ができてしまいました。目立ちませんがやはり気になります。 

そこで、iPhone SE 3用のケースを購入することにしました。筆者の10数年にわたるiPhone遍歴で2回目のことです。Amazonの通販サイトで調べると数十種類の関連商品が紹介されていました。iPhoneケースのほぼ初心者である筆者はこれらの商品情報を個別に見ていても決めかねます。そこで、筆者の要求条件をリストアップしてみました。

まず、①iPhone SE 3のイメージを損なわないこと、衝撃に強いケースであること(当然)、③筆者には使いにくいフリップタイプ(手帳型)ではないこと、できるだけ軽いこと、価格がリーズナブルであること、の5項目です。これにより ToRRAS製やMiracase製などが候補に残りました。

そして選んだ製品はHumixx製(2022年版 2,199円)のiPhone用ケースです。米軍MIL規格取得・耐衝撃SGS認証であることが気に入りました。なお、iPhone SE 3/2iPhone 8/7に対応するものです。ちなみに、この製品は①②③⑤の条件を満たしています。

iPhone SE 3の前面(スクリーン面)を含むすべての面をしっかりカバーする構造のため重量がやや重そうです。しかし、軽くても強度不足では意味がありませんから、さっそくAmazonの通販で購入することにしました。

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翌日に宅急便で到着。梱包を解くとボール紙でできた白い化粧ケースが現れました。

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化粧箱の中は2つに仕切られており、左側には袋に入ったケース本体が入っており、右側には前面保護プレートの位置決めをする白いフレーム、カメラレンズの保護リング、前面保護フィルム(2枚)、"Installatin Kit"、クリーニング用品などがありました。まるで簡単な工作キットを組み立てるようで気持ちでわくわくします。

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”Installation Kit”(取付用キット)の袋にはアルコールパッド、ダストステッカー、静電気除去クロス、クリーナークロスが入っています。それぞれの用途は何となく分かりますが具体的な使い方の説明はありません。

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前面ガラスに貼り付ける厚手の保護用フィルム(注釈:10H強化ガラスフィルム、2枚)はかなり厚手です。これまで利用してきたスクラッチ防止用の保護フィルムとはまったく異なります。iPhone SE 3本体の全面にあるガラスと液晶を外圧から守る目的のようです。

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カメラレンズの保護キャップ(2つ)

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袋から取り出した保護カバーの本体です。寸法は17.6x16.8x1.9㎝。iPhone SE 3の薄い部分(4面)に対応する部分には黒い厚手の部分がバンパー役になっています。写真の左上にはカメラ・レンズ用の穴があります。なお、この写真では分かりませんが本体の左右にはiPhone SE 3の操作ボタンに合わせた穴があり、下部にはLightningコネクター用の穴とスピーカー用の穴が2つ開いています。

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さっそくiPhone SE 3にカバー本体を取り付けました。黒い部分は柔軟性があるTPU(熱可塑性ポリウレタン)素材ですから強く引っ張ると少し伸びてiPhone SE 3に被(かぶ)せることができました。

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半透明の背面にはAppleのロゴマークが薄く透けて見えます。微妙ですが・・。

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次いで厚手の保護用フィルムを貼り付けます。タグには『貼り付ける前に薄手の保護フィルムを剥(は)がしてください』と表示されています。①の意味は何でしょうか?

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指示に従って薄手の保護フィルムを剥がしてから厚手の保護フィルムをiPhone SE 3の前面に貼り付けました。次の写真はその作業が終わったところです。

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これまでiPhoneに使用してきた保護フィルムと違って厚手の保護フィルムには強い剛性がありますから、手間取っていると気泡が入ってしまい上手く行きません。何度もトライして何とか貼り付けることができました。

最初は位置決めをしっかりしていたのですが、上部のスピーカー部に気を取られたため、下部では厚手の保護フィルムの反発力で貼り付けた場所が1㎜余り右にズレてしまいました。幸いにもホームボタンには被(かぶ)っていません。やっと気づきました。この作業には付属している白色のガイド枠を使用するべきでした。

最後にカメラレンズの保護キャップを取り付けました。保護シールには剥(は)がしやすいようにシッポ(タグ)が付いています。

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全ての作業を終えました。ここで筆者が無手勝流で行った作業手順が逆であったことに遅まきながら気づきました。正しい手順は以下のようです。

〇最初にカメラレンズの保護キャップを貼り付ける
〇前面の保護パネルを貼り付ける
〇カバー本体をiPhone SE 3に被せる

保護パネルと保護キャップは2つずつ添付されているのでやり直すことはできますが、当面はこの状態で使用することにしました。

しかし、翌日にはさらなる大問題を発見しました。iPhone SE 3のLightningコネクターが保護ケースの厚さ分(2㎜ほど)だけ引っ込んでいるのです。このため常用しているiPhone/iPad共用の充電用ドックスタンド(Belkin製)が使えなくなりました。このため、旧来通りLightningケーブルを使って充電することに・・。ケースを外しても良いのですが・・・。

装着後の感想です。購入したiPhone SE 3用ケースは思った以上に「重装備感」があります。当初の目的である『外的ショックから保護する』ことには十分叶(かな)っているのですが・・。機会があればiPhone SE 3用の軽いケースも試してみたいと思います。

この記事を書いている時にYouTubeで「前面保護フィルムの取り付け方法」の解説ビデオを見つけました。お粗末の一件です。◇

2022年7月 5日 (火)

携帯電話が繋がらなくなりました!!

7月2日の午前1時過ぎから"au"が提供する携帯電話サービスの約4,000万回線で繋(つな)がりにくくなる障害が発生したことがネット・ニュースで報じられました。インターネット接続サービスは限られた場所で利用できたものの、緊急通話を含む通話サービスおよびアメダス/ATMなどの業務用回線サービスはほとんど利用できない状態に陥(おちい)ったとのこと。

そして、2日以上が経過した7月4日午後4時頃、"au"(KDDI株式会社)はインターネット接続サービスおよび通話サービスが60時間以上が経過してほぼ回復したと発表しました。完全に復旧するのは翌7月5日夕刻になる見込みとのこと。スマホ(iPhone/Android)を唯一の連絡手段にしている人にとっては不便な2日半だったと思います。

ご存じの方も多いとは思いますが、そんな状況における対処方法を以下に説明しましょう。皆さんの状況(必要性・経済性)に応じて対応してください。

①WiFiサービスを利用する

最寄りのコンビニやファストフード店などにあるフリーWiFiを利用することです。筆者はソフトバンクWiFiスポットサービスに加入していますから、そのアクセス・スポットへ移動すればSMS/SNS/WEBなどインターネット・サービスを通常通り利用することができます。同じ通信会社のサービスの場合は障害が波及しているかもしれませんが・・。

インターネットに接続できたとしても通話サービスは対象外ですから、"LINE"の通話サービスを起動する必要があります。なお、不明なフリーWiFiサイトへアクセスするのは危険ですから止めましょう。

②公衆電話で通話する

相手の電話番号が分かっている場合は公衆電話を利用するのもお勧めです。設置台数が大幅に少なくなりましたが、駅構内などで現在も見つけることができます。「テレフォンカード」または10円/100円硬貨が必要です。

ちなみに、2000年には全国(NTT東日本・西日本)で70万台以上が設置されていましたが、現在は15万台弱までに減っているそうですが・・。

③繋がるスマホを借りる

自分が利用している携帯電話会社と異なる携帯電話会社を利用している友人・知人からスマホを短時間だけ借りる(説明:デザリング接続を含むのも一案です。ただし、同じ携帯電話会社を利用している場合はさらに別の人を探しましょう。

④固定電話で通話する

自宅または訪問先へ移動してそこにある固定電話を利用する方法もあります。ただし、②と同様、相手の電話番号が手元(スマホの電話帳リスト)にある必要があります。

⑤携帯電話の2台持つ、あるいはdual-SIMを活用する

異なる携帯電話会社に加入するスマホを各1台ずつ持つ、あるいはdual-SIMに対応したスマホで同様の対応をする。つまり2つの携帯通信会社に加入することで今回のようなリスクを軽減できます。ただし、追加費用が常時発生します。

ちなみに、筆者が使用するiPhone SE(第三世代)は今年3月に発売された最新モデルですから、本体はSIMフリーに設定されており、かつnano-SIMカード(物理SIM)と同じくeSIM(内蔵SIMチップ)のdual-SIM対応になっています。今のところ、eSIMは使っていません。説明:昨年10月1日以降に販売されたスマホは総務省のSIMロック規制に従っている

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以下は専門的(技術的)な説明になりますが、今回の障害が発生した原因と波及状況の推測です。"au"(KDDI株式会社)から詳細な障害状況は説明されていませんので、断片的な報道情報から筆者が推測したものであることをご了承ください。

1.障害の発生:"au"の保守作業員がネットワーク設備の定期点検作業を行っていた7月2日午前1時30分頃、トラフィックのルート変更を行ったところ一部機器(説明:ネットワークの基幹部分に使われるコアルーター)に不具合が発生し、音声トラフィックのルート変更が行われず、関連する音声トラフィックが約15分間におよび通信断となった。

2.障害の波及:その復旧のため音声トラフィックの切り戻す作業を行っている間に関連するVOLTE交換機が輻輳状態に陥った。さらに、管理・運用信号を通じて同様の障害が全国中継網内のVOLTE交換機に波及してネットワーク全体が異常状態に陥った。

  〈説明〉輻輳(ふくそう)状態は過度な混雑状態のこと
       切り戻しは元の状態に戻すことですが複雑な手順を要することが多い

このような偶発的な障害(不具合)は止むを得ないことでしょう。しかし、輻輳状態に陥った最初のVOLTE交換機から他のVOLTE交換機への波及を止められなかったことは運用上あるいはシステム構成に脆弱性(ぜいじゃくせい、説明:コンピュータ用語でソフトウェアやシステムに弱点があることを意味する)があったと考えられます。

ここでVOLTE交換機について簡単に説明します。VOLTE(ボルテ)は"Voice Over LTE"(説明:LTE回線を利用する音声サービス)の略。つまり、回線交換が必要な携帯電話の音声情報をパケット交換を行う高速データー回線のLTE【Long Term Evolution、注釈:2010年に導入された第4世代の携帯電話サービス規格)に上手く載せる技術です。

つまり、LTE回線は音声データをそのままでは扱えないのでVOLTE交換機による変換が必要なのです。なお、2014年にVOLTEが登場するまでの第4世代(実はもどき!)の携帯電話サービスは、データサービスはLTE回線で扱いましたが、音声サービスは第3世代携帯電サービスを利用する変則的な(ハイブリッド的な)システム構成でした。

3.携帯電話ネットワーク全体への波及:最初のVOLTE交換機の輻輳状態がトリガーとなって携帯電話ネットワーク全体に波及したプロセスは今のところ不明です。なお、VOLTE交換機同士は様々な運用管理情報をやりとりしていますからそれらが影響したのかもしれません。

いずれにしても、第4世代の携帯電話サービス(LTE)全体ががVOLTE交換機の異常状態に大きく影響されたことは確かでしょう。音声通話サービスがほとんど使えなかった一方で、データサービスは回路構成が異なるiPhone端末で利用できた背景がおおよそですが理解できます。

一部機器の障害がネットワーク全体のトラブルになった今回の事例は筆者に「バタフライ効果」という言葉を想起させました。ほんの些細(ささい)なことが徐々にとんでもなく大きな現象の引き金になる可能性を問いかけた気象学者エドワード・ローレンツによる力学の難解な質問です。彼の質問は『ブラジルにいる一羽の蝶の羽ばたきがテキサスで竜巻を引き起こすか?』なのです。

ここで余談です。最近導入された第5世代携帯電話システムは第4世代携帯電話システムのような力業はなくてすっきりしていると思われますが、第5世代のNR(New Radio)基地局は(当面の間ですが)第4世代携帯電話ネットワークのLTE基地局と連携する「Non-standalone構成」として使われるようです。このため、第5世代携帯電話ネットワークが第4世代携帯電話ネットワークの影響を受けて障害が発生する可能性は否定できません。

"au"(KDDI株式会社)から今回の障害事例について詳細な説明が早急に行われることが待たれます。◇

2022年3月20日 (日)

わが家のiPhone SEが第3世代に!

2022318日に発売が開始されたiPhone SE(第3世代)を直前の316日(水)にネットで予約しました。ストレージ容量は最小の64GB、筐体(きょうたい)の色は筆者の好みに合うMidnight(青みがかった黒)です。

ちなみに、現在使っているiPhone SE(第1世代、注釈:2016年3月31日発売)は5年半使用したことでバッテリーが大幅に劣化しており、最大容量が使用できる目安である80%を下回る75%にまで低下。これにともないフル充電してから使用できる時間が半分程度に短縮して日常使いが不便になっていました。 

小型のスマホが好きな筆者は現行機種で最小であるiPhone 13 miniに惹(ひ)かれましたが、ホームボタン機能が存続したことを理由 にほぼ同サイズのiPhone SE(第3世代)を選びました。5Gに対応していることもスマホを長期間(4-5年を目処)使用する筆者には安心です。また、プロセサー(SoC)が最新のApple A15 Bionicであり、iPhone SE(第2世代と同様、表裏面に強度が高いガラスが使用されていることで上質な印象を与えることも魅力でした。 

配達予定日の319日(土)に届いたiPhone SE(第3世代)は、5Gに対応することとプロセッサがアップグレードされたことを除くと、同居者が昨年の夏から使うiPhone SE(第2世代)と外形寸法と機能が同じです。したがって、昨年経験した自身による機種の移行作業にはまったく不安がありません。

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ダンボール箱から本体が入る包装箱を取り出しました。画面のデザインを除くとiPhone SE(第2世代)と同じです。

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包装箱の中身は裏返しになったiPhone SE(第3世代)、色はMidnightです。

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その他は、iPhone SE(第2世代)と同様、Lighntning - USB-Cケーブルと折りたたまれたリーフレット(簡単な説明書)だけです。なお、充電器とEarPods with Lightning Connector(イヤフォン)は別売になっていますから同梱されていません。

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こちらは今回初めて見ますが、本体には保護用のシールが縦方向に一周して貼られていました。指紋認証機能があるホームボタンの辺りは指先で摘(つ)まんで剝(は)がしやすいように本体から少しはみ出ています。

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データの移行など機種変更のプロセスはiPhone SE(第2世代)と同じですから、ここでは説明を省略します。LINEの設定も2度目ですから、今回はスムーズにできました。そして、ワイヤレス・ヘッドフォン2台(WH-CH510/WI-C310)、ワイヤレス・スピーカー(JBL Flip 2)、カーステレオとのペアリングも完了。

さて、iPhone SE(第3世代)の寸法はiPhone SE(第2世代)と同じです。また、iPhone SE(第3世代)の寸法をiPhone SE(第1世代)と比較すると、長さが123.8㎜から138.4㎜へ、幅が58.6㎜から67.3㎜へと一回り以上大きくなっています。それにともない、画面も4インチから4.7インチへと2回りサイズアップして小さな文字でも読みやすくて良いのですが、このサイズ感が筆者の手に馴染むまでには少し時間がかかりそうです。

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ちなみに、iPhone SE(第3世代)はiPhoneで最小のiPhone 13 miniよりも長さが6.9mm、幅が3.1mm大きく、重さが4g重いのですが、厚さは0.35mm薄くなっています。一方、ホームボタンを無くしたiPhone 13 miniの 画面は5.4インチとかなり縦長で大きくなっています。

最後に5G(説明:第5世代移動通信システムにも触れます。筆者が住むエリアは都市部の住宅地であり、最寄りの基地局はすでに5Gに対応しています。ですから、iPhone SE(第3世代)は正常に5Gで接続できました。

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日常、自宅でiPhone SEを使う場合はデータ通信料金が掛からない自宅のWi-Fi(注釈:定額料金のFLETS光回線に接続)を利用しています。ちなみに、Wi-Fi経由の通信速度は充分速く、下り:80Mbps以上、上り:25Mbps以上(注釈:WiFi測定アプリでの計測値)で不満はありません。

しかし、携帯電話用データ通信では従量制に近い「データ定額ミニモンスター」を利用している筆者にとって外出時の5G接続環境では知らない間にデータ通信量が増加してしまうのではないかと気になります。 

最後に。今回、わが家にiPhone SE(第3世代)がやって来たことで、第1世代(注釈:今回WiFi専用化)から第3世代まで3つの世代のiPhone SEが勢揃(せいぞろ)いしました。これで今秋以降にも発表されるiPhoneの世代交代(新製品)を当分気にしないでiPhone SE(第3世代)を使用できると思います。 

2022年1月 6日 (木)

iPhone SE(第二世代)が故障しました!!

12月20日、同居者が使用するiPhone SE(第二世代)が突然動かなくなりました。彼女によると充電するスピードが極端に遅くなり、使おうとしたら電源が落ちた状態のまま反応しなくなったというのです。筆者が確認しても状態は変わりません。電源回路の故障のようです。

ソフトバンクの代理店でiPhoneの修理を受け付けるかを確認すると、残念ながらこれまで利用してきた代理店は受け付けていないことが分かりました。それではとアップルのサイトで調べるとiPhoneの修理はアップルの修理部門あるいは認定された修理業者が対応し、iPhoneの本体を持ち込む方法と回収者を経由して送付する方法があることが分かりました。

iPhone歴13年の筆者はこれまでiPhoneを修理してもらったことがなく修理業者についての知識がないため、引き取り方法(配送交換)でアップルの修理部門に依頼することにして、筆者自身のiPhone SE(第一世代)を使って申込みました。ネット経由の申込みは二択形式の質問にいくつか答えるもので簡単でしたが、一つだけネックがありました。

iPhoneを探す』の設定を解除する必要があるのです。電源が入らないiPhone SE(第二世代)で設定を変更することはできません。しかし、修理には必須条件とのコメントが繰り返されるだけです。それでは駄目元で、筆者自身が使用するiPhone SE(第一世代)の設定を変更してみることに。

確認すると筆者のiPhone SE(第一世代)iPhone SE(第二世代)を探せるように設定されてました。これを解除すると修理申込みのプロセスがスムーズに進み、翌日の午後6時から7時の間に引き取りに来てくれることになりました。今年7月に購入して5か月が経過した新品同然の製品ですから修理費用の見積額は0円です。

残る作業はSIMの取り外しです。ペーパー用クリップを流用して簡単にSIMが乗った小さなトレーが出てきました。SIMは大切に保管して、トレーを本体に戻しました。

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翌日の夕刻、予定の時間に回収業者が引き取りに来ました。本体を手渡しましたが預かり証はありません!? 翌々日の午前中にアップルからショートメールが届いて修理を開始するとの連絡がありました。さらに2日後の日曜日には『修理が完了するまでに、さらに数日必要です』 との連絡がありましたから作業に手間取っているようです。

ところが、その翌日には『修理が完了して発送しました』 の連絡が届きました。狐につままれたようです。それでも故障が治ったことは使用者である同居者には朗報でしょう。大晦日と正月にスマホが無いことは極めて不便です。別メールで宅配会社名と配達伝票番号が連絡されて来ましたので指定された電話番号に連絡しました。年末のため混雑しているとのことで、日時は指定しないで配達を依頼しました。

修理済のiPhone SE(第二世代)は翌日の火曜日に配達されました。添付された修理報告書には『お客様の製品に詳細診断テストを実施した結果、お客様の製品は正常に動作していると診断されました。ご報告いただいた症状は診断作業の際に解決した可能性があります。(以下省略)』 と書かれています。

無償で治ったことは良いのですが、検査のために消去されたアプリとの再インストールと電話番号の再入力が必要です。"iCloud”を利用していないのです。特に、LINEの設定が面倒でかなりの時間が必要でした。というのも、おチビちゃんとこチビちゃんがLINEのインストールと設定をしてくれたため、パスワードが分かりません。本人確認も大変でした。

13年前に初めてiPhoneを購入した時の書類を確認して何とかクリアー。LINEのパスワードの変更は上手く行き、LINEが元通り使えるようになりました。

そして、最後にガラス面の保護用フィルムを新たに貼り付けました。兎にも角にも、同居者のiPhone SE(第二世代)が正常に使えるようになったことでわが家に平穏な生活が戻りました。

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残るは筆者のiPhone SE(第一世代)です。設定画面からバッテリーの状態を確認すると『お使いのバッテリーは著しく劣化しています』 との警告が出るようになって3か月ほどが経過しています。頻繁に充電してきた所為(せい)でしょう。バッテリーの持ちが時間が半分ぐらいまで短くなったようです。

その他の機能にはまった問題ありませんが、購入してから5年4か月目ですから、AppleのiOSサポート期限を考えるとそろそろ買い替えるタイミングです。今春発売されると噂されるiPhone SE(第三世代)を待ちたいと思います。

2021年11月16日 (火)

破断したワイヤレスヘッドホンを修復する!

お気に入りのソニー製ワイヤレスヘッドホン"WH-CH510"は度重なる外力によるストレスでヘッドホンベルトとイヤーパッドの接続部が破断して被覆線だけで繋(つな)がる状態になり、その代替品として新たにワイヤレスイヤホンを購入したことは先の関連ブログ記事で紹介しました。

応急処置として破断面を強力な接着剤で接着しましたが、破断面が鏡面ではないため、ちょっとした衝撃で再び破断してしまいました。なお、破断したのは次の写真の左側のイヤーパッドで、白っぽいものは接着剤の残滓(ざんし)です。

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もう少し強度を与える修復方法をあれこれ考えました。最初に思い付いた案はネジ留あるいは金属製の添え板を利用するというものでした。前者は簡便ですがネジの圧力がプラスチック製のヘッドベルトとイヤーパッドの強度を損なう恐れがあり、後者は外部に金属片を取り付けるため見た目が悪くなります。 

第三の案は充填材を使ってヘッドベルトとイヤーパッドを密接に接続した上、金属ワイヤーでしっかり固定するものです。

その手順は次の通りです。まず、ヘッドベルトの内側にあるカバーを外します。そしてヘッドベルトとイヤーパッド両方の破断面に小さな穴を2つずつあけて、被覆付き金属ワイヤーを穴に通して一周させてから締め付けるのです。ここで完全に締め付ける前、ヘッドベルトとイヤーパッドの間隔が狭くなったところで充填材(じゅうてんざい)を隙間(すきま)から注入します。

この時、はみ出した充填材が余分な部分に付かないようにヘッドベルトとイヤーパッドの端にテープを巻き付けて養生しました。こうしておけば接続部の形を整えるのも容易です。 

充填材が固化するまでに数時間かかりますが、それを待って充填が不十分な部分に充填材を追加。さらに数時間経過してからはみ出た充填材を削り取って整形します。

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カバーを外したヘッドベルトの内側です。なお、白い部分はワイヤーを固定するための充填材で、コードが貫通する円形の部品(注釈:ストッパー用と思われる)は取り除きました。

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斜め上から見た修復部

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ここでワイヤレスヘッドホンの機能に影響を与えていないかをチェックする動作確認を行いました。

最後にヘッドベルトのカバーを元通りに戻し、

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白っぽい充填材の表面を黒く塗れば修復作業は終了です。

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加えて、修復作業中に洗濯しておいたイヤーパッドカバーを元通りに被(かぶ)せました。

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以上の修復作業によってほぼ完璧に復元できましたが、実は見切って諦(あきら)めた機能があります。 

ソニー製ワイヤレスヘッドホンは使用しない時には平たくしてかさ張らないようにすることができます。具体的にはヘッドベルトとイヤーパッドが横方向の角度を変えられる回転機構です。イヤーパッド側に軸があり、ヘッドベルト側に軸受けとストッパーが具備されています。

今回のトラブルは外力によるストレスでその軸が根元で折れてしまったのです。残念ながら、破損した軸とイヤーパッドの接合を元通りの強度に戻すことは困難と判断しました。なお、縦方向の角度調整機能は健在です。(注釈:次の写真の左側を参照)

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ソニー製ワイヤレスヘッドホンは安価であるにもかかわらずiPhone SE(第一世代)と組み合わせて使う上で充分な性能があります。屋外て使うには大きさと重量(約132g、注釈:ソニー製ワイヤレスステレオヘッドセットWI-C310は約19g)にやや難点がありますが、それを補って余りがあります。

iPhone SE(第一世代)に添付されていた純正イヤホンはインナーイヤー型で、最近のiPhoneに付属している疑似カナル型の「Apple EarPods with Remote and Mic」とは機能と形状が異なります。マイクが付いていないだけではなく、イヤホンの形状も異なるのです。耳介(じかい、説明:外耳の一部)に引っ掛けて使うインナーイヤー型は平べったく外れやすいのです。 

イヤホンを室内で使用する分にはなんとかなりますが、屋外で歩行する場合には耳から外れ易くてイライラさせられます。ソニー製ワイヤレスイヤホンWI-C310(カナル型)も似たりよったりです。また、最近のテレビ番組でサイズ(形状)が合わないイヤホンが耳の病気の原因になることが詳細に伝えられました。

大きさと重量から室内用と考えられるワイヤレスヘッドホンですが、筆者の場合は屋外での利用に向いています。余談ですが、最近はワイヤレス骨伝導イヤホン(ヘッドホン)もいろいろ発売されています。興味深い存在だと思います。◇

2021年10月22日 (金)

ワイヤレス・ヘッドホンが破損!

1年3か月前に購入して愛用してきたソニー製ワイヤレス・ヘッドホン"WH-CH 510"が破損しました。筆者の乱暴な扱い方によるものです。

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自宅の室内はもちろん朝の散歩時にも"iPhone SE"(第一世代)とのコンビで活用してきました。操作が容易でありiPhone SEに付属するイヤホンに比べて良好な音質が気に入りました。それに味を占めた筆者は昼寝や就寝時にも使うようになったことでヘッドバンドとハウジング(注釈:厳密にはスライダーとアーム)の接続部が破断してしまいました。

仰向けに寝ていればワイヤレス・ヘッドホンに異常な外力がかかることはほとんど無いと思われますが、筆者の癖で横向きになることが良くあります。そうすると、ヘッドホンのハウジングには枕と筆者の頭の両方から圧迫する力(ストレス)がかかるのです。度重なるストレスが積もり積もってついには接続部が耐えきれなかったようです。

強力な接着剤で破断面を張り合わせると一応治(なお)ったように見えましたが、また外力が加わると破断してしまいました。なお、ワイヤレス・ヘッドホンの機能は生きています。しかし、片耳(左耳)だけが正常に装着できるだけなのです。しかも、悪いことに操作部がある右耳のカバーはブラブラの状態のままなのです。

本格的に修繕する方法を時間を掛けてじっくり考える必要がありそうです。当座使用する代替品を探すことにしました。同じものを購入するのも一案ですが、あえて別のタイプを探すことにしました。小型のワイヤレス・イヤホン(説明:左右が完全に独立した完全ワイヤレス・イヤホン)が各メーカーから発売されていますが、装着時の安定性や紛失する恐れがあることが懸念材料です。

そこで選んだ製品は同じソニー製のワイヤレス・ステレオ・ヘッドセット”WI-C310”です。左右のハウジングがケーブルで接続された「首掛け式」(ビハインド・ネック・タイプ、左右一体型)です。装着時の安定性が良く、電源スイッチや音量調整などの操作部は左側(L)にあり、少し慣れればブラインド・タッチで操作できそうです。

Amazon通販へ申し込むと翌日に大きめの段ボール箱が自宅に配達されました。

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開梱するとAmazonが送付時の衝撃を防止する梱包が施された小箱が出てきました。

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中に入っていたのは長さ約15.5㎝、幅約10㎝、厚さ約2㎝の小箱です。

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小箱を開けると、左側に本体とスペア用イヤーピースが入っていました。本体にはMサイズのイヤーピースが左右で計2個装着されていて、LサイズとSサイズが各2個づつビニール袋に収納されています。右側は充電用"USB Type-C"ケーブルx1と説明資料類です。

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本体は一体型ですから組み立てる必要はありません。なお、フラット・ケーブルを採用していることと2つのカナル型イヤホンが磁石で吸着するためケーブルが絡(から)みにくいようです。

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まず、電源ボタンを約2秒長押ししました。青ランプが点滅しましたから、電池の残量はあるようです。なお、電源を切るには電源ボタンを約2秒長押しするようのです。そして、説明書によれば、充電式電池の残量が少ないと赤ランプが点滅するとのこと。

さっそくペアリングを行いました。青ランプが2回ずつ点滅を繰り返すまで約7秒長押ししました。"iPhone SE"の設定モードでBluetoothの項目を確認すると他のBluetooth機器の名前とともに"WI-C310"が表示され、これをタップすると”Bluetooth connected”との英語によるアナウンスとともに接続状態に変わりました。同じソニー製ですから"WI-C310"から流れてくる英語のアナウンスは"WH-CH510"と同じですから安心感があります。

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"iPhone SE"で音楽を再生すると”WI-C310”からその音が流れてきました。ワイヤレス・ヘッドホン”WH-CH510”ほどではありませんがクリアーな音質です。なお、”WH-CH510”と同じBluetooth Ver.5.0”に対応していますからデータの転送速度が速く、遅延も少ないことから安定した音質(説明:音飛びが少ない)が期待できます。

カナル型イヤホンに最初から装着されていたMサイズのイヤーピースは私に合わないようで外耳道に上手く装着できません。Lサイズも同様です。最後にSサイズに変えると何とか安定して装着できました。高級品ではありませんから止むを得ないでしょう。

なお、ソニー製イヤーピース”EP-EX11”シリーズには"SS/S/M/L/LL"の4種類が用意されていますから、自分により合ったものが選べると思われます。


【参考情報】 ワイヤレス・ヘッドホン"WI-C310"の仕様
発売年:          2019年
連続使用可能時間:  15時間
形式:           密閉式ダイナミック型(カナル型)
ワイヤレス形式:    Bluetooth Ver.5.0 注釈:2019年に発表されたVer.5.1では方向探知機能が、
               2020年に発表されたVer.5.2ではLE Audioが追加された
対応コーデック:     SBC/AAC 注釈:iPhoneはSBCより圧縮効率が高く音質が良いAACを採用
変調方式:         FHSS
伝送帯域(A2DP):    20Hz-20,000Hz
ペアリング:        最大8台
操作機能:         電源ON/OFF、音量調整、曲送り/曲戻し、再生/一時停止、電話の着信/終話
通話機能:         ハンズフリー通話
マイクロフォン:      エレクトレットコンデンサー型
音声アシスト:       Siri対応
カラーバリエーション: ブラック/ホワイト/ゴールド/ブルー
携帯性:           ハウジングにマグネットを搭載
重さ:           19グラム

〈追記 2022年6月28日〉 SSサイズのイヤーピースを購入

購入から10年以上が経過して不調になったDVD/CDプレーヤーをAmazonで買い替えるついでにSSサイズのイヤーピースを購入しました。4ピースの製品が3組のセットでした。SSサイズのイヤーピースに交換するとこれまでのSサイズよりもフィット感が向上しました。ただし、色はブラックで本体のホワイトと面白いアクセントになったようです。

余談です。イヤホンをイヤフォンと表記することがあるようです。いずれも、英語の"earphone"をカタカナ表記したものですからどちらが正しいとは言えないでしょう。どちらかと言えばイヤホンの方が使われる頻度が高いようです。ただ、イアフォンはほとんど使われていませんから(注、誤っているとはいえませんが)使うことを避けた方が良いでしょう。そして、ヘッドホンとヘッドフォンも同様です。

2021年7月10日 (土)

第二世代iPhone SEへの機種変更

同居者が使う"iPhone 6S"20159月発売)は同10月に購入してから58か月が経過しました。昨年1010日のブログ記事で紹介しましたように硬い床に落としたことで前面ガラスが割れてしまうトラブルが1年ほど前に発生。凸凹になったガラス面を滑らかに整えた上で新しい保護フィルムを貼り付ける補修を筆者が行いました。自らのミスを意識する同居者は補修されて実用上は問題ないと満足してくれましたので筆者は一安心。

しかし、別の懸念がありました。それはiPhoneに搭載されているiOSの更新サポートの打ち切りです。これまでアップル社がiPhoneの発売後5年間は更新サポートを行うことが通例でしたから、購入後5年近くを過ぎたiPhoneは買い替えのタイミングであると考えられてきたのです。

ところが大方の予想を裏切って、『今年9月にリリースされる予定のiOS 15は発売から5年以上が経過するiPhone 6Sと第一世代のiPhone SE20163月発売、筆者の現用機)にも対応する』 とアップル社が先月上旬に発表しました。今年9月でこれらのiPhoneの更新サポートが終了すると見込まれていただけに、もう1年間の猶予を貰ったことで筆者は命拾いをした気分です。

7月に入ったある日、iPhone 6Sの画面に『容量が一杯になりました』 とのメッセージが出たと言うのです。筆者がメモリの状況をチェックすると容量16Gのうち14.9Gが使われている状態になっていました。その内訳を見ると「その他の項目」がかなり増加しています。そもその、16Gのメモリーはやはり少な過ぎたようです。

この状況への対処法としては不必要なアプリやデータを削除する方法やアプリを再インストールする方法があります。あるいは「メモリ解放」を行ってキャッシュなどの不要データ(ゴミ)を消去してもよいでしょう。また、スライドスイッチで電源をオフしてもメモリを解放することができるようです。

しかし、同居者は『ビデオ撮影が上手くできない』とも言うのです。調べてみると、これも容量不足が原因でした。なお、充電の頻度が低いため、バッテリーの最大容量は89%と高くてまったく問題ありません。

なお、iPhoneの場合は500回の充電サイクルで本来の容量の80%以上を確保するように設計されているそうです。ちなみに、充電頻度が高い筆者の第一世代iPhone SEは、安全水準の80%を切って、76%とほぼレッドゾーンに入っています。

                            ☆

同居者が使うiPhone 6Sはもう少し使うことができるかもしれませんが、前面ガラスの大きなヒビがあるため、長時間使用するとやはりストレスが溜まってしまうはずです。それに、最近の世界的な半導体不足がiPhoneの供給にまで及ぶかもしれません。そこで、このiPhone 6Sを外形寸法と4.7インチの画面サイズが同じで、かつホームボタンがある第二世代のiPhone SEへ機種変更することにしました

ボディの色は白・黒・(PRODUCT)REDの中から同居者が選んだ(PRODUCT)RED、つまり赤色で、メモリー容量はこれまでのiPhone 6Sの4倍である64G です。

機種変更の手続きはこれまでショップで行いましたが、新型コロナウィルス禍が続いているため、今回はオンライン(ソフトバンクのWEB上)で申し込みました。手続きに必要な契約時の暗証番号は同居者の記憶が曖昧(あいまい)であったため確認に手間取りましたが、無事に申請を完了。2日後に配達してもらうことになりました。

Amazonの通販と同様の大きなダンボール箱が届きました。

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ダンボール箱を開けると、第二世代のiPhone SEが入る箱が出てきました。その下にあるのは納品書と衝撃防止用(固定用)の段ボール材です。

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フタを開けると第二世代のiPhone SEが顔を出しました。ボディカラーは赤のはずですが、前面ベゼル(画面の外枠)は真っ黒です。ちなみに、iPhone 6Sの前面ベゼルは白色でした。

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第二世代のiPhone SEを箱から取り出すとともに、指紋や手あかがつく前に、事前に購入しておいた保護用シールを貼り付けました。最近売られている保護用シールは位置決めがしやすくなる工夫があり、上部から徐々に下方へ張って行くことで気泡が入ることを避けられるため、作業が極めて簡単になりました。

なお、iPhone SE本体の下にはUSB-C - Lightningケーブル・簡単なマニュアル・ラベルなどが入っていました。ただし、以前のiPhoneのように充電用アダプターとイヤホンは付属していません。昨年4月に発売された第二世代のiPhone SEと同じく10月に発売されたiPhone 12から変わったようです。他の機種も順次同じ対応になるそうです。

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したがって、これまで使用してきたUSB-A - Lightningケーブルと充電器(注釈:iPad用でも可)の組み合わせ、あるいはワイヤレス充電の「MagSafe充電器」を購入して第二世代のiPhone SEを充電する必要があります。

交換用のUSIM(注釈:ユニバーサルSIM カード)は同梱されていません。旧機種から新機種へUSIM(注釈:iPhone 6SとiPhone SE 2にはnano-SIMが搭載)を移動させるのです。これにより、携帯電話会社(代理店)に申し込む「移行手続き」は不要になります。

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 なお、nano-SIMは寸法が12.3mm x 8.8mmと極めて小さいため、筆者のように指先を思うように動かせない年配者にとってnano-SIMの交換作業は大変でした。ピン(下の写真)を使って引き出したトレイに載るnano-SIMを外すところまでは良いのですが、新しいiPhoneから取り出したトレイにnano-SIMを載せ換えてトレイと一緒に本体に挿入する簡単な作業が・・。上手く行くまでに何回かトライする必要がありました。

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参考情報です。iPhone 6Sと第一世代と第二世代のiPhone SE(説明:つまりiPhone 5以降のiPhone)にはnano-SIM カードが、iPhone 4siPhone 4にはMicro-SIM カードが、iPhone 3GSiPhone 3GにはSIM カードが使われています。

iPhone SE(第2世代)を含む最近のiPhone(iPhone XR以降)にはe-SIMも搭載されています。機能的にはU-SIMと同じですが、取り外しができない制約がありますが携帯電話会社から遠隔で携帯電話の情報を書き込むことができますから、携帯電話会社を変更する場合や、2台目の携帯電話情報を書き込むことができるため便利な機能です。ただし、ソフトバンク(注釈:LINEMOを除く)はe-SIMに対応していませんし、機種変更をするだけの筆者にはU-SIM(nano-SIM)の方が簡便です。

これまで機種変更した時には、パソコンに入っているiTuneを使って、メール設定、電話帳、アプリ、各種データを新機種へコピーしてきましたが、第二世代のiPhone SEには WiFi経由でアプリやデータなどをすべて自動的にコピーする機能が付属していました。nanoSIMを交換する前に同梱されていたリーフレット(注釈:上に掲載した写真)の説明にしたがってアプリとデータをコピーしました。新旧2台のiPhoneを並べておくだけですから簡単かつ便利です。『所用時間は約1分』と2台のiPhoneの画面に表示されましたが、実際には5分ほど掛かったと思います。

作業が完了しましたので、第二世代のiPhone SEを確認するとすべてのアプリとデータが間違いなく入っていました。なお、iOS 14がプリインストールされていました。ホームボタンを利用するTouch ID(指紋認証)に同居者の指紋を登録。

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唯一の例外は通信アプリの"LINE"で、再ダウンロードの状態が10分以上続いた上、初期設定の一部をやり直す必要がありました。実は、孫が筆者と同居者のiPhoneにLINEアプリを半強制的にインストールしてくれたため、LINEの設定について筆者はまったくの初心者であり、これまでとは少し異なる設定になってしまいました。このため、同居者からお小言を貰う羽目に。トホホ!! 何はともあれ、無事に移行できたことで一安心です。

新機種の第2世代iPhone SEには旧機種のiPhone 6Sと同様、ホームボタンがありますから、基本操作はほとんど同じです。また新機種の重さは148gと、旧機種のiPhone 6Sの143gとほぼ同じです。あえて違いを挙げると以下の通りです。

・新機種にはイヤホンジャックがない(説明:代わりにLightning端子またはBluetooth接続でヘッドホンを利用)
・プロセッサーが最新の"A13 Bionic"へアップグレード
・メインメモリが3Gに増大
・nano-SIMとeSIMの両方に対応
・ワイヤレス充電が可能(説明:iPhone 8以降のiPhoneに機能装備)
・WiFiのIEEE 802.11axに対応
・Apple Payが電子マネーのSuicaなどにも対応可
・ステレオスピーカーを内蔵(説明:iPhone 7/7 Plus以降、底面と通話用内蔵スピーカーを使う簡易型)
・防水性能が強化、など

最後に蛇足ですが、筆者の第一世代iPhone SEは今秋、iOS 15へアップグレードした上で、もう一年使い続けることにしました。バッテリーがかなり下手っているため、近いうちにモバイル・バッテリーを常時持ち歩く必要が出るかもしれませんが・・。来春発売される第三世代のiPhone SEが5Gに対応するとの噂が気になります。

2021年5月 6日 (木)

スマホアプリの mymizu を利用する

某テレビ番組で紹介されたスマホアプリの"mymizu"を使ってみました。ペットボトル入りのミネラルウォーターなどの消費を減らすことで使い捨てペットボトルの廃棄量、すなわち海洋ゴミを削減する目的で開発されたスマホ用のアプリです。そのhpによると、2019年のリリース以降、着実に利用者数が拡大して世界40ヶ国で26,000回ダウンロードを記録するなど、にわかに注目を浴びているそうです。

便利な点は水道水を無料で補給できる場所を確認できることで携行する水筒などの容器に水道水を補充することができるのです。その場所はスマホアプリに表示されますが、公共施設、店舗、公園などが登録されています。現在、国内で約6,500か所、世界で約20万か所の給水スポットがスマホアプリで確認できるそうですが、筆者が住むエリアには数えるほどしか表示されません。

そこで筆者が興味を持ったのが給水スポットを誰でも登録することができる機能です。メールアドレスとパスワードを登録して会員になれば良いのです。筆者は日々の散歩コースで見かける公園にある給水スポットを登録することにしました。市立の公園は飲料水あるいは手を洗うための給水設備が備えられていますから、"mymizu"に給水設備がある市立公園を登録することにしました。

登録するには公園の名前・住所・道案内、そして写真を入力する必要があります。公園の名前を手入力して地図上で現在位置にマークをセットすると自動的に住所が現れます。目印になる施設からの順路をて入力して、最後にスマホのカメラで給水設備を撮影すると登録作業は終了です。登録申請したことが画面上に表示されます。後は"mymizu"の運営スタッフが承認してくれると、地図上に表示されるはずです。

初日は筆者の散歩コース沿いにある5つの市立公園を登録しました。2日目も市立公園をスマホの地図で探しながら違うルートを散歩。初日と同じの5つを追加登録。自宅から徒歩で行ける市立公園は30か所近くありますから、少しづつ登録数を増やしながら、近日中にそれらが"mymizu"の地図上に表示されることを待ちたいと思います。

〈追記 2021.5.17〉 筆者が登録した場所は1週間から10日ほどで"mymizu"の地図上に表示されました。

2020年10月10日 (土)

iPhoneのガラスが割れました!!

数か月前、同居者は自身のスマホ"iPhone 6S"を固い床に落としたため、表面に貼ったガラス製の「保護シート」に複雑な網目模様のようなヒビが入ってしまったそうです。携帯ショップで診(み)てもらうと、本体の前面ガラスにもかなりヒビが入っているため、保護シートを剥(は)がすと前面ガラスだけではなく、液晶パネルにも悪い影響が出る恐れがあると言われたそうです。つまり、前面ガラスと液晶の交換(修理費:4,000円程度)につながる重大事になる可能性があるのです。

筆者がそのスマホを見せてもらうと、細かい目の網入りガラスを通して液晶画面を見るようで、小さな文字で書かれた文章や対象物が動き回るゲームでは使いづらいことは明らかです。本人は責任を感じているようで、そのまま使うと言います。購入して5年が経過していますから、『そろそろ機種変更のタイミングだね!』の言葉が筆者の口から出そうになりましたが、前面ガラスに「ヒビ」が入った以外には不満なことはないそうです。本人の意思を尊重することにしました。

ちなみに、"iPhone"などのスマホは「前面のガラス」の下に「タッチセンサー(パネル)」と「液晶画面」があります。「前面のガラス」は「タッチセンサー」と「液晶」を保護する役割があります。この上に「保護シート」を貼る目的は「前面のガラス」に細かい傷がつくことを防ぐ目的があります。特に、強化ガラス製の「保護シート」は見た目に綺麗であるとともにプラスチック製の「保護シート」よりも保護する能力が高いそうです。

つい先日のこと、同居者が好きなゲームに熱中して指先で画面(保護シートの表面)を擦(こす)り過ぎたためか、ガラス製の保護シートが取れてしまったといいます。久しぶりに見せてもらうと、保護シートの接着力がほとんどなくなっており、再び貼(は)り付けることはできなくなっていました。「前面のガラス」に入ったヒビの状態も明らかになりました。その下にある「タッチセンサー」は無事のようです。

今まで何とか貼り付いていガラス製の「保護シート」が辛(かろ)うじて「前面のガラス」にできたヒビが広がることを抑(おさ)えていたようで、「保護シート」がない状態で使い続けることはリスクが大きいと思われました。そこで、新しい「保護シートを貼る」ことに。同居者は、割れることがある「ガラス製の保護シート」ではなく、「割れない保護シート」にしてほしいというのです。

近くの家電量販店へ出かけてスマホ関連製品の売り場で探しました。もちろんサイズが合うことが必須条件です。歴代の"iPhone"には様々なサイズがありますが、画面サイズが4.7インチで"iPhone 6S"用と表示された「保護シート」が数種類見つかりました。ちなみに、今年発売された2代目の"iPhone SE"と同サイズです。同居者の希望に合った一番安いプラスチック製の「保護シート」を選びました。機種変更の時期はそれほど先ではありませんからそれで十分でしょう。

あれこれ探している時にもうないと思っていた4インチ・サイズの保護シートを見かけました。筆者が使っている第1世代の"iPhone SE"に適しています。これも最低価格レベルの商品ですから迷わず購入しました。実は、筆者の"iPhone SE"を購入した時に貼った保護シートはカメラ周辺が一部痛んでいました。貼る時に小さなホコリが入り込んだことが遠因だったようです。こちらも4年間にわたって酷使していますから、「保護フィルム」の寿命が近かったとみても良いでしょう。これは「保護シート」を張り替える口実ですが・・。

帰宅するやいなや、2台の"iPhone"の「保護シート」を張り替えました。コツはつかんでいますから、埃(ほこり)が入り込まないようにだけ注意して作業しました。無事完了。前面ガラスにヒビが入っている"iPhone 6S"は、ヒビが交差する場所だけがやや不満な出来栄えですが、操作性が大幅に改善されたことで同居者は気に入ってくれたようです。一方、"iPhone SE"は外観(前面)がまるで新品のように甦(よみがえ)りました。この結果に筆者は大満足です。

後先になりましたが、筆者は初代の”iPhone 3G”から11年間にわたって”iPhone”を使い続けていますが、前面のガラスにヒビが入った経験は一度もありませんでした。ちなみに、この8年ぐらいは家族2人で2台使いです。

「前面ガラス」にヒビが入った(バキバキの)状態になったという話(注釈:ある調査によると30%くらいの人が経験)はよく聞きますが、ずっと他人事だと思っていました。"iPhone"に限らずスマホは表面が綺麗(ツルツル)に仕上げられていますから、ウッカリ落とすこともあることがようやく理解できました。

同居者は今回の件("iPhone 6S"を落下させたこと)に懲(こ)りたのか、"iPhone 6S"の裏側に指を引っ掛ける「リング状の出っ張り」(製品名:iRing)貼り付けています。30年来の"Apple"マニアである筆者にはとても真似(まね)ができないことですが・・。◇

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