飛鳥・藤原の宮都が世界遺産に登録決定(速報)
韓国の釜山で開催中のユネスコ(国連教育科学文化機関)の世界遺産委員会は7月26日、奈良県にある「飛鳥・藤原の宮都(きゅうと)」を世界文化遺産に登録することを決めたと文化庁が同日に発表しました。国内の世界文化遺産では22件目、自然遺産を含めた世界遺産は計27件となります。
なお、「飛鳥・藤原の宮都」は宮殿や古墳など「19の遺跡(遺産)」で構成され、6世紀末から8世紀初頭までに日本で初めて「中央集権国家」が築(きず)かれたことを示す遺跡群であることが評価されたようです。
明日香村(あすかむら)にある「飛鳥宮跡(あすかきゅうせき)」は歴代天皇の宮殿が置かれ、645年の「乙巳の変(いっしのへん)」などの日本古代史の舞台になりました。
なお、645年に中大兄皇子(なかのおおえのおうじ)と中臣鎌足(なかとみのかまたり)が蘇我入鹿(そがのいるか)を暗殺し、蘇我氏を滅ぼした古代日本のクーデターが「乙巳の変」であり、これによって新しい政治改革である「大化の改新(たいかのかいしん)」が始まったのです。
しかし、この考えが主流になったのは1990年代以降であり、「昭和世代」の筆者は、学校の社会科(歴史)の教科書において両者を区別しない、つまり2つの事象(じしょう)を纏(まと)めたものが「大化の改新」であると習(なら)いました。
また、奈良県橿原市(かしはらし)にある「藤原宮跡(ふじわらきょうあと)」は、日本で最初に碁盤(ごばん)の目で作られた藤原京の中心で、宮殿の構造は平城京(へいじょうきょう)や平安京(へいあんきょう)の原型になったとされています。参考(藤原京以降の京):藤原京、平城京、山背恭仁京(やましろのくにきょう)、紫香楽宮(しがらきのみや)、難波京(なにわきょう、説明:双京の都)、長岡京、平安京、福原京(半年間)
そして、明日香村には「石舞台古墳(いしぶたいこふん)」など、当時の有力者や天皇の古墳が多く点在しており、中でも「高松塚古墳」(たかまつずかこふん)で発見された人物などが描かれた壁画は1974年に国宝になっています。
なお、「19の遺産」は次の通りです。
1.飛鳥宮跡(あすかきゅうせき)(明日香村(あしかむら))
2.飛鳥京跡苑池(あすかきょうあとえんち)(明日香村)
3.飛鳥水落遺跡(あすかみずおちいせき)(明日香村)
4.酒船石遺跡(さかふねいしいせき)(明日香村)
5.飛鳥寺跡(あすかでらあと)(明日香村)
6.橘寺境内(たちばなでらけいだい)(明日香村)
8.川原寺跡(かわらでらあと)(明日香村)
9.大官大寺跡(だいかん大字あと)(明日香村)
10.跡檜隈寺(ひのくまでらあと)(明日香村)
11.石舞台古墳(いしぶたいこふん)(明日香村)
12.牽牛子塚古墳(けんごしづかこふん)(明日香村)
13.藤原京跡(ふじわらきょうあと)(橿原市)
14.藤原京跡 朱雀大路(すざくおおじ)・左京七条一・二坊 右京七条一坊跡(橿原市)
15.大和三山(やまとさんざん) 香具山(かぐやま)(橿原市)
16.大和三山 畝傍山(うねびやま)(橿原市)
17.大和三山 耳成山(みみなしやま)(橿原市)
18.本薬師寺跡(もとやくしじあと)(橿原市)
19.菖蒲池古墳(しょうぶいけこふん)(橿原市)
参考として、「各々の遺産に関連する"hp"」や当ブログの前身である「温泉大好き、ドライブも!」で紹介した訪問記事(注釈:20年近く前に投稿)へのリンクを張りましたので、上記の「19の遺産」のうちで気になるものがありましたらクリック(参照)してください。◇






































































































































































































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