旅行・地域

2025年5月 7日 (水)

高速道路ドライブで大阪弾丸ツアーへ(最終回) 駿河湾沼津SAに立ち寄り、東名高速道路の厚木ICを通過するまで

前方に山並が見えてきました。「箱根山」です。40万年前に活動を開始したとされる活火山で、山並のように見えるのはカルデラ(外輪山)です。現在も中央火口丘にある「大涌谷」では噴火活動が続いています。なお、左端の小高い部分は「金時山」(海抜1,212m)でしょう。

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案内表示板には『駿河湾沼津SA 12㎞/東京まで120㎞ 110分』と表示されています。

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こちらの案内標識には『駿河湾沼津SA 900㎞ 混雑』 とあります。

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「混雑の表示」が気になりますが「駿河湾沼津SA」に立ち寄ります。

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広い駐車場を一周したところに空きスペースを見つけました。

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駿河湾が望める場所です。

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小休止して出発しました。案内看板にしたがって本線へ向かいます。

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右手に「箱根山」を見ながら北上します。

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『東名川崎-大橋JCT 渋滞10㎞ 40分』の表示内容は先ほどと同じです。

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「東名高速道路」に入りました。「足柄SA」まで400mの地点にある案内表示板には『東京(都心) 80分』 と表示されています。

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「上り線専用」に建設された3車線の斜張橋「東名足柄橋」(長さ:790m、主塔高:81.75m)を通過します。橋の直前で「下り線」(注釈:初期の上り下り線、現在は右ルートと左ルートが各2車線)の上を通過して、その右側に出る珍しい位置関係になります。

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この先のPAとSAはすべて「空」と表示されています。なお、この辺りから「上り線」は急な下り坂になるため、スピードの出し過ぎに注意する必要があります。

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案内表示板の内容が『東名川崎ー大崎 渋滞10km 30分』 と、先ほどより10分短くなりました。

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『港北PA 42㎞ 混雑』が加わりました。

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案内表示板が目まぐるしく続き、『東名川崎ー大橋 渋滞9㎞ 30分』 と1㎞だけ短くなりました。

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「新東名高速道路」と交差する「伊勢原JCT」です。「新東名高速道路」も接続する「圏央道」が「釜利谷(かまがや)JCT」(横浜市)まで延びるのはいつのことでしょうか?

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「東名高速道路」が「圏央道」と交差する「海老名JCT」を直進通過します。

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『江戸橋JCT~神田橋JCT 渋滞1㎞ 5分』 と都心の軽い渋滞情報が出ています。

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厚木IC」の手前にある案内表示板では『東名川崎ー大橋JCT 渋滞9㎞ 25分』 と渋滞状況が小刻みに改善されています。

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筆者宅の最寄りである「東名川崎IC」まで後27㎞余りですから、この調子で走行できれば20分ほどで到着できるでしょう。

【投稿後記】今回の大阪往復ドライブ(連休初めの2日間、走行距離900㎞強)は本ブログ記事で紹介したように快適でした。両日とも早朝の時間帯を利用したことで渋滞に遭遇することもなく、平均速度が77㎞/h(注釈:休憩時間を含む)、平均燃費は23.7㎞/literと良好です。なお、高速道路の橋(注釈:斜張橋など上部構造があるもの)を可能な限り紹介しました。(終)

2025年5月 6日 (火)

高速道路ドライブで大阪弾丸ツアーへ(その6) 新東名高速道路を順調に走行して新清水ICへ

厚い雲を通して日光が差しています。

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乗本(のりもと)トンネル」(長さ:780m)に入ります。「鳳莱(ほうらい)トンネル」(長さ:2,542m)がこれに続くはずです。

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浜松いなさJCT」まで3㎞

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浜松いなさJCT」を過ぎて現れた3つの塔を持つ斜張橋は「都田川橋(みやこだがわばし)」(エクストラドーズド橋、全長:268m)です。「都田川」の急峻な渓谷に架けられています。なお、橋の中央部には高さ56.4mの橋脚とその上に繋(つな)がる主塔が3基並び立っています。

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浜松SA]が1.3㎞先に近づきましたが、案内表示板によれば駐車場は満車状態のようです。

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浜松SA」に入って行く車は確認できません。25㎞ほど手前の「長篠設楽原PA」で休憩したばかりですから、迷わず通過します。

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長いトンネルに入ってから気づきました。入口には「粟ヶ岳(あわがたけ)トンネル」(新東名高速道路で最長の4,660m)と表示されていたことを。

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そして、4月7日にこのトンネル内で、有名人が追突事故を起こしていたことも。もちろん、現在は事故の残滓(ざんし)はありません。

トンネルを抜けた先にある「島田金谷IC」が近づくと、路肩には『鹿出没』 の警報が・・。

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事故を起こした有名人は、 「粟ヶ岳トンネル」の出口から2.5㎞ほど先にあるこの「島田金谷IC」から島田市内の病院に運ばれたようです。

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下世話な話題を出してすみません。

閑話休題。自動車の運転に集中して「矢倉山トンネル」(長さ:1,37)に入ります。

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このエリア(大井川中流域)の「新東名高速道路」は丘陵地帯を緩(ゆる)やかに左カーブして続いています。

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静岡SA」を通過すると、「新清水IC」の1.5㎞手前にある「清水PA」付近のV字型地形の先に「富士山」が見えて来ました。曇天であるためクリアーではありませんが、この区間を抜けると「富士山」の全景を見ることが出来そうです。

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新清水IC(出口)」に近づくと防音壁があって・・。

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それも一瞬のことで、「新清水IC(出口)」付近から「富士山」の全景が見えてきました。

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「富士山」が近づくと、手前の地形が視界を遮(さえぎ)ります。

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案内標識にある所要時間から見てこの先も問題はなさそうです。

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再び前方に「富士山」が現れました。

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首都圏の情報が表示されていました。『東名川崎ICから大橋JCT(10㎞)の所要時間が40分』 とあります。現在は午前7時30分ですから、日常的な朝の渋滞でしょう。

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前方に薄っすらと見える山々は「富士山」の南方(10数㎞)にある「愛宕山塊(あたごさんかい)」です。(続く)

2025年5月 5日 (月)

高速道路ドライブで大阪弾丸ツアーへ(その5) 伊勢湾岸自動車道から新東名高速道路の長篠設楽原PAへ

「伊勢湾岸自動車道」に入って「木曽三川」(木曽川・長良川・揖斐川の総称)を渡ります。右手に見える多数のロープは斜張橋の「トゥリンクル」(斜張橋と「トゥリンクル」の説明はその2を参照)。

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金魚の産地として知られる「愛知県弥富市」に入ります。

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遠方に赤い橋が見えてきました。

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吊り橋「トリトン」(説明はその2を参照)の「西大橋」(橋長:758m、塔高:127m)です。

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次は白い橋の「中央大橋」(橋長:1170m、塔高:195m)

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そして「東大橋」(橋長:700m、塔高:130m)

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豊田JCT」まで9.7㎞地点を通過します。案内標識の路線図が複雑ですから、一瞬で読み取ることは困難ではないかと思います。

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豊田JCT」が近づきました。「新東名高速道路」経由で「御殿場JCT」まで150分と表示されていますから、「新東名高速道路」で渋滞はなさそうです。なお、「東名高速道路」経由では180分と、所要時間に30分の差があります。

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いよいよ「豊田JCT」です。前方の空が明るくなりました。

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筆者が好きな「豊田アローズブリッジ」(橋長:820m、最大地上高:125.8m)

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豊田東JCT」を直進して「新東名高速道路」に入ると片側2車線になりました。「浜松いなさJCT(36㎞先)」までの所要時間は25分と表示されています。

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まだ午前6時少し前ですから、お目当ての「五平餅」は午前8時に売店がオープンする「岡崎SA」ではなく、少し先(新城ICの手前)にある「長篠設楽原(ながしのしだらがはら)PA」に立ち寄ることにしました。

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左端に独立した建物のコンビニ"NEW Daily STORE"(ニューヤマザキデイリーストア)があり、その左隣には小さな公園があります。

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売店ないで筆者の好きな「五平餅」(260円)を見つけました。残念なことにすぐ食べることはできませんが、筆者自身のお土産に適しています。

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大型車が多数駐車しています。午前6時30分ですから運転手さんは仮眠中かも知れません。

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(続く)

2025年5月 4日 (日)

高速道路ドライブで大阪弾丸ツアーへ(その4) 新名神高速道路の土山SAで一時休憩して四日市JCTへ

翌日もまた7つ立ちです。午前3時30分頃におチビちゃん宅を収発し、前日とは逆に第ニ京阪自動車道と京滋バイパスを走りました。トラックなどの商用車が大半を占めています。草津JCTで新名神に逸れて「土山SA」で小休止を取りました。長距離走行に備えた車の点検を兼ねています。

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駐車場はほぼ満車状態です。

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「土山SA」の表示はなぜか控えめです。

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(その2)で触れたように、上り下り共用のSAです。なお、マスコットの「土山たぬき」は「甲賀(こうか)忍者」と「信楽(しがらき)たぬき」がモチーフとのこと。

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建物内に入ると軽食コーナー(フードコートの一部)が営業していました。

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この絵は「東海道の土山宿」の現在を描いたものでしょう。

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券売機で食券を買うシステムのようです。

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写真入りのメニューパネルに「きしめん」を見つけました。迷わず購入しました。なお、「土山SA」は近畿地方の滋賀県にありますが、東海地方に近いことで、京都・大阪・三重・名古屋の土産物が購入できるそうです。

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配膳カウンターから筆者の食券番号が呼ばれましたのでカウンターへ向かいました。券売機から購入情報が配膳カウンターへ伝えられていたのです。

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細い麺であることが特徴で食感は異なりますが、美味しく完食しました。ただし、同行者に手伝ってもらいましたが・・。

外に出ると空が薄明るくなっていました。

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「新名神高速道路」を三重県四日市方面へ走ります。

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三重県鈴鹿市にある「野登(ののぼり)トンネル」(長さ4,131m)に入ります。

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「鈴鹿PA」を通過

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続いて「四日市トンネル」(長さ1,353m)も通過

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「菰野(こもの)第二高架橋」(長さ215m)

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これはユニークな構造を持つ「朝明川(あさけがわ)橋」(橋長325m)です。

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新四日市JCT」を通過

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四日市JCT」で「伊勢湾岸道」に入ります。

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(続く)

2025年5月 2日 (金)

高速道路ドライブで大阪弾丸ツアーへ(その2) 伊勢湾岸自動車道の刈谷ハイウェイオアシスでの朝食後に大阪到着

「新東名高速道路」の終点である「豊田東JCTで「伊勢湾岸自動車道」(片側3車線)に入りました。午前6時30分ころ通過したのは矢作川(やはぎがわ)に架かる「豊田アローズブリッジ」(斜張橋、橋長820m、最大地上高:125.8m)です。なお、斜張橋とは塔から張った斜めのケーブルで橋桁を支える構造の橋です。

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刈谷ハイウェイオアシス」(刈谷PA))に立ち寄ります。

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シンボルマークの大観覧車

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午前7時の開店を待って、「めしや」で朝食です。

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同行者は定食屋スタイルのカウンターからメニューを選んでいます。筆者も相乗りすることに。

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しかし、途中で気が変わった筆者は久しぶりの「きしめん」(572円)にしました。なお、料金は〆て1,837円)。

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朝食に満足したところで、同行者は土産物を選び始めました。

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売店を通り抜けると、別の建物に「えびせんべいの里」がありますが、午前8時の開店であり、入り口は閉まっています。

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名古屋市の「名古屋港」を横断する3つの吊り橋(愛称:トリトン)が続いています。形式は景観に配慮した「斜張橋」とのこと。青い色に塗られているのは「東大橋」(橋長:700m、塔高:130m、桁下:約50m)。なお、橋桁を高くするため、前後にアップダウンがあります。

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次いで白い橋が見えてきました。「中央大橋」(橋長:1,170m、塔高:195m、桁下:55m)です。世界最大級の帆船「日本丸」と「海王丸」のメインマスト高(約50m)に配慮されているそうです。

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3番目は赤い橋の「西大橋」(橋長:758m、塔高:127m、桁下:約5m)。

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さらに西進して三重県に入ると、左前方に遊園地のような施設が見えてきました。「ナガシマスパーランド」(旧長島温泉)です。なお、道路の前方にある白いものは「木曽三川」に架かる橋である「トゥインクル」。名前から分かるように「湾岸木曽川橋」と「湾岸揖斐川橋」から構成される双子の橋です。

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「ジェットコースター」の様子をハッキリと確認できます。

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「湾岸揖斐川橋」を通過します。左前方に見える施設は 化学工場のようですが?

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四日市JCT」(「東名阪国道」との分岐点)を通過。

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「新名神高速道」の「新四日市JCT」も通過すると前方に山並が見えてきました。「御在所岳」(標高1,212m)、「鎌ケ岳」(標高1,161m)、「国見岳」(標高1,170m)などでしょう。

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野登(ののぼり)トンネル」(長さ4,137m)と「鈴鹿トンネル」(長さ3,959m)を抜けて滋賀県に入りました。「土山SA」で最後の休憩です。

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新東名高速道路の岡崎SAと同様に上り下り共用のSAですから、車を停めた場所を勘違いしやすいのです。上の写真のように大きな表示がありますが・・。

草津JCT」で入った「名神高速道路」を経て「瀬田東JCT」で逸れた「京滋バイパス」の「宇治東IC」を通過。

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久御山JCT」で「第二京阪自動車道」に入りました。

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向かうのはもちろん大阪方面(南方向)です。

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ほぼ予定した午前10時過ぎ前にはおチビちゃん宅に到着。前日の雨が嘘のような快晴です。(続く)

2025年5月 1日 (木)

高速道路ドライブで大阪弾丸ツアーへ(その1) 新東名高速道路の駿河湾沼津SAと浜松SAで一時休憩

大阪に住むおチビちゃんたちに会いたくなり、同居者のタイトなスケジュールの隙間を利用して出掛けることにしました。大型連休が始まったばかりの4月27日(日)です。なお、当ブログではおチビちゃんと呼んでいますが、もう大学3年生です。そして、その妹のコチビちゃんもこの春に大学生になりました。そろそろ呼び方を変える時期かもしれません。

大阪と言えば、現在開催中の「大阪・関西万博」が注目されていますが、残念ながら今回はタイトなスケジュールであるため、その会場を訪れる予定はありません。なお、筆者が社会人になって3年目(今から55年前)の1970年に大阪の吹田公園で開催された「大阪万博」を訪れたことがあります。

同じ首都圏に住む叔母に誘われたのです。開通して間もない東名高速道路と名神高速道路を叔母の運転する車で走って万博会場へ向かいました。会場で見た驚きは55年後の今も鮮やかに覚えています。もし、今回の万博会場を訪れる機会が有れば良いのですが・・。

閑話休題。今回はスケジュールがタイトですから、久しぶりに自宅を「7つ立ち」です。まだ暗い午前3時過ぎに自宅を出発し、東名高速道路に入りました。

いつものように海老名SAで車の調子を確認するとともに飲み物を調達。

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早朝でも混雑する東名高速道路(下り線)を順調に走り、渋滞のメッカである「秦野中井IC」から「御殿場SA」までの連続するカーブを通り抜け、新東名高速道路に入って間もない「駿河湾沼津SA」に到着(午前4時20分ころ)。次の写真の中央付近(”MINISTOP"の看板の左上)に一番星が輝いていました。

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「富士IC」付近から見る富士山が朝日に映えて綺麗です。

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新東名高速道路の120㎞/h区間を走行中。

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「大井川」を渡ります。

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「浜松SA」で休憩します。(午前5時30分ころ)

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駐車場は混雑しているようですが、

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一番奥の駐車レーンに空きを見つけました。

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駐車場の脇に「颯遥(はやてはるか)」の案内看板がありました。

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これは以前にも撮影したことがある彫像の説明です。

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建物内に入って休憩するつもりでしたが、

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その左手にドッグランがあることに気づきました。

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まだ午前5時台というのに何匹もの飼い犬が遊んでいます。

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午前6時少し前に「浜松SA」を出発します。

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本線はまだ混んでいないようです。

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(続く)

2025年4月 3日 (木)

多摩川沿いの桜並木を散策する!(その4) 二ヶ領用水・宿河原堤桜並木②

前回は「北村橋」より上流の「宿河原堤」に咲く「桜並木」を紹介しましたが、今回は「北村橋」の下流に続く「桜並木」を紹介します。なお、「宿河原堤」の「桜並木」は「東名高速道路」の手前まで約1.3kmにわたり、「宿河原堤」全体では340本の桜並木が続いているそうです。

「北村橋」の袂を通過して「桜並木」の遊歩道(市道)に入りました。この少し先は「JR南武線宿河原駅」の最寄りです。

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「川床」では「お花見会」の準備が進んでいるようです。

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こちらは席取りをしただけの状態です。まだ午前10時を少し回ったところですから・・。

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「桜並木」はずっと先まで続いている様子が分かります。

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「川床」には数人の人たちがのんびり散策しています。

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手前側にも「川床」が設置されていることに気づきました。

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そして、両側の「川床」の間には「板橋」が掛けられています。筆者は極めてシンプルなこの「板の橋」に心を惹(ひ)かれました。

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余談です。江戸時代の初期、「中山道の板橋宿」(現在の東京都板橋区)に架けられたという「板の橋」はこんな感じだったのでしょうか? なお、2007年3月の当ブログの記事で「板橋」の由来を紹介しています。

少し離れた場所では二羽の鴨が上流へ向かって泳いでいました。

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鴨たちが去ったところで、手前側の「川床」にも場所取りのシートがまばらに敷かれていることにも気づきました。

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上流方向を振り返ると、「川床」は片側だけに設置されています。理由は分かりませんが、とにかく変則的な配置です。

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「板橋」を渡って反対側の「川床」へ移動。桜の古木に近づき、低い位置から見上げることができました。

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こちらの枝は大きく垂(た)れさがって、今にも水面に届きそうです。

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古木を真横から見上げました。

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この先の「川床」にはシートが敷かれていますから、少し戻ったところにあるスロープを利用して遊歩道(市道)へ出ました。目の前には幹が大きく割れた桜の古木があり、その幹から若い枝が伸びていました。古木の生命力を感じさせます。

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上方の枝に咲く桜はほぼ満開状態です。

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気がつくと「北村橋」に戻っていました。

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「板橋」に惹かれたことで、「北村橋」から200m足らずの地点で引き返すことになりました。しかし、ほぼ満開の「桜並木」を十分堪能することが出来ましたから大満足です。次の目的地へ移動することにしました。

なお、「宿河原堀」の「桜並木」は当ブログの古い記事(2019年3月)でも紹介していますから、興味を待たれた方はそちらも参照してください。(続く)

2025年4月 2日 (水)

多摩川沿いの桜並木を散策する!(その3) 二ケ領用水・宿河原堤桜並木①

川崎市多摩区登戸にある「上河原堰堤」で多摩川から取水されたに水は「二ヶ領用水」となって川崎市の多摩区・高津区・中原区を縦断して流れていますが、「二ヶ領用水」は桜の名所が多きことでも良く知られています。なお、その概要は18年前の当ブログ記事「二ヶ領用水探訪」を参照してください。

ただし、「宿河原」を流れる「ニヶ領用水」は上記の本流とは別に、「宿河原堰」脇で取水された支流の「二ヶ領用水宿河原堀」であり、「JR南武線久地駅」の近くで「二ヶ領用水」の本流に合流しています。

この「宿河原堀」沿いに続く「宿河原堤」の「桜並木」には、「船島橋」「新船島橋」「仲乃橋」などの桜鑑賞スポットがあります。「北村橋」に始まるおよそ2kmの距離(注釈:北村橋の上流エリアから下流の東名高速道路手前まで)に約340本の桜並木が続いているのです。なお、323日(日)にはさくらまつりが開催されたようです。

                            ☆

今回は「稲城北緑地公園」から南下してきた「多摩川沿線道路」の「稲田中学校北側交差点」を右折して南へ伸びる市道に入り、「JR南武線」の踏切を渡ったところにある「二ケ領用水」の「北村橋」に到着しました。時刻は午前9時50分ですから、「稲城北緑地公園」から約10㎞の移動する所用時間は約20分です。

ここ「北村橋」を「桜並木散策」のスタート地点に選びました。

「北村橋」の袂(たもと)で見つけた「周辺案内看板」には2つの地図がありましたが、上段には最寄り駅と主な施設だけの概略情報が表示されており、下段の大きめの地図にはそれに住所表示が加わっただけなのです。たしかに「周辺案内」に違いはありませんが、「二ヶ領用水」に関する情報は「現在地」と「流路沿いの文字表示」だけであることは残念です。

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「二ヶ領用水」の情報(流路と桜のスポットなど)が簡潔に表示してあると筆者は助かるのですが・・。

散策を開始する前に「北村橋」から上流方向にを見ると、右から来る「宿河原堀」が左上へと分流されていることに気づきました。景観に溶け込みながら、安定した水量を配分する(分水)する優れた仕組みです。なお、「分水」と言えば、当ブログでは国登録有形文化財「久地円筒分水」を過去の記事で紹介しています。

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「宿河原堀」の上流方面では桜の花がほぼ満開のようです。しかも、それが水面に写る様子は「目黒川」にも似ています。

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幹から新たに芽生えた桜の花がありました。

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石段を利用して「宿河原堀」の脇にある遊歩道へ下りてみました。

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一段と華やかに桜が咲く場所に差し掛かりました。ほぼ満開と言えるでしょう。

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白いドレスの女性が三脚を利用して撮影しているようです。

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コンクリート製の橋が架かる場所に出ました。

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橋の上に上がり、高い位置から桜の花を見下ろすアングルで撮影。

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桜の花を近撮(マクロ撮影)しました。

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人影が一時消えた遊歩道をさらに進みました。

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丸太を組んで造ったような橋をなぜか急いで渡る人たちが・・。

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筆者もその橋の上に上がって、来し方を何枚か撮影。水面に写る桜が見事です。

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上の散策路(市道)を歩いて「北村橋」まで引き返すことにしました。異なるルートを利用して往復したことで、「桜並木」は低い位置から観る場合と高い位置から観る場合では異なる印象を与えることがよく分かります。

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北村橋」の袂(たもと)から見た下流方向の桜です。

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「北村橋」の上から川面を見ると、京都の「川床(かわどこ)」あるいは「納涼床(のうりょうゆか)」を模したようなステージが下流方向へ続き、その一番手前にはキーボードを持参した花見客のグループが陣取っています。花見には定番のブルーシートを早く敷いた人が「川床」の一角を利用できるのでしょうか?

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以前からあった遊歩道を改修して「川床」のように見せているのでしょう。(続く)

2025年4月 1日 (火)

多摩川沿いの桜並木を散策する!(その2) 稲城北緑地公園を後にして多摩川沿いの道路を南下

「桜並木」に気を奪われていましたが、左手にある住宅地が目に入りました。手前の白い建物は社宅で、その先には茶色いマンションが続いています。つまり、「桜並木」は市道を挟んで住宅エリアに接しているのです。

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反対の下流方向へも市道と歩道が続いています。なお、こちらのエリアは戸建て住宅が中心です。

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サイクリングロードを数台の自転車が走行する右側に数名の人が集まっていることに気づきました。

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ズーム撮影すると、桜並木にはブルーシートが敷かれ、市道はカラーコーンで規制しています。お花見会が開催されるのでしょうか?

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車へ戻って下流方向へ1ブロック走ったところからも「桜並木」へアプローチしました。こちらの「桜並木」も整然としています。見事です!

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桜はかなりの古木のようです。なお、背景(遠く)に写るのは多摩川と対岸の立川市是政エリアです。この辺りには「ボートレース多摩川」があるはずですが、見えるのは周辺のマンション群だけです。

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ズーム撮影すると桜の開花状況が分かりました。5分咲きというところでしょう。

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なお、この日(3月30日)に東京都で「桜の満開宣言」が出されましたが、多摩川の堤防上にある「桜並木」は開花の進行が少し遅いようです。

「桜並木」を十分堪能できた「稲城北緑地公園」(注釈:正確には公園の上流にある住宅地)を後にして、多摩川の少し下流にある次の「桜並木」へ向かうことにしました。地図で確認すると、「桜並木」の脇に続く市道を直進すると「稲城北緑地公園」の駐車場脇に出るようですが、混雑が予想されるため「いちょう並木通り」を戻ることにしました。

先ほど反対方向へ走った時と同様、「JR南武線矢野口駅」の脇を通過します。

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そして、「都道19号線」(鶴川街道)へと左折。「稲城多摩川原交差点」を右折して堤防上の道路に出ることにしたのです。

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左前方に「アカシア通り」の案内標識があります。駐車場への入場を諦めて、40分ほど前に走行した道路です。なお、その時は「都道19号線」へ右折しています。

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稲城市から川崎市多摩区に入ると道路名が「アカシア通り」から「多摩沿線道路」に変わりました。いつものことですが、「稲城多摩川原交差点」へ向かう側は車が渋滞しています。ちなみに、10年ほど前までの筆者は「府中街道」(都道・県道9号線)のバイパスとしてよく利用していたことを思い出しました。

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右手に「桜並木」を発見。

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多摩川の水域が広がってきました。前方に「二ケ領上河原堰堤」と「二ケ領用水の取水口」があるのです。

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中野島駅入口交差点」を通過します。

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「世田谷街道」(都道・県道3号線)の「多摩水道橋交差点」を横切り、「多摩沿線道路」から幅の狭い脇道へ逸(そ)れ、さらに「小田急小田原線」の鉄橋を潜りました。

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筆者が走り慣れたこの脇道には桜の木が多いのです。

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思わず「桜のトンネル」と呼びたくなる空間です。

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次回は川崎市多摩区で有名な「桜並木」を紹介します。(続く)

2025年3月31日 (月)

多摩川沿いの桜並木を散策する!(その1) 稲城北緑地公園の桜並木

今年は324日曜日(月)に東京都で桜の開花宣言が出されました。しばらく暖かい日が続くと見られるため、満開日はわずか4日後の328日(金)との予想もあるようです。この情報に触発された筆者は、330日(日)に多摩川沿いにある桜並木を訪れることにしました。

一か所目は稲城市にある桜並木です。多摩川の「是政(これまさ)橋」から「多摩川原橋」までの堤防(約3.5km)に整備されたサイクリングコースのうち、「是政橋」から「稲城北緑地公園」までの約1.7kmに整備された「桜並木」です。

「是政橋」の袂(たもと)からアクセスしたいところですが、車の通行が規制されていますから、「是政橋」の少し下流にある「稲城北緑地公園」(駐車場有)を目指すことにしました。最短コースと思われる「都道9号線」(稲城大橋通り)の「稲城押立西交差点」から稲城市を東西に横切る「いちょう並木通り」に入りました。

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注釈:本ブログ記事に何度も登場する「都道9号線」(川崎府中線)は良く知られる「府中街道」(川崎街道)に加えて、「中央自動車道」の「稲城IC」付近を通過するバイパスも含まれるため複雑です

名称通りに道路の両側には綺麗に剪定(せんてい)された銀杏(いちょう)の街路樹が整然と並んでいます。

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少し分かり難い交差点(注釈:稲城第六小学校の最寄り)を鋭角に右折して「アカシア通り」に入りました。

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「アカシア通り」を少し東進すると桜が咲く「稲城北緑地公園」の駐車場(容量:約80台)がありました。しかし、何と言うことか、入場待ちの車が3-4台待機していました。

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前方の立て看板には『午前5時開放』 とあります。午前9時に到着すれば何とか停められるだろうという筆者の読みは甘かったようです。少なくとも1時間以上早く到着するべきでした。それに加えて、その隣には『路上待機禁止』 との立て看板もあります。

そこで、当初の計画を変更して、上流にある「是政橋」の近くで「桜並木」へアクセスする方法を探すことにしました。具体的には、「アカシア通り」をこのまま直進して「都道19号線」を経由して入った「いちょう並木通り」をもう一度西進することにしたのです。

善は急げですから駐車場への未練は直ちに断ち切り、左手に桜並木を見ながら「アカシア通り」をそのまま東進しました。これも「桜並木」のドライブ見物と言えるかもしれません。

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想定した「都道9号線」(稲城大橋通り)への入り方が分からず堤防上の道路をさらに約1.5㎞東進。「都道19号線」(鶴川街道)の「稲城多摩川原交差点」を右折することにしました。かなり遠回りしましたが、筆者は自分の失敗を気にしません!

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「都道9号線」を南下した「矢野口駅東交差点」を右折して「いちょう並木通り」に入りました。

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「いちょう並木通り」を西進します。

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「都道9号線」(稲城大橋通り)の「稲城押立西交差点」を直進。

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「是政橋」のすぐ手前、「JR南武線南多摩駅」近くにある「都道9号線」(旧道)へ右折しました、その先は行き止まり(通行禁止)であり、堤防上の道路へ入ることが出来ません。なお、このエリアは18年前に「大丸(おおまる)用水」を巡った時に立ち寄っています。

それではと、「いちょう並木通り」を少し戻り、別の脇道から「桜並木」へのアクセスを試みました。この読みは大当たりで、堤防脇の車道に出ることが出来て、堤防上には「桜の並木」が続いていました。

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「サイクリングロード」へ上がってみると、「桜並木」の遠方(約600m先)に吊り橋型の「是政橋」が見えました。注釈:国内では珍しい3径間連続合成桁斜張橋(全長401m、上下線計4車線)

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そして河川敷には「野球グラウンド」が3面もあります。地図で確認すると「多摩リーグ稲城リトルグラウンド」などのようです。

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多摩川の下流方向まで続いています。

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「サイクリングロード」に沿って「桜並木」が多摩川の下流方向にも続いています。

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ズーム撮影すると「桜並木」は「多摩川原橋」まで続いていることが分かりました。

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満車状態で入場できなかった駐車場は700mほど下流(「稲城大橋」との中間点付近)にあるようです。(続く)

より以前の記事一覧

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