映画・テレビ

2024年1月 2日 (火)

賑やかでも穏やかなわが家の大晦日と元旦!?

例年は筆者と同居者の2人で年を越しています。しかし、今年は大阪のコチビちゃん一家がわが家で正月を迎えてくれることになりました。予定より一日遅れでの帰省にはなりましたが賑やかな年末と正月を迎えています。

大晦日(12月31日)はコチビちゃん一家は二組に分かれて過ごすことになりました。一組は二子玉川でのショッピングに出かけ、もう一組はわが家でテレビゲーム三昧の時間を過ごしています。

筆者はいつも通りにのんびり過ごしています。居間のテレビをテレビゲーム用に開放しましたから、自室のテレビでテレビ東京(7CH)で放送される「孤独のグルメSP」と「出川哲郎の充電させてもらえませんか?」(説明:いずれも再放送番組を収録した特別番組ですから観たことがあるものがほとんど)、続いて午後4時からは「お大晦日に歌い継ぎたい100曲」(説明:テレビ東京の年末恒例番組、録画を中心に構成したテレ東開局60周年特別企画)を他ごとをしながらの「ながら視聴」が続きました。

一方、同居者は来訪者への食事サポートでいつもより忙しくしていますが、いつも以上に楽しそうです。そして、外出したグループが帰宅した午後7時過ぎに大勢で賑やかな夕食を楽しみました。

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ヒレカツが並んでいますが、筆者は年越しそばに少しだけ添えていただきました。何れも同居者のお手製です。

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二子玉川から帰ってきたばかりの孫娘が 『紅白歌合戦を観ても良い?』 と意外なことを言います。筆者は 『もちろん良いよ!!』 と応えながらテレビのチャンネルを"7CH"から"1CH"へと切り替えました。午後7時20分に開始する「紅白歌合戦」が丁度始まるところでした。舞台の袖からテレビカメラが司会者たちとともにステージへ入って行きます。以前のオープニングとは大きく変わった演出でした。

「紅白歌合戦」の展開に興味を持った筆者はテレビ画面を写真撮影することに。ドミノ倒しの準備が別会場で進められています。

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出演者の名前と曲は見覚えの無いものです。

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しばらくして自室へ移動した筆者は自室のテレビで「紅白歌合戦」を鑑賞することにしました。「スーパー銭湯」出身のグループのことは筆者にも分かります。

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しばらくは"CH1"と”CH7”を行ったり来たり!

午後10時から 『孤独のグルメSP 沖縄初上陸!"探さないでください"』 が始まりました。これも大晦日恒例の特別番組です。主演の井之頭五郎さんが年末になると必ずハプニングに巻き込まれるのがお決まりです。これまでは韓国の釜山へ緊急出張したり、自分の小さな車に大きな蟹の看板を積んで東京から北海道まで移動したりしています。

今回は都会のゴタゴタから逃れて沖縄で年末を過ごすことにした五郎さんです。沖縄の美味しい料理を満喫しながら、やはりハプニングに巻き込まれてしまいます。今回は歌とダンスのグループ一行と堤防上で遭遇した五郎さんは怪我をしたグループの運転手(マネージャー?)の役目を代行することになりました。

そして、グループの引き立て役として太鼓持ちのような役まで引き受けさせられてしまいます。方法の体で一行から逃げ出しますが、安心したのはほんの僅かです。怪我を押して車で移動しようとしている一行の運転手と再遭遇。心優しい五郎さんはその代行として台湾へ大きな荷物を届けることになりました。任務を完了して、台湾料理と夜市をたっぷり楽しむ五郎さん!目出度しめでたし!!

午後11時30分からは「生放送ジルベスター 年越しカウントダウン」が続きました。カウントダウン曲を楽しみにしていましたが、孫娘からパソコンについての質問が寄せられたため、カウントダウン曲が終わるシーンを見逃してしまいました。コンサートの後半を楽しんでから午前0時30分過ぎに就寝。

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元日は午前7時ころに起床。テレビ東京では早朝から「孤独のグルメ元日!」(説明:11時間を超える再放送番組)が放送されました。しばらく観たあと、午前7時30分にはTBSテレビへチャンネルを切り替えました。毎年、元日には「ニューイヤー駅伝」の中継が放送されるのです。

午前8時ころには元旦とお節とお雑煮です。元旦の挨拶をして賑やかな朝食が始まりました。

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同居者が手作りしたヒレカツが大晦日に続いて食卓に並んでいます。元旦の朝食も賑やかです。

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今年のお雑煮はいつもと違います。入っている具や餅がはっきりとは確認できないのです。

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確認すると切り餅が二切れと鶏肉、キノコ、青菜などでした。新しいメニューを作ったようです。

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お節から小皿へ少しづつ取り分けました。


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薄味で上品なお節です。今年も穏やかな年であることを願いました。

午前9時15分に「ニューイヤー駅伝」(正式名称:全日本実業団対抗駅伝競走大会)が群馬県庁前でスタートしました。1区は混戦でしたが、2区で抜け出したトヨタ自動車が終始安定した走りで首位を守りました。午後2時過ぎ、2位以下に2分余りの差を付けてトヨタ自動車(2・5・6区で区間賞を獲得)が優勝、2位はHonda、3位は旭化成でした。

トヨタ自動車とHondaと並んで優勝候補とされた富士通は後半追い上げましたが1区の出遅れが響いて9位と低調な成績です。4位の黒崎播磨と5位の三菱重工が検討したことが目立ちましたが、概ね順当な結果だったと思われます。なお、今夜7時から「ウイーンフィルニューイヤーコンサート2024年」が始まり、明日の午前8時には「箱根駅伝」がスタートします。賑やかな正月はまだ続きます。

テレビが空いたと思った同居者はNHK BSP4Kで放送中の「街角ピアノ スペシャル:ハラミちゃん パリを行く」を観始めました。筆者が心積もりしていた午後2時30分から日本テレビで放送される「元日から夜ふかし 村上&マツコと大爆笑2024」(予告編)は自室のテレビで看ることに。

午後4時過ぎに筆者のスマホンに常時インストールしている「地震予報」の警報音が鳴りました。北陸の能登地域で大型の地震が発生したようです。その後も頻繁に余震が発生したことで、テレビ放送は地震関連のニュース一色になりました。津波警報も続いています。注釈:主要テレビ局のなかでテレビ東京だけは通常番組にテロップを流すだけにしたのは、いかにも同社らしい合理的な対応です。

午後6時半頃になっても津波警報が出たままで、被害状況がほとんど報じられません。久しぶりに集まった家族で食卓を囲むことにしました。次の写真は第2弾(大人数用)のお節料理です。ただし、左上の大皿は同居者のお手製。

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午後7時になっても地震の情報を伝えるテレビ放送(Eテレ)の状況は変わりません。暫(しばら)くすると 『「ウインフィルニューイヤーコンサート」の放送は1月6日(土)午後2時からに延期する』 旨のテロップが流されました。北陸地方でかなりの被害が発生していることが報じられ始めました。

そして、報道内容に大きな変化が無くなった午後9時ごろにはほとんどのテレビ局が通常の番組(テロップニュース付)に戻りました。注釈:NHKとTBSを除く

ところで、明日開催される予定の第100回を迎える「箱根駅伝」(正式名称:東京箱根間往復大学駅伝競走)は予定通りに開催されるのでしょうか。もし開催されるとしても生中継による放送は・・。なお、過去に発生した大地震では直後のスポーツ大会が中止された例があるようです。

今年こそ穏やかな新年を迎えたと思っていましたが・・。◇

2023年4月 7日 (金)

ブルーレイ・ディスクの運命は?

旧聞になりますが、124日にパナソニックが20232月をもって録画用ブルーレイ・ディスク(BD)全品種の生産を終了すると発表しました。大手企業のこの突然の発表に驚いてその背景を知りたくなりました。販売を開始した2006年以来、16年以上にわたる長い歴史に幕を閉じると言うのです。歴史がより古いDVDについての休止報道であれば筆者にも理解できますが・・。実はダビング用BDの生産終了は筆者にも甚大な影響があります。

古いブログ記事にも書きましたが、ビデオ・コンテンツのコピーはVHSテープに始まり、次いでDVD、そして現在はBDと変遷しながらこの35年余り続けています。切っ掛け1986年に放送を開始したNHKの衛星放送(BS-11のアナログ・ハイビジョン)に加入したことで、高品質のビデオコンテンツ、特に国内外の映画をコピー保存することにしたのです。それまではアナログ地上波の放送が主でしたから品質に大きな差があります。 

1989年からは移住先のアメリカで映画のダビングを続けました。5年後に帰国した時に衛星放送のWOWOWにも加入したことでダビングのペースが上がりました。その間にBSアナログ放送はBSディジタル放送に移行していました。現在のディジタル衛星はNHK BS1NHK BS プレミアム、民放5社のBS放送、WOWOW、その他が存在します。最近は4K放送と8K放送も始まっています。その内、有料放送はNHKWOWOWなど。(詳細は略) 

テレビ放送の番組を録画する方法はBD/DVDの他に、録画再生機(HDD内蔵)およびテレビの外付けHDDが主流でしょう。BD/DVDディスクは枚数を増やすことで多くのコンテンツに対応することができます。消去/再録できるディスクであれば自由度が高まります。録画再生機のHDDは消去/再録が自由ですが、録画できる容量には制限があり、テレビの外付けHDDは他のメディアへ内容(コンテンツ)を移動できない制約があります。つまりHDDは最大容量以上には録画できないため、ライブラリ化するにはDVD/BDが便利なのです。 

あれこれと書きましたが筆者の映画ライブラリの危機が迫っているのかも知れません。BDの大手メーカーにはソニーや日立maxwells、ビクターなどがあり、当面は大丈夫のようです。それに海外ブランドの製品も日本国内で販売されています。レコーダのトップメーカーであるパナソニックがBDディスクの生産を終了する理由はよく分かりませんが、何やらきな臭い背景があるのかも知れません。 

最近は、サブスクリプションに加入して観たいときに動画サイトにあるコンテンツ(映画・ドラマ)にアクセスする方法が主流になったようです。あるいは、コンテンツを保存する場所としてクラウドを利用する方法へが主流になっているのかも知れません。250枚以上に増えた筆者のBDライブラリへの影響を注視して行きたいと思います。

2023年1月 2日 (月)

元日はニューイヤー駅伝とウィンフィルのニューイヤー・コンサート!

元旦は少し寝坊したため午前730分からのニューイヤー駅伝(第67回全日本実業団駅伝)のテレビ中継がTBSテレビ始まったところでした。例年通りにお雑煮を食べ終わると駅伝がスタートしました。レース展開をブログ記事に書くことが多いのですが、今年はスマホにメモすることなくテレビ中継をのんびり楽しむことに。届いた年賀状も落ち着いて読むことができます。 

とは言っても途中経過です。「花の4区」では2区で順位を一気に上げた三菱重工がトップで、トップとの差を詰めた2位がHonda、やや差を付けられた3位集団はGMOインターネットグループ・富士通・SGホールディングスの3チームです。「試練の5区」が近づいたところで連覇を目指すHondaが首位に立ちましたが、三菱重工が抜き返し、両チームのデッドヒートが続きました。今年も面白いレースになりそうです。 

そして、ニューイヤー駅伝の結果は優勝がHonda2位富士通、3位トヨタ自動車、4位三菱重工、5GMOインターネット、6SGホールディングス、7SUBARU8位中電工でした。以上が入賞チームです。しかし、2009年にシード権が廃止されていますから、今回入賞したチームも11月の予選会を勝ち抜くことが次回大会に参加する必須条件です。注釈:箱根駅伝との違い

駅伝が終わってしばらくすると同じ区内に住む長男の家族が年始の挨拶に来てくれました。いつも通りに昼時を大幅に過ぎていますが全員で正月の食卓を囲みました。筆者には遅い昼食で、来訪者には早い夕食です。

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取り分けてもらった筆者の料理

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午後7時からはウィンフィル(ウイーン・フィルハーモニー管弦楽団)のニューイヤーコンサートです。NHK Eでウィーンの楽友協会から生中継されます。今回の指揮者は10年ぶり3回目の登場となるオーストリア出身のフランツ・ウェルザー=メストです。珍しいことに今回演奏する15曲のうち14曲がニューイヤーコンサートでは初めての選曲とのこと。

隠れウィンフィルファンである筆者はアンコール曲も新しい曲に変更されないか気に掛かります。なお、新型コロナウイルス禍が一段落したためNHKのゲストが3年ぶりに現地で参加しました。 

ウィンフィルの調和のとれた演奏と美しい音色は例年通りですが、筆者が知らない曲ばかりで少し退屈になりました。第2部(後半)ではバレーとの共演がありました。ラクセンブルグ宮殿(説明:ウィーンの南にあるハプスブルグ家の離宮の美しい景色が背景になりました。

筆者の憶測ですが秋ころに事前撮影した映像と思われます。なお、メルク修道院でもバレーダンサーが踊りました。ちなみに、バレーのシーンを同居者が毎年楽しみにしています。 

3時間の中継番組の終盤になって指揮者へ花束が手渡されましたから、いよいよアンコール曲です。その最初の曲はなんと「山賊のギャロップ」。画面上にもアンコール曲と表示されました。これは一大事です!!

それでも2曲目は「美しき青きドナウ」でした。鳴り止まない観客の拍手に押されて「ラデツキー行進曲」も演奏されました。これで一安心です。ニューイヤー・コンサートのアンコール曲は不文律により変更できないと思っていましたが・・。

私見です。指揮者の個性が良く出た秀逸な演奏会だったと思います。なお、フランツ・ウェルザー=メスト氏は世界で活躍し高く評価される指揮者で、強い個性が逆にバランスの良い演奏に繋がっていると思いました。 

なお、第2部の途中で長男の家族は自宅に帰りましたから、わが家に静けさが戻りました。ウィンフィルのニューイヤー・コンサートを最後まで楽しみました。

                             ☆ 

明日(1/2)と明後日(1/3)は箱根駅伝が予定されていますが、今年は都合により記事の投稿を休止します。

2022年1月 4日 (火)

正月の三が日も引き続きテレビ中継観戦(箱根駅伝復路)

1月3日も午前7時から日本テレビで「第98回箱根駅伝」が中継されました。天気は前日と同じ晴れ、気温は-1.2C。富士山は中腹に靄(もや)が漂っています。テレビ放送ではトピックスの紹介の後、午前8時に復路がスタートしました。往路の時間差に合わせて各チームのスタート時間が調整されます。たださ、トップとの時間差が10分を超えたチームは10分後に一斉スタートです。

【6区】
往路1位の青山学院に続いて同2位の帝京大学、3位の駒沢大学が次々とスタートしました。5校が一斉スタートですが、東京大手町のゴールを目指します。なお、10分以上遅れたチームはその差が復路の時間に加算調整されるのです。

6区の山下りはスピード区間ですが、まず最高地点までの上り坂を上手く登る必要があります。5チームが一斉スタートした午前810分にはトップの青山学院は芦ノ湖畔から上り坂に入っていました。最高地点を過ぎた5km地点では2位帝京大学は253秒差、3位駒沢大学は336秒差で、青山学院が10秒前後差を拡げています。

下り坂に強い選手を配した青山学院はさらに差を拡げて、小涌園前(9.1km地点)で2位帝京大学は236秒差、駒沢大学は32秒差といずれもトップを追い上げます。

2位帝京大学との差は宮下で234秒、大平台で2位駒沢大学とは259秒。上位が大きく変化しています。芦ノ湖をスタートした時には245秒でしたから青山学院が10秒余り詰められたことになります。2位争いに順天堂大学も加わって三つ巴状態になりましたが、函嶺洞門の手前で順天堂大学が前に出ました。函嶺トップの青山学院は湯本駅前を通過。

小田原中継所の順位は1位青山学院、318秒差の2位は駒沢大学、323秒差の3位は順天堂大学、4位帝京大学。中央大学が6位から5位へ順位を上げています。

【7区】
6区では2位以下が目紛(めまぐる)しく順位を入れ変えましたが青山学院は2位との差を広げて7区に入りました。テレビ中継は2位以下のレース展開に注目するため青山学院の姿は映りません。日テレのサイト「速報マップ」でトップの場所を確認。全チームが中継所を通過したところで快速する青山学院が映りました。

中盤10km地点を過ぎたところで順天堂大学が駒沢大学を捉(とら)えて2位に上がりました。二宮(11.8km地点)の松並木では2位順天堂大学は337秒差、3位駒沢大学は340秒差と小田原中継所の通過時より20秒前後も差を広げます。2位以降19位までは僅差で並んでいますから順位が入れ変わる可能性がありまし。20位の日体大が少し遅れました。19km地点で駒沢大学が順天堂大学を抜き去り2位に順位をアップ。

平塚中継所の通過順位は1位青山学院(区間賞)、451秒差の2位が駒沢大学、4分 52秒差の3位順天堂大学、以下 帝京大学、中央大学、東京国際大学の順です。

【8区】
8区は戸塚中継所までの難しい上り坂の区間ですが、まず湘南海岸線を走ります。2位の駒沢大学と3位の順天堂大学が7kmほど並走。茅ヶ崎(6.9km地点)では並走した2位と3位がトップと441秒差で通過し、平塚中継所の通過時より10秒短縮しました。636秒差の4位は創価大学と帝京大学。

青山学院は藤沢市の中心部へ向かう上り坂に差し掛かりました。湘南海岸線では東京国際大学が追い上げて順位を帝京大学と創価大学を追い抜き4位に、中央大学は帝京大学を抜いて6位、順天堂大学が駒沢大学を抜いて2位と、上位グループの動きがありました。青山学院は藤沢橋を越えて遊行寺坂(15.9km地点)を上ります。戸塚中継所まで5kmです。

順天堂大学がトップを追い上げます。遊行寺坂では2位順天堂大学は431秒差、3位駒沢大学は515秒差です。順天堂大学は茅ヶ崎通過時よりトップとの差を10秒短縮。2人抜きの中央大学が3位に順位を上げました。

戸塚中継所の通過順位は1位青山学院、432秒差の2位は順天堂大学、726秒差の3位は中央大学、以下 東京国際大学、創価大学、駒沢大学、帝京大学、東海大学の順です。

【9区】
レースは9区に移りました。テレビ画面に青山学院は映りません。「速報マップ」を確認すると順調に戸塚の街を走っているようです。それを順天堂大学が3分差で追い、少し遅れた3位以下は団子状態です。テレビ画面に映った青山学院のデータから安定したペースで走っていることが分かりました。

青山学院は権太坂を順調に通過。3位争いが東京国際、中央大学、創価大学の3チームで始まりましたが創価大学は後退し、駒沢大学が追い上げます。権太坂の通過順位は521秒差の2位順天堂大学、755秒差の3位は中央大学、以下東京国際、創価大学、駒沢大学。

青山学院が横浜駅前(14.7km地点)を通過。鶴見中継所まで8.4kmです。3位争いの東京国際と中央大学は中央大学がスパートして一気に差を付けました。通過順は2位順天堂大学は(621秒差)、3位中央大学、4位東京国際、5位駒沢大学。

鶴見中継所で青山学院が襷(たすき)を渡しました。1時間715秒の区間新記録です。2位は756秒差の順天堂大学、3位は843秒差の中央大学、以下 駒沢大学、国学院大学、東京国際、東洋大学、東海大学。

【10区】
10区は青山学院が2位に8分近い差をつけたことで首位争いは無風(波乱のない)状態になりました。一方、今回もシード権(10位以内)争いに関心が集まりました。2位の順天堂大学が六郷橋を渡るころにはトップの青山学院は京急蒲田駅前を通過。次いで大森海岸駅、立会川駅、鮫洲駅、青物横丁駅、新馬場駅、北品川駅など京急の各駅の近くを通過すると品川駅に近い新八つ山橋です。

新八つ山橋の通過順位は1位青山学院、857秒差の2位は順天堂大学、109秒差の3位中央大学、次いで駒沢大学、東京国際、東洋大学、東海大学。

青山学院は田町を通過して日比谷通りに入り、皇居のお濠端を北上した馬場先門を右折して中央通りへ向かいました。その頃、3位争いで駒沢大学が中央大学を追い抜くと、中央大学が抜き返します。青山学院は東京駅八重洲口前を通過。駒沢大学が中央大学を再度追い抜きました。

いよいよレースがフィナーレを迎えます。青山学院が日本橋北詰交差点を左折して大手町へ向かいました。ゴールは目の前です。青山学院が大会新記録で総合優勝。2020年に自チームが樹立した開会新記録を141秒も縮めた素晴らしいレースでした。

2位は1051秒差の順天堂大学、3位は1115秒差の駒沢大学、4位は東洋大学、5位は東京国際、次いで中央大学、創価大学、国学院大学、帝京大学でした。以上の9校と10位の法政大学がシード権を獲得しました。

今回はレース全体を通して青山学院の強さを示した大会でした。また、箱根駅伝の名門である中央大学の復活も朗報です。◇

2022年1月 3日 (月)

正月の三が日も引き続きテレビ中継観戦(箱根駅伝往路)

1月2日は午前7時から日本テレビで「第98回箱根駅伝」が中継されました。トピックスの紹介を行なった1時間後の午前8時にレースがスタート。

【1区】
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区は前年のスローペースとは異なりハイペースのレースになりました。トップグリープを引っ張っていた中央大学が中盤でスパートして独走態勢のまま六郷橋を超えて鶴見中継所で襷(たすき)を渡しました。見事に区間新記録を達成。2位駒沢大学には39秒差。

【2区】
2区では横浜駅付近でトップ中央大学を追い抜いた駒沢大学が素晴らしい走りを見せてトップに踊り出ると権太坂で2位青山学院に49秒さをキープ。東京国際大学は117秒差の3位。そのまま戸塚中継所へ。2位の青山学院に12秒の差をつけました。

【3区】
3区は青山学院と東京国際大学がトップの駒沢大学を追い上げて茅ヶ崎付近で駒沢大学を捉えて追い抜いた青山学院と東京国際大学がしばらく並走しました。平塚中継所の3k手前で青山学院がスパート。タイミングが少し早いと思われましたが12秒差で青山学院がトップで平塚中継所を通過。東京国際大学(12秒差)と帝京大学が続きました。

【4区】
4区はそのまま大磯を通過しましたが、國學院大学が帝京大学を捉えて3位に上がりました。トップの青山学院はスムーズな走りで2位との差を広げ、9.1km地点の二宮では11秒になりました。青山学院は東海道の松並木を順調に走ります。ほぼ無風状態も幸いしているようです。酒匂橋を越えても上位の順位は変わりません。注釈:日テレのサイトにある「速報サイト」でリアルタイムで順位を確認

小田原中継所は市街地から少し登った蒲鉾の「鈴広」にあります。市街地を抜けるところで創価大学が帝京大学を追い抜きました。区間を通して2位との差を広げ続けた青山学院がトップて小田原中継所を通過。2位は137秒差の東京国際大学、3位は146秒差の国学院大学、4位は250秒差の帝京大学、5位は252秒差の創価大学でした。

【5区】
5区の山登り区間の序盤で国学院大学が2位に上がりました。これに東京国際大学と帝京が続きます。大平台での通過タイムは青山学院が差を広げたことで、2位国学院大学が158秒差、3位東京国際大学が224秒差、4位帝京大学と駒沢大学が237秒差。

宮下を過ぎたところで帝京大学が東京国際大学と国学院大学を追い抜いて2位に上がり、中央大学が順天堂大学を抜いて5位に上がりました。駒沢大学が国学院大学を抜いて3位に。

国道1号線の最高地点(874m)を過ぎて下り坂に入りました。芦ノ湯では2位との差は256秒。強い風が選手に吹きつけます。青山学院は坂を下り終えて芦ノ湖畔に出ました。

元箱の往路ゴールに青山学院大学がトップで入りました。237秒差の2位が帝京大学、328秒差の3位が駒沢大学、4位が国学院大学、5位が順天堂大学、6位中央大学でした。

青山学院大学と帝京大学が終始安定したレース展開をしたことが印象に残ります。復路の展開についても楽しみです。(続く)

2022年1月 2日 (日)

正月の三が日も引き続いてテレビ中継観戦(元日編)

元日は「ニューイヤー駅伝」で始まりました。正式名称は「第66回全日本実業団対抗駅伝競技大会」です。午前730分にTBSテレビで昨年のハイライトと今年の各チームの紹介が現地からの中継を交えて紹介されました。

注目チーム(下馬評価)としては前年に優勝した史上最強メンバーを擁する富士通がトップ、次いで伝統がある旭化成、初優勝を狙うHondaと紹介されました。昨年2位のトヨタ自動車も有力でしょう。

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元旦と言えば、筆者宅では着物(和服)、そしてお雑煮とお節(せち)です。

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1時間半後の午前915分に「ニューイヤー駅伝」のレースがスタート。上州(群馬県)の空っ風が吹き荒(すさ)んでいます。第一区はスタート地点の群馬県庁から高崎中継所までのなだらかな下り坂が続く12.32kmです。27チームがスタートして間もなく旭化成が集団を引っ張り、3km地点に差し掛かると集団が縦長になりました。

富士通が旭化成に密着し、Hondaがこれを追います。6km地点が近づくと集団は一つの塊になりました。8km地点でも集団に変化はありません。

スピードが上がったことで10km地点では再び縦長の集団に変わりました。ここでHondaが飛び出してトップに立ちましたが、YKKがこれを抜き去りました。高崎中継所の通過順位は1位はラストスパートした九電工、3秒差の 2位はYKK、同タイムの3位は富士通、4位はトップと4秒差の旭化成。

第二区は前橋市の公田中継所までの8.3km。緩(おだ)やかな下り坂ですからスピードレースが予想されます。外国人選手がスピードレースを展開しました。YKKと九電工が先行し、SUBARUGMOインターネットグループが続きます。旭化成とHonda、そして富士通は大きく順位を下げました。

1位は終盤に飛び出して2位との差を付けて区間賞に輝いたSUBARU、2位はYKK、3位が12人抜きのトヨタ紡織、4位マツダと順位が激しく入れ替わりました。

第三区は伊勢崎中継所まで13.6kmの下り坂が続きます。三菱重工が区間新でトップに、旭化成が2位に躍進。3位はトヨタ紡織、4位はマツダ。SUBARU6位に後退。

第四区は太田中継所までの22.42kmと長い距離で、長い下りの後、短い上りが続きます。向かい風の影響を強く受けるコースで、各チームのエースが集まっていて花の4区と呼ばれます。トヨタ自動車が3位に上がり、SUBARU4位に戻し、日立物流と黒崎播磨が上位に進出。

YKKHonda、富士通など6チームが10位集団を形成しました。黒崎播磨が2位に。Honda5位へ順位をあげました。1位三菱重工、2位黒崎播磨(区間新)、3SUBARU4位トヨタ自動車、5Honda

第五区は桐生中継所まで続く15.84kmの上り坂(高低差60m)です。三菱重工のトップは変わりません。それにSUBARU、トヨタ自動車、黒崎播磨が続きますが、Honda2位グループへ躍進。しかし、トップとの差は220m。渡瀬川を渡ります。旭化成は5位に上がりました。21秒差の2SUBARU3Honda4位黒崎播磨、45秒差の5位が旭化成。

第六区は西久保中継所までのアップダウンが多い12.12kmです。序盤に旭化成が4位に順位を上げて先行する三菱重工、HondaSUBARUを追い上げます。中盤ではトップの三菱重工を2位のHonda SUBARU12秒差まで追い上げて波乱が予想されます。8.4km地点でHondaが三菱重工を一気に追い抜きトップに立ちました。4位の旭化成も追い上げます。

10km地点では4チームが僅かの差で競り合うことになりました。1Honda16秒差の2SUBARU、32秒差の3位三菱重工 、42秒差の4位旭化成、5位黒崎播磨、6位トヨタ自動車。

第七区はゴールの群馬県庁まで下り坂の後に上り坂がある15.49kmです。Hondaはアンカーが余裕ある走りで2位との差をじわじわと広げますが、その後SUBARUは逆に差を縮めます。中盤になっても1Honda2SUBARU5-10秒差でゴールを目指します。1分以上の差ができた3位旭化成と4位三菱重工は少し置いていかれたようです。

9.3km地点では1位と2位な差は16秒に広がりました。Honda2位との差をさらに広げて独走態勢にでゴールをまで4km弱の地点を通過。3位グループとは差がさらに広がったようです。総合順位は以下の通りです。1Honda、1分5秒差の2位はSUBARU143秒差の3位は旭化成、4位三菱重工、5位トヨタ自動車でした。Hondaが初優勝を飾った大会になりました。

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午後2時半にはテレビ東京へチャンネルを変えて「孤独のグルメイッキ見 season 9」(2021年年7-9月放送分)を観ました。途中からでしたから7話〜12話だけです。この最新のシリーズは内容を覚えているものばかりですからメモは取らずに楽しむことにしました。なお、7話は昨年830日にブログ記事として掲載しています。

今年もチビ助くんとチビ恵ちゃんの一家が手土産を持って年始の挨拶に来てくれました。お年玉を渡した後は全員で楽しく夕食を楽しみました。

                             ☆

夜はウィンフィルのニューイヤー・コンサート2022です。午後7時からNHK Eテレがオーストリアのウィーンにあるウィーン学友協会大ホールからの生中継を行いました。今回は巨匠のダニエル・バレンボイムがウィンフィルを指揮します。アルゼンチン出身(現在はイスラエル国籍)のピアニスト兼指揮者です。

1942年生まれの79歳。ピアニストとして名声を挙げてから各国のオーケストラを指揮し、シカゴ交響楽団音楽監督やベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の名誉指揮者の称号を受けています。2009年と2014年の元日にウィンフィルのニューイヤー・コンサートを指揮して以来3回目のようです。

曲目:
〈第1部〉フェニックス行進曲(ヨーゼフ・シュトラウス)、ワルツ「フェニックスは羽ばたく」、ポルカ・マズルカ「海の精セイレーン」、ギャロップ「小さな広告」、ワルツ「朝刊」、ポルカ・シュネル「ちょっとした記録」

〈第2部〉喜歌劇「こうもり」序曲(ヨハン・シュトラウス2世)、シャンパン・ポルカ(ヨハン・シュトラウス2世)、ペルシャ行進曲(ヨハン・シュトラウス)、ワルツ「千一夜物語」(ヨハン・シュトラウス2世)、ワルツ「夜遊び」 (カール・ミヒャエル・ツィーラー)、性格的小品「ハインツェル」、ポルカ・フランセーズ「ニンフのポルカ」 (ヨーゼフ・シュトラウス)、ワルツ「天体の音楽」(ヨーゼフ・シュトラウス)

〈アンコール曲〉ポルカシュネル「狩」(ヨハン・シュトラウス)、「美しく青きドナウ」(ヨハン・シュトラウス)

管弦楽:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 
指揮:ダニエル・バレンボイム
バレエ:ウィーン国立バレエ団

[感想] ダニエル・バレンボイムさんとウィンフィルの一体感を感じ演奏に感銘をうけました。加えて、「美しく青きドナウ」の演奏を一時中断した上での彼のメッセージ性が印象的です。また、このご時世に配慮したのか、大ホールに飾られた生花装飾が例年より控えめであることは理解できますが、シェーンブルン宮殿内でのバレーは舞台は華やかでしたが纏(まと)まりと美しさにはやや不満でした。ただ、世界一古いスペイン式馬術学校での騎馬隊演技の見事さは印象に残りました。◇

2022年1月 1日 (土)

2021年の大晦日はテレビ漬けで過ごす!

今年もついに大晦日(おおみそか)を迎えました。一部の例外を除いてテレビ番組に関心がない筆者は大晦日だけをテレビ鑑賞だけで過ごすことにして、筆者の好きな番組をまとめて放送するテレビ東京にチャンネルを合わせました。

                             ☆

まず、「孤独グルメイッキ見」(午前745分〜午後130分)です。Season 62017年放送)の前半戦で放送された3話から9話(順不同で放送)と2021大晦日SPのメイキング映像を一気に観ることができました。

ブラインドを閉めていたため気付きませんでしたが、いつの間にか雪がチラついていました。天気予報のアプリが教えてくれたのです。

                             ☆

次いて放送されたのは、「出川哲朗の充電させてもらえませんか?」の"ゆけ絶景高千穂から九州横断で別府温泉"と元旦は4時間SPだおめでたパワスポ街道"ヤバイよヤバイよ"の予告編(午後130分〜午後4時)でした。出川さんらしくハチャメチャな内容ですが温かい気持ちにさせてくれました。阿蘇山のカルデラ黒川温泉などに立ち寄りました。

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その後は「第54回!大晦日恒例年忘れ日本の歌〜大晦日に本当に聴きたい100曲〜」(午後4時〜午後10時)です。同じ時間帯にNHKテレビで放送される「紅白歌合戦」に出演する歌手たちが見覚えのない若者ばかりであるのに対して、テレビ東京の番組には昭和を代表する歌手たちが多数登場しました。従来の大晦日らしい番組です。

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午後10時からは孤独のグルメSP初の年忘れムービー「新鮮贅沢カニ刺し身、寒さ吹っ飛ぶぼたん鍋、新たな名物!鶏焼き肉、レトロな相棒と目指せ東京㊙︎ゲスト登場!?」が始まりました。サブタイトルが何やら意外な料理の取り合わせを示しています。

[あらすじ]

京都出張で訪れた舞鶴市の海鮮市場で「舞鶴かに焼き」に舌鼓を打つ井之頭五郎さん。京鰆(さわら)の刺身も。蟹の美味しさに大満足。次いで、京都府伊根町を訪れます。関心を持っていた舟屋を見ることができました。しかし、訪れた舟屋の主人からお土産を貰ってしまった五郎さんは相手からの頼みごとが断れません。

イギリスの自動車メーカーBMC社(現在はBMW社の傘下)のMINI (マニュアル車)を東京まで運んで欲しいというもの。スピードが出ないので高速道路は使わない方が良いと言われる。長身の五郎さんはMINIに乗り込むだけで一苦労だ。

取り敢えず京都駅まで走ることにする。天橋立を通過したもののナビがないため道に迷って山の中へ。そこで、ぼたん鍋屋の「奥栄」を見つけました。五郎さんはそこが兵庫県の丹波篠山であることを知ります。京都府の綾部市へ向かうべきところを同福知山市へ逸れた模様です。

「ぼたん鍋」と「山芋のとろろ」を注文する。山芋を火が通った鍋に入れて「ぼたん鍋」を完食。道に迷ったことに感謝する五郎さんですが、この後とんでもないことに巻き込まれることになってしまいます。(以下省略)

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孤独のグルメを堪能した後の午後1130分からは「生中継ジルベスター"午前0時の奇跡・・・"ベートーベンの名曲で年越しカウントダウンが始まり午前045分まで続きす。

今回は、すぎやまこういちさんの交響組曲『ドラゴンクエストⅣ』より「序曲」が東京フィルハーモニー交響楽団の演奏で始まりました。東京オリンピックの開会式でも演奏されたそうです。次いでリストのピアノ協奏曲第一番第一楽章はリストらしい華麗な曲を阪田知樹さんが見事に演奏。さらにアンドリュー・ロイド・ウェバーの『レクイエム』より「ピエ・イエズ」をソプラノの小林沙羅さんが歌いあげました。チェロの宮田大さんも参加。

そして、今回のカウントダウン曲はベートーヴェンの『エグモント』序曲。重厚で店舗の変化が激しいことで難しいと思われましたが、指揮者の原田さんはさんはためらうことなく指揮棒を振り続けました。そして10秒前から曲のフィニッシュに入り、午前0時丁度に終了し、カウントダウンを見事成功させました。

これを見届けた瞬間、筆者を睡魔が襲ってきました。朝の745分から16時間余りにわたって連続視聴して新年を迎えるテレビ三昧の大晦日だったからでしょう。続きは録画で見ることにして就寝することにします。◇

2021年11月29日 (月)

テレビ東京の「ガイアの夜明け」で紹介された鮮魚店「角上魚類」を訪れる!

テレビ東京で1112日に放送された日曜スペシャル番組「ガイアの夜明け」を見ました。聞き慣れない「角上(かくじょう)魚類」は『安くて旨い魚を!』 をスローガンに躍進している新潟県長岡市寺泊の鮮魚店で、京浜地区を中心にチェーン店を22店舗展開しているそうです。

番組では新鮮で安価な商品を提供するために各地の漁港での魚の調達方法と高速道路を利用した迅速な輸送を紹介し、ウイズコロナ時代に適したモデル店舗となる相模原店の改装(2021年11月2日オープン)で具体的に説明しました。その中の目玉である魚の無料おろしサービスや顧客の利便性を考えて拡張したスペースで新たに肉の販売も始めたことにも言及。

                             ☆

筆者は「相模原店」ではなく大和市にある「つきみ野店」に出かけることにしました。昼間は絶えず渋滞している国道16号線を走る必要がないからです。いつもより混雑している国道246号線の下り線を「東名入口交差点」の次にある立体交差の「目黒交差点」まで走り、ランプの先で右折して八王子街道(県道56号線)に入りました。八王子街道は国道16号線の旧道です。ただ、この交差点は八王子街道の通行量が多いうえ、五差路のようになっているため、右折するまでにかなりの時間(10分ほど)を要しました。

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余談です。このエリアは東京都町田市と神奈川県横浜市が接しているため、国道246号線を走行していると東京都と神奈川県を行ったり来たりします。また、目黒交差点は町田市から横浜市に入ったところにありますが、鶴間橋で境川を渡ると神奈川県大和市に入ります。次の写真は市境にある鶴間橋から見た大和市方面です。

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1km余り進むと左手に総合スーパーマーケットの「つきみ野生鮮市場」が見えてきました。3階建ての建物の外壁にはいくつもの店舗の看板が見えますが、その中の1つが「角上魚類 つきみ野店」です。

県道56号線から脇道(市道)へ逸(そ)れると左手に駐車場がありました。これは第2駐車場で、「つきみ野生鮮市場」の正面には第1駐車場があり、合計205台の収容能力があるそうです。

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第2駐車場は住宅に囲まれています。

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市道を横断して建物の正面に出ました。横に長い建物は"AEON"の系列会社が運営する食料品店"Max Valu Express"(マックスバリュの小型店舗/概ね500坪以下のマックスバリュ)、「青果 菜果善(さいかぜん)」、「はなや」、「精肉店 大久保」、「鮮魚店 角上魚類」と5つの専門店の看板が並んでいます。なお、この2階建ての部分が202010月に増築およびリニューアルオープンされたエリアのようです。

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右手の入り口付近には「PCデポ」の看板が目立ちます。2階あるいは3階に店舗があるのでしょうか。

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事前に得た情報によると「角上魚類」は鮮魚・穴子・牡蠣・蟹・刺身・寿司・天ぷら・海鮮天丼・弁当などを販売しているそうですが、刺身がとくにお勧めのようです。時にはマグロ解体実演販売も行われるとも。

入口を入ったエリアは「マックスバリュエクスプレス」です。野菜類に目が留まった同行者は『安いわ!』 といいながら里芋など何点かをショッピングカートのバスケットに入れました。同行者がちょっと満足したところで、「マックスバリュー」の奥のエリア(次の写真)を抜けて左手へと進み、「角上魚類」へ向かいます。

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前方に「角上魚類惣菜」の文字が現れました。何と、最初のコーナーには惣菜と弁当が並んでいたのです。「角上魚類」が大きな魚屋だと同行者に伝えてありましたが、入ったところが魚屋らしくないことに同行者は驚いていました。なお、左手奥の窓側にレジがあります。

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棚の上に『販売員がお取りします。一列で↓お並びください』 と書かれた注意書きが貼られています。衛生に配慮したための対応でしょう。

惣菜コーナーの角を右手に折れた次のコーナーには鮮魚や貝類などが写真に撮り切れないほど多種多彩な魚介類が並んでいました。なお、包装されていない魚介類を手に取りたい人のためにビニール製(正しくはポリエチレン製か?)の手袋が多数用意されています。

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その奥を左に折れた場所には寿司と刺身のコーナーが続きます。

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中央のエリアは調理した魚介類が数え切れないほどケースに並んでいましたが、同行者の目に留まったのは生食用の牡蠣(かき)、彼女の大好物なのです。

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同行者は筆者の希望も聞きながら次々とバスケットに商品を入れて行きます。

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同行者は普段使いの近くのスーパーと比較しながら、品数・鮮度・価格のいずれもにおいて「角上魚類」が明らかに優れていると言います。加えて、『近くにこの店があると良いのに!』 とも。

「銀鮭の西京漬け」は日持ちするので便利な食材だと同行者が選びました。

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筆者は同行者の誘いに乗って好きな「鯖寿司」ならぬ「さばバッテラ寿司」をショッピングカートのバスケットの中へいれました。帰宅後に食べると、「さばバッテラ寿司」は「鯖寿司」(説明:鯖の身をそのまま使う巻き寿司)と呼んでも良いほど肉厚で美味しい「押し寿司」でした。

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レジでの会計は「マックスバリューエクスプレス」と「角上魚類」が共通ででした。そして、支払方法は現金または主要クレジットカードのいずれかですが、同行者は現金払いを選びました。なお、電子マネーやQRコードには対応していません。

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気に掛かっていたことですが、「角上魚類」では氷サーバーが設置してあり無料で利用できました。常連客は保冷バッグを持参しているようですが、筆者たちのような一見(いちげん)さんには氷が無料とは有り難いサービスです。

多めに貰った氷をビニール袋に詰めておけば、直射日光が当たらない場所なら、2-3時間は大丈夫でしょう。この後はランチのために横浜市内へ移動しますから、購入した生ものの保管に十分配慮したのです。◇

2021年9月 6日 (月)

鳥人間コンテスト2021を観る

昨年は中止された「鳥人間コントスト」が今年はこれまでと同じ滋賀県彦根市の松原水泳場で7月31日と8月1日の両日にわたって無観客で開催され、その記録映像が92日午後7時から読売テレビ(日本テレビ系)の特別番組「鳥人間コンテスト2021」(33回目)として放送されました。

人力プロペラ機部門では飛行距離が年々伸びて2019年に60㎞と最高記録が更新されたことで、開催が中止された昨年(2020年)を経て、今回(2021年)はこれまでにないルールが設定されました。それはプラットフォームから2つの目標ポイントを往復する長距離ルートの設定です。

具体的には、一つ目のポイントである竹生島までの往復距離が35km、もう一つは琵琶湖の南エリアに置かれたポイントを往復する35km、計70kmのコースになったのです。

ここからは実況中継風にコンテストの経過と結果を説明します。

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11機が参加した人力プロペラ機部門から番組が始まりました。1番目のチームである大阪工大のプロペラ機はギアに異常をきたして異音を発しながら高度を下げ、3kmを過ぎたところで着水。直前に『ギアが空回りしている!』 とのパイロットの悲鳴。4,234.68mの記録でした。

2番目は自宅が作業場である個人が登場。学生サークルに属していた昨年は大会が中止になったため、今年はパイロットと二人体制で参加。安定した飛行を続けます。風に機体を揺さぶられて不安定な飛行になり着水。記録は1,226.88m

3番目は名古屋大学。離陸直後に風にあおられてバランスを崩したことで記録はわずか99.18m。次いで早稲田大学も同様に59.25m。5番目の京都大学は243.93m

大阪府立大学は1kmを超えたものの1,249.93m。北海道大学は1,9027m。風の影響なのでしょうか、ここまでの出場7チームはいずれも風の影響を受けたことで思うような記録を出せません。

ここで工学院大学が登場。練習フライト時の録画では若きパイロットの熱き想いが明かされます。スピッツのヒット歌まで話題に。フライトは順調であり、前途は明るいと思われましたが、突然でしたが尾翼が揺れ始め、記録は418.90mと予想外の結果

救出されたゴムボート上でパイロットの男性はリーダーの女性に告白。女性の答えは『嬉しいが、自分は代表であるから受け入れられない。でも君がいなかったら駄目だった。私も泣きそう。』と大人の言葉でした。

東京都立大学のパイロットは父親の夢を叶えることになるのでしょうか。今回では初めての安定した飛行を続けますが岸に近づき過ぎてしまう。しかし、冷静に舵を切って4kmを通過。高度が下がり始めてハラハラさせながら5kmを通過して記録は5,221.04m

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ここでプロペラなどの動力を持たない滑空機部門(12機が参加)に入りました。都立産技高専の記録は163.27m。続いた上智大学の女性パイロットは東京の老舗蕎麦店の看板娘。記録は78.39mと残念な結果でした。Iwataniクリーンエネルギーチームはスムーズなフライトで距離を伸ばして275.92mを達成。

歌手で滋賀ふるさと観光大使の西川貴教(たかのり)さんが、昨年来の熱き想いを語り、フライト人間の先輩(2人)から機体作りを教えてもらう。4時間で垂直尾翼を完成。次はグライダーの飛行訓練。とは言っても後部座席でしたが。西川貴教が作った尾翼を使う機体で機体製作を指導した女性が操縦しました。安定した状態で目標の300mには届かない199.98m

台湾生まれの女性パイロットの記録は46.51m。湘南工科大学はプラットフォームに接触して記録は測定不能。安定した飛行を見せた愛知総合工科高校の記録は153.73m。八幡浜工業高校のパイロットは退職した同校の元教師。記録は64.01m

徳島大学は女性2人で立ち上げたチーム。昨年は大会が中止されたため今年は最後のチャンス。目標は100m。記録は66.67m

学生強豪3チームが登場。東京都立大学は女性パイロット。美しいフライトでどんどん距離を伸ばしました。記録は451.12m3つの記録を更新しました。九州大学は鋭いスタートでしたが記録は161.54mと大方の予想と違って平凡なもの。

最後は最長記録を持つ日本大学です。元サッカー部のパイロットはその体力を活かせたのでしょうか。理想的なスタートをして湖面スレスレを飛行しましたが記録は265.47mと振るいませんでした。

優勝したのは451.12mを飛んだ東京都立大学の女性パイロットでした。女性パイロットとしては初の優勝です。2位はIwatani クリーンエネルギーチーム、3位は日本大学でした。

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人力プロペラ機部門に戻りました。伝説のチーム、チームエアロセプシーは大きくそれた進路を修正する中、高度調整に失敗して機体が大破したため、4,650.97mに終わりました。

2連覇中のBIRDMAN HOUSE 伊賀は素晴らしいスタートを見せました。追走するボートを振り切って快調にフライト。第一ポイントを転回してプラットフォームへ向かいます。しかし、南方向へ進路が逸れてしまったため、軌道を修正しながらプラットフォームを目指します。

必死の形相のパイロットは順調に判定ラインに到着しましたが、ここで旋回するのではなく着水することに。しかし、何ということでしょうか、そこは飛行禁止区域であったため無念の失格。

優勝は飛行距離が5,221.04mの東京都立大学でした。2位はチームエアロセプシー、3位は大阪工大。いずれも5,000m前後の記録で、予想外の低調な結果です。

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<視聴後の感想> 参加チームの熱い思いと強い風がフライトへ及ぼす影響が目立った「鳥人間コンテスト2021」(人力プロペラ機部門)でした。筆者は一ファンとして、次回(来年)のコンテストにはどのような改善策が織り込まれるかを期待しながら1年後を待ちたいと思います。

2021年8月30日 (月)

孤独のグルメ Season 9 第7話 新小岩の貴州家庭式回鍋肉と納豆火鍋

8月20日(金)24時12分からテレビ東京で放送された「孤独のグルメ Season 9 第7話 新小岩の貴州家庭式回鍋肉と納豆火鍋」を観ました。以下はその概略ストーリーです。

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注文された時計を納品するため西小岩を訪れた井之頭五郎は間に合ったことに安堵して、近くの「珍々」を訪れたが、夜だけの営業との貼り紙を見つける。そこで、別の客から依頼内容を訊くため隣駅である新小岩へ徒歩で向かうことに。隣駅とはいえ3kmほどあるため歩きくたびれて到着。その客はトレーニングジムの経営者で、丁度自身のトレーニング中であるためしばらく待たされることに。壁面に印象的なインテリアを飾りたいとの依頼を聞き、その場所をカメラで撮影した井之頭五郎はジムを出ようとする。しかし、経営者に呼び止められて、ランニングマシンで歩行訓練を20分もさせられる破目(はめ)になる。

歩き過ぎてお腹が減った井之頭五郎は探し回った結果、「貴州火鍋」の看板を見つけて店内へ。「麻辣(マーラー)火鍋」の文字も。井之頭五郎は食べ物でも汗をかこうと思ったのです。店内は2人用のテーブル席が3席とカウンター席が並んでいる入り口付近に比べると奥はやや広めで全28席。店員と客は中国語で会話していことからかなりディープな店のようだと思う井之頭。

メニューには中国語と日本語が並んでいますが、かなり難解な料理名ばかり。メニューの説明書きで貴州料理の特徴は発酵による旨味・酸味とこれでもかというほと幅広い唐辛子の料理法がもたらす奥行きのある辛さであることを井之頭は知る。井之頭は当てずっぽうて選んだのが、「干し納豆の火鍋(ガンドゥフォグォ)」(一人前)、「厚揚げの回鍋肉(貴州家庭式)」、「シェフのお任せ貴州の賄い前菜三種盛り」(ハーフ)、ご飯、ウーロン茶を注文。

最初に配膳された「三種盛り」はサービスで提供された一品を加え「四種盛り」になっている。「発酵らっきょうと水納豆の和物」はシャッキリした歯触りとさっぱりした味ではあるがラッキヨーの辛さがアクセントになっている。二品目の「コールラビと燻製肉炒め」も旨辛であるためご飯を追加注文して丼にして食べる。三品目の「コンニャクの和え物」はピリット辛い。サービスで提供された四品目は「鶏肉の糟辣椒(ズァオラージャオ)煮込み」も唐辛子が辛さと旨さを際立たせている。(説明:刻んだ唐辛子、ショウガ、ニンニクを、白酒や中国の麹と一緒に塩で漬けた発酵調味料)貴州のお袋の味と思う井之頭。ライスを先に貰って鶏肉丼として食べる。そして、ライスを追加注文して前菜をすべて載せた丼を作る。

次に配膳されたのは「厚揚げの回鍋肉(ほいこうろう)」(貴州家庭式)は甘い豚肉と厚揚げがたっぷり入った料理。井之頭は気に入る。これも丼にして食べる。

そしてメインの「干し納豆の火鍋」が登場。携帯ガスコンロに載せられたのは金属製の平鍋ではなく土鍋である。他の具材はすべて鍋に入れても良いと聞いた井之頭は火が通っている豚肉と干し納豆を少し味わったところで「野菜盛り」と「豚肉と干し納豆」を鍋に入れる。同じく干し納豆がたっぷり入った「つけたれ」が味のキーマンとのこと。ご飯は三杯目に。干し納豆が辛さを吸収。井之頭は辛さに驚くとともに旨さを感じる。四川料理とはまた違う辛さである。女将から「豆乳」がサービスされる。

店員の勧めで追加肉として「羊肉」を選び、干し納豆とともに食べる。『燃えよ、ドラゴン!!』 と心の中で呟(つぶ)くとともに、「豆乳」を飲みながら鍋を平らげる井之頭五郎。ここでも「丼飯」にして掻(か)き込む。大満足で店を出た井之頭五郎は貴州について調べてみようと思う。

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見ているだけで辛さに圧倒される貴州料理を筆者はテレビ画面を通して楽しみました。「孤独のグルメ」としては珍しいエスニック料理です。

貴州といえば、23年前の1998年7月と12月の2回、出張で貴州省の省都・貴陽市(当時の人口は約330万人)を訪れたことがあります。貴州省の予備知識としては、四川省と重慶市の南、雲南省の北隣に位置し、山岳地帯であることから山岳民族が1998年における人口約3,657万人の40%近くを占めていることでした。

現地では、『女性が働き者である反面、男性は怠け者が多い!』 と現地の人から聞きました。日中だというのに路傍に座っている男性を何人も見かけたことで筆者が尋ねたのです。当時は中国の中でも貧しい省の一つでしたが、中国の平均を上回る経済成長率を遂げて、最近の15年間でGDPが10倍に急増したそうです。

23年前の貴陽市のダウンタウンです。当時の中国の都市らしく、新旧の建物が雑然と入り乱れています。訪れたのは7月下旬でしたが、海抜約1,100mの高原にある都市であるため、それほど暑くはありませんでした。

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次の写真は貴陽市内にある1672年に創建された仏教寺院、弘福寺(こうふくじ)の山門です。訪れた時には文化大革命(1966-1976年)時の規制が10年ほど前に解けて観光スポットのひとつになっていました。

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貴陽市から南西方向に約3時間(約150km)、車に揺られて「黄果樹(こうかじゅ)瀑布」を訪れました。中国国内は勿論のこと、東アジアにおける最大級の滝の1つ。滝全体の高さは77.8mで、幅は101mであり、本滝の高さは67mで、幅は83.3mです。なお、アメリカのナイアガラ瀑布と同様、北盤江(ほくばんこう)の支流である「打邦河」にできた滝です。このエリアは水に侵食されやすい地質とのこと。

次の写真は展望台から撮影した「黄果樹瀑布」です。少数民族の衣装を着た物売りの人たちを見かけました。

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滝壺の近くにある「観瀑台」まで行けました。

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「黄果樹瀑布」は「裏見の滝」としても有名で、長さ134mの鍾乳洞「水簾洞」の窓から瀑布を裏側から見ることができました。

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貴陽市と黄果樹瀑布の中間、安順市の近くにある「龍宮(りゅうぐう)」にも立ち寄りました。カルスト地質が水に侵食されてできた貴州省随一の絶景といいわれる大規模な鍾乳洞です。中国の王を象徴する龍の棲家(すみか)と考えられているようです。小さな船に乗って中国一の長さ(5,000m)があるという「龍宮鍾乳洞」のうち、公開されている1,240mの区間を30分ほど巡りました。

次の写真は鍾乳洞に入ったところで撮影したものです。

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貴州省の観光案内になってしまいました。ここで話題をグルメに戻します。「回鍋肉(ほいこうろう)」は四川(しせん)料理における人気料理のひとつです。アメリカに住んでいた時に、会社の近くにある中華料理屋(説明:日本に住んだことがある中国人が店主)に通ってランチとして「回鍋肉」をよく食べました。甜麺醤(テンメンジャン、中華甘味噌)を使う日本風の甘辛い「回鍋肉」でした。番組に登場した「回鍋肉」はもちろん唐辛子や豆板醤をたっぷり使う辛い四川料理の「回鍋肉」を貴州風にアレンジしたもののようです。

料理名が変わっていることに興味を持ちました。1994年にアメリカから帰国して1995年にインターネットを始めた頃、ネット検索で調べてみました。鍋を回転させながら肉を調理して作る料理と言う意味ではなく、一つの鍋を使って肉とそれ以外の具材を火の通り具合に合わせて別々に調理した後に両者をまとめて味を調える、つまり鍋を使い回す肉料理を意味していたのです。

番組で紹介された「納豆火鍋」もユニークでした。干し納豆が調味料として入ることと、多量のスープを鍋に入れないことです。筆者にとっての「火鍋」はマレーシアで食べた平鍋の中央を太極の「陰陽」に見立てて仕切って白湯と麻辣(マーラー)のスープを使う「鴛鴦(おしどり)火鍋」です。しかし、「火鍋」もやはり四川省が発祥地とされるようで、番組に登場した貴州の「火鍋」も四川料理を貴州省風にアレンジしたものでした。日本料理で言えば「しゃぶしゃぶ」よりも「すき焼き」に近い料理です。◇

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