音楽

2017年5月 5日 (金)

モヤモヤさまぁーず2 『ありがとう10周年”歴代メンバー全員集合“3時間半SP』 を観る

「モヤモヤさまぁーず2」が2007年4月に放送を開始してから10周年を迎えた記念番組が4月30日(日)に3時間半にわたって放送されました。この番組は深夜番組としてスタートしましたが、2010年にゴールデン時間帯に移り、現在はテレビ東京を代表する番組として不動の地位を築いています。

 

特番には常連の「さまぁーず」に加えて歴代のアシスタントたちが出演しました。初代の大江麻理子キャスター(報道局)、二代目の狩野恵理アナウンサー(編成局)、そして三代目で現役の福田典子アナウンサー(編成局)、個性が異なる3人です。

 

特番で訪れる場所も3か所が選ばれました。まずは、「モヤモヤさまぁーず2」の初回ロケ地であった北新宿を現役の3人が再訪。次いで大江麻理子キャスターが参加して長野県上田市、そして全員が参加した長野県松本市へ舞台が移りました。

 

私が注目したのは、もちろん大江麻理子さんです。現在は経済報道番組のWBSのメインキャスターを務めているため、最近は硬いイメージが強くなりましたが、4年ぶりのバラエティ番組にも自然に溶け込んでいました。狩野キャスターは不器用ながら相変わらず一生懸命で、その元気なキャラクターをいかんなく発揮していました。

 

上田市と松本市は何度も訪れていますので、上田城松本城など、「さまーず」が立ち寄る先の興味よりも、出演者のキャラクターの違いを楽しむことにしました。番組の詳しい内容には触れませんので、見どころをお知りになりたい方はテレビ東京の関連hpYouTubeにアップされた公式配信ビデオの歴代アシスタントからひと言」「モヤさまネット・オリコンッ」「近況報告」「先輩2人に質問」を参照してください。

 

最期の松本市では、サッカーJ2松本山雅(やまが)FCの選手と対戦した狩野恵里キャスターがPK戦および短距離走に挑み狩野パワーを全開。そして、同じく狩野恵里キャスターの牧伸二風の破茶滅茶なピアノの弾き語り「10周年記念ソング」(注、2016年10月に披露した卒業ソングに続く第二弾)と大江麻理子キャスターのコメントで盛り上がり、長いと思われた3時間半があっという間に経過して、エンディングを迎えました。「モヤモヤさまーず2」の番組はもちろんのこと、大江麻理子キャスターのファンである私にとって至福の3時間半特番になりました。

2016年5月 2日 (月)

ベトナムの旅(その35) 「水上人形劇」を鑑賞する(後編)

Le Loi王の還剣伝説」(続き)
 
 
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「四霊獣の龍・鳳凰・麒麟・亀の踊り」(省略)
 
「仙女の踊り」
 
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上演が終わると、水の中に浸(つ)かりながら長い竿(さお)と紐(ひも)で人形を操(あやつ)った演者(人形操者)が6名登場しました。14幕のなかには人形が激しい動きをするときに黒い竿が見えることもありましたが、歌舞伎や人形浄瑠璃(じょうるり)の黒衣(くろご)と同様、存在しないという約束事になっているのでしょう。
 
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これで全員(9名)のようです。
 
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両手を上げて観客の声援に応える演者たち
 
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操(あやつ)り人形たちがベトナム語で会話しながら、コミカルに動き回っている様に見入っていると、上演時間の約50分間があっという間に過ぎ去りました。
 
午後7時半過ぎに「水上人形劇場」を出て夕食会場へ向かいました。この日の夕食会場は「ベトナム風フランス料理」のレストランLa Vertical(ラ・ヴェルティカル、垂直を意味するフランス語)です。ハノイ市街南部(ホテルニッコーの近く)にありました。1階は右側が客室で、左側がショップと厨房になっていますが、2階にも客室があるようです。ちなみに、フランス人がシェフを務めるこのレストランはトリップアドバイザーでハノイのレストラン1405軒の中で396位にランクされています。
 
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一階の客室に案内されました。インテリアに合わせてテーブルセッティングもシックな色調です。
 
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ディナーのメニュー(フランス語と英語で併記)
   
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まず配膳されたのはメニューに記載されないアミューズ(先付け)は「野菜スープ」
   
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ついで、前菜は”French terrine with pepper & mix salad”(フレンチテリーヌ 胡椒とミックスサラダそえ)
 
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スープは”Mushroom soup with spices”(スパイス入りキノコスープ)でした。ちなみに、この日のドリンクには久しぶりに白ワインを選びました。
 
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三角形をした柔らかいフランスパン
 
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魚は”Rice Perch Fish in papillotte, 5 flavor sauce”(カワメバルの包み焼き 5種香味ソースかけ)
 
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肉は”Grilled chicken with Xeres sauce, William potato”(焼き鳥のシェリー酢風味ソースかけ ウイリアムポテトそえ) 注、Xeres(グゼール)はシェリー酢のこと
 
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デザートは”Profiterole with honey ice cream & hot chocolate sauce”(アイスシューのホットチョコレートかけ)
 
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連日、ベトナム料理三昧(ざんまい)の私には、しゃれた雰囲気のレストランでフランス料理を食べることが良い気分転換になりました。一方、同行者は料理の上品な味はもちろん、料理を盛る器やサーブの仕方が気に入ったそうです。

 

この日、ニンビン省まで往復したバスに再乗車して、午後9時半ころにDAEWOO(デウー)ホテルに到着。前日に続いての連泊です。
 
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(続く)

2016年5月 1日 (日)

ベトナムの旅(その34) 「水上人形劇」を鑑賞する(中編)

「農村の生活風景」(続き)
 
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「蛙(かえる)釣り」
 
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「家鴨(あひる)を襲(おそ)った狐(きつね)を追放」では、まずアヒルが登場しました。
 
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ついで、木の上でアヒルを狙(ねら)うキツネも登場
 
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キツネをめぐって大騒ぎ
 
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「魚釣りと漁獲」
 
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「フォーク(民族音楽)演奏: 神様を歓迎する信仰的な演奏(チャゥヴァン)」
 
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「鳳凰(ほうおう)の踊り」
 
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Le Loi王の還剣伝説」も上演されました。15世紀初頭に興(おこ)った黎朝(レチョウ)の初代皇帝黎利(レ・ロイ)にまつわるホアン・キエム(還剣)湖の伝説です。
 
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(続く)

2015年9月14日 (月)

カセットテープ音源のデジタル化

Dscf5464引き出しの奥から懐かしいカセットテープが3本出てきました。古いものは40年以上、新しいものでも20年近くが経過している骨董品です。わが家ではビデオテープやアナログレコード(EP盤)のデジタル化は完了しているはずでしたが・・・。ちなみに、アナログレコードのLP盤は現在もレコードプレーヤーで再生して聞いて楽しんでいますからデジタル化は無用です。

 

アナログ音源のデジタル化はパソコンを使えば容易に行うことができます。音声入力端子を使えばWindows OSに標準装備されている(アクセサリーファイルに入っている)サウンドレコーダー・ソフトを使えば簡単にできるのです。ただし、簡単なソフトであるため音量の調整は目分量(手さぐり)で行う必要があり、しかも録音後の編集もできませんから、かなり苦労したことを覚えています。ちなみに、パソコンによってはマイクとラインの切り替え設定をする必要がある場合があります。

Dscf5466大量にアナログ/デジタル変換作業をした経験がありますから、3巻のカセットテープくらいは「お茶の子さいさい」です。さっそく、同居者のラジカセ(25年ほど前にアメリカで購入したソニー製)を借りてカセットテープの録音状態を確認しようとしましたが、カセットテープを入れて"PLAY"(再生)ボタンを押しても反応がないのです。テープを入れ替えてもリールが回転しません。カセットテープレコーダー部の駆動系がいつの間にか故障していたようです。ラジカセが駄目ならソニー製カセット・ウオークマン(お気に入りのカセットケースサイズ)とアイワ製小型カセットレテープレコーダーがあるはずでしたが・・。

 

ここでやっと思い出しました。ラジカセがあれば必要ないと判断して、他の電子機器(CDウォークマン、ポータブルMDプレーヤー、古い携帯電話など)と一緒にかなり前に廃却していたのです。

Dscf5468後悔しても始まりませんから対応策を考えることに。今さら普通のカセットテープレコーダーを購入するのも気が進みませんから、USB端子付き(アナログ/デジタル変換機能付き)のカセットテープレコーダーを購入することにしました。価格が一番安いものは3,000円以下ですが、長年愛用している太陽電池付きテスター(PS-8)と同じサンワ製の「カセットテープ MP3変換プレーヤー 400-MEDI002」(3,480円)をAmazonで購入しました。

 

Amazonから送られてきたのは例によって大きなダンボール箱ですが、その中から出てきたのは手のひらに載せることことができる小さなボール紙の箱でした。その中には、本体・USBコード・ソフトウェアが入った小さなディスク、そして簡単な説明書が入っています。まず、説明書に一通り目を通したあと、パソコンに専用ソフトをインストールして必要な設定を行い、本体とパソコンをUSBコード(Type A/Mini-Bコネクター)で接続すれば準備完了です。あとは、カセットテープをセットして本体のプレーボタンを押し、パソコン上の操作画面にある録音ボタンをクリックすれば、カセットテープの再生とアナログ音のデジタル化が始まります。

Dscf5473もう少し詳しく説明します。本体にはオートリバース機能がありますから、カセットテープを裏返す必要がないのは便利です。また、パソコン画面上で事前に行う設定は、言語の選択、録音ファイル形式(mp3/WMA/WAV)の選択、無音レベルの調整、ファイルの記録先(ファイル)の指定、ファイル番号とトラック番号などです。私はWindows PCで使いやすいWAV形式および記録先としてiTunes Mediaを選びました。音量調整を手探りで行わなければならないサウンドレコーダー・ソフトに比べると、本ソフトはカセットテープを再生して、波形の振幅と左右のバランスを確認しながら行えますのでとても便利です。
 
Dscf5477唯一、戸惑ったことは録音/停止/消音/一時休止のボタンを押したあと、どのボタンが押されているかが表示されない(色の変化などがない)ことです。しかし、不親切だと思いながら操作していて気づきました。カーソルを各ボタンの上に移動する、と押した牡丹だけは変化がありませんが、他のボタンは緑色の縁取りが現れた、操作可能であることを示してくれるのです。私は押した牡丹をカラー表示するべきだと思うのですが・・。
 

 

さらに重箱の隅を突くようなコメントをもう一つ。入力がない(無音)時にモーターが発する雑音と思われる周期的なクリック音が出ることも気になりました。しかし、カセットテープのヒスノイズ(磁気テープに固有な雑音)より低レベルですから、実害はないと思います。もう1点、専用ソフトウェアには編集機能は含まれていませんので、他のフリー・ソフトウェアで編集を行いました。

 

Dscf5480不要部分のカット(トリミング)、圧縮(データレートの低減、サンプリングレートの変更))、エフェクト(フェードイン/フェードアウト/最適レベルに正規化/ノイズやヒスを削除/ピッチ変更/ボイスチェンジ/クリーンアップ)など、かなり複雑なことができる優(すぐ)れものです。特に、ノイズ削減は効果絶大で、処理の前後を比較すると、その効果は歴然です。また、編集したあとでも、元に戻す機能があってとても便利なのです。  

 

今回はパソコン内にファイルとして保存する目的のため、WAVデータの圧縮はしていませんので60分当り、400~580Mでした。したがって、60分のファイルはそのままCD一枚に収まりますが、90分のファイルは軽く圧縮すれば同様にCDにコピーすることができます。また、スマートフォンなどの端末に入れるにはmp3形式に変換すればよいでしょう。参考として、3つのファイルの冒頭部分を添付します。(注; ココログの制約条件である最大1MBに収めるためサンプリングレートを大幅に低減してデータを圧縮してあります。 
 
<添付音声ファイル> THE ROYAL WEDDING正信偈(しょうしんげ)結婚式
 

 

注)「正信偈」は親鸞聖人が書かれた教えである「教行信証」をコンパクト(840字)にまとめた念仏で、浄土真宗では阿弥陀如来の徳を讃(たた)える七五調の詩(うた)「和賛(わさん)」とともに最も多く唱えられますが、いずれもほんらい厳密に言えばお経ではありません。ちなみに、浄土真宗の重要なお経ば、阿弥陀仏のことを集中的に説いた浄土三部経である「大無量寿経(だいむりょうじゅきょう)」「観無量寿経(かんむりょうじゅきょう)」「阿弥陀経(あみだきょう)」の三つを指すようです。

 

以上の評価結果をまとめると、今回購入した「カセットテープ MP3変換プレーヤー」は安価ですが、期待した通りの実力を備える優(すぐ)れた製品でした。

2015年5月23日 (土)

インドネシアの遺跡と舞踊劇を楽しむ旅 ジョグジャカルタ市内 プラウィサタ劇場でラーマーヤナバレエ鑑賞(後編)

シータが優雅に踊ります。
 
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突然、雷鳴が轟(とどろ)いて強風が吹き始めると、屋根にある換気用開口部を通して雨が劇場内へ降り込んできましたが、何事もないように「バレエ」公演はそのまま続行されました。私は入場する時に身に着(つ)けててもらった腰布(Sarong、サロン)をレインコート代わりに・・。
 
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ラーヴァナがシータの前に現れました。
 
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そこで、シータは火の輪(結界)を使ってラーヴァナから身を守ります。
 
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しかし、ラーヴァナの企(たくら)みにより結界は取り除かれてしまい、シータはランカ王国へ連れ去られてしまいます。
 
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ランカ王国のラーヴァナとシータ
 
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ラーマとラクシュマナがランカ王国のラーヴァナを攻めます。
 
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そして、2人はラーヴァナを討ち取りました。
 
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シータはラーマに助け出されて帰国することに
 
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ラストシーンではシータが自らの純潔を証明してハッピーエンド
 
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出演者全員が集合したフィナーレ
 
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主演者と助演者たち
 
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出演者たちの呼びかけに応じた同行者が、観客ではただ一人、ステージに上がりました。
 
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1時間半と長い上演であるにも関わらず、最後まであきることはありませんでした。美しくエキゾチックな音楽と衣装、優美な身のこなしがマッチしていました。特に、手先から腕までの動きのしなやかさ、ステップの軽やかさ、足さばきと裾(すそ)さばきの見事さ、照明による効果的な演出とスピーディな舞台展開、などなど。今回の旅行中に観た3つの舞台の中ではこのバレエに一番心惹かれました。ちなみに、ジョグジャカルタ市内から十数キロ離れた郊外にあるプランバナン遺跡にある屋外劇場やバリ島でも同じような舞踊ショーが開催されています。

 

余談ですが、上演中にひとつ驚いたことがありました。上述しましたように、突然の閃光と大音響、意外な演出だと思いましたが、落雷とそれに続く土砂降りでした。それでもバレエ公演は何事もないように続行されました。劇場の開放的な構造が災いして、大きな雨粒が霧雨となって客席まで・・。無礼とは思いましたが、腰に巻く布を頭に被(かぶ)ってそれを凌(しの)ぎました。

 

バレエ公演が終わっても、豪雨は収まらず、遊歩道は10cm近く冠水して川のように流れ始めたため、止むを得ず靴と靴下を脱ぎ、ズボンを膝(ひざ)まで捲(まく)り上げて、足元に注意しながら駐車場まで歩きました。写真では大粒の雨がまるで牡丹雪(ぼたんゆき)のように写っています。とんだハプニングでした。
 
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ホテルへ戻る道路も所々で冠水していましたが、劇場から20分以上かけて無事に帰着できました。翌日はインドネシア旅行の最終日で、ブランバナン寺院の観光を残すだけになりました。そこで、記事の投稿を小休止し、箸休(はしやす)めとして、つい最近(今月前半)の国内旅行の触(さわ)りを書きたいと思います。(続く)

インドネシアの遺跡と舞踊劇を楽しむ旅 ジョグジャカルタ市内 プラウィサタ劇場でラーマーヤナバレエ鑑賞(前編)

GAZEBO Garden Restaurant”で食事をしたあとは、隣接する「プラウィサタ(PURAWISATA)劇場」で「ラーマーヤナバレエ」を鑑賞することにしました。
 
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Ramayana Ballet”と書かれた入口脇の看板が興味をそそります。
 
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登場人物の顔を表現したと思われるお面が飾られています。
 
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半円形をした劇場には三方向からステージを見られるように階段状の椅子席が配置されていました。バリ島・ウルワツ寺院の劇場と基本的に同じ“Amphi-theater”(ひな壇式の観覧席がある劇場)ですが、異なる点は大きな屋根があることです。しかし、左右と後方に大きな開口部があり、開放感に溢れているとともに、夜風が吹き抜けて爽(さわ)やかです。ちなみに、楽団はステージの左側に陣取っています。
 
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正面に入退場門(バリ島の割れ門と異なる)だけがある舞台セットはウルワツ寺院の劇場と同じです。
 
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「ラーマーヤナ」はインドの古代叙事詩で、ウルワツ寺院の記事で紹介しましたように、そのあらすじは次の通りです。(詳しいあらすじについてはジャワ島の記事を参照)

 

『古代インド、コーサラ国の王子ラーマ(ヴィシュヌ神の生まれ変わり)は、宮廷の陰謀により追放されましたが、森の中で妻シータと義弟のラクシュマナと3人で仲良く暮らしていました。シータの美しさにひかれたランカ(現在のスリランカといわれる)の王ラーヴァナは、シータを自分のものにするため、ある企(たくら)みを練ります。そして、その企みはまんまと成功して、ラーヴァナはシータを自分の城へ連れ帰ります。ラーマとラクシュマナは、その後を追います。ラーマやスグリーヴァたちの軍はランカに攻め入り、激しい戦いの末、ラーヴァナを討取って勝利を収めます。こうしてシータはラーマのもとに戻りますが、ラーヴァナに囚(とら)われていた間の貞操に疑いをもたれたことで、シータは燃える火の中に飛び込み、無事なことで貞操を証明する』です。しかし、オリジナルの「ラーマーヤナ」では悲しい結末になっているようです。

 

定刻になると司会者が登場してインドネシア語と英語で「ラーマーヤナバレエ」の登場人物について簡単に紹介をしました。
 
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照明が大きく変わって「ラーマーヤナバレエ」が始まりました。座っているのは語り部のようですが、「バレエ」と称しているように、ガムランの演奏と歌は入りますが、セリフは一切ありません。そこで、私の推測にしたがって各シーン(写真)のコメントを書くことにしました。
 
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まず、森で暮らすラーマ、シータ、ラクシュマナの3人が登場。
 
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ランカの王ラーヴァナが登場
 
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ふたたび、ラーマ、シータ、ラクシュマナの3人
 
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シータの美しさに心惹かれるラーヴァナ
 
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ガルーダが登場
 
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白猿のハノマンも登場
 
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(続く)

2015年5月21日 (木)

インドネシアの遺跡と舞踊劇を楽しむ旅 ジョグジャカルタ市内 “GAZEBO Garden Restaurant”でインドネシア料理

マリオボロ通りを300mほど南へ歩いた場所でベチャに乗り、次の目的地へ向かいました。歩道を歩くように見えるペインティングされた巨大な象の置物は写真撮影スポットになっているのでしょう。
 
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同行者と私を乗せたベチャが夜風を切って走行しました。
 
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スピードがより速いベチャが追い抜いて行きます。
 
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約2km(直線距離約1.5km、所要時間約10分)ほど離れた“GAZEBO Garden Restaurant”に到着。ちなみに、”GAZEBO”(ガゼボ)は洋風庭園にある東屋を指します。まずホールのような場所に入ってチェックインします。
 
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スタッフに案内されてその建物を抜けると、建物が立ち並ぶ庭園のような場所に出ました。建物(レストラン)ごとに異なる料理が提供されますので、好み応じた料理を楽しめる趣向がありました。これで”GAZEBO Garden Restaurant”の名前の洒落(しゃれ)た意味が分かりました。
 
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噴水のある場所には”PURAWISATA AMPHI-THEATHEATRE(プラウィサタ劇場)と表示されていますから、その劇場も同じ敷地内にあるようです。
 
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我々が予約したレストラン“Gazebo”はその右手にありました。
 
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内部にはインドネシア料理のビュッフェ・ステーションが並んでいます。料理はこれまでに食べたインドネシア料理と同じですが、いくつか新しいメニューを見つけました。「ペースト状にした米粉のお粥」「かき揚げ」「鶏肉のフライ」、そして「錦糸玉子入り混ぜご飯」などです。
 
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左から「野菜のニンニク(BAWAN PUTIH)炒め」「かき揚げ(KAKIAGE)」「野菜カレー(KARE SAYURAN)」
 
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左が「美味しい春巻きと豆腐(LUMPIA & TAHU CANTIK)」、右は「ナスのチリソース(BALADO TERONG)」
 
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左から「焼売(しゅうまい、SIOMAI)」「ジャワ風焼きそば(BAKMI GORENG JAWA)」「田舎風焼き飯(NASI GORENG KAMPUNG)」
 
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ピーナツソース(PECEL)で味付けされた野菜やピクルスなど
 
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白いご飯と錦糸卵入り混ぜご飯
 
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「米粉のお粥ココナツミルク味(BUBUR SUMSUM)」(左)は好みに応じて「黒糖のシロップ」(右)を加えるようです。
 
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季節のフルーツ
 
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一通り見て回ったあとに、同行者は気に入ったメニューを自分のプレートに取り分けました。
 
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こちらは私のプレートです。もちろん、ビンタンビール(写真右上)も忘れません。
 
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小編成のガムラン楽団の伴奏で女性がジャワ民謡を歌い始めました。
 
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私のデザートにはなぜか錦糸玉子入りの混ぜご飯が味見程度に・・
 
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「かき揚げ」にサクサク感がないことと、「混ぜご飯」が酢飯ではないことなど、日本の料理と違う点はありましたが、すべて美味しく食べました。(続く)

2015年5月16日 (土)

インドネシアの遺跡と舞踊劇を楽しむ旅 ジョグジャカルタ市内 クラトン王宮(後編)

純白の建物には王家の紋章が確認できますが、ジャワ語で書かれているため何であるか分かりませんでしたが、最初(1756年)に造られた王宮でした。高さ4メートルほどの城壁で区切られています。
 
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入口の両側には、棍棒(こんぼう)のようなものを持った守護神「クペラ」(ラクササともいう)が守っています。
 
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座っている門番は人形です。
 
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王家の紋章
 
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第10代スルタン・ハメンクブオノ10世の居住区は立ち入り禁止
 
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大きなオープンテラスは式典の時などに使う広間(迎賓館)です。
 
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中庭にあるオープンテラス
 
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別のエリアに入るようです。門の左右に打楽器が展示されていました。右手にあるものは明らかに太鼓ですが、左手にある大きな筒の形に興味を持ちました。開口部から覗(のぞ)いてみると丸太の内部をくり抜いた打楽器でした。
 
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Ruang pameran LUKISAN”(絵画展示室)へ入ると、絵画だけではなく、家具調度品なども展示されていました。
 
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樹の絵かと思ったものは”SILSILAH”(系譜)、つまり王家の家系図でした。
 
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仏像・牛・ガルーダを中央に、スルタン(国王)であるハメンクブウォノ10世夫妻の肖像画が掛けられています。そして、右手の壁には5人の子供たち(すべて女性)の肖像画も並べられていました。
 
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当初の王宮の様子が描かれています。
 
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ロココ調の玉座
 
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別の建物に移ると、こちらでもガムランが演奏されていました。先ほどの楽団は女性メンバーが多かったのですが、こちらは男性が多いように見えました。
 
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楽団の隣には合唱団も控えていて、楽譜あるいは歌詞を記した紙を見ながら歌っています。
 
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魔除けのカーラの両側に施された龍のモチーフが印象的です。中国の影響のようです。
 
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王宮の敷地は想像以上に広く、立ち寄った建物群の配置を把握することができませんでした。これは出口付近にあるガジュマルの大木です。
 
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王宮南広場の脇を通過して次の目的地へ向かいました。
 
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(続く)

2015年5月15日 (金)

インドネシアの遺跡と舞踊劇を楽しむ旅 ジョグジャカルタ市内 クラトン王宮(前編)

遅い朝食のあとは午前10時半からジョグジャカルタ市内観光に出かけました。写真は宿泊するホテル「シェラトン・ムスティカ・ジョグジャカルタ・リゾート & スパ」のゲート付近です。
 
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“PANGKALAN TNI AU ADISUTJIPTO”はインドネシア国軍(Tentara Nasional Indonesia)のアジスチプト空軍(Angkatan Udara)基地と思われます。ちなみに、”ADISUTJIPTO”(アジスチプト)は空港の名称です。最上部で羽ばたく神鳥のガルーダは国章であるとともに空軍の紋章にもなっています。
 
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ホテルから10kmほど西進して、お祭り用の飾り物「ペンジョール(Penjor)」が立てられた広場に差し掛かりました。広場の先に目的地があるようです。後で調べると、王宮北広場でした。
 
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駐車場から目的地へ向かう途中に見かけた露店
 
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立て看板に“SEMUA KENDARRAN HARAP DI TUNTUN”と表示されている門の前に到着。インドネシア語で「あらゆる車両は指示に従ってください」という意味です。青い着衣の人はスタッフかもしれません。
 
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入場券売り場です。ちなみに、入場料は12,500ルピア(約115円)。
 
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入場券であるワッペンには“SULTAN PALACE YOGJAKARTA”と表記されています。ここはジョグジャカルタの中心部にある「クラトン王宮」です。王家の紋章が描かれています。
 
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こちらは写真・ビデオの撮影許可証タグです。入場料とは別料金で1,000ルピア(約9円)。バティック博物館を除くとの注意書きがあります。
 
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クラトン(Kraton)王宮はジョグジャカルタ王朝の初代スルタン(国王)が居城として1756年に建設した王宮で、約50もあるという伝統的なジャワ建築様式の建物には美しいチーク材で手の込んだ装飾が施されているそうです。ちなみに、現在もなお王族に使用されているとのこと。”SULTAN”(スルタン)はイスラム教国君主(州レベルの王)を意味し、マレーシアでは多くのスルタンが現在もその地位が認められていますが、インドネシアではジョグジャカルタ特別州にだけスルタンが存在しています。
 
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魔除けのカーラはボロブドゥール遺跡の門にも石のレリーフとして祀られていました。
 
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近くの建物(壁がないオープンテラス)からガムランの演奏が聞こえてきました。
 
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さっそく中へ入ると、ジャワの正装姿の武士(ボランティア男性)の帯にはクリス(剣)を見つけました。カイン(腰布)はもちろんバティック
 
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ガムランの楽団を正面から撮影。こちら(1曲目2曲目)をクリックするとガムランとウヨンウヨン(ジャワ民謡)の演奏が聞けます。
 
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天井の装飾
 
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楽団に近づいて撮影しました。
 
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(続く)

2015年5月10日 (日)

二子玉川ライズ・ショッピングセンターが全面オープン(終)

午後1時になる15分ほど前に”iTSCOM STUDO & HALL”に戻ると、ほどなくして演奏者たちがステージに登場して音合わせを始めました。もちろん、オーボエが音合わせ(チューニング)の主役(音の基準)です。その理由は、オーボエは音程が安定している(つまり調整しにくい)のに対して、フルート・ピッコロ・クラリネットなどの木管楽器は音程を微調整することができるのです。例えば、私が中学生の時に音楽部で担当していたフルートは頭管部と呼ばれる歌口が付いている部分を主管部(中央の長い部分)と抜き差しすることで音程を変えることができます。また、頭管部の中にある反射板の位置を調整しても音程を変えることができますが、ピアノの調律と同様に専門知識が必要とされます。
 
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そして、定刻の2分前には司会者のアナウンスが始まり、ステージ上にメンバーが並ぶ横浜市青葉区もえぎ野中学校の吹奏楽部のビッグバンド“Wind Orchestra”が紹介されました。最初の曲はリズミカルなラテン音楽で、吹奏楽の定番曲でもある「エル・クンバンチェロ」、次いでザ・ブームの「風になりたい」、3曲目は全日本吹奏楽コンクール2015年度課題曲であると紹介されたマーチの「プロヴァンスの風」(田坂直樹作曲) 、曲名を聞き取れなかった曲に、嵐のヒット曲「ビューティフルデイズ」が続きました。
 
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フルート奏者たちが最前列に並んでメロディラインを演奏すると、金管楽器がそのメロディラインを受け継ぎ、さらにパーカッションがリズムを刻みます。(演奏の一部
 
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アルトサキソフォンもソロ・パートを演奏
 
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鳴り止まない拍手に促されたアンコール曲を軽やかに演奏して終演を迎えました。私が今から半世紀以上前に中学の器楽部でフルートを担当した時の水準に比べれば、はるかに優れた演奏であったことに正直驚きました。欲を言えば、ビッグバンドとして難しいことですが、音が濁った箇所が一部あり、それをクリヤーすれば申し分ない演奏になると思いました。

 

iTSCOM STUDO & HALL”を出て「リボンストリート」を駅方面へ戻る途中、「ストランドビースト体験」の看板を見つけた同行者は、大人も体験できると聞いて、さっそく挑戦を開始しました。
 
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オープンして間もない(10日目)ライズ・ショッピングセンターの魅力に満足して二子玉川駅へ向かいました。中央通路の「テオ・ヤンセンのビースト」に人だかりができていました。赤いツナギを着たスタッフか何人もビーストの周りにいますから、デモンストレーションがあるようです。
 
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午後2時から「ストランドビースト」のデモンストレーションが始まるところでした。
 
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地上には入り込むスペースはなさそうですから、南側のテラスマーケットの2階へ上がりました。こちらも人で溢れていますが、最前列の人たちの間からデモンストレーション会場が何とか見られそうです。空気の圧縮機とビーストをバイブで接続しています。赤いツナギを着た女性がマイクを持って登場し、デモンストレーションの説明を始めました。
 
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準備が終わると大きな団扇(うちわ)を持ったスタッフが数人スタンバイ
 
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スタートの合図とともにビーストが音もなく移動し始めました。団扇で扇ぐのは虚仮威(こけおど)しのようですが、少しは役立っているのかもしれません。
 
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再度、圧縮空気を注入
 
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 前進するだけではなく後退も可能な優れものでした。
 
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別の場所では時間をずらしてデモンストレーションを行うようです。
 
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中央通路「リボンストリート」を歩き始めた同行者はわき目も振らず「ストランドビースト」を販売しているテントショップへ向かい、大人の科学マガジンの「ミニ・リノセロス」と「ミニビースト」を見つけました。同行者が先ほど押して動かしたビーストのプラモデルです。
 
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完成品をサンプルとして展示しています。
 
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同行者が気に入った「テオ・ヤンセンのミニビースト」(Strandbeestのキット)には解説本が付属するもの(写真中央)と、付属しないもの(写真右端)の2種がありました。私の勧めに従って前者(3600円)を選びました。実は3600円以上購入すると、「ビースト」のカレンダーがオマケとして貰えるのです。
 
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ちなみに、”strand”は動詞では座礁する・行き詰まるなどを意味しますが、名詞では撚り糸・(集まって全体を構成する)要素・浜・岸(例、ミャンマーのヤンゴン、シンガポール、ニューヨークのStrand Hotel
)などの意味があり、”beest”は古語のbist”と同じで「内臓自己診断機能」を指す難しい言葉ですが、”beast”なら大きな四つ脚動物()ですから、おそらく”strandbeert”は「砂浜+自走+獣」をイメージして創られたテオ・ヤンセン氏の造語でしょう。ちなみに、”Strand”を冠するホテルは有名人が多数滞在し、私自身も長期間にわたって宿泊したことがあるミャンマー国ヤンゴンのヤンゴン川岸に建つ”Strand Hotel(The Strand Yangon)を懐かしく思い出します。

二子玉川駅から中央広場方面へ向かう人並みを避けながら、私と同行者はガレリアを抜けて二子玉川駅へ向かいました。
 
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<同行者のコメント> 二子玉川へ行こうという旦那さまのこう言葉に驚きました。ショピングセンターには興味がないと思っていました。そう言えば、武蔵小杉のグランツリーに行こうと言い出したのも旦那さまでした。宗旨替(しゅうしが)えをしたのでしょうか? それはともかく、ライズ・ショッピングセンターは十分楽しめました。人出が少ない時にまた二子玉川ライズ・ショッピングセンターへ出掛けたいと思います。

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