音楽

2018年9月28日 (金)

東濃の山城「岩村城址と苗木城址」を訪ねるドライブ旅(その3) 「保古の湖」の畔を散策

午前630分ころに自室を出て、県道413号の歩道を保古の湖方面へ向かいました。右手には「くの字形」に折れ曲がって北と東に伸びる「保古の湖」の東端付近が見えてきました。
 
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湖畔にはグラウンドゴルフ場(林間コース)も見えます。「国民宿舎恵那山荘」でもらった案内地図で確認すると、林の右奥にはひろばコースとグラウンドコース、そしてマレッとゴルフ場が広がっているようです。
 
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さらに坂道を下ると「保古の湖」のボート乗り場付近にでました。左側には人工的に造られた真っ直ぐ続く堰堤(えんてい)らしきものが確認できます。
 
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堰堤まで歩きました。ボート乗り場越しに見る「保古の湖」の北方向です。
 
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堰堤の下にテントが見えますから、保古の湖キャンプ場があるようです。
 
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南方向の山々は中津川市の天狗森山(1338m)と橋ヶ谷山(1421m)に続く山並みでしょう。
 
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堰堤を歩ききった場所で見かけた礎石には「平成2年~3年度 保古の湖修繕第1期第2期工事」と表記されていました。
 
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その近くに鳥居がありました。
 
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「保古の湖」の石碑には農地開発事業(107ヘクタール)の一環として保古の湖は、大正10年に起工、昭和8年に完成したことが説明されています。
 
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石段を上がった場所に祀られているのは「水神様」
 
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鳥居の前を通過した先に下り階段がありました。案内地図で確認すると、「保古の湖」を周遊するハイキングコースのようです。この付近が保古の湖キャンプ場の中心部と思われます。そこで、プライバシーに配慮してキャンプ場内の撮影は遠慮しました。
 
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ハイキングコースは右手の小高くなった場所から「保古山」(標高969m)の頂上付近にある「展望台」を経由して「保古の湖」を一周(約80分)しています。また、健脚の方には「保古の湖」の東にある「根の上湖」を周遊するコース(約40分)と組み合わせることもできるようです。
 
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周辺を確認すると、水位が上昇し過ぎた時に、余分な水を放流(オーバーフロー)する施設が設けられていました。
 
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ここで引き返すことにしました。写真は堰堤によって堰(せ)き止められて「保古の湖」が出来ていることが良く分かります。遠方には恵那山が雲間から姿を現し始めています。
 
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南方向の山々も雲がとれました。
 
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ボートに乗って釣りをする人がいます。
 
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(続く)

2018年9月23日 (日)

Halycatフィンガーマスターでピアノ演奏のスキル向上を図る

ピアノの練習をしていて小指と薬指が他の指とは異なり思い通りに動かないことが気になっていました。ネットで練習方法を検索すると、①毎日2時間練習する人は最初の30分を「ハノン」(指の訓練のための教則本)に当てる、②様々な効果がバランスよく配置されている曲を練習の最初に弾く(ウォータールーの戦い・キラキラ星変奏曲)、③指を鍛える道具で弱い指を中心にトレーニングする、などの方法が紹介されていました。

 

小指と薬指(特に小指)を安直に訓練(強化)したい私は③を選択。ネット検索すると指を強化する道具が何種類も見つかりました。そこで、アマゾンで販売している商品の中から中国製のHalycatフィンガーマスター(699円)を選んで注文すると、翌日には自宅に届きました。注、中国語の商品名: Hand Grip(指力器)

 

外観は子供向けの玩具のようで頼りないのですが、握ってみると質感があって、良く手に馴染みます。また、人差し指から小指までの4本を載せるピストンバルブのような部分(上部には滑り止めがある)は好みに従い各々独立して反発力の強さを調整できることも優れた点です。
 
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ちなみに、反発力の調整は手のひらが当たる白い部分(カバー)を外して、内部にあるツマミを回転させることでできます。時計回りは弱くする方向で、反時計回りが強する方向です。そして、この調整をしたあとにカバーを元通りに取り付けようとした時にあることに気づきました。カバーには手の平(親指の付けがふくらみ)に合わせて窪(くぼ)みを付けてあるのは良いのですが、カバー側には本体と接続する円柱の突起が等間隔に設けてあり、本体側も構造が対称的であるため、カバーはどちら向きにでも差し込めるのです。つまりカバーを被(かぶ)せる方向によっては、小指が当たるべきピストンバルブが人差し指のピストンバルブと入れ変わってしまうことが唯一の欠点と言えます。
 
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さっそく使ってみました。至って簡単な動作(運動)であることは良いのですが、そのため何回か動作を反復しただけで飽きてしまうことに気づきました。それを避けるには、何か別のことをしながら(例えばテレビを観ながら)行うのが良いと思います。折角手に入れた文明の利器ですから、ピアノの練習を始める直前はもちろん、空いた時間を見つて指の訓練を毎日続けるつもりです。

2018年9月 2日 (日)

ピアノの練習成果と近い将来の目標

古希を迎えたことを契機として始めたピアノの練習はちょうど3年半を迎えました。私と相前後してピアノ教室に通い始めた二人の孫娘たちは着実にレベルアップしているようですが、頭と体に不調をかかえる私は超低空飛行を続けながら、「入門編」と「初級編」のテキスト(教本)に続いて、より本格的な楽曲を集めた「レパートリーB」を経て、やっと「レパートリーC」に入りました。注、「基礎編」と「レパートリーA」は易しすぎるためスルー(パス)

 

「レパートリーB」に掲載されている主な曲名を挙げると、「星に願いを」(ディズニー映画「ピノキオ」の主題歌、リー・ハーライン作曲)、「愛の夢」(リスト作曲)、「ロミオとジュリエット」(同名映画の主題歌、ニーノ・ロータ作曲)、「ドナウ河のさざなみ」(ヨシフ・イヴァノビッチ作曲)、「家路」(アントニン・ドボルザーク作曲)、「サバ(あるいはシバ)の女王」(ミシェル・ローラン作曲)、「モルダウ」(ベドルジハ・スメタナ作曲)、「シェルブールの雨傘」(ミシェル・ルグラン作曲)、「追憶」(マーヴィン・ハムリッシュ作曲)、「サウンド・オブ・ミュージック」(同名映画のオープニング曲、リチャード・ロジャース作曲)、「美しく青きドナウ」(シュトラウス2世作曲)、「別れの曲」(フレデリック・ショパン作曲)などです。

 

ここに挙げた楽曲の作曲家あるいはく曲名の多くが中欧のポーランド、チェコ、オーストリア、ハンガリーに所縁(ゆかり)があるものです。

ポーランド: ショパン

チェコ: ドボルザーク、スメタナ

オーストリア: サウンド・オブ・ミュージック(ザルツブルク)、シュトラウス2

ハンガリー: リスト

当ブログを読まれている方にはお分かりだと思いますが、今春に中欧旅行へ出掛ける動機づけのひとつとなったのは、これらの曲をピアノで練習したことにあったのです。

 

ちなみに、「レパートリーC」は「ムーン・リバー」(映画「ティファニーで朝食を」の劇中歌、ヘンリー・マンシーニ作曲)で始まり、「枯葉」(コスマ作曲)、「嘘は罪」(メイヒュー作曲)、「ジムノペディ」(サティ作曲)、「乙女の祈り」(バダルジェフスカ作曲)、「トロイメライ」(シューマン作曲)、「ある愛の歌」(フランシス・レイ作曲)、「ラデツキー行進曲」(シュトラウス1世作曲)、「エリーゼのために」(ベートーベン作曲」、「トルコ行進曲」(モーツアルト作曲)、「雨だれの前奏曲」(ショパン作曲)、「ノクターン」(ショパン作曲)など私がピアノで演奏してみたいと思う楽曲が多く含まれています。

 

これらが弾けるようになった暁には、「幻想即興曲」(ショパン作曲)や「春なのに」(中島みゆき作曲)など、いつかはピアノで演奏してみたい楽曲にも挑戦したいと思っています。

前者はピアノの練習を始めた多くの人たちが目標とする曲(10年以上の練習が必要?)であり、後者は今から27年前、アメリカに住んでいた時にかなりの高額で購入したアップルのパソコンで自動演奏して楽しんだ楽曲のひとつでした。自動演奏アプリ(シークエンサー・ソフト)をインストールした「マッキントッシュⅡsi」にMIDIインターフェースで電子キーボード(カシオ製)を接続する構成です。楽曲の複雑な音符をデータとして入力すれば、ピアノやオルガンなど好みのサウンドと任意のテンポで、しかも何度でも自動演奏させることができました。注、シークエンサーとは複数の電子楽器(シンセサイザーなど)の使用タイミングを、事前に設定したとおり、自動的に送り出す装置または機能

その時、いつかは自分の手で演奏したいと思ったものですが、30年後にはその夢が叶うかもしれません。ぜひ、そうありたいと思います。

2018年6月 5日 (火)

中欧3か国を巡る旅(その37) ウィーン旧市街観光(自由行動⑤) ウィーン・モーツァルト・オーケストラの演奏会

通常のトラム(2番)に乗ってリングトラムに乗りながら確認したバス停まで移動しました。ちなみに、バスの路線番号は”74A”。ちなみに、左端に写る建物は「オーストリア応用美術博物館」。注、”HALTESTELLE”は停留所、“A”は”AUTOBUS”のイニシャルではなく、”A””B”の2つのグループがあるうちの”A”
 
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当初の心積もりでは、旧市街の南東にある(トラムDのシュロス・ベルヴェデーレ駅に近い、宿泊するホテルから約1.5kmの距離)[ベルヴェデーレ宮殿(上宮)]へ出掛けて、クリムトやシーレなどの展示を鑑賞することにしていました。もちろん、わが家にポスターがあるクリムトの「接吻」(1908年に描かれた絵画)を鑑賞するためです。しかし、時間的には可能ですが取り止めて、ホテルの自室で1時間余り休憩することにしました。夜のクラッシク・コンサートを鑑賞するためには観光用のカジュアルな服装をフォーマルなものに着替えることも必要です。

 

バスに乗って市立公園脇の“Stubentor U”停留所まで戻り、2時間後にはStubentor”(シュトゥベントール)駅でトラムに乗車し、市立公園の前を通過します。
 
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「ウィーン国立歌劇場」近くの”Kärntner Ring, Oper”停留所に到着。
 
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「ケルントナー通り」から右手のマーラー通り(アーケード街)に入りました。
 
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夕食の会場はオーストリア料理の人気レストラン“BRISTOL LOUNGEです。「楽友協会」で開催される夜のコンサートと夕食がセットになったコースを事前に予約してありました。
 
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ウィーンの中心部の人気レストランらしく、高級感が漂う落ち着いた雰囲気があります。
 
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前菜に次いで「牛肉のカルパッチョ」(Rindercarpaccio)が配膳されました。ロケットの葉(ルッコラ)とパルメザン・チーズがトッピングされています。
 
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この日はオーストリアで主流である白ワインをあえて注文
 
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メイン料理はスィート・ポテトのクリームおよび茹(ゆ)でたブロッコリーを添えた「サーモン・トラウト(切り身)の焼き物」(Gegrilltes Lachsforellenfilet)またはハンガリー風牛肉煮込みの「オニオン・グレービーソースをかけたロースト・サーロイン・ステーキ」(Alt Wiener Zwiebelrostbraten)から選べます。ちなみに、後者はガーデン・ビーンとフライド・ポテトがトッピングされています。
 
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デザートはホワイトチョコレート・ソースおよびピスタチオ・アイスクリームと組み合わせた「モーツアルト・クノーデル」(Mozartcnodel)。ちなみに、「クノーデル」はジャガイモの団子で、「モーツアルト」を冠しているのは無類のお菓子好きであったモーツアルトに由来すると思われます。
[作り方の例] 皮を剥(む)いて茹(ゆ)でたジャガイモを潰(つぶ)し、バター/セモリナ粉/塩/卵黄/粉糖と混ぜ、捏(こ)ねて生地にしたものを麺棒で延ばて約2時間待つ。それを巻いて、適当な大きさに切り、それぞれを団子に成形して約10分間茹(ゆ)でた後、水を除いてからバターを入れたパン粉を塗(まぶ)して完成。
 
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こちらが夕食とクラッシク・コンサートがセットになったチケット(シルバー・パス)の料金は1人100ユーロ(約1万3000円)です。ちなみに、座席はカテゴリーCの1列目6番 注、郵送してもらったため2人分の合計金額は212.9ユーロ
 
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日没したリング通りを歩いて「楽友協会」へ向かいます。ちなみに、「モーツァルトVIPチケット」(320ユーロ)を購入するとレストラン「オープス」からコンサート会場までの辻馬車フィアカーサービスなどを受けられます。
 
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昼間にも訪れていますから、迷わず最短コースで到着したころには、急に薄暮となりました。
 
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受付けのようなショップは、午後のガイド・ツアー後に立ち寄って、「楽友協会」の写真集を買い求めた場所です。
 
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大きな手荷物や外套などはホールに持ち込めませんからクロークへ立ち寄った後、開演30分前にチケットの種類ごとに指定された階段で2階へ上がりました。チケットはブラームスホールの各入口で担当者が確認します。ただし、日本のようにチケットの捥(も)ぎりはありません。
 
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「ブラームス・ホール」は観客がまだ疎(まば)らです。”B”席と”C”席の間に柱があることが気になり、後で調べると、完成後にホールを縦長に変更したためでした。
 
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チケットの種類と座席の関係を説明します。VIP席は両側にある2階席(バルコニー)の前半分、上級席は舞台に一番近い正面のエリア、その次は“A”、”B”、”C”の順。そして、2階席(バルコニー)の後ろ半分は”B”に、舞台の後ろの2階席は”C”に、後方2階席(バルコニー)の最前列は”A"席、その後方は”C"席に指定されています。ちなみに、総座席数は601。

 

徐々に客の数が増えたところで、2本の柱の間からも撮影。左側の壁にはブラームスの胸像のようです。ちなみに、”C"席は一番後ろですが、”B"席よりも一段高くなっており、しかも我われの席はその最前列ですから、前の席に座る人の頭を気にする必要はありません。つまり、ほぼ写真のように舞台の演奏者を見ることができます。
 
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開演3分前になると、当時の様式に従った豪華な衣裳と鬘(かつら)をつけた「ウィーン・モーツアルト・オーケストラ」の団員がステージに登場。ズームアップしながら慌てて撮影したため手振れ写真になってしまいました。綺麗な写真が「ウィーン・モーツアルト・オーケストラ」のhpで見ることができます。
 
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ここから先(演奏中)はカメラ撮影ができません。

 

演奏曲目はモーツアルトの名曲集的な内容が続きました。ドン・ジョバンニから序曲、アリア、デュエット、フィガロの結婚、魔笛、アイネ・クライネ・ナハトムジーク、などのセレナーデ、交響曲40番、同41番「ジュピター」、ピアノ・バイオリン・フルートコンツェルトなど。そして、フィナーレは「ウィーンフィルのニューイヤー・コンサート」のアンコール曲であるシュトラウスの「美しく青きドナウ」と「ラデツキー行進曲」が演奏されました。後者ではお決まりの手拍子を観客に求めるサービスもあり、500名弱の観客は大いに盛り上がりました。

 

約1時間40分のクラッシク・コンサートが終わり、正面の大きなドアを開けて外に出ました。
 
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トラムの最寄り駅であるシュヴァルツェンベルクプラッツ(Schwarzenbergplatz)駅まで歩き、トラムに2駅乗車したあと、路線番号は”74A”のバスに乗り換えました。次の写真はホテルの近く、”HEINBURGGASSE”(ハインブルク通り)停留所に差し掛かったころのバス内です。ちなみに、2両連結のワンマンカーの座席は横3列。
 
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(続く)

2018年5月31日 (木)

中欧3か国を巡る旅(その34) ウィーン旧市街観光(自由行動②) 楽友協会のホール見学

15分後の午後1時からのガイドツアーに参加するため、楽友協会Musikverein/ムジークフェライン)へ向かいました。トラム(市電)のオーパー/カールスプラッツ駅から東方向へ一駅先(約400m)、シュヴァルツェンベルクプラッツ駅の近くにありますが、購入したばかりの共通チケットを利用してトラム(市電/路面電車)に乗るよりも、歩いた方が確実に時間短縮できると考えました。ちなみに、車道側にはレールが写っています。
 
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が広い歩道の青く塗られたエリアは自転車専用レーンです。
 
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シュヴァルツェンベルク宮殿へ向かう通りとの交差点にある横断歩道を渡って南方向(同宮殿方向)へ向います。
 
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次の交差点で右に折れてロートリンガー通りを200m弱歩くと、ウィーンフィルのニューイヤー・コンサートのテレビ中継の冒頭シーンで映し出される「楽友協会」のカラフルな建物の裏手に到着しました。定刻までまだ5分以上ありますから大丈夫でしょう。
 
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ロートリンガー通りから右に折れて「楽友協会」の正面に出ました。1812年に設立された楽友協会のこの建物はウィーンの国会議事堂を設計したテオフィル・ハンセンという有名な建築家の手によって1870年に完成しています。
  
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と思ったのも束の間、正面中央の入口は閉じられていたことで、小さな不安が脳裏を過(よ)ぎりました。
 
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それではと、いくつも並ぶドアを確認すると、すべてのドアは鍵が掛かっています。私の行動を見た通行人が建物の横(ホテル・インペリアル側)を指差してくれました。2つある入口のうち、右側の方には”KONZERTKASSA”(コンサート・レジ/BOXオフィッス)と表示された入口があり、ドアが開いていました。入口を見つけたのは定刻の4分前! ちなみに、“ACHTUNG STUFE“は『階段(段差)注意』です。
 
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窓口にネット予約の写しを提示して「ガイドツアー」(英語)のチケットを発券してもらいました。2分前!! ちなみに、“Gesellschaft der Musikfreunde は「ウィーンの音楽愛好家協会」、つまり「ウィーン楽友協会」を意味します。注、通称は”MUSIKVEREIN”
 
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ガイド役の男性にしたがって奥へ進みます。
 
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ロビーへ移動したところで、その男性から「楽友協会」の概略と見学時の注意事項の説明がありました。
 
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ウィーン音楽大学(ウィーン・アカデミー)の教授や学生が中心になって古楽の演奏活動している「ウィーン・アカデミー管弦楽団」のポスターが貼ってありました。注、古楽は古典派音楽より古い時代の西洋音楽(中世西洋音楽/ルネサンス音楽/バロック音楽の総称)
 
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左手にあるかなり急な階段で2階へ上がるとツアーの本番であるコンサートホール巡りが始まりますが写真撮影ができません。最初はブラームス・ホール(ブラームスザール)、客席が約600席と小ぶりなホールです。楽友協会のコンサートで3年間指揮をしたヨハネス・ブラームスの功績を称(たた)えて小ホールの名前に使われたとのこと。その隣にある大ホール(通称:黄金の間)はウィーンフィルのニューイヤー・コンサートに使われるホールで、客席数は1680。この大ホールは、ギリシャ神殿の建物の比率を真似しており、しかも舞台//椅子/壁などに木が使用され、吊り天井/内部装飾/床の大空間などが見事に調和して(つまりホール自体が楽器となり)世界一と称賛される素晴らしい音響効果を生み出しているそうです。
 
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大ホールで詳しい説明を受けたあとは地下へ移動し、全部で4つあるというホール(2004年完成)を、ガラスのホール(上方から舞台が見られる席を含めて座席数380)、メタルのホール(客席数126)、石のホール(客席数70)の順に見学しました。なお、バンケットルーム(宴会場)などとして使用される木のホールはスルー。
 
この間に大変なハプニングが起こりました。国内外を問わず旅行中は詳細な情報をiPhoneにメモするのが習慣にしている私は、今回は歴史的・文化的な関心事が多い3か国ですから、メモする内容が『微に入り細に入り」になっていました。しかし、プロローグの「久しぶりの欧州旅行」に書きましたように楽友協会の大ホールで説明を受けている時、長年憧(あこ)れていた場所にいることに気持ちが高揚したせいか、我を忘れた私はそれまで記載してきた詳細メモを誤って消去してしまったのです。茫然(ぼうぜん)自失に陥った私は復活する裏ワザ(iPhoneを強く振る動作)を実行することに思いが至りませんでした。悔やんでも悔やみきれません。
 

「ホテル・インペリアル」の脇にある路地を抜けるとリング通りに出ることできました。先ほどは大きな道路の記憶にしたがったため、迂闊にも迂回するルートを選んでしまいました。

 

リング通りとケルントナー通りを歩いて「シュテファン大聖堂」へ向かいました。
 
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大聖堂前の広場でバイオリンとマイクを手に持った若い男女のグループがいました。大学のコーラスグループのようです。
 
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(続く) 

2018年1月10日 (水)

「マツコの知らない世界スペシャル」にYOSHIKIさんが出演

1月9日(火)の夜、TBSテレビで「マツコの知らない世界」の正月スペシャル番組(20:5722:54)が放送されました。ちなみに、この番組は新しいジャンルのテーマをより身近な情報に変換して紹介することが狙いのようです。最初のコーナーはいつも通りにマニアックなテーマである「デリバリーグルメ!」に続く「YOSHIKIの全てを知るさかいさん」のコーナーに”X JAPANYOSHIKI”さん自身がマツコさんの前に現れました。注、「さかいさん」はYOSHIKIさんの熱烈な女性ファン
    

マスコミに素顔をほとんど露出しないYOSHIKIさんがこともあろうにマニアックな番組「マツコの知らない世界」に出演したのです。独特な切り口で出演者に迫る(出演者の魅力を引き出す)マツコさんとのトークにはリスクがあるはずなのに・・。私の憶測ですが、それを承知でこの番組に出演した理由はNHK紅白歌合戦では時間の制約で告知できなかった映画”We are X”を視聴者に伝えることが主目的なのかもしれません。 

 

しかし、コーナーが進むにつれ、出演することのリスクが杞憂であることが分かりました。マツコさんならではの絶妙なトークがYOSHIKIさんの素顔と魅力を見事に浮き彫りにして行くことになったのです。YOSHIKIさんの生い立ちに始まり、X JAPANを結成する経緯、派手なパフォーマンスを行うビジュアル系ロックバンドとして人気絶頂期の解散、ロックとクラシックの融合を経てビジュアル系を脱したX JAPAN10年後に再結成したことなどを、「さかいさん」が進行役になって振り返えりました。 

 

ストイック過ぎることへの心配に関して頚椎の手術(注、頚椎人工椎間板置換手術)とドラム演奏の休止、1990年代にはレコード会社の期待にもかかわらず曲への拘りから多数のCDをリリースしなかったこと、その背景にあるのは100年先にもX JAPANの曲を聴いて貰いたいとのYOSHIKIさんの思い、YOSHIKIさんを襲った悲劇(ToshIさんの脱退、X JAPANの解散、数ヶ月後にはHIDEさんの死)、亡きHIDEさんのため1か月後に作った曲”Without You”が再結成されたX JAPANに再び生命力を与えることになったことをYOSHIKIさんの言葉と当時のミュージック映像で紹介。 

 

プロデューサーとしてのYOSHIKIさんの顔について、着物、ワイン、香水、クレジットカード、キティーちゃんの例を挙げて紹介したあと、YOSHIKIさんがスタジオで”Foever Love”をピアノ演奏。曲の余韻を残しながら、X JAPANの歴史を振り返るコーナーはエンディングを迎えました。 

 

最後のコーナーは老舗和菓子屋”とらや”(御三家和菓子)」と、これも大きなテーマでした。最初はいつもの軽い調子でスタートした番組も、スペシャルらしく凝った構成に引き込まれいるうちに、2時間があっと言う間に過ぎ去りました。

2017年5月 5日 (金)

モヤモヤさまぁーず2 『ありがとう10周年”歴代メンバー全員集合“3時間半SP』 を観る

「モヤモヤさまぁーず2」が2007年4月に放送を開始してから10周年を迎えた記念番組が4月30日(日)に3時間半にわたって放送されました。この番組は深夜番組としてスタートしましたが、2010年にゴールデン時間帯に移り、現在はテレビ東京を代表する番組として不動の地位を築いています。

 

特番には常連の「さまぁーず」に加えて歴代のアシスタントたちが出演しました。初代の大江麻理子キャスター(報道局)、二代目の狩野恵理アナウンサー(編成局)、そして三代目で現役の福田典子アナウンサー(編成局)、個性が異なる3人です。

 

特番で訪れる場所も3か所が選ばれました。まずは、「モヤモヤさまぁーず2」の初回ロケ地であった北新宿を現役の3人が再訪。次いで大江麻理子キャスターが参加して長野県上田市、そして全員が参加した長野県松本市へ舞台が移りました。

 

私が注目したのは、もちろん大江麻理子さんです。現在は経済報道番組のWBSのメインキャスターを務めているため、最近は硬いイメージが強くなりましたが、4年ぶりのバラエティ番組にも自然に溶け込んでいました。狩野キャスターは不器用ながら相変わらず一生懸命で、その元気なキャラクターをいかんなく発揮していました。

 

上田市と松本市は何度も訪れていますので、上田城松本城など、「さまーず」が立ち寄る先の興味よりも、出演者のキャラクターの違いを楽しむことにしました。番組の詳しい内容には触れませんので、見どころをお知りになりたい方はテレビ東京の関連hpYouTubeにアップされた公式配信ビデオの歴代アシスタントからひと言」「モヤさまネット・オリコンッ」「近況報告」「先輩2人に質問」を参照してください。

 

最期の松本市では、サッカーJ2松本山雅(やまが)FCの選手と対戦した狩野恵里キャスターがPK戦および短距離走に挑み狩野パワーを全開。そして、同じく狩野恵里キャスターの牧伸二風の破茶滅茶なピアノの弾き語り「10周年記念ソング」(注、2016年10月に披露した卒業ソングに続く第二弾)と大江麻理子キャスターのコメントで盛り上がり、長いと思われた3時間半があっという間に経過して、エンディングを迎えました。「モヤモヤさまーず2」の番組はもちろんのこと、大江麻理子キャスターのファンである私にとって至福の3時間半特番になりました。

2016年5月 2日 (月)

ベトナムの旅(その35) 「水上人形劇」を鑑賞する(後編)

Le Loi王の還剣伝説」(続き)
 
 
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「四霊獣の龍・鳳凰・麒麟・亀の踊り」(省略)
 
「仙女の踊り」
 
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上演が終わると、水の中に浸(つ)かりながら長い竿(さお)と紐(ひも)で人形を操(あやつ)った演者(人形操者)が6名登場しました。14幕のなかには人形が激しい動きをするときに黒い竿が見えることもありましたが、歌舞伎や人形浄瑠璃(じょうるり)の黒衣(くろご)と同様、存在しないという約束事になっているのでしょう。
 
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これで全員(9名)のようです。
 
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両手を上げて観客の声援に応える演者たち
 
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操(あやつ)り人形たちがベトナム語で会話しながら、コミカルに動き回っている様に見入っていると、上演時間の約50分間があっという間に過ぎ去りました。
 
午後7時半過ぎに「水上人形劇場」を出て夕食会場へ向かいました。この日の夕食会場は「ベトナム風フランス料理」のレストランLa Vertical(ラ・ヴェルティカル、垂直を意味するフランス語)です。ハノイ市街南部(ホテルニッコーの近く)にありました。1階は右側が客室で、左側がショップと厨房になっていますが、2階にも客室があるようです。ちなみに、フランス人がシェフを務めるこのレストランはトリップアドバイザーでハノイのレストラン1405軒の中で396位にランクされています。
 
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一階の客室に案内されました。インテリアに合わせてテーブルセッティングもシックな色調です。
 
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ディナーのメニュー(フランス語と英語で併記)
   
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まず配膳されたのはメニューに記載されないアミューズ(先付け)は「野菜スープ」
   
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ついで、前菜は”French terrine with pepper & mix salad”(フレンチテリーヌ 胡椒とミックスサラダそえ)
 
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スープは”Mushroom soup with spices”(スパイス入りキノコスープ)でした。ちなみに、この日のドリンクには久しぶりに白ワインを選びました。
 
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三角形をした柔らかいフランスパン
 
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魚は”Rice Perch Fish in papillotte, 5 flavor sauce”(カワメバルの包み焼き 5種香味ソースかけ)
 
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肉は”Grilled chicken with Xeres sauce, William potato”(焼き鳥のシェリー酢風味ソースかけ ウイリアムポテトそえ) 注、Xeres(グゼール)はシェリー酢のこと
 
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デザートは”Profiterole with honey ice cream & hot chocolate sauce”(アイスシューのホットチョコレートかけ)
 
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連日、ベトナム料理三昧(ざんまい)の私には、しゃれた雰囲気のレストランでフランス料理を食べることが良い気分転換になりました。一方、同行者は料理の上品な味はもちろん、料理を盛る器やサーブの仕方が気に入ったそうです。

 

この日、ニンビン省まで往復したバスに再乗車して、午後9時半ころにDAEWOO(デウー)ホテルに到着。前日に続いての連泊です。
 
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(続く)

2016年5月 1日 (日)

ベトナムの旅(その34) 「水上人形劇」を鑑賞する(中編)

「農村の生活風景」(続き)
 
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「蛙(かえる)釣り」
 
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「家鴨(あひる)を襲(おそ)った狐(きつね)を追放」では、まずアヒルが登場しました。
 
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ついで、木の上でアヒルを狙(ねら)うキツネも登場
 
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キツネをめぐって大騒ぎ
 
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「魚釣りと漁獲」
 
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「フォーク(民族音楽)演奏: 神様を歓迎する信仰的な演奏(チャゥヴァン)」
 
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「鳳凰(ほうおう)の踊り」
 
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Le Loi王の還剣伝説」も上演されました。15世紀初頭に興(おこ)った黎朝(レチョウ)の初代皇帝黎利(レ・ロイ)にまつわるホアン・キエム(還剣)湖の伝説です。
 
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(続く)

2015年9月14日 (月)

カセットテープ音源のデジタル化

Dscf5464引き出しの奥から懐かしいカセットテープが3本出てきました。古いものは40年以上、新しいものでも20年近くが経過している骨董品です。わが家ではビデオテープやアナログレコード(EP盤)のデジタル化は完了しているはずでしたが・・・。ちなみに、アナログレコードのLP盤は現在もレコードプレーヤーで再生して聞いて楽しんでいますからデジタル化は無用です。

 

アナログ音源のデジタル化はパソコンを使えば容易に行うことができます。音声入力端子を使えばWindows OSに標準装備されている(アクセサリーファイルに入っている)サウンドレコーダー・ソフトを使えば簡単にできるのです。ただし、簡単なソフトであるため音量の調整は目分量(手さぐり)で行う必要があり、しかも録音後の編集もできませんから、かなり苦労したことを覚えています。ちなみに、パソコンによってはマイクとラインの切り替え設定をする必要がある場合があります。

Dscf5466大量にアナログ/デジタル変換作業をした経験がありますから、3巻のカセットテープくらいは「お茶の子さいさい」です。さっそく、同居者のラジカセ(25年ほど前にアメリカで購入したソニー製)を借りてカセットテープの録音状態を確認しようとしましたが、カセットテープを入れて"PLAY"(再生)ボタンを押しても反応がないのです。テープを入れ替えてもリールが回転しません。カセットテープレコーダー部の駆動系がいつの間にか故障していたようです。ラジカセが駄目ならソニー製カセット・ウオークマン(お気に入りのカセットケースサイズ)とアイワ製小型カセットレテープレコーダーがあるはずでしたが・・。

 

ここでやっと思い出しました。ラジカセがあれば必要ないと判断して、他の電子機器(CDウォークマン、ポータブルMDプレーヤー、古い携帯電話など)と一緒にかなり前に廃却していたのです。

Dscf5468後悔しても始まりませんから対応策を考えることに。今さら普通のカセットテープレコーダーを購入するのも気が進みませんから、USB端子付き(アナログ/デジタル変換機能付き)のカセットテープレコーダーを購入することにしました。価格が一番安いものは3,000円以下ですが、長年愛用している太陽電池付きテスター(PS-8)と同じサンワ製の「カセットテープ MP3変換プレーヤー 400-MEDI002」(3,480円)をAmazonで購入しました。

 

Amazonから送られてきたのは例によって大きなダンボール箱ですが、その中から出てきたのは手のひらに載せることことができる小さなボール紙の箱でした。その中には、本体・USBコード・ソフトウェアが入った小さなディスク、そして簡単な説明書が入っています。まず、説明書に一通り目を通したあと、パソコンに専用ソフトをインストールして必要な設定を行い、本体とパソコンをUSBコード(Type A/Mini-Bコネクター)で接続すれば準備完了です。あとは、カセットテープをセットして本体のプレーボタンを押し、パソコン上の操作画面にある録音ボタンをクリックすれば、カセットテープの再生とアナログ音のデジタル化が始まります。

Dscf5473もう少し詳しく説明します。本体にはオートリバース機能がありますから、カセットテープを裏返す必要がないのは便利です。また、パソコン画面上で事前に行う設定は、言語の選択、録音ファイル形式(mp3/WMA/WAV)の選択、無音レベルの調整、ファイルの記録先(ファイル)の指定、ファイル番号とトラック番号などです。私はWindows PCで使いやすいWAV形式および記録先としてiTunes Mediaを選びました。音量調整を手探りで行わなければならないサウンドレコーダー・ソフトに比べると、本ソフトはカセットテープを再生して、波形の振幅と左右のバランスを確認しながら行えますのでとても便利です。
 
Dscf5477唯一、戸惑ったことは録音/停止/消音/一時休止のボタンを押したあと、どのボタンが押されているかが表示されない(色の変化などがない)ことです。しかし、不親切だと思いながら操作していて気づきました。カーソルを各ボタンの上に移動する、と押した牡丹だけは変化がありませんが、他のボタンは緑色の縁取りが現れた、操作可能であることを示してくれるのです。私は押した牡丹をカラー表示するべきだと思うのですが・・。
 

 

さらに重箱の隅を突くようなコメントをもう一つ。入力がない(無音)時にモーターが発する雑音と思われる周期的なクリック音が出ることも気になりました。しかし、カセットテープのヒスノイズ(磁気テープに固有な雑音)より低レベルですから、実害はないと思います。もう1点、専用ソフトウェアには編集機能は含まれていませんので、他のフリー・ソフトウェアで編集を行いました。

 

Dscf5480不要部分のカット(トリミング)、圧縮(データレートの低減、サンプリングレートの変更))、エフェクト(フェードイン/フェードアウト/最適レベルに正規化/ノイズやヒスを削除/ピッチ変更/ボイスチェンジ/クリーンアップ)など、かなり複雑なことができる優(すぐ)れものです。特に、ノイズ削減は効果絶大で、処理の前後を比較すると、その効果は歴然です。また、編集したあとでも、元に戻す機能があってとても便利なのです。  

 

今回はパソコン内にファイルとして保存する目的のため、WAVデータの圧縮はしていませんので60分当り、400~580Mでした。したがって、60分のファイルはそのままCD一枚に収まりますが、90分のファイルは軽く圧縮すれば同様にCDにコピーすることができます。また、スマートフォンなどの端末に入れるにはmp3形式に変換すればよいでしょう。参考として、3つのファイルの冒頭部分を添付します。(注; ココログの制約条件である最大1MBに収めるためサンプリングレートを大幅に低減してデータを圧縮してあります。 
 
<添付音声ファイル> THE ROYAL WEDDING正信偈(しょうしんげ)結婚式
 

 

注)「正信偈」は親鸞聖人が書かれた教えである「教行信証」をコンパクト(840字)にまとめた念仏で、浄土真宗では阿弥陀如来の徳を讃(たた)える七五調の詩(うた)「和賛(わさん)」とともに最も多く唱えられますが、いずれもほんらい厳密に言えばお経ではありません。ちなみに、浄土真宗の重要なお経ば、阿弥陀仏のことを集中的に説いた浄土三部経である「大無量寿経(だいむりょうじゅきょう)」「観無量寿経(かんむりょうじゅきょう)」「阿弥陀経(あみだきょう)」の三つを指すようです。

 

以上の評価結果をまとめると、今回購入した「カセットテープ MP3変換プレーヤー」は安価ですが、期待した通りの実力を備える優(すぐ)れた製品でした。

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